新型アトレーの内装は?軽商用車になった働く車の使い勝手を徹底解説!

新型アトレー

ダイハツが発売している軽ワンボックスのアトレーが、16年ぶりにフルモデルチェンジされました。

これまでは、ハイゼットカーゴの乗用タイプとしてラインナップされていたモデルですが、現行モデルでは4ナンバーの商用車となり、2021年12月に発売されました。

軽ワンボックスをレジャーで活用するシーンが増えたことから、使い勝手を工夫したモデルとなったアトレー。

軽商用車になってどのような内装になったのか、荷室や使い勝手のポイントをご紹介します。

目次

アトレーの内装の特徴は?

新型アトレーの内装の特徴は、以下のとおりです。

  • キャブオーバーバントップクラスの荷室
  • 充実した使いやすい装備
  • 商用車の質素な内装

それぞれの項目ごとに詳しくご紹介します。

キャブオーバーバントップクラスの荷室

アトレー

新型のアトレーになって、軽キャブオーバーバンでトップクラスの荷室になりました。

荷室の寸法は以下のとおりです。

ラゲージ容量1,275L
荷室幅1,410mm
荷室長1,820mm
荷室高1,215mm
バックドア開口幅1,310mm

後ほど取り上げるように、4ナンバー化したことから荷室容量が拡大しました。それも、軽キャブオーバーバンの使い方として、レジャーの割合が増加傾向があるからです。

多用化する軽自動車の使い方に合わせて、ニーズに応えるモデルへと変化したのです。ハイゼットカーゴの上位モデルになったことから、荷室スペースを広げることができました。また軽商用車なので、最大積載量が350kgになっています。

使いやすい装備が充実

アトレー

レジャーでの使用も想定されているので、使いやすい装備があるのもアトレーの特徴。リアシートは足元スペースに格納できる水平格納式リアシートになり、フラットな空間にできます。

先代モデルでもリアシートを倒すことはできましたが、完全なフラットな状態にはできませんでした。新型アトレーなら広々としたフラットな空間を作り出せるので、車中泊の際に横になったり休憩スペースにできます。

また車内には、空間アレンジができるユースフルナットや荷室空間を効率的に使えるデッキサイドトリムが用意されています。ディーラーオプションと組み合わせることで、レジャーの際の荷物を効率よく積載可能です。アトレーのコンセプトである「使い尽くせるマルチボックス」に相応しい装備です。

4ナンバーになり内装は質素に

アトレー

4ナンバーになったので、内装は質素になったと言えます。リアシートの足元空間は乗用タイプだった先代と比べると狭くなりました。しかし運転席に乗り込むと、シートも柔らかいものが採用されているので、商用車としては十分な装備です。

ステアリングやシフトパネルのデザインも、タントなどに準拠した印象を与えるものです。オーバーヘッドシェルフは荷物を入れておくのに便利。その分運転席の周りには、収納スペースが豊富にあるので、利便性が高いです。

アトレーのグレード別内装

アトレーのグレード別の内装の違いをご紹介しましょう。現行モデルでは、グレードによる違いは少なくなっていますが、安全装備などに違いがあります。

X

アトレー X

画像引用元:ダイハツ

アトレーの下位グレードである「X」は、シンプルな内装です。ステアリングホイールもメッキオーナメントはありますが、シルバー加飾がないものです。メーカーオプションで「RS」と同じシルバー加飾付となります。

運転席周りでは、インパネセンターポケットやメッキシフトリングが装備されていません。さらに荷室のアクセサリーソケットがありません。全車速追従機能付ACCとLKC(レーンキープコントロール)がないなど、安全装備も少ないのは注意点です。

RS

アトレー RS

画像引用元:ダイハツ

上位グレードのRSは、加飾付のステアリングホイールやTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、さらにタコメーターが装備されるなど商用車とは思えない装備となります。

小物などを入れておくのに便利なインパネセンターポケットがありますし、メーターパネルもシルバー加飾されます。商用車で初となるスマートインナーミラーはメーカーオプションです。両側パワースライドドアになっているのも特徴です。

アトレーデッキバン

アトレー デッキバン

画像引用元:ダイハツ

後部がオープンデッキになっているデッキバンは、オートエアコンや両側パワースライドドア、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイなど、「RS」に準拠した内装です。

荷室はオープンなので、ユースフルナットは4か所と少なくなります。オーディオでは6.8インチスマホ連携ディスプレイオーディオは設定されておらず、メーカーオプションは9インチスマホ連携ディスプレイオーディオのみの設定です。

アトレーの外装

アトレー

新型アトレーの外装は、ボディ側面の絞り込みが抑えられているので、四角のボックスという印象を与えるものです。ロングルーフ化されたため、先代モデルと比較すると箱という印象を与えます。

「RS」はバンパー下部やサイドシルのブラック加飾などにより、質感が高く仕上がっています。ボディーカラーは、「RS」と「X」共に、計6色用意されているので、乗用車らしい色を選択可能です。

アトレーの荷室

アトレー

アトレーは4ナンバーになったことから、軽キャブオーバーバントップクラスの荷室容量を誇ります。荷室が広いだけでなく、荷室へのアクセスも容易です。

バックドアの開口幅は1,310mmとなっていますが、側面上部がスクエア化されたことで、空間が広がっています。大きな荷物を積載するときには、開口口が広がっているだけで使い方が広がります。リアシート部にアクセスするスライドドアは、スライド開口高1,190mm、スライド開口幅685mmの広い開口口です。仕事やレジャーで活用するのに使いやすいです。

泥汚れなどを気にせず積載できる「イージーケアマット」が装備されています。またオプションで空間アレンジできるユースフルナットがあるので、目的に合わせて荷室のカスタムが可能です。

アトレーの収納

アトレーには使いやすい収納スペースが充実しています。仕事はもちろんのこと、レジャーで使うときに小物を収納するスペースが豊富にあります。

オーバーヘッドシェルフ

アトレー

画像引用元:ダイハツ

仕事で使う書類などを入れておくのに適したオーバーヘッドシェルフは、同じ商用車のハイゼットカーゴには装備されていないグレードがありますが、アトレーは全車標準装備です。

助手席トレイ/センタートレイ

アトレー

画像引用元:ダイハツ

助手席の前にあるオープンスペースです。すぐに取り出したい小物を置いておくのに適したスペースです。フックがついているので、買い物袋などを吊り下げておけます。またセンタートレイはスマホなどを置いておけるサイズの収納です。

グローブボックス

アトレー

画像引用元:ダイハツ

車検証などを入れておけるグローブボックスは、大き目のスペースになっているので、車検証や手帳などを収納できるでしょう。

カップホルダー

アトレー

画像引用元:ダイハツ

運転席と助手席にある掘り込み式のカップホルダーです。

インパネセンターポケット

アトレー

画像引用元:ダイハツ

すぐに取り出したい小物を置くのに便利なインパネセンターポケットは、「RS」と「アトレーデッキバン」に標準装備されています。

コンソールトレイ

アトレー

画像引用元:ダイハツ

コンソールトレイは、運転席と助手席の真ん中にある収納スペース。バッグやサングラスなどを置いておけるスペースです。

ドアポケット&ボトルホルダー

アトレー

画像引用元:ダイハツ

ドアポケットは細かく分けられているので、業務に必要な書類を整理しやすいです。ドアにボトルホルダーがあるので、ペットボトルを入れておけるでしょう。

シートバックポケット

アトレー

画像引用元:ダイハツ

助手席のシートバックポケットです。地図や雑誌などを収納できる大きさです。

USBソケット

アトレー

画像引用元:ダイハツ

「RS」「アトレーデッキバン」に標準装備、「X」にメーカーオプションで装備されるUSBソケットです。スマホの充電がしやすいです。

デッキサイドポケット

アトレー

画像引用元:ダイハツ

荷室のサイドにデッキサイドポケットは左右に装備されています。荷室を整理できる収納スペースです。

大型LED荷室灯

アトレー

画像引用元:ダイハツ

大型LED荷室灯があるので、暗い中でも荷室の整理がしやすいです。LEDなので消費電力が少ないのも嬉しいポイントです。

荷室アクセサリーソケット

アトレー

画像引用元:ダイハツ

「RS」に標準装備されているアクセサリーソケットです。荷室スペースで電力を使いたいときに便利です。

アトレーの価格

RSCVT 2WD 1,672,000円CVT 4WD 1,826,000円
XCVT 2WD 1,562,000円CVT 4WD 1,716,000円
アトレーデッキバンCVT 2WD 1,914,000円CVT 4WD 2,068,000円

アトレーを動画でチェック!

 カミタケチャンネル!

発売されて間もないアトレーを弊社スタッフが試乗してみました。動画では、内外装の紹介や試乗してみた感想などをご紹介しています。商用車になってアトレーがどのように変化したのか、詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

スタッフA
新型アトレーを走行してみた印象は、ハンドルが軽く、旋回性が高いということです。

また、軽バンといえばアクセルをしっかり踏み込まなければ加速しないイメージでしたが全車ターボ標準装備ということもあり、軽く走ってくれます。

直前にエブリィワゴンPZターボを運転して比較してみたのですが、正直アトレーの方が走行性は良かったです。それに長距離使用が多い車種なので、燃費がWLTCモード14.7km/Lと同クラスの中では良い点も嬉しいですね。

アトレーをお得に購入する方法

ここからはアトレーをお得に購入する方法をご紹介しましょう。

アトレーをお得に購入するには、未使用車と低金利ローンの利用をおすすめします。お得になる理由や具体的にどれほどお得になるのかご紹介しましょう。

未使用車

登録済(届出済)未使用車とは、初度登録されていても一般の走行に供されていない車のことです。コンディションは新車に限りなく近いのですが、中古車という扱いのためにお得に購入できます。

中古車の場合には、前オーナーがどのように車を維持していたのか分かりにくいため、車のコンディションが不安要素になることもあります。しかし未使用車は新車に限りなく近い状態ですし、新車と同等の保証が販売店から用意されていることが多いのが特徴です。手続きをすれば、ディーラーで保証を受けられるので安心して乗れるでしょう。

在庫がある車種やグレードに限られてしまうというデメリットはあります。しかし元からグレードが限られているアトレーであれば、希望するグレードやボディーカラーの車を見つけやすいでしょう。

新車に近いにも関わらず、新車よりもお得に購入できることが多いため、未使用車はおすすめです。弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の未使用車を展示しており、好みの車を探していただけます。

低金利

軽自動車の商用車といっても、アトレーは装備が充実していることから100万円後半になってしまいます。そのため、購入したくても手元のキャッシュは残しておきたいという方もおられます。

そのような方におすすめなのが、低金利ローンの利用です。好みのグレードの車に乗るために利用されることが多いローンですが、低金利であればあるほどお得に車に乗れます。

ローンは毎月の支払額を一定にできますが、金利という手数料負担があるからです。低金利ローンであれば手数料負担を抑えて、車を購入できます。

例えば弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを取り扱っており、大変お得に購入していただけます。1.99%OPプレミアムプランなら、他社同等プランと比較すると最大60.2万円もお得!

乗り出しに必要なオプションもセットになっているため、比べてみればお得!ぜひこちらから詳細情報をチェックしてください。

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