中古車に保証は必要？購入前にチェックしておきたい保証の種類の違い

中古車は車体価格が安いものが多く、お買い得な車を見つけることも可能です。

年式や走行距離を主に確認する人が多いですが、どのような保証があるのかにも注意しておきたいものです。

中古車なら前オーナーがどのような運転をしていたかによってコンディションが異なり、場合によっては故障することもあるからです。

トラブルが発生してから、どのようにすればよいのか焦らないためにも購入前に販売している店舗に確認しておくべきでしょう。

中古車の保証の種類は３つ

保証の種類は3つあります。

• メーカー保証
• 販売店の保証
• 検索サイトの保証

どこで購入するのかによって、複数の保証から選択できる場合や保証を組み合されることもあるので確認しましょう。

メーカー保証

メーカー保証とは、自動車メーカーが提供している保証で、新車についている保証のこと。メーカー保証は車のオーナーが変わっても保証内容を引き継げるので、充実した保証で安心できるのがメリットです。

しかしいくつかの条件があります。

これらの条件を満たしている必要があります。一般的には年式が新しい車に限定されている保証です。例えば、購入時に有償で保証を延長しているなら、最長で三菱の10年まで延長できる保証。

注意点として、新車として購入するなら問題ないですが、未使用車をはじめとする中古車の場合には保証継承が必要です。自動車メーカーは新車登録時に、購入者に対して保証書が発行されます。

中古車を購入した場合は、保証書に書かれている名前を新所有者に変更してもらう必要があります。これが保証継承です。ディーラーで12カ月点検相当の点検をしてもらってから、保証書に書かれている名前を変更してもらいましょう。

比較的新しい中古車を購入するのであれば、保証がどう扱われているかを確認しておくと安心ですね。

販売店の保証

販売店が提供している保証は、お店によって異なります。例えば、ディーラーで中古車を購入したのであれば、ディーラーの手厚い保証を受けることが可能です。

消耗品以外の部品を無償で修理や交換できるものが多く、追加費用を支払うと延長もできます。

中古車販売店でも保証を用意しているお店があり、保証内容に違いがあります。ディーラーのように手厚い保証が特徴となっている販売店もあるので、充実した保証があるお店を選らんでおくと安心です。

たとえば、弊社カミタケモータースでは、自社保証という形でメーカー保証と同等のものを用意しております。

さらに、5年、7年、さらに10年と選べる有償の延長保証で、高額になりがちな修理代も保証してくれるサービスです。

検索サイトの保証

その他に、検索サイトの保証があります。購入後の不安も解決してくれる保証サービスなので、さまざまな状態の中古車でも分かりやすい価格と安心の保証でサポートしてくれます。

カーセンサーの保証

国産車の場合は半年から3年、輸入車の場合には半年から2年のプランを選択できます。長期保証となっており、走行距離は無制限です。安心して長く乗ることが可能なプランです。

カーセンサーの保証は保証範囲が広くなっており、エンジンやミッションだけでなく、ハイブリッドシステムなど電装装備品まで計350項目にも広がっています。

料金は予算や排気量、さらに走行距離に合わせて算出されます。万が一の修理費用を考えるとお得に保証を受けられるのが特徴です。

加入条件も幅広くなっており、以下の条件です。

修理は専用のコールセンターから案内された全国各地で受けられること、さらにロードサービスがついているのも特徴です。

※費用は購入する車両によっても異なりますので、販売店にお問い合わせください。

グーの保証

グー保証は1年から3年の期間中の電装部品をまるごと保証してくれるのが特徴。保証内容が制限されずに、手厚い保証が続きます。

全国5,000工場のネットワークと保証範囲の330項目以上という幅広い項目と、安心のサポートがあります。

いつでも専任のオペレーターが対応してくれるので、修理の案内から作業の着手まで素早いのも魅力です。

料金は車の状態によって変わりますので、以下の条件を満たした車で申し込みをして確認します。

グー鑑定付きの中古車を購入してから、申し込みをすれば保証書が発行されます。万が一の故障の際でもコールセンターに電話するだけで、入庫から保証審査、修理の開始とスムーズに手配してくれる保証です。

※費用は購入する車両によっても異なりますので、販売店にお問い合わせください。

中古車に保証は必要？

中古車に保証がついているのか確認すべき理由として、中古車の故障トラブルが多いということがあります。

保証がなくても安い車がよいと思っていてもいざ購入した後に、

「走っていると異音が発生するようになった」
「エンジンの調子がよくない」

などの症状に見舞われると、本当に整備をしたのかと販売店にクレームを言いたくなるものです。

しかし車は機械製品である以上、故障のリスクはゼロとはいえません。

中古車購入時に保証がついているなら、万が一故障してしまった場合でも修理費用で悩むこともないでしょう。

保証なしは低品質の車両の可能性がある

中古車の中には、保証なしで販売している車もあります。これらの車は現状渡しとなっており、車の状態はそのままで販売されます。

どのようなメンテナンスをしてきたかによって状態が大きく異なりますが、車の基本的な機能に支障をきたすなら販売店に説明義務があるので確認しましょう。

保証なしの車は仕入れをしてからメンテナンスをしていないので、安く購入できたとしても低品質で故障のリスクが高い可能性があるのです。

中古車であっても未使用車であるなら、ほとんど新車に近い状態なのでトラブルは少ないです。登録済（届出済）未使用車とは、初度登録済みでも一般の走行に供されていない車のこと。中古車に分類されますが、車両状態は新品に近いため大きなトラブルは少ないです。

中古車を選択するときには、新車と比較してパーツが摩耗している可能性があり、修理が必要になることがあります。故障や不具合を放置していると、重大な事故につながる可能性もあります。

修理をするときでも、部品によっては高額な費用になることもあるので、保証がつけられるほど車のコンディションに自信がある販売店で購入することがおすすめです。

中古車保証はどこまでカバーできる？

中古車を購入すると、気になるのは保証期間がどのくらいの長さなのかということです。中古車販売店が提供している保証によってさまざまありますが、半年から5年以上ある場合もあります。

新車に付帯している一般保証や特別保証は、保証の継承手続きをすれば中古車でも適用されるものです。そのため、購入を検討している車両が条件に含まれているのか販売店に確認しておくと、どこまでカバーしているか把握できます。

保険と保証の違い

保証と同じような言葉で、少し似ているのは保険です。簡単にいうならば、故障をカバーしてくれるのは保証で、損傷の場合にカバーしてくれるのが保険です。

たとえば、日常生活の使用中に部品や装備品が故障してしまうと、保証の対象となります。一方で交通事故などのような原因で損傷が発生すると、自動車保険でカバーします。

交通事故の際に、対人や対物といった損害を発生させてしまったものを補償してくれるのが保険です。

車両保険に加入しているなら、自分の車の損害も補償してくれるのが車両保険。

どちらも壊れたときに修理してくれることには変わりませんが、内容が異なるので何がカバーしてくれるのか確認しておきましょう。

保険の場合には、どのような保険商品を購入しているかによっても補償内容が異なります。たとえば、自損事故を起こした場合には、車両保険に入っていなければ、修理費用がカバーされません。またカバーされる上限金額も異なります。

保証では部品や装備品に不具合や故障が発生すると交換したり修理してもらうことが可能です。しかし傷やへこみなどは対象外となります。自分で傷をつけてしまったものに関しては、保証の範囲ではありません。

中古車を購入するときには、どのような保証が用意されているかだけでなく、自分で加入する保険の内容も確認しておくとよいでしょう。

中古車保証でチェックすべき内容

無用なトラブルを防ぐためにも中古車保証は必要ですが、保証さえ付いていればなんでも良いというわけではありません。適用範囲が狭かったり、期間が短すぎたりして、いざというときに役に立たないなんてことのないように、購入前に保証内容をしっかりと確認しておくことが重要です。

保証内容はお店によって異なりますが、以下の4点は必ずチェックしておきましょう。

• 保証期間
• 走行距離の制限
• 保証対象箇所
• 修理費用の上限

保証期間を確認する

まずは保証期間について確認します。購入時からどのくらいの期間が保証期間になっているのか見ておき、不具合が発生する可能性がないか見ておきます。
保証期間が短かすぎると不具合がわかる前に保証期間が過ぎてしまうリスクが高いので、最低でも6ヵ月は欲しいところです。販売店によっては費用を支払うことで、追加の保証を受けられることもあります。

走行距離の制限がないか確認する

販売店によっては走行距離で制限がある場合もあります。
きちんと確認しておかないと、保証期間内だからと安心していたのに、走行距離の上限を超えてしまったせいで保証を受けられないという可能性もあるので注意しましょう。

保証対象の範囲を確認する

保証対象箇所や修理費用の上限も見ておきたいものです。ブレーキやエンジン周りなど修理に費用が必要な部分は保証範囲に含まれているべきです。
そのほかに電装装備も年数が経過すると故障しがちですが、電装品や消耗品は適用範囲に含まれないのが一般的です。特に消耗品の保証範囲は差が出やすいポイントなので、どの部分が保証範囲でどの部分が対象外になっているのか、しっかりと見ておきましょう。

修理費用の上限について確認する

また距離を走っている車なら、足周りやエアコンなど修理費用が高額になりがちです。
修理費用に上限や免責はあるのか、2回目以降の保証はどうなっているのか、といった点をチェックしておくと安心です。

中古車の保証期間のおすすめは？

中古車も条件によっては保証がありますが、何も保証が付いていない車もあります。その場合、販売店が保証を付けていることもあります。しかし注意したいのは、1か月や1,000㎞保証のようなものです。

これでは、ほとんど保証がないのと同じほどです。最低でも半年間は保証してもらえると安心して乗れるでしょう。また、中古車でも有償で追加保証を付けられるケースもあります。販売店と相談しながら、無理ない範囲で保証を付けておくなら、中古車でも安心して乗れるでしょう。

2年落ちや3年落ちの車なら、次回車検までの保証があると安心できます。その際に、これまでの整備記録簿があるかをチェックしておくと、なお安心できるでしょう。

もし中古車のコンディションが心配なら、新車とほとんどコンディションが変わらない未使用車がおすすめ！登録済みなので、中古車という扱いですが、新車に限りなく近いので安心して乗れますよ。

悪質な中古車保証に注意

悪質な中古車保証によるトラブルに巻き込まれないように、以下のようなケースには注意してください。

 保証期間が極端に短い
保証期間が1ヶ月など極端に短い場合、不具合がわかる前に保証期間が過ぎてしまうリスクが高くなります。

 保証範囲が具体的でない
大まかな項目が書いてあるだけで具体的な範囲の記載がなかったり、何かあったら面倒をみますといった口約束はトラブルの原因です。トラブルを防ぐためにも、保証範囲は明確にしておく必要があります。

保証に関する説明が曖昧
新車のメーカー保証に比べて、販売店が独自に設定する中古車保証は内容がとても複雑です。それゆえ中には、さも保証が充実しているかのように振る舞いながらも具体的な保証内容には触れず、曖昧な説明でごまかそうとする悪質な業者もいます。保証付きといっても内容は様々ですから、いざ保証を使おうと思ったら聞いていた内容と違って保証が使えないということのないように、しっかりと説明してくれる業者を選びましょう。

カミタケモータースの保証なら安心！

安心して車に乗りたい方におすすめなのが、弊社カミタケモータースの保証！

自社保証（メーカーと同等の一般保証3年、特別保証が5年間）がついているので、手厚い保証となっています。

万が一のときも対象箇所であれば工賃・部品も無料で安心！補償対象部品は保証年数にもよって異なるので、スタッフにご確認ください。

カミタケモータースでは手厚い保証を提供しており、お気に入りの車を長い期間安心してお乗りいただけます。

未使用車であればお得に購入できるだけでなく、距離数を走った車より故障のリスクが少なく運転していただけます。ぜひ豊富な在庫から自分に合った車をお探しください。