シビックタイプRは、ホンダの技術力と情熱を象徴する“公道で楽しめる本格スポーツ”として高い評価を集めています。現行のFL5型は、先代FK8の完成度をさらに磨き上げ、速さだけでなく扱いやすさや“走らせて気持ちいい”フィーリングを重視して開発されました。
この記事では、FL5型シビックタイプRの走り、乗り心地、実用性、長距離での快適性まで解説しています。動画で試乗の様子も解説していますので、ぜひご覧ください。

カミタケチャンネル!
今日のスタート地点は、滋賀県甲賀市の紫香楽宮跡駅(しがらきぐうしえき)です。
本日試乗する車が画角に収まった瞬間、空気が変わります。

ちょっと待って……これ、シビック タイプRやん

それも、納車されたてホヤホヤのやつですよ
今回お借りしたのは、弊社取引先の担当者さんが2〜3年待ちでようやく手に入れたマイカー。正直な話、「それを貸してくれるんですか?」と何度も確認しました。
今回の試乗は貴重な体験となりましたし、スタッフも楽しみにしていたレビューでした!
シビックタイプRとは?歴史と特徴をわかりやすく解説

歴代タイプRの系譜とコンセプトの変遷
シビックタイプRの歴史は、1997年登場の初代EK9から始まります。当時のホンダは「純粋な走りと操る楽しさ」を突き詰めるため、軽量ボディ・高回転型VTECエンジン・硬派な足まわりを徹底。これが“タイプR哲学”として確立されました。
続く2001年からの2代目のEP3では、弾丸ホットハッチという開発コンセプトで、最高出力が215PSまでチューンしたエンジンで、爽快にドライブできました。
2007年からのFD2では、時代に合わせて車体サイズや安全装備が拡大しながらも、ステアリングレスポンスの鋭さやダイレクト感を継承。さらにエンジン出力が向上し、ボディが4ドアセダンになり、実用性も向上しました。
さらに2015年からのFK2では、ニュルブルクリンクにおけるFF車両世界最速を目標に、世界ツーリングカー選手権の技術も転用されたモデルとなります。
5代目となる2017年のFK8ではターボ化による大トルク化で「速さの次元」を更新し、ニュル最速争いの常連へ。モデルが進むごとに快適性や実用性が向上する一方、“走りの純度”を落とさず研ぎ澄ましてきた点がタイプR最大の魅力です。“進化し続けるレーシングスピリット”こそ、歴代モデルに通底するコンセプトと言えるでしょう。

現行モデル(FL5型)の立ち位置

現行のFL5型シビックタイプRは、「史上もっとも速く、同時にもっとも扱いやすいタイプR」という位置づけにあります。
エンジンは2.0LターボのK20C型を継続採用しつつ、過給効率や冷却性能を見直して出力・レスポンスの両面が向上。シャシーもシビックハッチバックをベースに大幅補強され、コーナリング時の接地感が一段上のレベルに引き上げられています。
また、初代から続く“FF最速”という称号を守りつつ、ドライバーが扱いやすい操縦性や長距離での快適性も両立。インテリアは赤シートやメタルシフトノブなど伝統の意匠を残しながら、デジタル計器や走行データ解析機能など現代的な要素も追加されています。結果としてFL5は、ピュアスポーツとしての緊張感と、日常で使える実用性の両方を備えた“次世代の王道タイプR”として高く評価されています。
カミタケチャンネル丨価格と希少性
気になる価格は、カタログ上では約500万円。ただし、現実は購入したい方すべてが購入できるわけではありません。

今、実質的に選べるのってレーシングブラックパッケージだけですよね
納期の長期化、受注停止、限定グレード。今のシビック タイプRは「欲しいから買う」ではなく、買える人だけが持てる存在になっています。
そんなシビックタイプRは、試乗できるだけでも貴重な体験です。
シビックタイプR(FL5型)の注目スペック
2.0L VTECターボの性能と加速フィーリング
FL5型シビックタイプRの2.0L VTECターボ「K20C」エンジンは、先代FK8をベースにしつつも内部摩擦の低減やターボ効率の向上が施されており、レスポンスの鋭さがさらに引き上げられています。最大出力は330PSですが、実際の加速力は数字以上で、FFとは思えないほど力強く前へ押し出してくれます。
低回転から太いトルクを発生し、踏み込むほどターボの圧が綺麗に盛り上がるため、“ホンダらしい一体感のある加速”を味わえるのが特徴です。アクセル操作にも忠実で、ワインディングでは細かなオン・オフに対しても素直に反応します。さらに高回転域では伸びがしっかり続き、VTEC的な高揚感を感じられる点も魅力です。サーキットでも公道でも、アクセルを踏んだ瞬間にクルマが前へ跳ねるように加速する感覚が、FL5の魅力を強く物語っています。
パワートレイン|2.0Lで、昔の4.5L級トルク
搭載されるのは、2.0L VTECターボ。
- 最高出力:330PS
- 最大トルク:420Nm

これ、感覚的には昔の4〜4.5Lエンジンのトルク感ですよ

しかも排気量2.0Lなんで、税金は安い
効率よく、無駄なく、しかし遠慮なく速い。この辺りは、完全に現代型スポーツカーといえるでしょう。
専用チューニングの6MTとドライビングモード

FL5に採用されている専用チューニングの6速MTは、ホンダが長年磨き上げてきた“気持ちよく決まるシフトフィール”をさらに高めた仕上がりになっています。ストロークが短く、ギアが吸い込まれるように滑らかに入るため、操作しているだけで楽しさを感じられます。クラッチのつながりも自然で、街乗りでは扱いやすく、スポーツ走行ではダイレクト感をしっかりと出してくれます。
また、Comfort・Sport・+Rに加えて、各要素を自分好みに調整できるIndividualモードが加わったことで、走りのキャラクターを細かく変えられるようになりました。特に+Rではレスポンスが研ぎ澄まされ、ドライバーとクルマがまるで一体化したかのような感覚を得られます。シーンに応じてFL5の素性を引き出せる点が大きな魅力です。
シャシー・足まわり・ブレーキ性能の進化

FL5のシャシーは大幅に補強されており、ねじり剛性・曲げ剛性ともに向上しています。そのおかげでコーナリング時の車体のブレが減り、狙ったラインをさらに正確にトレースできるようになっています。フロントには引き続きデュアルアクシスストラットサスペンションが採用され、FF特有のトルクステアを抑えつつ強力な加速でもしっかりと前に向かう挙動を保ちます。リアのマルチリンクはしなやかさと安定性を高い次元で両立しており、ワインディングでも接地感が非常に安定しています。
ブレーキはブレンボ製モノブロック4ポッドキャリパーとΦ350mm大径ローターにより、サーキットの連続ブレーキングでもタレにくい性能を発揮します。街中でもコントロールしやすく、“止まる安心感”が強い点も魅力です。全体的に走りの精度が一段と高い次元へと進化しています。
足まわり|ブレーキとタイヤが“本気すぎる”
まず目に入るのは、ブレンボ製ブレーキ。

FFやから、前ブレーキ重視なんでしょうね
ホイールはマット仕上げの特殊形状。リバーシブルリム構造の影響で、バルブ位置も独特です。

昔のバルブと全然違いますね。この構造のおかげでホイールも大きく見えるようになっています
タイヤは、ミシュラン パイロットスポーツ4S(タイプR専用)。

“S”付きは専用品らしいですよ
エアロ・冷却・空力面のこだわり
FL5の外観は先代より控えめに見えますが、空力面には非常に綿密な工夫が込められています。フロントバンパーは開口部を大型化しており、インタークーラーやブレーキへしっかり冷却風を送り込む設計になっています。ボンネットの排熱ダクトも見た目以上に実用的で、サーキットで起こりやすい熱だまりを低減し、パワーダウンを抑える役割を果たしています。
さらに、フロントリップやサイドシル、リアディフューザーなどは全体の空力バランスを最適化する形状に仕立てられ、高速域での安定性が大きく向上しています。
大型リアウイングは見た目こそすっきりしていますが、効率よくダウンフォースを生みつつドラッグを抑える非常に優れた設計です。派手さを抑えつつも、走りのための機能が丹念に作り込まれている点に、FL5の本気度が表れているといえるでしょう。
外装

FL5型シビックタイプRの外装は、先代FK8よりも全体の造形を“落ち着かせつつ機能性を極限まで研ぎ澄ました”デザインが特徴です。ボディラインはよりシンプルでクリーンになり、派手さが抑えられたことで、大人が乗っても馴染む洗練された雰囲気をまとっています。
しかし、その控えめな印象とは裏腹に、各部は空力性能と冷却効率を徹底的に追求した機能美で構成されています。大型化されたフロント開口部はインタークーラーやブレーキの冷却を強化し、ボンネットの排熱ダクトはサーキット走行での熱だまりを効果的に排出します。
サイドシルやリアディフューザーは車体下の空気を整え、高速域での安定性を向上。大型リアウイングはドラッグを抑えながらしっかりダウンフォースを生む実用的な仕立てです。結果としてFL5の外観は、控えめなのに性能は“本気”という、タイプRらしい緻密な機能性が光る仕上がりになっています。
カミタケチャンネル!外装デザイン|“いじってないのに、やりすぎ感”
外装は、ほぼノーマル。それでも、近づくと分かります。

普通のシビックとは、迫力が別物ですね
- 全長:4,595mm
- 全幅:1,890mm
- 全高:1,405mm
数値だけ見ればコンパクトですが、視覚的な雰囲気は完全にスポーツカー。フロントのメッシュグリルは、デザインだけではなく冷却性能重視になっています。

タービンの熱、相当ヤバいらしいですよ

だから、ここから入れて、ここから抜く設計なんですね
内装

FL5型シビックタイプRの内装は、「走りへ集中するための実用性」と「タイプRらしい情熱」を高度に融合させたデザインになっています。まず目を引くのは伝統の赤いスポーツシートで、深いバケット形状によりホールド性が大幅に向上しています。
サーキット走行でも体がブレにくく、長時間のドライブでも疲れにくい絶妙なサポート性が魅力です。インテリア全体のトーンはブラック×レッドを基調にしつつ、装飾は最小限に抑えて視界と操作性を重視しています。
さらに、メタル製シフトノブやアルカンターラ調のステアリングなど、ドライバーの“触れる部分”の質感を高めている点も特徴です。メーターは+Rモードで専用グラフィックに切り替わり、タコメーター中心のレーシーな表示になります。
また、走行データを記録・分析できる「Honda LogR」が搭載され、ラップタイムやG値などを詳細に確認できるため、走り込みをする人には便利です。結果としてFL5の内装は、日常性を保ちながらも“走るための空間”として徹底的に磨きこまれた仕様になっています。
内装オプションは「感情投資」

今回試乗させていただいた車の内装には、オーナーのこだわりがはっきり表れています。

これ、無限のステアリングですね

カーボン部分、ほんまもんですよ
インパネまわりも、本物のカーボン素材を使用。決して安価ではありませんが、所有満足度を高めるための投資としては理にかなっています。

昔は水温計とか油圧計、後付けで並べてましたけど

今は全部ディスプレイで管理できますからね
情報の集約と視認性。高性能デバイスが搭載されたスポーツカーです。
リアビューと実用性|走るだけの車、ではない

リアに回ると、センター3本出しマフラーと大型ディフューザー。

これ、マフラー交換する時、大変ちゃいます?
そして極めつけが、巨大なリアウイング。

これ、純正なんですよ。もうレーシングカーですやん
ただし、驚かされるのは走りだけではありません。ラゲッジは意外なほど広く、ボード下にも収納あり。

スポーツカーって、荷物積めないイメージやったんですけど、普通に旅行行けますね、これ
後席も4人乗りながら、頭上・足元ともに余裕あり。

視界も共有できる感じで、閉塞感ないですね
なぜ4人乗りなのか|シートの数の理由
ちょっとした豆知識を。

実は、スポーツモデルは4人までという規定がある国が存在します。そのため、世界基準に合わせた結果が4人乗り。
合理性と規制、その間で生まれた仕様。ここにも、グローバルモデルならではの事情があります。
カミタケチャンネルでシビックタイプRの走行性能を実走レビュー

走行モードで“性格が変わる”という合理性
エンジンを始動し、まずは走行モードの確認から入ります。この車には、コンフォート/スポーツ/インディビジュアル/+R(プラスR)という複数のモードが用意されています。

とりあえず、コンフォートで音を聞いてみましょうか

はい、コンフォート入れます
低回転域では、意外なほど落ち着いたサウンドです。

え、めっちゃいい音してますけど、全然うるさくないですね

思ってたより“大人しい”な
次にスポーツモードへ切り替えます。

あ、変わりましたね

でも、回転数はそんなに変えてないですよね?
音質は確実に変わりますが、騒音レベルが跳ね上がるわけではない。このあたり、日常使用をしっかり想定した制御だと感じます。過激なイメージのある+Rモードに切り替えても、印象は意外です。


+Rになっても、思ったほど音は大きくないですね

朝イチのアイドリングだけ、ちょっと主張するかな、くらいで
つまり、近所迷惑になるような仕様ではない。ここは、所有後の現実を考えるうえで重要なポイントです。
座ってみてまず驚かされたのが、シートの快適性です。

正直、腰やってるんですけど…アルトより、こっちの方が楽です
スポーツカー用シートというと、硬さや締め付けを想像しがちですが、これは別物です。

今回のシートは、いわゆる社外レカロではなく、ホンダがタイプR専用に開発した純正シート。“走るため”と“座り続けるため”を両立させた結果が、ここにあります。ドライバーの操縦姿勢を保持してくれるので、快適さも兼ね備えているシートです。
レブマッチシステムが“運転の質”を底上げする

走行中、特に印象的だったのがレブマッチシステム。

これ、ヒール&トゥいらんのですよ。「クラッチ踏んだら、勝手に回転合わせてくれます
シフトダウン時も、エンジン回転を自動で最適化。結果、ドライバーの技量差を吸収し、常に安定した挙動を作り出します。

自分でやると、どうしてもカクンってなるんですよね。「設定でオフにもできるらしいですけど
モードを切り替えると、ハンドルの性格が一変します。

今スポーツモードですけど、ちょっと重くなりましたね。コンフォートにすると、一気に軽くなるんですよ
+Rモードでは、さらにリニアに。


切った方向に、スッ飛んでいく感じになります

サーキット用としては、これが正解なんでしょうね
ただし、街乗りではコンフォートが最適解。

家族乗せるなら、間違いなくコンフォートですね。でも、僕は全部+Rでも違和感ないですけど
用途と価値観で選べる走行性能に“幅”があること自体が、シビックタイプRの特徴です。
ブレーキで分かる「信頼感」
最後に、ブレーキを踏んだ瞬間の一言。

……なんか、この車、楽ですね

ヒルスタートシステムがあるので、ブレーキを踏んでいなくてもスタートの心配がありません。制動力だけでなく、安心感がある。4輪がきちんと路面を捉えている感覚が、常に伝わってきます。
クラッチを踏んだままでも、クルマは微動だにしません。
坂道発進でありがちな緊張感が、ここにはありません。
少しだけアクセルを踏み込みます。

今、セカンドで3500回転ですよ

……それで、これですか?
加速は鋭いのに、雑味がありません。音は車内スピーカーで演出されていますが、不自然さは感じないのが魅力です。
オートホールドがもたらす安心感
再び停止。今度はブレーキを踏まずに、そのまま待ちます。

ちょっと怖いから、ブレーキ踏みたくなりますね

でも、そのままで大丈夫です
クルマは下がらず、スッと発進。
注目したいのは、メーターの黄色い針。

この針の色、タイプR専用なんですよ
こうした細部が、所有する満足感を静かに高めてくれます。
電子制御が生む“余裕”という価値
交差点付近で一度クルマを止めた瞬間、思わず声が出ます。

あれ? 下がらへんですね
クラッチを踏んだままでも、クルマは微動だにしません。坂道発進でありがちな緊張感が、ここにはありません。
単なる快適装備ではなく、ドライバーの判断コストを下げるための電子制御だと感じます。

全然大回りせずに、くるっと回りますね
注目したいのは、メーターの黄色い針。

この針の色、タイプR専用なんですよ

スタッフが試乗してみて、結論は・・・欲しい!ホンダの本気を感じられる車に仕上がっていました。金額以上の価値があると感じたシビックタイプRは、車好きにたまらない車です。
ライバル車との比較|どれを選ぶべき?
トヨタ GRカローラ

画像引用元:トヨタ GRカローラ
FL5型シビックタイプRとGRカローラは、どちらも“ハイパフォーマンスなホットハッチ”というジャンルに属しながら、走りの方向性が大きく異なるモデルです。シビックタイプRはFF専用のスポーツマシンとして研ぎ澄まされており、2.0L VTECターボと高度なシャシー、デュアルアクシスストラットによって“前輪駆動の限界性能”を追求しています。
ステアリングの正確性やコーナリングのスムーズさは非常に高く、サーキットでの安定感と扱いやすさが強みです。一方GRカローラは、1.6L直3ターボとGR-FOUR 4WDシステムを武器に、悪路からタイトコーナーまで走破する“ラリー直系”のキャラクターが魅力です。
トルクの立ち上がりが鋭く、前後トルク配分を変更できるため路面状況への適応力が高いのが特徴です。タイプRが“解像度の高い走りを楽しむサーキット志向”なら、GRカローラは“路面を選ばず踏み抜けるアグレッシブな走り”が強みと言えます。
スバル WRX S4

画像引用元:SUBARU
FL5型シビックタイプRとWRX S4は同じ“高性能スポーツ”カテゴリーに属していますが、走りの方向性はまったく異なります。タイプRは2.0L VTECターボ+FFという組み合わせで、「前輪駆動でどこまで速く、正確に走れるか」を極めたモデルです。
シャシー剛性やサスペンション精度が非常に高く、特に中高速コーナーでのライン維持能力やステアリングの応答性はクラス随一です。対してWRX S4は2.4Lターボ+シンメトリカルAWDを採用し、路面状況に左右されにくい“絶対的な安定感”が強みです。
直線加速の力強さや悪天候時の安心感はAWDならではで、日常からワインディングまで幅広く対応します。タイプRが“研ぎ澄まされたサーキット志向のFFスポーツ”なら、WRX S4は“全天候型で懐の深い万能スポーツセダン”という立ち位置になります。
フォルクスワーゲン ゴルフGTI

FL5型シビックタイプRとフォルクスワーゲン・ゴルフGTIはどちらもCセグメントのスポーツハッチですが、キャラクターは大きく異なります。タイプRは329PSを誇る2.0L VTECターボと高剛性シャシーを武器に、“FF最速”を狙う本格派スポーツモデルです。
ステアリングの応答性やコーナリング時の姿勢制御が高く、サーキット走行を前提にした緻密なチューニングが施されています。一方、ゴルフGTIは245PS級の2.0Lターボ+FFを採用し、日常性とスポーティさのバランスを重視したグランドツアラー的な味付けが特徴です。乗り心地の面では、少し固さを感じることもあるかもしれません。
街乗りやロングドライブでも疲れにくい快適性を備えています。タイプRが“走りの限界性能を楽しむピュアスポーツ”なら、GTIは“スポーツハッチバック”という立ち位置で、用途や好みが明確に分かれる組み合わせです。
シビックタイプRはどんな人におすすめ?
走りにこだわるスポーツ志向のユーザー
シビックタイプRは、走りそのものに価値を感じる“スポーツ志向のユーザー”にとって理想的な一台です。2.0L VTECターボの強烈な加速、精度の高いステアリング、路面に吸い付くようなコーナリング性能など、ドライビングの楽しさが極めて高いレベルで味わえます。特にFL5型は、サーキット走行を強く意識した緻密なチューニングが施されており、コーナーの入りから立ち上がりまでの挙動が自然で、ドライバーの操作に対して素直に応えてくれます。
マニュアル操作のシフトフィールも秀逸で、ギアを操る喜びをしっかり感じられる点も大きな魅力です。純粋に「運転が好き」「もっと上手くなりたい」という人ほど、タイプRの性能を余すことなく楽しめるでしょう。
スポーツカーと実用性を両立したい人
シビックタイプRは、スポーツカーの刺激を楽しみながら、普段使いの実用性もしっかり確保したい人にもおすすめです。5ドアハッチバックの利便性や広めのラゲッジスペース、
ファミリーや荷物がある場面でも使いやすい室内空間など、「速いだけのクルマ」では終わらないのが特徴です。また、FL5型は乗り心地が先代よりも洗練され、長距離移動でも疲れにくいバランスに仕上がっています。
スポーツシートのホールド性と快適性の両立や、視界の良さ、運転支援機能の充実など、日常シーンでの取り回しやすさも大きなポイントです。“サーキットも行きたいけど、平日もガンガン使いたい”というユーザーには、タイプRの万能性がマッチします。
まとめ|シビックタイプRが選ばれる理由
シビックタイプRは、ホンダが長年磨き続けてきた「走る楽しさ」を凝縮したハイパフォーマンスモデルです。最新のFL5型は、先代よりも扱いやすさと質感が大幅に向上し、2.0L VTECターボの力強い加速、節度ある6速MT、優れた空力設計が生み出す安定感が特徴です。
ドライブ好きの方にこそ一度乗っていただきたい車になっています。弊社カミタケモータースでは、新車の低金利プランを取り扱っており、お得に車を購入していただけます。国産全メーカー全グレードを取り扱っていますので、メーカーを超えた車選びも可能です。
経験豊富なスタッフが愛車選びをサポートいたしますので、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。




