新型ノートの内装は?コンパクトカーを超えるデザインのノートのインテリアを徹底解剖

新型ノートの内装

2020年11月に発表された新型ノートは、コンパクトカーのクラスを超えた上質な走りが楽しめるモデルとして注目されています。

プラットフォームやパワートレインが新設計になるなど、先代モデルと大きな変化を遂げている車です。

では新型ノートの内装はどのようなものでしょうか?2020年12月23日から発売されている3代目ノートのインテリアを詳しくご紹介します。

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目次

新型ノートの魅力は?

新型ノート

新型ノートの魅力を見ていきましょう。大きな変更点として、新しいe-POWERが搭載されており、全てのグレードでハイブリッドのみとなっています。先代モデルではガソリンエンジンやスーパーチャージャーが搭載されているモデルもありましたが、新型ノートはハイブリッドのみの展開です。しかし様々な部分が刷新されており、優れた乗り心地を実現している車です。

新しいe-POWER

新型ノート 

画像引用元:日産

第2世代のe-POWERが搭載されており、走りが大きく変更されています。モーターや制御機能が改良されていて、駆動用のモーターは最高出力116PS、最大トルクも28.6kgf-mと先代以上の力強さを見せてくれます。

先代モデルでもアクセルだけで加減速をコントロールするワンペダル操作ができましたが、減速力の違和感などにより酔いやすいという方もおられました。

新型ノートではアクセルを急に戻したときでも、滑らかに減速するように制御されており、乗り心地が大きく改善されています。クリープ走行が全てのシフトポジションにできるようになった点も、先代からの変更点です。

発電を行うガソリンエンジンは従来と同じで1.2L直列3気筒エンジンが搭載されています。エンジンが作動しているときはエンジン音がどうしても発生しますが、新型ノートでは路面状況に応じて発電制御を行います。

ロードノイズが大きい路面状況ではエンジンを積極的に作動させバッテリーに充電。大きくなるロードノイズでエンジン音をカバーします。なめらかな路面のときにエンジンを作動させないことでノイズの発生を抑えるのです。

優れた乗り心地

新型ノート

画像引用元:日産

直進安定性やコーナリング性能も優れているのは、新型ノートの魅力です。

剛性が高められたプラットフォームが使用されていることから、カーブでロールやピッチングが大き目であるものの、ハンドルの操舵感や凹凸を超える時の衝撃吸収なら、先代モデルをはるかに超える乗り心地を堪能できます。

ボディ剛性が30%高められたことで車体の動きに落ち着きがあるだけでなく、ロードノイズが抑えられており、遮音性も高められているのでドライブ中も快適に過ごせます。

日産のコンパクトカー・ノートの概要

日産のノートの概要を見ていきましょう。日産のノートはハッチバックのコンパクトカーです。マーチなどに採用されるBプラットフォームをベースに開発されたモデル。発売されたときは1.5Lエンジンのみが設定されており、他のモデルよりも安価に購入できることが魅力となっていました。

2005年~初代

2004年に発表され、2005年から発売がスタートします。日産の新しいコンパクトカーの代表的モデルとなりました。エクステリアは大型のヘッドランプ、特徴のあるリアランプが採用され、スタイリッシュなデザインです。

複数のグレードが設定され、オーテックジャパンの特別仕様車ライダーも設定され、メッキパーツなどでスポーティな仕様とされました。

コンパクトカーでありながらも、前席と後席ともに開放感のある車内になっています。また使い勝手がよい収納スペースもありました。

2012年~2代目

2012年9月にフルモデルチェンジをして、2代目になりました。キープコンセプトでモデルチェンジをしましたが、エンジンが1.2Lのダウサイジングされてスーパーチャージャーが組み合わされるパワーユニットとなります。

低回転からエンジンレスポンスがよく、軽快に走行できるモデルとなりました。先代のデザインを継承しながらも、大型のヘッドライトやスポーティなフロントデザインになっています。

先進技術も多数搭載されたモデルで、コンパクトカーとして初めて車両全体を見下ろした映像になる「アラウンドビューモニター」などが搭載されていました。

新型ノートのインテリアの特徴

新型ノートには、先進性の高さを感じさせるインテリアが採用されています。e-POWERが搭載されているモデルということもあり、コンパクトカーを超えた内装です。

先代より大幅に向上した質感

新型ノート 運転席

新型ノートのインテリアは先代モデルよりも上質になっているものです。注目したいのは日産の電気自動車であるアリア譲りのメーターディスプレイとセンターディスプレイが統合された「先進一体型バイザーレスディスプレイ」が採用されていることです。

装備されるシートも乗り心地がよいもので、乗員をほどよくサポートしてくれます。シートリフターはシート全体が動くようになっているので、好みのシート位置に調整しやすいのも魅力です。

新型ノート シフト

ブリッジセンターコンソールには小型の電制シフトレバーがあります。前後の操作のみでシフト操作ができるだけでなく、大型の収納スペースやアームレストも装備されるので、快適にドライブできます。

9インチの大型ディスプレイ

新型ノート ナビ

7インチのメーターは標準装備されます。またオプションで装備される9インチの大型ディスプレイは、メーターとつながったデザインになっているので、見た目の美しさがあるだけでなく機能性も高いものです。「アドバンスドドライブアシストディスプレイ」と「Nissan Connectナビゲーションシステム」が一体化されています。

Apple CarPlayやAndroid Autoに対応しているので、ドライブ中もスマホと接続して快適に過ごせます。

日産の安全装備を搭載

ノート プロパイロット

画像引用元:日産

日産の運転支援システムの「プロパイロット」も搭載でき、コンパクトカーとしては初めてとなるナビゲーションシステムとの連携機能もあります。ナビと連携させることで、制限速度の変化やカーブにあわせて減速を支援してくれる機能です。

電動パーキングブレーキやブレーキオートホールド機能に加えて、高速道路での渋滞追従機能も搭載されています。停止してから30秒まで追従再開機能が延長されています。使い勝手が向上しているので、渋滞時のドライバーの負担を軽減。

事故発生時には消防や警察に通報してくれる「SOSコール」やアダプティブLEDヘッドライトなどもオプション設定されています。

ノート SOSコール

画像引用元:日産

オートパイロットなどはすべて最上級グレードの「X」にのみ設定されており、さらにオプションです。注目の安全装備ですが、標準搭載されているわけではありませんので注意が必要です。

新型ノートのシートは?

新型ノートに装着されるシートは、計3種類あります。

  • 「トリコット」
  • 「グラデーショントリコット」
  • 「本革」

上記の3つです。

オプションで設定される本革シートはキルティング処理が施されているものです。また本革シート車とAUTECHにはセンターアームレストがあるだけでなく、6:4分割の後席リクライニング機構も装備されます。

AUTECHには専用のデザインのものが装備されます。シート地にはレザレットが用意されており、柔らかな手触りで座り心地がよいです。

シートやハンドルにブルーが配置されているので、よいアクセントにもなっています。

新型ノートの収納スペース

新型ノート 荷室

画像引用元:日産

新型ノートの荷室は、クラス標準レベルといえるでしょう。日常生活の買い物で使いやすいように、開口幅が広くなっているので、荷物の積み下ろしもしやすいです。リアシートは6:4分割できるので、長尺物の荷物に合わせてストレスなく倒せます。

荷物が積みやすい形状になっているので、標準的なスーツケースなら4つ収納できるほどです。注意したいのは、リアシートを倒したときに後席とラゲッジスペースに段差が発生することです。2代目モデルとの違いがあるので注意しておきましょう。

室内にも便利な収納スペースがあります。例えば、センターコンソールボックスに小物を収納するスペースが確保されていますし、センターコンソールロアボックスにはボックスティッシュを収納できるスペースがあります。

新型フィットとの内装比較

新型フィットとの内装の比較をしてみましょう。

運転席からの視界で比較するならば、新型フィットの方が優れています。ピラーが細くなっており、大きい三角窓があるので、死角が少なくなっています。またフィットはダッシュボードもフラットなデザインなので、視界が広く感じるでしょう。

新型フィット 視界

画像引用元:ホンダ

一方で新型ノートの魅力は、先進的で質感が高いことです。オプションで設定されるメーターとディスプレイが連結される統合型インターフェースディスプレイは、液晶パネルに囲まれるデザインで上質さを感じさせてくれます。

新型フィット 内装

画像引用元:ホンダ

リアシートのスペースでは、フィットに余裕が見られます。大人が乗車したときもスペースが広くなっています。ノートも十分なスペースがあるといえますが、単純に比較するとフィットの方が足元スペースが広いです。

荷室の広さを比較すると、フィットの広さが際立ちます。ノートも広い荷室となっていますが、後席と荷室の間の段差が気になります。荷室そのものは十分なスペースがあるといえるでしょう。

ヤリスとの内装比較

ヤリスとの内装の比較をしていくと、ヤリスはコンパクトカーの標準的質感となっています。ドライバーが見やすいように丸形液晶にメーターが装備されます。また中央のカラー液晶の反射を防ぐバイザーが装備されているデザインです。

ヤリス インパネ

画像引用元:トヨタ

質感に問題はありませんが、先進的なイメージを感じさせる新型ノートの装備が優れていると感じさせるでしょう。

シートも一般的な座り心地ですが、背もたれのホールド性が高いことがヤリスの特徴です。全体的にスポーティな雰囲気を感じさせるデザインです。

ヤリス 後部座席

画像引用元:トヨタ

リアシートのスペースはノートに劣ります。大人が座っても空間がありますが、新型ノートほどのスペースがありません。4人乗車の機会が多いなら、チェックしておきたいポイントです。

荷室に関しては、ヤリスは荷室長が短めです。また高さがある荷物を載せるのであれば、新型ノートの方が載せやすいでしょう。

まとめ

新型ノートの内装をご紹介してきました。先代モデルと比較して、e-POWER専用モデルということもあり、先進性の高さを感じさせ、また上質な内装になっています。プロパイロットが搭載できるのは上級グレートのみであることは注意点ですが、クラスを超えた上質な内装が楽しめます。運転支援システムを重視する方には、上質な内装を含めておすすめできるモデルです。

新型ノートについてはこちらの記事もご覧ください。

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