軽自動車を売買したり、譲渡したときには「名義変更」が必要です。必要な手続きですが、どのような書類を準備しておけばよいのか分からないこともあるでしょう。
名義変更は自分で行うこともできますし、業者に依頼して手続きすることも可能です。いずれにしても必要書類を準備する必要性は変わりありません。
この記事では、軽自動車の名義変更の必要書類を詳しくご紹介します。
軽自動車の名義変更の書類まとめ
| 書類名 | 旧所有者が用意 | 新所有者が用意 | 備考 |
| 自動車検査証(車検証) | 必須 | - | 原本が必要です(コピー不可) |
| 自動車検査証記録事項 | 推奨 | - | 電子車検証(A6サイズ)の場合に必要 |
| 申請依頼書 | ○ | ○ | 代理人が行く場合や、一方が欠席する場合 |
| 新所有者の住所証明書 | - | 必須 | 発行から3ヶ月以内の住民票または印鑑証明書 |
| ナンバープレート | ○ | - | 管轄(地域名)が変わる場合のみ必要 |
| 申請書(軽専用第1号様式) | - | - | 当日窓口で入手(またはネットでダウンロード) |
| 軽自動車税申告書 | - | - | 当日窓口で入手 |
軽自動車の名義変更は普通車とは異なる

自動車の名義変更は、車の売買や譲渡に伴って自動車の所有者が変わったときに行う手続きです。
これは、道路運送車両法第13条に定められているもので、所有者が変わってから15日以内に登録変更する必要があります。
名義変更をしない場合には、50万円以下の罰金に処すると、道路運送車両法第109条にあるため、手続きは必要です。
しかし普通自動車の名義変更と比較すると、軽自動車の名義変更は簡略化されています。軽自動車検査協会の事務所・支所で手続きできるため、規定の期間内に終わらせるようにしましょう。
軽自動車の名義変更に必要な書類

軽自動車の名義変更に必要な書類は、以下の通りです。
- 車検証
- 自動車検査証記録事項
- 申請依頼書
- 住民票(新使用者の住所を証明する書類)
- 自動車検査証記入申請書
- 軽自動車税の申告書
- ナンバープレート(管轄が変わる場合のみ必要)
もし、自動車検査証の使用者と所有者が異なっている場合の手続きには、「軽自動車庶流者承諾書」が必要なケースがあります。管轄の一般社団法人全国軽自動車協会連合会事務所に問い合わせしておきましょう。
必要な書類について、さらに詳しく見ていきます。
※ 軽自動車検査協会
車検証
名義変更の際には、車検証の原本が必要となります。グローブボックスに保管している方が多いと思いますが、事前に確認しておきましょう。
2024年1月より、軽自動車もICチップ内蔵の「電子車検証(A6サイズ)」に切り替わりました。電子車検証には、有効期間や所有者の氏名が印字されていないので、自動車検査証記録事項をセットで持ち込んでおくとよいでしょう。
申請依頼書
自分で名義変更する場合には不要な書類です。所有者や使用者以外が手続きするために、必要な書類です。
住民票
新使用者の住所を証明する書類として、住民票の写し(マイナンバーなし)が必要です。発行後3か月以内のものを用意しましょう。住民票以外では、印鑑証明書を使うことも可能です。
個人番号が記載されていると受理してもらえないため、マイナンバーなしで取得するようにしましょう。
自動車検査証記入申請書
名義変更に必要な書類です。ダウンロードして必要事項を記入しておいてもよいですし、当日窓口でもらって記入することもできます。
軽自動車税申告書
軽自動車検査協会の窓口以外の手続きとなる、軽自動車税の申告に必要な書類です。隣接する窓口で入手して必要事項を記載します。
「軽自動車税(環境性能割・種別割)申告書(報告書)」を入手して必要事項を記載しましょう。
ナンバープレート
使用の本拠地の位置が変わらないときには、変更する必要がありませんが、管轄地域が変わる場合にはナンバープレートも必要です。他の車で手続きする場合には、取り外してから持参し、該当する軽自動車で行くときには駐車場で取り外しておきましょう。
ナンバープレートを変更する場合には、ナンバープレート代が必要です。場所によって異なりますが、通常のナンバープレートで1,500円程度となりますので、用意しておきましょう。希望ナンバーの場合には、5,000円〜の費用が必要です。
法人名義のときに必要な書類
基本的に個人名義の場合と必要な書類は、変わりません。
- 車検証
- 申請依頼書
- 登記していることを示す書類
- 自動車検査証記入申請書
- 軽自動車税の申告書
登記していることを証明する書類は、以下のいずれかです。
- 商業登記簿謄本
- 登記事項証明書
- 印鑑証明書
もし事業用の緑ナンバーになっている場合に、個人の自家用として登録変更することもあるでしょう。「事業用」登録から「自家用」登録にするときには、またその逆にするときには、「事業用自動車等連絡書」が必要です。
名義変更の手順

名義変更の手順を見ていきましょう。
1:書類を集める
まずは、名義変更に必要な書類を準備しておきましょう。車検証などは車のグローブボックスに入れている方が多いですので、事前に確認します。
また使用者の住所を証明するマイナンバーが記載されていない住民票か、印鑑証明書のどちらかも用意します。
2:軽自動車検査協会の窓口で書類を入手する
新使用者の地域を管轄する軽自動車検査協会の窓口で手続きをしていきます。事前にダウンロードしていなければ、軽自動車税申告書、自動車検査証記入申請書を入手します。
3:書類を窓口に提出する
申請依頼書や新使用者の住所を証明する書類と共に、必要事項を記載した書類を提出しましょう。記入方法は、見本を見ながら記載していきます。記載漏れがあれば指摘されますので、修正していきます。
4:車検証を受け取る
提出した書類に不備がなければ、新しい車検証が交付されますので、内容を確認します。管轄内での名義変更であれば、これで手続きは完了です。
5:ナンバープレートを受け取る
ナンバープレートの変更があるなら、窓口で購入します。希望ナンバーの場合は、事前に予約をしておき、専用の窓口で手続きします。
よくある質問
- 軽自動車の名義変更に必要な書類は?
-
名義変更に必要な書類は、車検証、申請依頼書、住民票(新使用者の住所を証明する書類)、自動車検査証記入申請書、軽自動車税の申告書です。
- 軽自動車の名義変更の手続きを行う場所は?
-
新使用者の地域を管轄する軽自動車検査協会にて手続きします。管轄する軽自動車検査協会は公式サイトから検索できます。
- 印鑑は不要なの?
-
これまでは認印が必要でしたが、軽自動車の名義変更の手続きには不要となりました。
- オンラインや郵送だけで完結できる?
-
軽自動車の場合には、オンラインや郵送では手続きできないため、必要書類や管轄外の地域での名義変更ならナンバープレートを持って、軽自動車検査協会にて手続きしましょう。

