本当に保険修理するべき?鈑金で安く抑える方法や保険を使うポイントを解説!

鈑金修理

車を傷つけてしまったり、擦ってしまったりすると、

「どのくらい費用がかかるのか?」と修理方法など分からないことだらけでしょう。

大抵の場合は購入したところや近くの修理工場に任せることが多いと思います。

実費で直すべきなのか保険を使うべきなのか・・・そこで気を付けて欲しいポイントをご紹介!

この記事では保険を使うべきなのか、自費で安く鈑金修理すべきなのかを、実例でご紹介します。

保険修理すべきなのかを検討するポイント

  • 事故の内容、相手がいるのかどうか賠償等
  • 保険を使った際の今後の保険料
  • そもそも車両保険でカバーできるか
  • 免責金額があることも
目次

保険修理するのには落とし穴がある

車 塗装

交通事故で相手の車にぶつけてしまった時、自損で車両を擦った時でも保険修理することは可能です。

そもそも保険修理する際、2つの事故の種類によって、修理の負担が異なります。

  • 相手がいる交通事故の場合:お相手のケガの保証・車の修理、ご自身の車の修理についてもご負担が必要。
  • 相手がいない=自損事故の場合:ご自身の車の修理のみ。

ここで知っておいて欲しいことは相手がいる事故・単独の事故でも保険を使えば今後保険料が必ず上がります。

また、保険料に関しては保険会社が負担した金額に応じて保険料の額が決まるわけではありません。

使うか使わないかが今後の保険料を左右するため、10万円の修理であっても100万円を超える修理であっても上がる保険料は同じです。

慎重に判断をしないと実は損しているかもしれません。

自費で鈑金するとよい理由

費用

保険修理すると、以下のようなデメリットがあります。

  • 翌年からの保険料が上がる
  • 保険の等級ダウン

翌年の保険料が上がる

自動車保険には、等級が定められており、契約者の事故実態に応じてリスクが区分されます。初めは6等級が適用され、自動車保険を使わないと翌年から1等級ずつあがり、保険料も割引されるという手順です。

しかし車両保険を使うと、等級が下がり割引率が下がります。事故有係数が適用されるので保険料も高くなります。そのため、翌年以降の保険料は上がるのです。

相手がいる事故では、事故の種類によりますが保険を使うと等級が3等級下がります。

保険の値上げは3年間続く

保険等級の変化は、基本的に3年間続くので、保険料がアップするのが懸念点となります。1等級ダウンの事故は、飛び石やいたずら・台風・火災などによる事故です。

電柱にぶつけてしまって、擦り傷が入ったなどのケースは、3等級ダウン事故となります。保険を使用した段階で、必然的に保険等級が下がります。

そもそも車両保険を利用してしまうと、事故有係数になるので、無事故の場合と比較して割引額が異なります。

もちろん無事故係数の割引率の方が大きいため、年間の保険料も抑えられます。保険料の値上げが続くので、保険を利用するのか検討すべきです。

保険修理を使うべきか判断する方法

保険修理を使うべきかは、保険や割引率の確認によって判断できます。

保険を確認

車両保険を使うかどうか判断する前に、加入している保険に車両保険が含まれているか確認します。

車両保険に加入していないのであれば、そもそも保険を利用できませんし、車両保険には2つの種類があることにも注意が必要です。

車両保険には、「一般型」と「エコノミー型」があります。一般型が通常の車両保険ですが、エコノミー型は補償範囲が狭くなることで、保険料を抑えています。

※他の名称を採用している保険会社もあります。

エコノミー型は、当て逃げや単独事故などは補償されませんが、いたずらや飛び石などは補償範囲に含まれている保険です。

加入している車両保険がどちらのタイプなのか確認しておき、修理したい傷が付いた理由も確認しましょう。

補償の対象であるなら、車両保険の利用を検討できます。

割引率の変化を確認

車両保険を利用できるなら、利用した後にどれほど割引率が変化するのか確認しておきましょう。

既述したように車両保険を利用すると、3等級ダウン事故ならその後3年間の保険料の割引率が事故有係数となり、保険料が割高となるからです。

1等級ダウン事故なら、等級が1つしか下がらないので、1年間無事故であれば戻ります。しかし1等級ダウン事故の例は、水災、いたずら、飛び石など、限られています。

逆に、1等級ダウン事故なら保険料が上がる期間が短いため、車両保険を利用しても影響が少ないこともあるでしょう。モドーリー LINE

車両保険で修理できるのはどこまで?

ポイント

車両保険には、2つのタイプがあることをご紹介しましたが、どのような内容であれば車両保険を利用できるでしょうか?

一般型とエコノミー型の違いの表

補償内容  一般型 エコノミー型
車との事故
自転車との事故 ×
電柱との衝突 ×
当て逃げ ×
盗難・いたずら
火災・爆発・洪水
飛び石
転覆・墜落 ×
地震 × ×

既述したように、一般型は補償範囲が広いですが、その分保険料も高くなります。上記の表でも、地震以外なら一般型は補償範囲に含まれています。

保険料を抑えられるエコノミー型は、車との事故など相手が分かっている場合は問題ないものの、当て逃げなどは補償されません。

また自転車との接触や自損事故も、補償範囲に含まれていないのが特徴です。車両保険に入っていれば、どのようなケースでも補償されると思いがちですが、どこまで補償されるかが異なるのは注意が必要でしょう。

保険修理をする際の注意点

ポイント

保険で修理することを検討していても、いくつか注意点があります。

保険修理の注意点

  • 免責金額がある
  • 等級が下がる
  • 車両保険が使えないケースもある

これらのポイントを考慮しておくなら、本当に保険修理がよいのか判断できるでしょう。

免責金額がある

車両保険に加入する際に、免責金額を設定します。免責金額というのは、車両保険を使用するときに契約者が自分で負担する金額のことです。

例えば、車両保険が50万円だとしても、免責1回目は10万円となれば、契約者は10万円の負担が発生します。

つまり、車両保険を使うと決定しても、契約者に負担が発生するのです。免責金額は加入時に設定しているため、契約者によって異なりますが、いずれにしても負担金が発生する可能性はあります。

もちろん、「免ゼロ特約」という、ケースによっては自己負担なしという契約もあります。しかし特約の有無によっても、保険料が変わるのです。どうしても負担が発生する可能性があることは避けられません。

保険を使用した場合の免責金額の確認を、事前にしておきましょう。

等級が下がって保険料が値上がりする

車両保険を使うと等級が下がるため、その後3年間の保険料の負担が増えます。3年後になっても、保険を使わなかった場合と比較しても等級は異なります。

つまり、保険を使ったタイミングで無事故の場合との割引額は異なっているのです。車両保険を使って鈑金修理を考えているなら、事前に保険を使った場合の3年間の保険料の値上がり金額を聞いてみましょう。

割引額が大きい方ほど、値上がり幅が増える可能性はあります。保険会社に保険料の算出を依頼して、その後に、鈑金業者に修理を見積もりしてもらいましょう。

車両保険が使えないケースもある

車両保険に加入していても、適用されないケースがあります。例えば、車両保険が適用できないケースは以下の通りです。

  • 故意の事故
  • 飲酒運転
  • 無免許運転
  • 自然災害の損害
  • 契約の補償対象外

故意や違法な運転はもちろんですが、自然災害は対象外となっています。そのため、車両保険に入っていれば、どんな事態でも補償されるというわけではありません。

一般型では自転車との接触の場合には補償されるものの、エコノミー型では対象外となります。運転する機会が多いと、自転車と接触して傷つけられる可能性もあるでしょう。

加入している車両保険のタイプによっては、車両保険が使えないこともあります。

自費で鈑金修理する場合の注意点

車 鈑金 板金

自費で鈑金修理する際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • ディーラーの修理は高い可能性がある
  • 信頼できる業者を見つけることがポイント

ディーラーの修理は高い

自費で修理することを選択するとしても、ディーラーで見積もりを取ると修理費用が高額になることもあります。

ディーラーには、鈑金塗装の職人がいないこともあります。そのため、鈑金修理は他の業者に外注しているケースがあるのです。

ディーラーの工場で作業していると思っていても、実は自社スタッフではない職人や車自体を回送して鈑金業者に預けていることも。

外注しているということは、そこに手間賃や利益が含まれているので、どうしても修理費用が高くなります。

また、ディーラーは部品を交換すると判断するケースがあります。安心のためとはいえ、修理費用が高くなるのがデメリットです。

信頼できる業者を見つける必要がある

自費で鈑金修理するのであれば、信頼できる業者を見つけるのも重要となります。というのも、鈑金修理をどの範囲までするのがよいか判断するのは簡単ではないからです。

広い範囲で作業すれば、仕上がりはきれいかもしれませんが、その分費用は高くなります。費用が高くなるのを抑えながらも、違和感のない仕上がりになるように作業範囲を調整する必要があります。

愛車をきれいに仕上げながらも、修理費用を抑えるためには、実際の鈑金修理に精通しており信頼できる業者を見つけることです。

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