コペンセロは貴重な軽2シータースポーツカー!特徴やお得に乗る方法、試乗記も!

コペンセロ

コペンセロとは、ダイハツが発売している軽自動車の2シータースポーツカーです。コペンは初代モデルから、多くの人の支持を集めていたモデルで、現行は2代目にあたります。

2代目になって、複数のデザインが用意されていますが、その中で初代コペンのイメージに近いのがコペンセロです。数少ない軽自動車のオープンカーとして、他のモデルにはない魅力を備えている車。

コペンセロは他のデザインと比較して、最もシンプルなデザインですが、軽快に走行できるのでドライブが楽しいモデルです。

この記事では、コペンの特徴からコペンセロの魅力、お得に乗る方法をご紹介します。また実際に試乗したレポートもあるので、ぜひ最後までご覧ください!

目次

コペンセロとは?

コペンセロ

コペンセロは、2014年から登場している2代目コペンのデザインの1つです。「セロ」の他に、「ローブ」「エクスプレイ」「GR SPORT」というデザインが設定されており、好みのデザインを選択できます。

「セロ」と「ローブ」は着脱構造になっているので、外板の着せ替えが可能となっています。これは、骨格と樹脂外装という構造のおかげです。パーツを入れ替えることで、車の形を変化させられるという、服のコーディネートのようなスタイルになっています。

特にセロは、初代コペンのデザインを継承しているかのようなデザインです。スポーティでありながら、可愛い雰囲気がある車となっています。

コペンの概要

コペンは、2002年に登場した軽自動車のオープンカーで、軽自動車では初めてとなる電動油圧ポンプで開閉するルーフを持っています。

発売前には「軽オープン」から「KOPEN」と名付けられており、その後、コンパクトカー(Compact Car)のCに変わった「Copen」になり、2代目になると「Community of Opencar life」の「COPEN」という名前になっています。

初代コペン

初代コペンが発売されていたときには、電動でハードトップを開閉できるオープンカーはほとんどありませんでした。高級オープンカーに導入されている程度だった電動開閉装置が軽自動車に搭載されていることで注目を集めます。

パワーユニットには、JB-DET型の直列4気筒ターボエンジンが搭載。スーパー5速MT、もしくは電子制御式4速ATが組み合わされて、スポーティに走行できました。

軽自動車では3気筒エンジンが多く採用されていますが、4気筒エンジンは振動の少ないこと、また高回転まで軽快に回ることから評価を集めてました。

チューニングを楽しむユーザーからも、流用できるパーツの多さやスポーツ走行の楽しさから人気のあるモデルとなったのです。初代コペンは10年間発売されていましたが、その間大きな変更点はありませんでした。

2代目コペン

2代目コペンは、2014年から発売されており、初代の生産終了から1年10か月後に発表された後、発売されました。

2代目コペンは、骨格構造になっており、曲げ剛性やねじれ剛性が高くなっており、通常走行時だけでなくルーフオープン時の剛性が高くなっています。骨格構造は、ボディ外板の一部が樹脂製にすることも可能になって理由です。

脱着構造もコペンの特徴です。樹脂化されたボディ外板を販売店で着せ替えることで、別のデザインになります。計4つのデザインから好みのスタイルを選択できるのも特徴です。

コペンのボディタイプは?

コペンは同じ性能でもデザインが4つ用意されており、オリジナリティがあるデザインから選択できるのが大きな特徴となっています。「Cero」「XPLAY」「Robe」「GR SPORT」という4つのスタイルがあります。

それぞれのタイプの違いを見ていきましょう。

Cero(セロ)

コペンセロ

丸型のデザインで、レトロな雰囲気があるCero(セロ)は、初代コペンのようなデザインです。親しみやすく、どことなく可愛いデザインの車です。現行型のコペンが登場してから、1年遅れで販売開始されたモデルですが、いわばコペンらしいデザインとなっています。

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XPLAY(エクスプレイ)

コペン エクスプレイ

画像引用元:ダイハツ

コペンのボディ形状の1つとして、XPLAYがあります。タフでアグレッシブなスタイルとなっているのが特徴です。SUVをイメージさせるような角ばったスタイルで、多面体が多用されたデザインです。これまでのオープンカーにない、新しいデザインとなりました。

Robe(ローブ)

コペン ローブ

画像引用元:ダイハツ

Robeは「ダブルスウィーブシルエット」と呼ばれるフロントフェンダーからボディサイドへの立体的な弧が連続したデザインです。ダックテール形状になった車両の後端は走行安定性に寄与する形状となっています。

GR SPORT

コペン GR SPORT

画像引用元:ダイハツ

ワイド&ロースタイルになっているフロントとリアバンパーだけでなく、LEDヘッドランプ、LEDリアコンビランプ、LEDフォグランプなどが採用されています。空力性能を高めてスポーツ走行を楽しめる形状で、見た目のスポーティーさだけでなく、性能向上も図られているデザインです。

コペンセロの内装

コペンセロ

コペンは軽快な走りが楽しめる軽オープンカーですが、内装も上質になっており、軽のオープンカーにふさわしいものとなっています。

コペンセロのインパネは、自発光式3眼メーターとなっており、確認頻度が高い速度計が中央に大きくあるので、すぐに確認可能です。またヘッドレスト一体型のスポーツシートは、身体をしっかりと保持してくれるもので、内蔵されたシートヒーターが寒冷時のオープン走行を快適にします。

コペンセロ メーター

収納も多くはないとはいえ、ドライブに必要なものは備えられているので、ドライブ中にちょっと置いておきたい小物は収納できるでしょう。

コペンセロ 収納

コペンセロ 荷室

コペンセロ Sになると、レカロのスポーツシートやMOMO製本革巻ステアリングホイールが装備されて、より上質な内装となります。メッキパーキングボタンやメッキインナードアハンドル、メッキエアコンレジスターノブも装備されます。

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コペンセロの外装

コペンセロ

コペンセロ

コペンセロ

コペンセロの外装は、初代のコペンに近いデザインです。かわいいデザインで、落ち着いているスタイルともいえるでしょう。

コペンセロの走行性能

コペンセロが搭載しているのは、軽量な3気筒ターボエンジンです。最高出力は47kW[64PS]で、最大トルクは92N・[9.4㎏・m]となっています。DVVTが採用されたエンジンで低回転からトルク特性が発揮され、力強く加速してくれます。

パワフルに走行できるパワーユニットは、5MTもしくは7速スーパーアクティブシフト付CVTが組み合われるものです。CVTでもスポーツカーらしく走行できるSモードにすれば、マニュアルシフトチェンジのような醍醐味も楽しめますし、シフトダウン時にはブリッピング制御も行います。パドルシフトもあるので、ステアリングホイールから手を放さずに変速可能です。

5MT車の場合には、1・2速のダブルコーンシンクロが採用され、シフトフィーリングのよいケーブル式シフトによってスムーズなシフトチェンジを実現しました。

コペンセロのグレードや価格

コペンセロのグレードは、通常グレードとよりスポーティになったSがあります。それぞれのグレードの価格は以下の通りです。

COPEN Cero

  • 2WD 7速スーパーアクティブシフト付CVT車: 1,943,700円
  • 2WD 5MT車: 1,965,700円

COPEN Cero S

  • 2WD 7速スーパーアクティブシフト付CVT車: 2,147,200円
  • 2WD 5MT車: 2,169,200円

コペンセロの評価や試乗した結果は?

コペンセロの評価や乗ったときの感覚はどのようなものでしょうか?

弊社カミタケモータースのスタッフが実際に試乗してチェックしてきました!

スタッフA(運転手)とスタッフB(助手席)が、走行シーン別に乗り心地を確認してみます。

コペンの所感

スタッフA
マニュアル車の運転が久しぶりだったので、ちょっと緊張気味。MTスポーツカーに乗れるということで、わくわく半分、心配半分で試乗がスタート。
スタッフB
軽自動車のオープンカーは狭く、乗り心地が悪いという印象だったのだが、風を感じながら走行できるのは、自粛生活が続く中で良い屋外アクティビティになるので、楽しみでした。

一般道では?

スタッフA
MT車なので当然シフトチェンジが必要で、街中のストップ&ゴーでは左足が疲れますね。普段はMT車を運転しても商用車なので、クラッチ重さはしっかり感じます。しかしローギアから加速するときの爽快感が良いですね。軽量をうたっているミライースと比べるなら重めの車重を感じさせない走りでした。
スタッフB
助手席に座っていても、クローズの状態では狭い室内だと感じますね。ただサイドのウィンドウが長めなためか、開放感は十分にありました。エアコンも車内が狭い分良く効いており、快適に過ごせました。

中速域から高速域は?

スタッフA
一般道での走行なので、トップギアに入れる機会は多くなかったのですが、安定性が高いと感じました。高速域までのスピードのノリが良く、ストレスなく車を走らせることができましたね。
スタッフB
オープンにすると、走っていると風を感じて楽しい!気持ちいい!風が強いかなと心配していましたが、風が車内に巻き込まないようになっているのか、心地よい風でしたね。パワーウィンドウでガラスを上げておくと、車内での会話もしやすかったです。ちょうど頭上を風が通っている感じでした。

コーナリングは?足回りの感想は?

スタッフA
カーブがきついコーナーでは、2速からの立ち上がりが最高でした!普段MT車に乗り慣れてないので、少しシフトチェンジが忙しいと感じましたが、車好きの方にはコーナーに合わせたシフトチェンジはたまりません。山道での走行もグリップに安心感がある足回りだと思えました。
スタッフB
通常の軽自動車と比較すると、少しの振動はありますね。車酔いしやすいタイプですが、酔うことを忘れさせるほどの開放感でした!

乗り心地はどんな感じ?(シートや振動、音)

スタッフA
乗車位置が低いので、路面の状態がダイレクトに伝わってくる感じがしました。シートやステアリングから伝わってくる路面の情報を受け取って運転する車だと思います。
スタッフB
マフラーから排気音がしっかり聞こえてくるので、車好きにはたまらないと思います。

積載量について

スタッフA
オープンにしていない状態なら容量が確保されているので、2シーターと思えないほどです。オープンにしたいのなら、2人分の手荷物でいっぱいになります。
スタッフB
ドライブを楽しむなら、ほぼオープンにするので、あまり荷物は持っていけないですね。スーツケースはもちろん入りませんし、手持ちカバンが2つ程度入るほどです。助手席の足元に荷物を置いていました。

良かった点

スタッフA
ドライブを楽しむ車としては、デメリットが気にならないほど楽しい車です。シートのホールド感があり、手軽にスポーツ走行を楽しめます。電動でルーフの開閉ができるのも魅力的でした。
スタッフB
開放感が最高の車です。何よりも見た目が可愛く、降りた後も振り返って見惚れるほど。シートの色も赤、黒、ベージュと選べますし、外装色もタイプも様々なので、自分だけの1台を所有したくなりました。個性的なデザインは写真を撮っても「映え」ますよ!

悪かった点

スタッフA
ドライブを楽しむ車なので、メリットと相反する部分ではありますが、2シーターということで、2人しか乗れないことや振動(ドライブレコーダーが何度もイベント録画になるほど)が通常の車よりも多いというはデメリットとなるかもしれませんね。
スタッフB
シートがリクライニングではないので、ゆったりはできませんね。またパワーウィンドウのスイッチが運転席と助手席の間にあるので、ちょっと使いにくいかもしれません。また車酔いしやすいので、ルーフをクローズした状態の長時間はしんどいと感じる可能性があります。

カミタケチャンネル

オープンカーの魅力を動画でリアルにお届けすべく、コペンセロで信貴生駒スカイラインをドライブ!乗り心地や実際に運転してみて感じたこと、装備、ラゲッジスペースの使い勝手などもレビューしています。

コペンセロをお得に乗る方法

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