【2026年最新】環境性能割の廃止で「買い」な車はどれ?減税終了前にチェックすべきお得なモデルを徹底解説

2026年4月、ついに「環境性能割」が廃止され、車選びの常識が激変しました。燃費を理由に諦めていた憧れのSUVやスポーツカーが、今や恩恵を受ける「買い」の対象に。しかし、車種によっては慎重な判断が必要なケースもあります。

この改正で「本当にお得になる車」と後悔しない購入タイミングを、分かりやすく紐解いていきます。

目次

環境性能割の廃止で自動車購入はどう変わる?

書類 手続き

制度変更のポイント:結局いくら安くなるの?

結論から言うと、一番恩恵を受けるのは「これまで減税対象外だったガソリン車や中古車」です。

環境性能割は、取得価額(車両価格の約9割)に対して最大3%が課税されていました。具体的な金額で見ると、その差は歴然です。

  • 300万円のガソリン車の場合: 約8〜9万円の負担がゼロに
  • 500万円の高級SUVの場合: 約13〜15万円の負担がゼロに

「たかが数万、十数万」と思うかもしれませんが、これはカーナビのグレードを上げたり、コーティングやスタッドレスタイヤ代に回したりできる金額です。一方で、もともと非課税だったEVや優秀なハイブリッド車(HEV)は、購入時の支払額自体は変わりません。つまり、「ガソリン車が相対的に安く買えるようになった」のが今回の最大の変化です。

実施時期はいつから?購入タイミングの注意点

絶対に間違えてはいけない注意点」があります。それは、税金が決まるのは「契約した日」ではなく、「ナンバー登録された日」だということです。

  • 2026年4月1日以降にナンバー登録: 環境性能割はゼロ(非課税)
  • 2026年3月31日までにナンバー登録: 従来通りの課税

今、新車は納車まで数ヶ月待ちというケースも珍しくありません。「4月以降に安くなってから買おう」と4月に契約しても、人気車種で納車が1年後になれば、その時の別の税制(エコカー減税の厳格化など)の影響を受けてしまう可能性もあります。

また、2026年5月からは「重量税」のエコカー減税基準が一段階厳しくなることが決まっています。つまり、「4月中にナンバー登録ができる在庫車や中古車」を狙うのが、現時点では賢い「税金の空白地帯」を突く買い方だと言えるでしょう。

環境性能割廃止で「本当にお得になる車」の条件

費用 計算

「税金がなくなるなら、どの車を買っても同じようにお得じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。今回の廃止によって、これまで損をしていた車ほど、相対的にお買い得感が跳ね上がるという面白い現象が起きています。

今回の制度変更で「勝ち組」となる車の条件を深掘りしてみましょう。

燃費基準未達成だった「ガソリン車・スポーツカー」

これまで、燃費性能が振るわない純ガソリン車やスポーツカーは、環境性能割の最大3%という重いハンデを背負わされてきました。車好きの方にとっては、「走りの楽しさを選ぶなら、税金が高くなるのは仕方ない…」と、どこか後ろめたい気持ちでハンコを押すのが常でしたよね。

しかし、今回の廃止でその壁が取り払われました。これまで高い税率を課されていたハイパフォーマンスなスポーツカーや、パワフルなガソリンエンジン車こそ、ダイレクトに値下げの恩恵を受けられる存在になったのです。趣味の車を、コストを気にせず選べるようになったのは車好きには本当に嬉しい変化ですね。

取得価額が高い「高級SUV・ミニバン」

環境性能割の特徴は、「車両価格に対してパーセンテージでかかる」という点でした。つまり、高い車ほど税額も跳ね上がる仕組みだったわけです。

例えば、800万円の高級SUVを購入する場合、3%の課税があればそれだけで24万円。これまでは「諸費用だけで中古車の軽自動車が1台買えてしまうのでは?」と考えてしまうほど膨らんでいました。

これが一気にゼロになるわけですから、高価格帯の車を検討している方にとって、今回の廃止は数十万円単位の現金値引きと同じ価値があります。憧れの豪華装備や、ワンランク上のオプションを追加する余裕が生まれる、まさに絶好のチャンスと言えるでしょう。

ハイブリッド車(HEV)は逆に損をする可能性がある?

「燃費がいいハイブリッド車が損をするの?」と驚かれるかもしれません。正確に言うと、支払額が増えるわけではないですが、相対的なメリットが薄れたということです。

これまでは、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)は「非課税(0%)」という特権を持っていました。ガソリン車との価格差があっても、「税金が安いから元が取れる」という説明が成り立っていたんです。ところが、ガソリン車の税金もゼロになったことで、ハイブリッド車ならではの「購入時の税制優遇」という武器が消えてしまいました。

さらに、重量税の基準が厳格化されたり、新たな走行課税の議論が進んでいたりと、エコカーを取り巻く環境は厳しさを増しています。

プロが厳選!廃止後に狙いたいおすすめ車種3選

【ホンダ フリード】

フリード まみたん

ちょうどいいサイズ感で絶大な人気を誇るフリード。これまでは「予算を抑えるためにガソリン車を選びたいけれど、燃費基準の関係で数万円の環境性能割がかかるのがちょっと……」と悩まれるお客様も多かったです。

しかし、この税金がなくなることで、ガソリン車の「お手頃感」がさらに際立ちます。浮いたお金で、お子様が喜ぶリア席モニターを付けたり、ワンランク上のシートカバーを選んだり。家族の思い出を彩る「プラスアルファ」の装備に予算を回せるようになったのが、何よりのメリットですね。

【日産 セレナ】

セレナ ルキシオン

セレナといえば「e-POWER」が代名詞ですが、実はパワフルな走りの2.0Lガソリンモデルも根強いファンがいます。これまではe-POWERが「非課税」という強力な武器を持っていたため、ガソリン車はどうしても割高感がありました。

環境性能割が廃止されることで、その「税金の差」というハンデがなくなります。純粋に「多人数で力強く走りたいからガソリン車」「静かさを求めるならe-POWER」と、ライフスタイルに合わせてフラットに選べるようになったのは、メリットですね。

【ホンダ ステップワゴン】

ステップワゴン

広々とした室内空間が魅力のステップワゴン。車両価格が300万円〜400万円を超えるモデルも多いため、3%の環境性能割がかかると、税金だけで10万円近い出費になるケースがありました。

この「10万円」が丸々浮くインパクトは絶大です。これまで「諸費用を含めると予算オーバーかな」と諦めていた上位グレードの「SPADA」に手が届くかもしれません。税金という「消えてしまうお金」が、ステップワゴンのような質の高い車の満足に変わる可能性がありますね。

【スバル フォレスター】

フォレスター SPORT EX

フォレスターを選ぶ方は、雪道やアウトドアでの走破性を重視されるはず。スバル独自のAWDシステムをフルに楽しむためのエンジン性能は、どうしてもこれまでの燃費基準では税率が高くなりがちでした。

「走りの良さを選ぶと、税金が高くなる」というジレンマは、今回の廃止で過去のものになります。e-BOXERモデルはもちろん、純ガソリンモデルも購入時のハードルがぐっと下がります。キャンプ道具を一式新調できるくらいの予算が浮くわけですから、フィールドへ繰り出す楽しみも、これまで以上に大きく膨らむはずです。

知っておきたい!環境性能割廃止に伴う「落とし穴」

計算

新たな「走行距離課税」や「炭素税」導入の可能性

一番の懸念は、入り口(購入時)の税金がなくなる代わりに、出口(維持費)の税金が増えるかもしれない、ということです。

議論されているのが、走った分だけ税金がかかる「走行距離課税」や、燃料代に乗っかってくる「炭素税」です。環境性能割が廃止されて「買う時」は安くなっても、長く乗るほどジワジワと財布を圧迫する仕組みに変わっていく可能性があります。

購入時の状況だけでなく、将来にかかるかもしれない維持費もセットで考えておくのが賢い買い方です。

CEV補助金(電気自動車補助金)との違い

よく混同されがちなのが、税金の免除(環境性能割)と、国からもらえる「補助金(CEV補助金)」です。

環境性能割が廃止される一方で、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)への補助金は、年々予算や条件が厳しくなっています。税金が廃止されるのを待つあまり、「数十万円もらえるはずだった補助金が終了してしまった……」となっては本末転倒です。特にEVを検討中の方は、税金よりも「補助金が今いくら出るか」のタイムリミットを最優先にチェックしてください。

中古車市場への影響とリセールバリューの変動

新車が安く買えるようになるということは、中古車市場の相場にも大きな波が立つということです。

特に、これまで「税金が高いから」と敬遠されていたガソリン車の中古相場が、新車価格の下落につられて下がる可能性があります。

一方で、燃費性能を理由にリセールバリューが低かった車が、税制のフラット化によって「実は名車だよね」と再評価され、値下がりしにくくなるケースも出てくるでしょう。

今乗っている車がいくらで売れるかと、次に買う車が数年後にいくらで残るかのバランスがこれまで以上に読みづらくなっていますので、下取り時期の見極めは慎重に行いましょう。

まとめ:賢く車を買い替えよう

環境性能割の廃止で、これまでは選択肢になかった車も購入したいと感じるようになるかもしれません。金額が大きな車ほど、今までのコストが低くなるので、購入意欲が沸き立つ可能性があるでしょう。一方で購入時だけでなく維持していくのに必要なコストも考慮する必要があります。

弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の登録済み未使用車を展示しているだけでなく、国産全メーカー全グレードの新車販売に対応しています。これまで選択肢にあった車から、これから選択肢になるかもしれない車まで、スタッフに相談しながら検討していただけるのがメリットです。

環境性能割がなくなった今、これまでより買いやすくなっています。ぜひこちらからお気軽にスタッフにお問い合わせください。

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