車のエンジンがかからない!?トラブル時の原因探しのために確認すべきこと

エンジンがかからない

車のエンジンをかけて出発させようとすると、エンジンがかからなくて困ったという方もおられるでしょう。

「エンジンがかからないけれど何をしたらいいかわからない!」
「自分で対処できる方法があるなら知りたい」
「どんな原因でエンジンがかからなくなるの?」

上記のように疑問に思っている方もおられます。

エンジントラブルは突然起こるので、動かそうとしたときにかからないと気が動転してしまうものです。

しかし実は、単純な操作ミスでエンジンがかからないということもあります。

この記事では、エンジンがかからない場合にチェックしてみたい原因と対処方法をご紹介します。

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目次

車のエンジンがかからない理由

エンジン

車のエンジンがかからない主な理由は2つあります。

  • 車の故障
  • 人為的ミス

車が故障していると、修理が必要となるためすぐに解決できる問題ではありません。しかし原因によっては、ホームセンターで部品を交換したり、ロードサービスを呼ぶことで解決できたりします。

車が原因

バッテリー上がり

バッテリーに蓄えられている電気がなくなってしまう、もしくは不足しているとバッテリー上がりとなります。バッテリー上がりになると、他の車からブースターケーブルをつないで電気を供給してもらうか、ジャンプスターターというエンジンを始動させるバッテリーが必要です。

長期間車を放置している場合に、バッテリー上がりとなります。エンジンを始動させる電気が不足していると、エンジンが完全にかからない場合やセルモーターが動いているのに力不足になることもあります。 セルが回るのにエンジンがかからない場合はこれが原因です。

バッテリー上がりに似た症状になる原因として、バッテリーの液量不足やターミナルの腐食もあるでしょう。いずれもバッテリーの性能が低下する原因ですので、バッテリー上がりと似た症状になります。

エンジンをかけたときに「キュルキュル」という音が続くなら、バッテリーの性能が低下している可能性があります。バッテリーの寿命は2年から3年と言われていますので、年数が経過したバッテリーの場合には注意が必要です。

セルモーターの故障

セルモーターとはエンジンを始動させる際に使うモーターです。セルモーターが故障すると、エンジンを始動させたときに「ガガガ」という異音がするなら、セルモーターが故障している可能性があるでしょう。

もしセルモーターが完全に故障している場合には、キーを回してエンジンをかけようとしても無音、もしくは「カチッ」という音が鳴ります。10年、10万kmを超えると、セルモーターが故障する可能性があるため、定期的にチェックしておきましょう。

オルタネーターの故障

オルタネーターとは車に必要な電気を発電している部品です。オルタネーターが故障すると車を動かすのに必要な電気を作れなくなるので、バッテリーに充電しなくなります。結果としてエンジンをかけることもできなくなります。

オルタネーターは走行距離が10万km~で故障すると言われていますが、改良が進んでいることにより、さらに走行距離が延びても使用できるケースが多いです。愛車の走行距離が伸びているなら、定期的に確認しておきたい部品です。

ヒューズ切れ

ヒューズは異常な電流が流れたときに、 電気を遮断して電気系統を守る部品です。ヒューズが切れたということは異常な電流が流れた証拠ですが、ヒューズ自体が古くなって異常が発生することもあります。

車が10年以上経過しているモデルなら、ヒューズ切れもあると覚えておくとよいでしょう。

人為的ミス

車 故障

ハンドルロック

ハンドルロックとは、盗難を防ぐためにキーがない状態でハンドルを動かそうとすると、固定されるものです。ハンドルロックがかかった状態ではキーを回そうとしてもエンジンはかかりません。

まずはハンドルを軽く操作してからエンジンを始動させます。無意識にハンドルロックがかかっている場合もあるので、解除しておきましょう。キーシリンダーの車であれは、ハンドルロックがかかっている状態で無理に回すと、キーが折れてしまう可能性があるので注意しましょう。

シフトレバーの位置

シフトレバーの位置がパーキング以外の所に入っている場合もエンジンがかかりません。AT車は、PレンジやNレンジでないとエンジンが始動できないからです。

駐車した後に、正しい位置にシフトレバーを戻すのを忘れてエンジンを切ってしまう場合があります。シフトをPに戻してからエンジンをかけましょう。

ブレーキを踏んでいない

プッシュスタートでエンジンを始動させるには、多くの場合、誤発進を防ぐためにブレーキペダルを踏む必要があります。マニュアル車はブレーキペダルではなく、クラッチを踏む必要があります。

いずれの場合もしっかり踏み込んでいないと、エンジンがかかりません。エンジン始動時には、奥まで踏んでいるか確認しておきましょう。

ガス欠

初歩的なミスになりますが、ガソリンが入っていないケースがあります。ガス欠になってしまうと、エンジンを始動させる燃料がないので動きません。給油してからエンジンを始動させましょう。

エンジンがかからないときのチェック項目

チェック

エンジンがかからないときにできるチェック項目をご紹介します。

  • 電気の確認
  • セルの音のチェック
  • 音の種類を確認

上記の3つの点を順番に確認しておくと、おおよその原因を予測できます。

自分たちで対処できる方法なのか、それともレッカー車による移動が必要かを判断する目安とできます。

電気が点くか

エンジンがかからない場合には、まず上記の人為的ミスがないことを確認してください。どの原因にも当てはまっていないなら、キーを挿し込んで回してみましょう。

キーをACCの位置に回して、電気が点灯するか確認してみます。メーター内のライトなどが点灯してパワーウィンドウなどが動くのであれば、バッテリーが上がっていることはありません。

もしキーを回してみて、エンジンが始動しそうであれば、バッテリー以外の原因も考えられます。

セルの音の確認

キーを回してセルの音を確認しましょう。もしモーターが回っているのに、力がないような音であれば、バッテリーが弱っている可能性もあるでしょう。

気温が低いエリアでバッテリーの性能が発揮されない場合に考えられます。

音の種類を聞き分ける

セルが回っているのに、エンジンが始動しないなら、バッテリーが弱っていることが原因です。しかしセルの音がおかしい、もしくはセルが完全に回らないなら、他の部品が故障している可能性があります。

キーを回したときに全く無音な状態であれば、燃料ポンプやセルモーターの故障などの原因があります。

小さな「ジー」という音がしているなら、燃料ポンプの音なので異常ではありません。音の種類から故障の原因が予測できたとしても、すぐに自分で修理できるわけではないので、プロに依頼する方がよいでしょう。

エンジンかかからないときの対処法

車 故障

エンジンが全くかからない場合にどのような対処方法を取ることが可能か見ていきましょう。自分では対処するのが難しい故障の場合は、専門業者や整備工場に依頼するべきです。

整備工場

自宅の近辺で車が壊れてしまったのであれば、普段から利用している整備工場があるなら連絡して引き取りを依頼できるでしょう。

ロードサービス

ロードサービスに依頼して、レッカー車を手配してもらいます。クレジットカードにロードサービスが付帯している場合もありますし、任意保険のサービスとしてロードサービスがあるケースもあります。

サービスの対象や内容は、付帯しているものによって異なりますが、利用できるかか確認してみるとよいでしょう。

ガソリンスタンド

付近にガソリンスタンドがあるなら、車を持ち込んでバッテリーや他の部品の確認をしてもらえます。整備工場が一緒になっているガソリンスタンドであれば、その場で作業してもらうこともできるでしょう。

普段からできるメンテナンス

エンジンがかからなくなってしまわないように、日頃からメンテナンスをしておきたいものです。

例えばガソリンスタンドの無料点検などを実施してもらうのも良いでしょう。バッテリーの状態を確認してもらい、劣化が進んでいるのであれば、交換を検討できます。また12か月点検なども定期的に行っておくと、部品の劣化具合を把握できるのでおすすめ。

車が壊れてから修理するだけでなく、普段からメンテナンスや点検を欠かさずに行うようにしておくと、車の故障を未然に防げます。

もちろんメンテナンスをしていても、セルモーターやオルタネーターのように突然故障する部品はあります。

トラブルに備える方法

バッテリー ケーブル

備えもしておくなら、エンジンがかからないという事態でもスムーズに対応できるでしょう。

例えばバッテリー上がりに備えてジャンプスターターなどを携帯しておくのもおすすめです。

ブースターケーブルを持参しておくと、救援車にケーブルをつないで電力を供給してもらえます。

しかし田舎道のように、車通りが多くない地域をドライブするのであれば、自力で解決できる小型バッテリーのジャンプスターターがおすすめです。

また特殊な電池を採用している電子キーなら、予備の電池を持っておくのもおすすめです。キーが電池切れになれば、すぐに交換して対応できるでしょう。

エンジンが不調なら整備工場に相談を

多くの場合にエンジンがかからなくなる前に、異音が発生したり、エンジンがかかりづらくなるなどの前兆があります。突然エンジンがかからなくなるケースもありますが、不調が発生しているならすぐに整備工場に相談してみることがおすすめです。

もし整備工場で点検してもらって原因が判明したなら、どの部品を交換して整備するのか検討できます。年数が経過しているなど、整備に多額の費用がかかるなら、このタイミングで乗り換えを検討するのもよいでしょう。

信頼できる整備工場に持ち込んで、不調の原因や対処方法を相談しておくことをおすすめします。

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