フォレスターのD型で何が変わった?最新のE型との違いや中古車相場

フォレスター

フォレスターはスバルの人気SUVモデルですが、 度々の改良で魅力を高めています。フォレスターは改良すると、アルファベットで年式を表すことがあります。

フォレスターのD型はどのようなモデルでしょうか?この記事ではフォレスターの呼び方のポイントやD型での変更点などをご紹介します。

目次

フォレスターのD型とは?【マイナーチェンジの際の呼び方】

フォレスター D型

画像引用元:SUBARU

フォレスターはスバルになかったクロスカントリーSUVらしいモデルとして、1997年に登場しましたが、定期改良を施しています。その度に、最初期型をA型、その次にB型と年数が経過すると呼称を変化させているのが、お約束になっています。

そして一般的には3年が経過した後に行われる大幅改良がD型となり、D型以降は後期型と呼ばれることも多いです。 

現行のフォレスターは、2018年から発売されている5代目のSK系と呼ばれるもので、2023年1月時点ではE型が最新型となります。現行のD型と呼ばれるものは2021年8月から2022年8月に販売された車両です。

2021年のビッグマイナーチェンジ変更点

2021年にビッグマイナーチェンジが行われD型になったフォレスターは、どのような変化を遂げたのでしょうか?

D型になるビッグマイナーチェンジでは、フロントフェイスが変更されたり、足回りが改良された他、新世代アイサイトに刷新されているのが変更点です。 

エクステリアの変更

フォレスター D型

画像引用元:SUBARU

2018年6月に現行モデルが発売されてから、初めてエクステリアデザインが変更されました。変更点の中でも注目したいのは、ヘッドライトが“BOLDER”の思想を取り入れた形に変更されています。

フォレスター D型

画像引用元:SUBARU

ヘッドライトの上部がフロントグリルの脇にめり込んだ形です。新しい形になったヘッドライトはレヴォーグと同じ雰囲気のもので、ヘッドライトに合わせてフロントバンパーやフロントグリルの新しいデザインに変更されています。

サイドから見ると18インチアルミホイールのデザインが変更されていたり、ルーフレールもロープホールがあるものに統一されました。

インテリアの変更

フォレスター D型

画像引用元:SUBARU

インテリアの変更点では、「アドバンス」のオプションの本革シートがナッパーレザーになりました。

肌触りが柔らかい上質な本革が採用され、ブラウンのシートカラーと合わせて上質な雰囲気になっています。アクティブなイメージがあるフォレスターですが、ナッパレザーが採用されると雰囲気も変わります。

アイサイトの変更

フォレスター D型

画像引用元:SUBARU

D型で大きな変更点といえるのは、新世代アイサイトの採用です。アイサイトとは、衝突被害軽減ブレーキやACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などの安全装備や運転補助機能です。 

レヴォーグから新世代のものが採用されていましたが、フォレスターにもD型から採用されました。

新世代アイサイトになると、画角が広がり、センサーの精度も向上しています。そのため、画像認識や制御が精密になっています。またヘッドランプに照射範囲を緻密にコントロールする、アレイ式アダプティブドライビングビームが採用されました。

機能などの変更

ハイブリッドモデルでe-アクティブシフトコントロールが、 「X-BREAK」だけから「ツーリング」や「アドバンス」にも搭載されるようになりました。これは、コーナー進入時にCVTの減速比を高めておき、減速のサポートをしながら、立ち上がりの加速を鋭くするものです。

スポーティな走行をしているときに、ドライバーが気持ちのよい加速ができるように車がサポートしてくれます。

悪路で発進などをサポートしてくれる「X-MODE」では、車速に応じて制御の有無を切り替える機能が追加されました。

フォレスターの概要

フォレスターの概要を見ていきましょう。初代から3代目までの改良歴を見ていくと、毎年改良が行われていることが分かります。

中古車市場でも取り扱われている、4代目からの改良時の変更点をご紹介します。

初代 1997年~2002年 SF系

  • 1998年9月一部改良。
  • 2000年1月マイナーチェンジ
  • 2000年12月一部改良
  • 2002年1月 生産終了

2代目 2002年~2007年 SG系

  • 2003年2月一部改良
  • 2004年2月一部改良
  • 2005年1月大幅な改良
  • 2005年12月一部改良
  • 2007年1月一部改良
  • 2007年12月販売終了

3代目 2007年~2012年 SH系

  • 2009年1月一部改良
  • 2010年4月仕様変更
  • 2010年10月マイナーチェンジ
  • 2011年8月仕様変更
  • 2012年10月生産終了

4代目 2012年~2018年 SJ系

4代目は、2.0LNAエンジンと2.0L直噴ターボエンジンを搭載したグレードが発売されました。AT車はリニアトロニックCVTに変更されました。

「2.0i」以外のリニアトロニック車には、「X-MODE」が搭載されています。悪路でボタン操作をすると、駆動力やブレーキ制御を行い、走破性を高めています。

2013年10月29日一部改良(B型)

SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ搭載グレードが拡大したり、スポーツメーカーやスポーツペダルが装備されるグレードが変更されました。17インチアルミホイールは切削光輝加工のものになっています。

2014年11月25日一部改良(C型)

全車にシャークフィンアンテナが採用されます。インテリアには金属調やピアノブラックの加飾が施されています。「2.0i-S EyeSight」と「2.0XT」が廃止されました。

2015年10月28日大幅改良(D型)

フロントフェイスの刷新や新デザインのリアコンビランプが採用されています。17インチアルミホイールのデザイン変更、18インチのアルミホイールも新デザインに変更されています。

2017年3月13日一部改良(E型)

グレード体系の変更や「X-BREAK」の加飾の変更が行われています。

2018年6月生産終了

5代目 2018年~ SK系

5代目のフォレスターが発売されると、フォレスターで初となる「e-BOXER」が設定されたグレードがあります。トランスミッションにリニアトロニックが採用され、6MTがなくなりました。

2019年6月10日改良(B型)

後席の荷物忘れをブザーなどで知らせるリアシートリマインダーが全車に標準装備されました。またボディーカラーに新色の「マグネタイトグレー・メタリック」が設定されています。

2020年10月22日改良(C型)

1.8L直噴ターボ(DIT)が搭載された「SPORT」が設定されました。e-BOXER搭載グレードを「Touring」と「X-BREAK」に拡大しました。

2021年8月19日大幅改良(D型)

フェイスリフトされて、見た目が大きく変更されました。また次世代アイサイトが搭載されて、安全装備が充実するようになりました。

2022年8月25日一部改良(E型)

足回りにチューニングされたダンパーが採用された新グレード「STI Sport」が追加されています。またライディングスイッチの操作が変更されています。

2022年のE型ではどうなった?

フォレスター StiSport

画像引用元:SUBARU

2022年の改良は2021年にフロントフェイスの刷新を伴うマイナーチェンジが行われたため、E型への変更点は少なめとなっています。

  • ボディーカラーの差し替え
  • ライティングスイッチの変更
  • 価格改定
  • 「STI Sport」

ブルー系カラーの変更では、ダークブルー・パールからサファイアブルー・パールに差し替えされています。ライティングスイッチは、車幅灯・尾灯の全消灯をするのに「OFF」へ短押しという操作に変更されました。 

フォレスター STiSport

画像引用元:SUBARU

「STI Sport」は、スポーツグレードとなっていますが、主に足回りのセッティングが行われています。スバルのSUVに初めてSTI Sportが追加されることになっています。

専用のエンブレムやブラックのアクセントで特別なグレードであることを主張しているのが特徴です。インテリアにも専用のコーディネートが行われており、ドライバーのやる気を起こさせます。 

フォレスターD型の中古車相場

フォレスターのD型(2021年から2022年)の中古車相場をご紹介します。

発売されてから、年数が経過していないため、コンディションがよい車両が多くあります。2023年1月時点での、価格ドットコムの掲載車両例をご紹介しましょう。

中古車掲載例

グレード年式走行距離価格
X-ブレイク2022年5km329.8万円
アドバンス2022年5km357.5万円
スポーツ2022年7km309.8万円
アドバンス2021年1.8万km299.9万円
スポーツ2021年1.3万km284.9万円

※参考:価格ドットコム

発売されてから期間が経っていないため、車両価格は高めとなっています。しかしE型になるタイミングで原材料高騰を理由とする価格改定が行われたので、新車価格は現行モデルよりも抑えられています。

車両購入費を抑えたい場合は、これらのコンディションがよい中古車というのもよい選択肢になるでしょう。一方で、スポーティなグレードを好む方は、E型になって設定された「STI Sport」は魅力的なグレードとなるでしょう。 

フォレスターをお得に購入する方法

フォレスターをお得に購入する方法をご紹介しましょう。年次改良によってグレードが追加されたり、装備が刷新されていますが、D型からE型になって追加されたグレードもあるため新車は魅力的です。

新車購入の際には、ローンを利用される方も一般的ですが、できる限り費用負担を抑えて購入したいものです。というのも、ローンは毎月の支払額を一定にできる一方、金利手数料の負担が発生します。 

購入方法を検討する際には、手数料も含めた総支払額で比較するのはおすすめです。その金利手数料を抑えられるためおすすめしたいのが、低金利ローンです。低金利ローンは金利が低くなっているので、トータルコストを抑えられる支払い方法となります。

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フォレスター「STI Sport」の支払い例はこちら

フォレスターSTI Sport

画像引用元:SUBARU

「フォレスター STI Sport」の支払い例

31,300円(税込)×120回
ボーナス月30,000円×20回加算

【初回のみ】34,520円(税込)
【車両本体価格】 3,530,000円(税込)
【OPプレミアムプラン総額】 3,950,000円(税込)
【手数料込総額】4,359,220円(税込)

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