2025年4月13日に開幕した【大阪・関西万博】。
「未来のモビリティは絶対見ておきたい!」と、車屋3人組で万博に突撃してきました。
が――。
「え、パビリオンって予約必要なの?!」と知ったのは直前。
とりあえず【P&R駐車場】だけ予約し、ほぼノープラン&チケットのみ所持という状態で平日朝に入場してみたら、リアルな万博の姿が見えてきました。
- 予約なしでも楽しめる?
- 車で行く方法は?
- 食費ってどれくらいかかるの?
…など、気になる点を1日の流れとともにレポートします!

【アクセス】車で行くならP&R駐車場が必須!
万博会場には自家用車での直接乗り入れは不可。
そのため、事前に「P&R(パークアンドライド)駐車場」を予約し、シャトルバスで会場に向かいます。

私たちは前日にアプリで舞洲駐車場Aを予約。混雑時間帯と繁忙期の料金がそれぞれ加算されて合計6,500円に…!支払いは事前クレジット清算のみ。
大人数での来場ならまだしも、1~2人だとコスパ的にちょっと厳しいかも…。
実は「西ゲート」経由は穴場!
ただし、パーク&ライドを使うことで西ゲートから入場できるというメリットも。
万博会場には東ゲートと西ゲートの2つの入口があり、
東ゲート:大阪メトロ中央線・夢洲駅からの来場者が集中
西ゲート:高速バス・主要駅からのシャトルバス利用者、自家用車(P&R)利用者向
…と分かれています。
現在のところ、西ゲートの方が来場者が少なく比較的空いている傾向にあるため、混雑回避の観点では西ゲート経由がおすすめです。
EVシャトルバスで快適アクセス
万博会場内外を走行するEVバスは、約100台が導入されており、一部ではレベル4の自動運転を実施。
来場者の移動をサポートしつつ、“未来の移動”そのものを体験できる展示の一部としても注目されています。

私たちが乗ったバスは手動運転で、特に一般的なバスと変わらず
到着すると、目の前にはずらりと並んだ世界158カ国の国旗!
圧巻の光景に気分も一気に万博モードへ。
【入場】手荷物検査に注意!持ち込み禁止物もチェック
西ゲートの手荷物検査では、約15分ほど並びました。以下の点に要注意:
- 三脚・自撮り棒など:手のひらサイズ以下でないとNG
- ビン・缶入り飲料は禁止(ペットボトル・水筒はOK)
- スーツケースなどキャスター付きの荷物もすべて持ち込み不可(大きさに関係なく禁止)
- X線検査装置のサイズ(600×900×400mm)を超える大型手荷物も不可
※持ち込めない荷物はゲートで預けられますが、1日100個限定・1個1万円と高額なのでご注意を。
【気分を上げる】オフィシャルショップでグッズ購入
「ユニバ気分でカチューシャつけたい!」と意気込んで公式ショップへ。
…が、大混雑でお目当ては見つからず。
代わりに購入したのは:
- ネックポーチ:4,980円
- ミャクミャクバッジ:770円
- トイグラス(スモール):2,420円
合計:8,170円。テンションは上がるが、財布にはやさしくない。
【予約争奪戦】当日枠をアプリで死守!
予約なしで入場した私たちが次にやるべきは、入場10分後からできる「当日受付予約」。
アプリでの予約争奪戦はかなり過酷!
空きが出てもすぐに埋まり、「予約できませんでした」の連続。
それでも必死にタップしまくり、なんとか確保!
- 諏訪田(:未来の都市パビリオン(15:40〜)
- 亀井:関西パビリオン(15:30〜)
- 黒石:三菱未来館(15:15〜)
まずは大屋根リング!
西ゲートから近い「大屋根リング」は、日本最大の木造建築。
中に入ると、内側に海外パビリオン、外側に国内パビリオンが並びます。





【注目展示①】空飛ぶクルマ&モビリティステーションへ!

空飛ぶ車は飛んでなかった…が、存在感あり!
次に向かったのは、エンパワーゾーンの「空飛ぶクルマステーション」。
展示されていたのは、巨大なドローン型のモビリティ。
事前予約すれば乗車&説明も可能ですが、私たちは外から撮影のみ。

【ごはん事情】高いけど、楽しい!
お腹も空いてきたので、ランチに選んだのはオーストラリアパビリオン横のカフェ「CAFE KOKO」。
ワニ肉ロールパン×2、オージーパイ×2、オーストラリアのクラフトコーラ「カピコーラ」×3本を注文して、合計6,640円!
オージーパイは、中にビーフミンチの濃厚なシチューが詰まっていて、サクサクのパイ生地と相性バツグン。
初体験のカピコーラは、日本のコーラよりも生姜がしっかり効いていて、スッキリした後味がクセになります。
ワニ肉は…ちょっとドキドキしながら食べたけど、クセもなく、意外とあっさりで食べやすい!

「未来の都市パビリオン」で“移動本能”を考える
私が予約したのは「未来の都市パビリオン」。

全長150m超の巨大な白い建物で、万博内でも最大級のスケール。
中は3つのエリアで構成され、Society5.0をテーマにした未来の都市体験ができます。
- 自分の姿がリアルタイムで映る演出
- 2035年の暮らし・医療・移動の変化を大画面映像で体感
- KDDI&日立の展示では、端末操作で未来の課題に挑戦できる(※今回は非シアター枠で予約のため体験せず)
そして圧巻だったのが、モビリティ展示エリア!
- 川崎重工の「ALICE SYSTEM」:公共交通を自動乗り継ぎするキャビン
- 四足歩行ロボット「CORLEO」:水素で動くパーソナルモビリティ
- 商船三菱の「ウインドハンター」:風と水素で走る次世代船
- クボタのスマート農業:未来農家を体験できるゲーム形式
特に「移動本能」という考え方には、車屋として深く共感。
私たちは日々、人の移動に関わる仕事をしているけれど、「移動=幸せ」という視点は新鮮でした。
【一息】未来チュロスでカフェタイム

合流後、向かったのは「EARTH TABLE〜未来食堂〜」内の「**EARTH SWEETS ~竹下製菓~」ブース。
- グルテンフリーチュロス(米粉×酒米使用)
- スダチソーダ
フードロス削減にも貢献している、サステナブルなスイーツです。
- チュロス:780円×3
- ドリンク:1本
合計:2,840円

米粉なのでモチモチして美味しい!「大阪」って文字の形のチュロスもあったよ!
【夕方散策】スイス断念→オーストリアで穴場ご飯!



代わりに入ったのが、隣のオーストリアパビリオン。こちらは穴場的存在でスムーズに入場可能!
- 螺旋階段を登って展望台へ
- レストランで本格ディナーを体験
注文したのは:
- ソーセージセット
- フライドチキンサラダ
- 野菜パイ包み
- ビーフシチューとパン
- ドリンク
合計:10,300円。高いけど、ビーフシチューが激ウマ!
【夜景】大屋根リングの夕日が最高すぎた

18時を過ぎ、最後にもう一度大屋根リングへ。
- 南側は海に面していて、夕日が沈む瞬間が絶景
- 会場がライトアップされて幻想的な雰囲気に変化
まるで別世界。これだけでも来る価値アリです。
【ラストグルメ】ナシゴレンが今日イチの美味しさ!

最後は、マレーシア&フィリピンのパビリオンへ。
マレーシアのフードコートで:
- ナシゴレン
- ミーゴレン
- 唐揚げ
- 濃厚マンゴージュース
をテイクアウト。
時間がギリギリだったため、シャトルバスで駐車場へ急行し、車内で夕食に。
結果――
「これが今日イチでうまい!」と全員一致。
ボリュームも味も大満足の一皿で、最高の締めくくりになりました。
💸 万博に掛かった合計費用は…?
今回、車屋3人組で大阪・関西万博を平日飛び込みで満喫したところ、かかった費用はなんと合計56,376円!
内訳はこちら👇
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チケット代(前期券・大人3名分)…15,000円
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食事代(3人分)…26,736円
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グッズ代(ネックポーチ・ピンバッジなど)…8,140円
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駐車場(P&R+早朝加算)…6,500円
正直なところ、事前準備なしで思いっきり楽しんだわりには「まあまあ妥当な出費…?」という印象も。
ただし、ご飯代だけで2.6万円というのは、勢いで爆食いしすぎた感も否めません(笑)
これから行く方は、人数や予算に合わせて“食欲”とのバランス調整をぜひ…!
【まとめ】予約なしでも大阪万博は楽しめる!
予約なしでも、当日飛び込みでも、大阪関西万博は十分に楽しめる!
でも、ちょっとした準備やコツでさらに快適に過ごせます。

1日じゃ全部は回れやんけど、絶対行きたいところは抑えれば大満足!
おすすめポイントまとめ
- ✅ P&R駐車場は事前予約を忘れずに
- ✅ アプリ&端末を併用して当日予約にチャレンジ
- ✅ グルメは高めだけどクオリティも◎
- ✅ 昼と夜で表情が変わる会場を両方楽しむべし
- ✅ モビリティ好きには「未来の都市」「空飛ぶ車」「ガンダム」展示は必見!
未来のモビリティ・グルメ・異文化体験を1日で味わえる、大阪関西万博。
車で行けるリアルな目線からの体験レポートとして、今後の訪問の参考になれば嬉しいです。
