フリーアナウンサー梅田淳との対談

株式会社カミタケモータースが
国際グラフに紹介されました


代表取締役:上武英輝
ゲスト:梅田 淳
(フリーアナウンサー・元関西テレビ)


新車、整備、レンタカーから保険まで快適で豊かなカーライフを応援
梅田 交野市内で多店舗展開をされている(株)カミタケモータースさんを訪ねました。本日は交野駅前店にお邪魔しているのですが、従来の「くるま屋さん」のイメージを覆すようなおしゃれな雰囲気のお店ですね。気軽に立ち寄れそうですが、この設計は社長自ら手がけられたのですか。
上武 新進の設計士さんの協力を得ながら私の意向を随所に取り入れましたが、喫茶店と間違えてお入りになる方もいらっしゃるのですよ。駅前と自動車はある意味ミスマッチでしょうが、それも面白いのではと敢て当地を選んだ次第で、ちなみにこちらではレンタカーをメインに扱っています。
梅田 平成17年5月にお父様の後を継がれたそうですが、社長になってのご感想は。
上武 責任の重さは重々感じているものの、正直申しますと仕事を通して未来へ挑んでいくことに対する「わくわく感」の方が責任感よりも大きいですね。
梅田 すばらしいい意気込みです。(株)カミタケモータースを率いる代表として、しっかりとした見通しはついていると。
上武 地域に根ざしながら、生活の一部として欠かせない車に関するあらゆるサービスを網羅し提供することが当社の統括的な役割ですが、それは先代がきっちりと果たして来ました。私の課題は先代が築いた土台をどれだけ強化すると共に伸ばしていくかだと思っています。
梅田 明確なビジョンをお持ちで先代も頼もしい限りだと思いますが、やはり車には小さい頃から興味があったのですか。
上武 実はそうでもないのですよ(笑)。ただし物心がついた時から車が身近にありましたし、町の整備工場としてカミタケモータースを設立した頃から父が社員さんと車について議論しながら仕事する姿を見て育ちましたので、「いつかはこの議論の輪に入るのだ」と自分の将来像をはっきり描いていたことは事実です。
梅田 実際にお父様から受け継ぐべきこと、逆にご自身のカラーを前面に出して取り組むべきことは何だとお考えですか。
上武 言葉で表現するのは難しいのですが、父は人を育てるのが上手でしたし、社員の自主性を何よりも尊重していました。当社の社員が個性を発揮しながらのびのび働ける環境は父が整備したということは誰も異存はないでしょうから、引き継ぐべきはこの点だと重います。その中で私らしさを出していければと考えているのですが、父に比べると異端児的なところがあり、業界でもそういうイメージで捉えられているようです。
梅田 お父様は今も現役を貫かれているのですか。
上武 第一線からは退きはしたものの、現在も経理に目を通すなどいくつかの仕事をこなしています。父の目には仕事に対する私のテンポが早すぎると映るようで、「傍で見るのは怖い」「もっとゆっくり」と論されることもしばしばです。

伸びる資質を備えた会社
梅田 自動車業界も輸入車のバリエーションが増えたり、中古車市場が拡縮したり、新車購入の仕方が多様になるなど時代と共に変遷してきたと思います。サービスを提供する側も時代の波に乗り遅れない対策を講じなければならないでしょうが、そういうことに関する知識や情報はどのようにして身に付けてこられたのですか。
上武 自動車業界には様々な団体があり、メーカーや信販会社、任意の組織主体の研修会が数多く開催されています。その中から興味のあるものを選んで機会あるごとにできるだけ参加するようにしています。また、インターネットで各地の自動車販売店などのホームページをチェックし、面白そうな企画やイベントが目に留まれば直接電話して見学させてもらったりもします。
梅田 努力家でいらっしゃいますね、好きなことには執着するタイプと見ました。
上武 経営者の第一の使命は会社の舵取りであり、方向性を判断して設備投資を行い、順調な経営を進めていかなければなりません。それだけに正しい判断をする基盤となる情報や素材集めには気を遣わなければならないと肝に銘じています。
梅田 では、(株)カミタケモータースさんが目指す方向を具体的にお示しください。
上武 レクサスやスバルのような嗜好性が強い車は夢があっていいのですが、経済性や利便性など生活者としての目で見ると魅力に欠けます。一家に複数台の車が当たり前のこの地域では生活の視点から見た車と、そのサービスを提供することが何よりも大切ですから、当社ではカテゴリーをその点に絞って軽自動車を中心にした事業展開をしていこう、それに付随する保険やカー用品などのサービスを充実させよう、そして一時の流行やブームに惑わされることなく、この方向性を貫いていこうとおもっています。ですから扱うのは新車の場合ダイハツやスズキの車がほとんどです。
梅田 軽自動車も最近は個性的なものが多く出回っているようですね。
上武 おっしゃる通りで進化は著しいです。軽にも面白い車がたくさんあって、エレガントな車やチャーミングな車、シンプルな車と様々で、それにカラーバリエーションやシチュエーションも豊富ですから品揃えするだけでも楽しいです。花に例えると胡蝶蘭のような豪華なものではなく、小さくて可愛い花を色々と提供したいと考えており、メーカー側も車に様々なコンセプトを乗せてきますので、その魅力を最大限に生かしながら細分化するお客様のご要望に応えていくつもりです。
梅田 社長は私とちょうど10歳違いの34歳だと伺いました。自分自身に最も可能性を感じる年代だと思うのですが、ブレイクする時をいつだと定めておられますか。
上武 バイテリティーがある時期は限られているでしょう。経営者として伸びていけるのは5年ぐらいでしょうか。それまでは陣頭指揮を執って新しい事業を展開していきますが、その後はサポートに回り若いスタッフが新しい感性で新しいことにチャレンジできる環境を整えていきたいですね。
梅田 それには若い人材を教育することが不可欠だと思いますが、ご自分より下の世代をどうご覧になりますか。 
上武 ドラステックな物言いなどから戸惑うことも多々ありますが、同時に自分を表現する場を求めているようにも感じます。それぞれの熱い思いは折に触れて私にも伝わってくるので、それを上手に引き出して上げなければならないですよね。

明確なビジョンで更なる飛躍を
梅田 個性を引き出すための具体的なアイデアはお持ちですか。
上武 社内に若い人だけでチームをつくり、メカニカルやサービスといったテーマを決め、それに向かっての取り組みを討議したり実践したりする場を与えていますが、それぞれ熱心に意見交換して1つの目標に力を合わせながら進み、その結果を世に問うていくことの楽しさも味わっているようです。チームをつくったことで店舗間の風通しも良くなりましたし、以前より会社全体のまとまりが強固になったように感じます。
梅田 どんな質問にもご自分の言葉で淀みなく答えて下さる社長ですが、頭の中に確固たるビジョンが描かれているからこそのリアクションだと思います。お仕事が面白くて仕方がない様子が態度からも言葉からも感じられました。
上武 おっしゃる通り、趣味のゴルフやテニスからもしばらく遠ざかっている状態で、それ以上に今は業績が伸びるのを実感することが何よりの楽しみになっています。「仕事がめちゃくちゃ面白い」と思える環境を有り難く受け止めなければなりませんね。
梅田 伸び盛りの会社の経営者が抱く今後の展望をお願いします。
上武 地域の人々の満足度が大きなビジネスの成功に繋がるはずです。どこのメーカーにも属さない「くるま屋」だからこそできることは何か−お客様と自動車の関係は切っても切れない生活の一部となっています。そんなお客様に一番近いところにいてニーズやウォンツの代弁者であり続ける私どもの役割は非常に大きく、またとてつもなく大きな可能性を秘めていると感じています。
梅田 社長の力強い言葉に「くるま屋」としての限りない可能性を感じ取ることができました。今後の事業展開にきたいしています。