新型日産エクストレイルの特徴は?内外装や魅力を徹底解説

エクストレイル

日産が発売しているエクストレイルはアクティブなSUVとして長年人気がありました。そのエクストレイルが2022年にフルモデルチェンジして登場しました。

今回のフルモデルチェンジにより約9年ぶりにエクストレイルが大きな変化を遂げました。ロングセラーモデルが今回どのような変化をしたのか、エクストレイルを徹底解説します。

目次

日産エクストレイルがフルモデルチェンジして登場

エクストレイル

日産の新型エクストレイルが2022年7月25日に販売開始されました。先代モデルも3列シートがあるSUVとして人気がありましたが、新型エクストレイルの大人数の乗車にも対応できるSUVとなっています。

新型のエクストレイルは4代目モデルになりますが、モデルチェンジしたタイミングでガソリンモデルが廃止されました。第二世代のe-POWERが搭載され、ダウンサイジングされたVCターボで効率よく発電します。

デザインも悪路向けSUVを連想させるデザインが採用され、力強さを感じさせてくれます。市場の反応もフルモデルチェンジして公開されてから2週間で、12,000台を受注するなど新型エクストレイルの注目ぶりが分かるでしょう。

エクストレイルの概要

これまでの遍歴も簡単に見ていきましょう。

初代エクストレイルが発売されたのは2000年です。「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」というコンセプトで発売され、タフギア道具という開発コンセプトもありました。

オフロードでガンガン使える車という位置づけのモデルとなり、ラダーフレームは採用していないもののCMの雰囲気からオフロードでの使用をイメージすることも多いモデルでした。フル防水インテリアなどでアウトドアでの使い勝手を向上させました。

エクストレイル 旧型

画像引用元:日産

2代目モデルは2007年から発売され、キープコンセプトで同じようなデザインです。クリーンディーゼルエンジン搭載モデルも設定されています。

エクストレイル

画像引用元:日産

3代目モデルは2013年から発売されました。ルノーと共同開発したエンジニアリングアーキテクチャ「CMF」を採用し、オフロードをイメージさせるデザインはそのままに、よりオンロードも感じさせるデザインに変化しました。

エクストレイルの外装

エクストレイル

新型エクストレイルは2020年6月15日に北米で世界初公開されていた「ローグ」と同じデザインスタイルになっており、3代目エクストレイルと比較して全高が低くスポーティな雰囲気があります。

フロントから見たときのデザインは、Vモーショングリルを採用していますが、新世代のデザインにより洗練されたスタイルです。タフさを感じさせる重厚さもありますが、同時に上質さもある形状になっており、新しいSUVとなっています。

エクストレイル

特にヘッドランプがポジションランプとメインランプに分かれています。一目見たときに印象に残るデザインです。グリルには組み木からインスパイアされたデザインのパターンが採用されています。

サイドから見たときのデザインは、SUVらしい力強さを感じさせるものです。ホイールアーチ部分は立体感のあるスタイルとなり、未塗装樹脂パーツがあるホイールアーチがアクティブ感を出しています。

エクストレイル

ホイールは切削加工された骨太感のあるデザインになっています。SUVらしさを表現している部分ですね。

エクストレイル

リアまわりを見てみると、リアコンビネーションランプは無垢のインナーレンズにグラデーション加工されたものです。点灯すると立体感のある光が高級感を与えます。

エクストレイル
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エクストレイルの内装

エクストレイル

エクストレイルは初代発売からタフギアとしてのイメージがあるモデルで、走破性の高さやアクティブに使いやすい内装が特徴となってきました。撥水加工されたシートや荷室に汚れが落としやすい素材が採用されていました。

新型エクストレイルになっても、同じようにタフギアというイメージは変更されていません。さらに先代よりも上質さを備えたモデルになっています。

エクストレイル

インパネ周辺のデザインは、水平基調でやわらかい素材が採用されたことから質感が向上しています。センターコンソールはコンソール部分を宙に浮かした形状です。

エクストレイル

カップホルダーやコンソール下のティッシュボックスや肘掛けが便利に使えます。

エクストレイル

シートはグレードによってブラックのファブリックやナッパレザーを選択できます。エクストレイルらしいセルクロスの防水シートも「X」グレードのオプションで選択可能です。

エクストレイル

NissanConnectナビゲーションシステムは12.3インチワイドディスプレイを採用しているため運転席からの視認性も高くなります。一度に複数の情報を表示できる、3分割画面にも対応しているのも便利です。

エクストレイル

フィニッシャーはインストロア(木目調)で高級感があります。従来のエクストレイルのイメージを覆すほどです。

全体として新型エクストレイルは、上質さを際立たせています。上級セダンから乗り換えたときでも満足できるだけの静粛性を確保しているのも特徴です。

エクストレイル

たとえば、エンジンからのノイズが入ってこないように防音材を、設計段階からスペースを考慮しながらダッシュパネルのインシュレーターの厚みを倍増させました。エンジンがかかった瞬間が分からないほどの静音性を誇っています。

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エクストレイルの収

エクストレイルの収納スペースをみていきましょう。

センターコンソールロアボックス

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センターコンソール部分にある収納スペースを活用できます。シフトノブの下部にあるので、ティッシュなどを入れておけるでしょう。照明付きなので夜間でも見やすくなります。

センターコンソールボックス

エクストレイル

センターコンソールボックスは観音開きになっています。運転席や助手席からはもちろんのこと、2列目シートから小物を取り出しやすい構造です。

カップホルダー

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カップホルダーはセンターコンソール部分に設置されています。すぐに取り出しやすい位置にあります。

リアセンターアームレストスルー

エクストレイル

画像引用元:日産

後席に乗車している人がドリンクを取り出しやすいリアセンターアームレストにカップホルダーが設置されています。荷室に長尺物を積載したいときには、倒しておける装備です。

エクストレイルのラゲージスペース

エクストレイル

エクストレイルのラゲージスペースは大型の荷物も積載しやすいクラストップの575L(VDA方式)の容量を確保しています。9.5インチのゴルフバッグであれば4個収納できる容量です。

エクストレイル

荷室にはグレード別設定で1500WのAC電源が装備できます。アウトドアのときに電気毛布や冷蔵庫などを使用できるため、快適なキャンプを楽しめるでしょう。家電製品も利用できるので万が一の災害時に非常用電源として活用できます。

エクストレイル
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エクストレイルのシートアレンジ

エクストレイル

セカンド可倒式シートは、4:2:4分割できます。シートを後にスライドさせることで足元空間を広々させられます。チャイルドシートを脱着するときや荷室を広げたいときでも便利です。

エクストレイル

リアセンターアームレストスルーは長尺物を積載するときに中央にスペースを確保できます。上質になったエクストレイルですが、アクティブに使うときに便利な機能を犠牲にしていません。

エクストレイルの安全装備

エクストレイルに搭載されている安全装備をみていきましょう。360°セーフティアシストやプロパイロットによって安全運転を支援してくれます。

360°セーフティアシスト

エクストレイル

画像引用元:日産

360°セーフティアシストは前方運転支援、側方運転支援、後方運転支援の全方位運転支援が装備されています。

インテリジェントFCWは、2台前を走る車の車間や相対速度をミリ波レーダーでモニタリングするため、自車からは見えない状況を車両が検知してくれます。事前にディスプレイ表示とブザーで注意を促してくれるので、安全運転できるでしょう。

他にもインテリジェントDAは、時速60km/h以上で走行しているときにふらつきを検知すると、ドライバーの注意力が低下していると判断しブザーとディスプレイへの表示で休憩を促してくれます。

グレード別設定になっているインテリジェントBSI+BSWは、車線変更をするときに側方や後方に車両がいる場合にドライバーに警報で注意を促してくれます。死角に車がいる場合に注意を促してくれるので、ヒヤリとする場面を予防してくれるでしょう。

プロパイロット

エクストレイル

NissanConnectと連動しているプロパイロットがグレード別設定されているので、高速道路でアクセルやブレーキ、ステアリング操作をアシストしてくれます。

カーブやジャンクションで車がスムーズに曲がれるように車速をコントロールしてくれたり、車線中央をキープするように走行してくれます。機能には限界があるとはいえロングドライブが多いのであればドライバーの疲労を軽減してくれるでしょう。

エクストレイルの走行性能

写真には日産とルノー、さらに三菱のアライアンスが開発した「CMF-CD」が採用されています。三菱のアウトランダーPHEVと同様のシャシーです。

また日産が初めて量産化したVCターボエンジンと4輪制御技術のe-4ORCEにより、安定した滑らかな走りが実現しています。

パワートレインはVCターボ搭載e-POWER

エクストレイル

画像引用元:日産

パワートレインとして搭載されているのはVCターボのe-POWERです。日産が初めて量産化に成功したVCターボは、圧縮比を可変させて低燃費、高出力化、静粛性を実現したエンジンです。

e-4ORCEの場合にはフロント150kW+リア100kW、2WD車はフロント150kWのハイパワーモーターを搭載しています。効率化されたエンジンにより発電された電力を用いて、滑らかに走行できるシステムです。

車がロードノイズを検知して、荒れた路面のときに発電し、滑らかな路面ではエンジンオフになるように調整します。これにより、車内の静粛性が高くなりました。

4輪制御技術「e-4ORCE」

エクストレイル

新しく搭載されているe-4ORCEは、雪道や未舗装路での安定性だけでなく、日常での車両の安定性を高める機能です。

たとえば、減速時にどうしても前のめりになることがあります。しかしe-4ORCEを搭載しているエクストレイルは、2つのモーターが前後の駆動力と回生ブレーキを制御してくれるので車がフラットに減速します。不快な揺れが軽減されているので、街中走行でも上質な乗り心地を実現しています。

もちろんコーナリング時にも外に膨らみにくくなるように、前後の駆動力配分だけでなく内輪にブレーキをかけて走行ラインを制御。人間の感覚を超える速さで車体をコントロールしてくれるので、思い通りに車を運転させることが可能です。

エクストレイルの価格

エクストレイルの車両価格をご紹介します。エクストレイルは2WDモデルとe-4ORCEを選択できます。

また標準は2列シート車ですが、グレードによっては3列シートを選択できるのは注意点です。「X e-4ORCE」 、「X e-4ORCE エクストリーマーX」、「AUTECH e-4ORCE」に3列シートが設定されています。

エクストレイルの価格表

スクロールできます
S3,510,100円
S e-4ORCE3,759,800円
X3,748,800円
X e-4ORCE [2列]4,049,100円
X e-4ORCE [3列]4,180,000円
X e-4ORCEエクストリーマーX[2列]4,401,100円
X e-4ORCEエクストリーマーX[3列]4,532,000円
G4,448,400円
G e-4ORCE4,748,700円
AUTECH4,488,000円
AUTECH e-4ORCE[2列]4,749,800円
AUTECH AdvancedPackage5,029,200円
AUTECH e-4ORCE Advanced Package5,329,500円
AUTECH e-4ORCE[3列]4,880,700円

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エクストレイル G e-4ORCEの支払い例

エクストレイル G

画像引用元:日産

2回目以降39,500円(税込)✕120回
ボーナス月30,000円✕20回

【初回のみ】 50,856円(税込)
【車両本体価格】4,399,000円(税込)
【OPプレミアムプラン総額】 4,849,000円(税込)
【手数料込総額】5,351,356円(税込)

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