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【日産キックス】燃費が良いと噂のe-powerは?琵琶湖を一周して実燃費を検証してみた

日産キックス

e-POWER搭載のコンパクトSUV、日産の新型「キックス」が2020年6月30日に発売されました。

  • キックスの燃費は良い?悪い?
  • ワンペダルって使いやすい?
  • 実際に運転してみた感想は?

など、新型キックスについて気になる点を、琵琶湖一周の実燃費の計測結果とあわせてしっかりレポートします!

新型キックスの外観

新型キックスで琵琶湖一周!実燃費の計測結果は?

まずは新型キックスで琵琶湖を一周して計測した実燃費の計測結果レポートから。

琵琶湖一周の実際の様子や計測の詳細はこちらの動画をご覧ください!キックスの走りや機能についてもわかりやすい言葉で解説しています。

e-POWERとは?

日産新型キックス最大のポイントである「e-POWER(イーパワー)」のメリットの一つが優れた燃費性能です。

そもそもe-POWERとは何かと言うと、エンジンで発電して100%モーターで走る日産独自のパワートレインです。
従来のハイブリッド車とは違い、その構造からすると発電機(エンジン)を搭載した電気自動車とも言えます。

e-POWERの仕組み
出典:e-POWER | 日産|技術開発の取り組み

実燃費の計測結果レポート

まず、実燃費計測の前提として、燃費を重視するために以下のルールを設定しました。

計測ルール
  • 走行モードは「ECOモード(※)」
  • エアコンは24度設定
()ECOモードとは?
回生ブレーキを使ったワンペダル走行が可能なe-POWERドライブには「Sモード」と「ECOモード」の2つのモードがあり、ECOモードは燃費重視のモードです。無駄なエネルギー消費を抑えるための穏やかな加速で低燃費に貢献します。

▼琵琶湖一周スタート時、燃費計とトリップメーターをリセット。

▼こちらが琵琶湖一周おおよその中間地点の燃費計。26.7㎞/Lの表示です。

▼そしてこちらが琵琶湖一周ゴール時です。

結果

琵琶湖一周、合計174.2km(トリップメーターでの距離)を走行した結果、メーター燃費は25.8/Lという結果に。

また、満タン法での計算結果は、24.9/Lでした。

メーター燃費と満タン法の数値の誤差は約3.5%あったものの、なかなか良い結果と言えるのではないでしょうか。

参考

キックスのカタログ燃費

  • WLTCモード燃費 21.6km/L
    ・市街地モード 26.8km/L
    ・郊外モード 20.2km/L
    ・高速道路モード 20.8km/L
  • JC08モード 30.0km/L

高速道路での燃費

▼琵琶湖一周前に走った高速区間でのメーター燃費は18.9㎞/Lでした。
e-POWERは回生ブレーキを使えないと燃費が稼ぎにくいと言う特性があります。

高速道路ではどうしても回生ブレーキを使う場面が少ないのですが、それでも今回、琵琶湖スタート地点到着までの高速道路移動でもここまでの燃費を稼ぎ出す事ができました。

番外編:燃費が良いはずのキックスで、まさかの数値が……!?

650kmの長距離ドライブの実燃費検証&やらかしの一部始終をゆるくご紹介しております。車で走ることのできる砂浜、石川県千里浜なぎさドライブウェイの美しい景色とともにお楽しみください!

新型キックスの特徴

進化したe-POWER

キックスのエンジンルーム

走り出しから最大トルクを発揮するモーターならではのレスポンスと加速を感じることができる日産e-POWER。
キックスe-POWERでは、ノートe-POWERに比べてモーターの最高出力を約20%向上させたことで、より力強い走りが可能に。

またe-POWER従来の充電量を重視する制御から車速を重視する制御に改め、低速走行時にはできるだけEV走行を続けて、なるべくエンジンを始動しないように制御することで、高い静粛性を実現しているとのこと。

試乗レポート

騒音も少なく、走り出しもかなりスムーズです。
タイヤのロードノイズだけがその分少し気になりましたが、
エンジン音はめちゃくちゃ静かです

3つのドライブモードとワンペダルドライブ

3つのドライブモード

キックスには「NORMAL(B)」「S(Smart)」「ECO」の3つのドライブモードが用意されています。
走行中にスイッチでモードの切り替えが可能で、渋滞時や市街地ではECOモード、山道はSモード、高速道路ではノーマルモードといったように、シーンにあわせて使い分けることができます。

キックスのドライブモード
出典:日産:キックス [ KICKS ] 電気自動車 (e-POWER) | 走行・安全

ワンペダルドライブ

e-POWERドライブのSモードとECOモードでは、回生ブレーキを使ったワンペダル走行が可能です。
ブレーキペダルを踏まなくても、アクセルペダルの操作だけで加速・減速をコントロールすることができ、渋滞時やカーブの多い道路などでのペダルの踏み替えの負担が軽減されます。

試乗レポート

ワンペダルドライブの使い始めは違和感がありますが、しばらくすると無意識のうちに使いこなしていました。
そしてアクセルオフだけで、止めたい場所にピタッと停止するのも少しの慣れで大丈夫でした

進みたいときにはアクセルを踏む、止まりたいときには足を離す、という感覚的な操作は、慣れるまでは使い辛いという声もある一方で、慣れると「快適」「楽しい」といった声も多いようです。

キックスのe-POWERモードスイッチとEVモードスイッチ

マナーモード

「マナーモード」はいわゆるEVモードのことで、マナーモード選択時にはエンジンは作動せず、電気が少なくなるギリギリまでEV走行が可能になります。

「チャージモード」で充電し、必要に応じて「マナーモード」に切り替えることで、早朝や深夜の住宅街などエンジン音が気になるシーンで、静かに走行することができます。

運転支援技術プロパイロット

キックスのプロパイロットスイッチ

「プロパイロット」は高速道路や自動車専用道路での巡航走行や渋滞時に、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を制御する日産の運転支援技術です。

車間距離をキープ
インテリジェントクルーズコントロールにより、前を走る車がいる場合にはあらかじめ設定した車速に応じて車間距離を一定に保ち、前を走る車がいない場合には設定した車速で定速走行します。

車線中央をキープ
また、インテリジェントクルーズコントロールの制御時、両側の白線や黄線を認識した状態、かつ先行車を検出していればハンドル支援機能の作動が可能です。直線はもちろん、ゆるやかなカーブでも車線中央をキープするようにステアリングを制御します。

試乗レポート

高速道路ではプロパイロットのおかげで、
夜間ドライブでもカーブでも白線に沿ってきっちり曲がってくれます
そして前車追従してくれるので、前走車が停止した場合もきちんと止まってくれました
ちょっと高速道路の運転自信が無いなと思うときには、とても強い味方になってくれます。とはいえ完全自動運転システムではありませんので、ハンドルはきちんと握って前をちゃんと見ておく事はとても大切です。

電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド

キックスの電動パーキングブレーキスイッチ

便利な電動パーキングブレーキ&ブレーキホールドを採用している新型キックス。
パーキングブレーキを自動で制御してくれるので、解除し忘れたまま走行という心配もありません。また、ボタン1つで省スペースというインテリア面でのメリットも。

加えてブレーキホールド機能により、信号待ちなどでブレーキペダルから足を離してもブレーキが保持されます。

試乗レポート

ブレーキホールド機能はまだ広く知られている機能ではありませんが、
有るのと無いのでは運転時の疲労度は全然違います
特に都市部での信号停止で、ブレーキを踏み続けないといけな場面では特にそのメリットが感じられます
都市部に強いe-powerと合わせてこのブレーキホールド機能は日産キックスの魅力を更に高めていると思います。

キックスの外観・内装・荷室

新型キックスは「X」と「X ツートーンインテリアエディション」のシンプルなグレード構成で、2WDのみのラインナップです。

  • X 2,759,900円 ~
  • X ツートーンインテリアエディション 2,869,900円 ~

価格差11万円のX ツートーンインテリアエディションはツートーンカラーのインテリアで、前席ヒーター付シート+ステアリングヒーター+寒冷地仕様が標準装備です。

外観

新型キックスは、全長 4,290mm、全幅 1,760mm、全高 1,610mmで、
ホンダのヴェゼルに近いサイズ感です。

その他のサイズは以下の通りです。

  • 室内長 1,920mm
  • 室内幅 1,420mm
  • 室内高 1,250mm
  • ホイールベース 2,620mm
  • トレッド前 1,520mm
  • トレッド後 1,535mm
  • 最低地上高 170mm
  • 車重 1,350kg
  • 最小回転半径 5.1m

内装

キックスの後部座席の座り心地はどうなのか、実際に座ってみた様子がこちら。

キックスの後部座席に座った様子

前の座席と膝の間はかなり余裕があり(こぶし2~3個分くらい?)、狭さを感じることなくゆったりと座れます。
ちなみにリクライニング機能はありません。

キックスの後部座席の収納ポケットとUSBソケット

前には収納ポケットもついています。
あと、後部座席にもUSBの充電ソケットがあり便利だなと感じました。

荷室

キックスの荷室

新型キックスの荷室容量は後席使用時で423Lです。
標準装備のトノボードで荷物を目隠しすることもできます。

キックスの荷室

荷室側からでも操作可能な可倒レバーで、後席を簡単に倒すことができます。
荷室の開口部が低く設計されてて、荷物の積み下ろしがしやすいのも嬉しいポイントです。

まとめ

▼日本で唯一、車で走ることのできる砂浜「千里浜なぎさドライブウェイ」にて。

競争の激化するコンパクトSUVというカテゴリーの中で、走り出しがスムーズな新型キックスは、ストップ&ゴーの多い街乗りメインの方におすすめの一台です。

またプロパイロットが全グレード標準装備で、街乗りだけでなくちょっとした遠出やレジャーにも幅広く使っていただけるのではないかと思います。

キックスのおすすめポイントまとめ
  • e-POWERならではの走りと燃費
  • ワンペダルが(慣れると)快適
  • 高速道路ではプロパイロットでステアリング制御&全車速追従
  • 便利な電動パーキングブレーキ&ブレーキホールド

新型キックスはもちろんカミタケでも取り扱っておりますので、
購入ご検討の際はぜひ一度ご相談下さい。
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ABOUT ME
正木 大樹
正木 大樹
奈良教育大学にて教員免許取得し、数学教師になるはずが車好きが高じてカミタケモータースへ就職。 車販売アドバイザーとしての経験を経て、システム担当へ。持前の車知識・分析力を活かした車紹介でYouTubeにて活躍中。