【徹底比較】スペーシアギア vs タントファンクロス|アウトドア系軽自動車の違いとおすすめは?

タントファンクロス スペーシアギア

スペーシアギアとタントファンクロスは、似ているジャンルですが、モデルによって特徴が異なっています。

今回の記事では、アウトドア系のスーパーハイトワゴンの違いを比較していきます。

目次

スペーシアギアとタントファンクロスとは?

両モデルのコンセプトとターゲット層

スペーシアギア

スペーシアギア

スズキの「スペーシアギア」は、2018年の年末に登場したモデルです。コンセプトは、「広い室内空間」と「アクティブなSUVスタイル」をかけ合わせた、新しい発想の軽ハイトワゴン。日常の使い勝手をそのままに、アウトドアやレジャーにもぴったりな一台として開発されました。

ベースとなっているのは、使い勝手の良さで定評のある「スペーシア」。そこに、丸型のヘッドライトや、角を丸く仕上げた四角いボディを組み合わせることで、愛嬌のある個性的なデザインに仕上げられています。見た目のユニークさも、このクルマの大きな魅力のひとつです。

タントファンクロス

タントファンクロス

ダイハツ・タントファンクロスは、2022年10月のマイナーチェンジを機に新たに加わった個性派グレードです。ベースとなるのはもちろん、長年多くのユーザーに支持されてきた「タント」。そこにアウトドアテイストを盛り込んだのが、このファンクロスです。

パワーユニットやプラットフォーム(車台)、ボディなど、基本的な構成はタントと共通しています。そのうえで、タフでアクティブな雰囲気をまとったエクステリアに仕上げられており、自然の中にも似合うスタイリングが魅力となっています。

もちろん、タントといえばの魅力である使い勝手の良さも健在です。両側スライドドアにくわえて、助手席側にセンターピラーを持たない「ミラクルオープンドア」も装備。お子さまの乗り降りや荷物の積み下ろしなど、日常使いでも便利さを感じられるポイントがしっかりと押さえられています。

外観・内装の違いを比較

エクステリアの特徴

スペーシアギア

スペーシアギア

スズキ スペーシアギアは、ブラック塗装が施されたプロテクター類を各所に装備し、ひと目で「アクティブさ」を感じさせるスタイルに仕上がっています。コンセプトは「アウトドアライフに欠かせないアクティブ軽ハイトワゴン」。その名のとおり、外遊びを楽しむ人たちにぴったりの1台です。

角を丸くした“スクエアシルエット”のボディに、クリッとした丸型ヘッドライトを組み合わせることで、やさしくも個性的な表情を作り出しています。このフロントフェイスには、つい「かわいい!」と声をあげたくなるような愛嬌があり、長く付き合いたくなるような愛着が湧いてきます。

「ギア=道具」という車名のイメージどおり、実用性をしっかり意識したデザインや装備が随所に盛り込まれており、アウトドアシーンでも頼れる存在になってくれそうです。

タントファンクロスと比べると、デザイン面での“道具感”や“親しみやすさ”では、一歩リードしている印象を受けます。かわいさと機能性、そのどちらも妥協したくない方には、スペーシアギアはとても魅力的な選択肢になるのではないでしょうか。

タントファンクロス

タントファンクロス

画像引用元:タントファンクロス

タントファンクロスは、ひと目で「タフさ」を感じさせるデザインが特徴です。ブラック塗装された大きなサイドモールに加え、フロント部分にはプロテクター風の装飾、そしてアンダーガードを模したデザインが取り入れられています。これらの装備が相まって、街中でもアウトドアフィールドでも映える、力強い印象を与えてくれます。

ボディカラーもまた、個性を演出するポイントのひとつです。鮮やかすぎないグリーンやベージュなど、流行のアースカラーが多くラインナップされており、ナチュラル志向のユーザーにも好まれそうです。

インテリアの使い勝手・質感

スペーシアギア

スペーシアギア

インテリアにもアウトドア向けの工夫がしっかりと詰め込まれています。たとえば、撥水加工が施された専用ファブリックシートや、防汚タイプのラゲッジフロア、シートバック背面など、汚れや水濡れに配慮した素材が採用されています。

キャンプや釣り、ちょっとした山遊びなどでも、気兼ねなく使えるタフさはうれしいポイントです。家族での週末レジャーから荷物の多い買い物まで、幅広く対応してくれます。

スペーシアギア

後席のスライドドアは、スペーシアギアもタントファンクロスも両側電動スライド式となっており、どちらもワンタッチでスムーズに開閉できる仕様です。細かい操作方法などに多少の違いはありますが、それぞれに便利なロック/アンロック機能も備わっているため、日常の使い勝手は非常に優れています。

また、インテリアにも注目したいポイントがあります。たとえば、アウトドアウォッチをイメージしたデザインのメーターが採用されているなど、単に“やさしい”とか“かわいい”といった印象にとどまらず、アクティブな雰囲気をしっかり演出しているのも魅力のひとつです。

タントファンクロス

タントファンクロス内装

画像引用元:タントファンクロス

スペーシア ギアとタント ファンクロスの間で、大きく異なるポイントのひとつがドアまわりの構造です。

スズキ スペーシア ギアでは、助手席ドアと助手席側のスライドドアの間に“Bピラー”という柱がしっかりと設けられています。一方、タント ファンクロスにはこの柱が外からは見えない構造になっており、これが大きな違いになります。

というのも、タント ファンクロスではBピラーの役割を前後のドア内部に内蔵することで、開けたときにまるで柱が“消えた”かのような、非常に開放的な開口部が生まれます。この機構は、ダイハツが「ミラクルオープンドア」と名づけているもので、荷物の積み下ろしやチャイルドシートの乗せ降ろしなど、日常の使い勝手にも大きく貢献しています。

タントファンクロス

画像引用元:タントファンクロス

もちろん、この特徴はファンクロスのベースモデルである「タント」から受け継がれたもの。“ミラクルオープンドア”はダイハツ車ならではの魅力であり、他社にはない大きなアドバンテージといえるでしょう。

ファンクロスでは、アウトドアでの使い勝手をより高めるための装備が多数用意されています。たとえば、濡れたキャンプ用品や汚れたギア類も気にせず積める防水加工のシートバックは、荷室の使い勝手をぐっと広げてくれます。

さらに、ラゲッジルームランプやUSBソケットなど、夜間や電源が必要なシーンでも役立つ機能がしっかり装備されているのも嬉しいポイントです。

走行性能・燃費・乗り心地を比べてみた

エンジンと走行性能の違い

スペーシアギア

スペーシアギア

パワートレインには、スズキが誇るマイルドハイブリッドシステムを全車に標準搭載。

市街地での使い勝手に関しては、スペーシアギアの快適性が光ります。スペーシアギアにはマイルドハイブリッドシステムが搭載されており、信号待ちなどでのアイドリングストップからの再始動時も、とてもスムーズです。

一般的なクルマでは、エンジン再始動時に「キュルキュル」といったモーター音や「ブォーン」というエンジン音、さらに振動を感じることがあります。しかし、スペーシアギアではそうした音や揺れがほとんど気になりません。モーターの力で静かにエンジンをかけるため、「シュルン」とわずかに聞こえるかどうかという程度の音しか発しないのです。

とくに市街地では、何度もアイドリングストップと再始動を繰り返すことになります。そのたびに音や振動が気になる車と、ほとんど気づかないレベルで再始動してくれる車とでは、快適性に大きな差が出てきます。

タントファンクロス

タントファンクロス

画像引用元:ダイハツ

搭載されるエンジンは、経済性に優れた直列3気筒の自然吸気(NA)と、より力強い加速が魅力の直列3気筒ターボエンジンの2種類から選べます。どちらのエンジンもCVT(無段変速機)との組み合わせとなっており、駆動方式についてもFF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)の両方が用意されている点は共通しています。

最大トルクについても、わずかな差はありますが、数字の上ではほとんど変わりません。もちろん、それらのパワーを発揮する際のエンジン回転数には若干の違いはあるものの、体感できるほどの大きな差ではないため、走行時の力強さも「どちらも同じくらい」と考えて問題ないでしょう。

4WDモデルの最低地上高は、クラストップレベルの165mmを確保しています。SUVスタイルの「タフト」ほどの走破性とはいかないものの、ファンクロスも4WD仕様を選べば、ちょっとした未舗装路やぬかるみ程度なら難なくこなしてくれる頼もしさがあります

安全装備・先進機能を比較

スペーシアギアの「スズキセーフティサポート」

スペーシアギア

画像引用元:スペーシア ギア 安全装備|スズキ

2023年11月に登場した現行型スペーシアでは、安全性能がさらに進化しています。ミリ波レーダー、単眼カメラ、そして超音波センサーを組み合わせた新しい検知システムを採用し、従来よりも広い範囲をカバーできるようになりました。その結果、周囲の障害物や車両などを、より早く、より正確に検知することが可能になっています。

従来モデルから引き継がれた安全機能も、しっかりとブラッシュアップされています。衝突被害軽減ブレーキはもちろんのこと、誤発進抑制機能や後方誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシストといった機能が引き続き搭載されています。

中でも注目なのは、これまでグレードによって設定されていた車線逸脱抑制機能が、今回から全車標準装備になった点です。より多くのユーザーが、安心感のあるドライブを体感できるようになりました。

また、「発進お知らせ機能」も進化しています。これまでのように前方の車が発進したときに加え、信号が赤から青へ変わったタイミング(方向指示器の作動に応じて矢印信号にも対応)も検知し、遅れを防いでくれます。

さらに、「標識認識機能」では、転回禁止や赤信号の認識にも対応。より幅広いシーンで、ドライバーの判断をしっかりとサポートしてくれる仕様になっています。

タントファンクロスの「スマートアシスト」

tanto_funcross

画像引用元:タント ファンクロス ダイハツ

スペーシアギアと比較して、タントファンクロスが優れているのは、パーキングアシストがある点です。

スマートパノラマパーキングアシスト

※「スマートパノラマパーキングパック」または「9インチスマホ連携ディスプレイオーディオ(スマートパノラマパーキングパック付)」を選択した場合に装備されます(メーカーオプション)。

スマートパノラマパーキングアシストは、駐車の際に頼もしいサポートをしてくれる先進機能です。車両に搭載されたカメラが駐車枠の白線を自動で検知し、モニターと音声ガイドに加えて、ハンドル操作までアシストしてくれます。

ドライバーは周囲の安全確認に集中できるため、初めての場所や狭いスペースでの駐車も、落ち着いて操作できます。案内に従ってアクセルやブレーキで速度を調整するだけで、スムーズに車庫入れが可能です。

また、この機能は車庫入れだけでなく、縦列駐車にも対応しています。苦手意識のある方には、このような装備があると安心して運転する助けになるでしょう。

価格・グレードの違い

ファンクロス2WD1,809,500円
4WD1,930,500円
ファンクロスターボ2WD1,903,000円
4WD2,024,000円
スペーシアギアHYBRID XZ2WD1,952,500円
4WD2,072,400円
スペーシアギアHYBRID XZ TURBO2WD2,037,200円
4WD2,157,100円

価格面で見ると、ハイブリッドシステムを搭載しているスペーシア ギアのほうが、全体的に約15万円ほど高めの設定となっています。ただし、この価格差ほどの違いが動力性能や燃費などのカタログスペックに大きく表れているかというと、そうでもありません。

そのため、どちらを選ぶかは内外装のデザインの好みや、自分にとって必要な装備が備わっているかどうかが大きな判断材料になりそうです。

たとえば、「静かな走り」や「先進的な印象」を重視する方ならスペーシア ギアがぴったりかもしれませんし、「価格とのバランス」や「開放感のある使い勝手」を求める方にはタント ファンクロスがしっくりくるかもしれません。

最終的には、どちらが自分のライフスタイルにフィットするかを考えながら選ぶとよいでしょう。

どっちがおすすめ?タイプ別に選ぶなら

ファミリーユースに向くのは?

スペーシアギア

市街地走行が中心という方には、スペーシアギアをおすすめしたいところです。

その理由は、スペーシアギアに搭載されているマイルドハイブリッドシステムの効果にあります。とくにアイドリングストップからの再始動時の静かさとスムーズさは秀逸で、エンジンがかかったことに気づかないほど。再始動時に不快な音や振動がほとんどなく、街中でのストップ&ゴーが多い場面でも快適に過ごせるのが大きな魅力です。

市街地では、この静粛性と快適性の差が日々の運転にしっかりと効いてきます。頻繁に発進と停止を繰り返すようなシーンでは、こうした違いが疲労感の軽減にもつながります。

それ以外の部分については、正直なところ両モデルに大きな性能差はありません。そのため、最終的にはデザインの好みやインテリアの雰囲気など、ご自身が「乗って気分が上がるかどうか」が選ぶ決め手になりそうです。

アウトドアや趣味用途に最適なのは?

タントファンクロス値引き

画像引用元:タントファンクロス

もしも悪路や荒れた雪道を走る機会が多い方であれば、最低地上高が高めに設計されている4WD仕様のタントファンクロスをおすすめします。スペーシアギアもタントファンクロスも見た目はSUV風のスタイリングですが、実は4WD以外のモデルでは本格的な悪路走行をあまり想定していないため、その点には注意が必要です。

より本格的に「悪路での安心感」を重視したい方には、別の選択肢としてダイハツ タフトやスズキ ハスラーなども検討するのもおすすめです。これらのモデルは、いずれも最低地上高が高く確保されているのが特徴です。タフトは190mm、ハスラーは180mmと、軽自動車の中ではかなり余裕のある設計となっており、未舗装路や雪道でもしっかりと対応してくれます。

見た目だけでなく、走るシーンにも合った“中身”を選ぶことが、快適で安心なカーライフにつながります。

まとめ|スペーシアギアとタントファンクロスの違いと選び方

スペーシアギアとタントファンクロスは、どちらもジャンルは似ているとはいえ、それぞれの車に特徴があります。自分の車の使い方や見た目の好みを考慮して、車選びをするのがおすすめです。

使い方によっては、別の車を選択する方が良い場合もありますし、アクセサリーを加えることで自分だけの車に仕上げることもできるでしょう。実車を比較しながら車選びをすることをおすすめします。

【ナビ禁止ドライブ対決】スペーシアギア vs タントファンクロス、大阪の話題スポットを目指せ!

ナビもスマホも地図も使わずに、目的地までたどり着けるのか?

そんな無謀とも思える今回のチャレンジ企画。舞台は、大阪・梅田の新ランドマークとして注目を集める商業施設「グラングリーン大阪」。

この目的地に向けて、スズキ・スペーシアギアとダイハツ・タントファンクロスの2台に分かれ、ナビ完全オフの状態で出発しました。

コンセプトは「地図なしドライブ体験」

今回のルールはシンプルです。

  • ナビ・スマホ・地図アプリの使用は禁止
  • 軽SUVの試乗レビュー
  • 道中で大阪らしい1品をゲット

これ、楽勝じゃないですか?

いやいや、ベリーハードゲームですよ

そんな不安と期待が入り混じるなか、午前10時、ドライバーたちはそれぞれの軽SUVに乗り込み、大阪市内を目指して走り出しました。

出発直後から早くも波乱の予感。

え、どこで高速乗るかわかる?

いや、全然わかんない・・・

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道に迷うのも、この企画の醍醐味です。目的地の方向すらあいまいなまま、頼りになるのは“土地勘”と“感覚”のみ。

人間って、ナビ機能が脳に搭載されてると思うんですよ

いやいや、道間違える私が言うのもアレですが、結構重症ですよ

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助手席との口論が起きるのも、もはや恒例行事。ナビのないドライブには、どちらに向かうのが良いのかという運転中の意思決定の難しさがつきまといます。とはいえ、これこそが「旅」の本来の面白さとも言えるでしょう。

「地図を使わない」ことで見えてくる風景

ナビがないことで、「今、自分はどこにいるのか」という感覚が研ぎ澄まされます。道端の標識、交差点の風景、商店街の看板──普段ならスルーしてしまう街の情報が、突然“貴重なヒント”になります。

ナビがないって、ちょっと怖いけど新鮮ですね

子育て中の私が地図なしで大阪ドライブなんて…やったことないです(笑)

道を間違えたことすら、思い出になる。そんな旅のカタチも、これからのドライブスタイルとして再注目されるかもしれません。

道中の“トラブル”もエンタメに変える

出発からわずか5分で言い争いが始まったチームもありましたが、こうしたやりとりもまたドライブのスパイス。

言い方がキツいって言われるんですけど、運転中は流れに乗らなきゃいけないじゃないですか!

マイペースすぎるんですよ。。。

目的地を定めない旅には、想像以上の“自分たちペース”が問われます。渋滞を避けるのか、あえて街中を通るのか。そうした判断も、ドライバーと同乗者の関係性によって変化するのです。

地図がなくても進めるのか?冒険心と判断力が試される道中

出発後、ルート選択に頭を悩ませながら進む一行。

ちょっと1号線混んでるんで、もう少し左に入ってみようかな…

え、ここでそんな冒険しますか?

第二京阪へのルートを選ぶか、それとも混雑覚悟で直進か。判断のすべてがドライバーと同乗者の“勘”に委ねられます。「高速って、どこから乗るのが正解?」といった初歩的な会話も飛び交い、旅の空気は終始ゆるやかです。

ドライブ車両:スペーシアギアとタントファンクロス

今回の旅の主役は、いずれも軽SUVスタイルのスペーシアギアとタントファンクロス。それぞれの個性が道中の快適性や操作性にどのように影響を与えるのか、レビューも兼ねた実走チェックとなります。

  • スペーシアギア:四角いボディに丸目ライトが特徴。撥水シートなど、アウトドア仕様が魅力
  • タントファンクロス:助手席側のピラーレススライドドアが特徴的。開放感とユーティリティが強み

この2台がナビなしの冒険旅にどう応えてくれるのか、その性能も見どころのひとつです。

平野チーム:スペーシアギアの車内快適性をチェック

今回、片方のチームが使用したのはスズキのスペーシアギア。アウトドア仕様の軽ハイトワゴンで、車内収納が充実しています。普段乗っているN-BOXとの違いを感じさせます。

N-BOXにはない、前方の収納スペースが多いですね

助手席まわり、特にダッシュボードの造りが使いやすいです

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収納の便利さを感じます。高速道路に乗って、目的地に近い出口で降りてスムーズに進んでいます。

先に目的地に到着した平野チームは、コンビニで商品を購入、公園で無料レンタルできるチェアでリラックス。

諏訪田チーム:タントファンクロスも実力派。走行性能と見やすさを両立」

諏訪田チームではタントファンクロスの運転のしやすさもチェック。特に、ブレーキホールド機能が高評価でした。

今、信号待ちなんですけど、足離しても止まってくれる。これ、ジムニーにはなかったんですよね。めちゃくちゃ便利です

こうした装備の違いは、日常の快適性を大きく左右します

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一方の車両、ダイハツ・タントファンクロスも走行中に好印象を残しました。

メーター、ほんまに見やすいですよね。運転中に視線を大きく動かさずに済みます

走り出しは少し遅めだけど、視界の広さがすごい。全部見える

なお、この個体にはターボが非搭載で、クルーズコントロールもついていなかったようですが、基本性能は充分とのこと。

走行はちょっと軽い感じ。でも全体的にバランスは取れてます

分岐路でどちらにも大阪市内と表示されているルートに、判断を迷いながらも目的地に近づいています。

タントファンクロスの荷室の装備チェックもしてみました。荷室には、上下2段階調整式デッキボードがあります。

荷室を効率的に2段に分けられ、荷物の整理や積載量を向上させ、車外で簡易テーブルとして使える便利な装備です。

諏訪田「デッキボードのテーブル、足がついてて便利。ちょっとした公園でランチとかにも使えそう」

櫨山「この素材、汚れにくいしお子さん連れには良さそうですね」

軽SUVらしい工夫が随所に見られ、単なる移動手段にとどまらない「旅の拠点」としての価値も感じられました。

グラングリーン大阪が見えてきた!

道中では大阪名物を探しながら進み、見えてきたのは…あの象徴的なビル群。

あ、あれHEP FIVEちゃう?あそこ目印にして行ったら着きますよ

ほら、見て!グラングリーン!これやん!

案内なしにも関わらず、見事目的地に到着。しかもほぼ迷うことなくスムーズに進行できたのは、ドライバーたちの直感と判断力の賜物です。

「迷わなかった?」ナビなしチームの快走と、ほんの少しの冒険

先に到着したチームは、10時半にはもう現地に入り、軽く食事も済ませていたほどのスムーズさ。

平野「まっすぐって言われて、ほんまにまっすぐ来ただけなんですよ」

途中でHEP FIVEの観覧車が見えて、“あ、あれだ!”って

一方、少し遅れて到着したチームは、土地勘のなさから道中にやや苦戦しつつも、大阪城公園や長堀通りといった大阪市街地の景観に触れながら、時間をかけてたどり着きました。

道って、突然開けるんですよね。だから信じて進むだけです

最後は“大阪らしい”お土産発表で締めくくり

平野夫婦チームは、ミャクミャクのチョコレートクランチをチョイス。さらにパインアメを披露しました。

諏訪田チームは、大阪城公園で購入したパンを披露。両チーム共に大阪土産(?)なのか迷うものを披露しました。

ナビも地図も使わず、感覚と会話だけを頼りに目的地を目指す。そんなチャレンジングな企画が、ついにゴールを迎えました。

今回向かった先は、大阪・梅田に誕生した新商業施設「グラングリーン大阪」。到着直前、都市の景色が一気に開けてきた瞬間、「都会へ来た」という雰囲気を味わえました。

少し迷いながらも、ついに現地へ到着。大阪ステーションシティを目印に、チームはそれぞれ無事ゴールインを果たしました。

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そして、ご褒美ランチへ。施設内のおしゃれなカフェでは、クラフトビールやハンバーガー、パスタなどが揃い、キャッシュレスオーダーでスマートに注文可能。

あ、これめっちゃ柔らかい!

玉ねぎが甘くて…優しい味ですね

いや、ワイルドな見た目に反して、中は繊細!です

ランチの後には母の日用のプレゼントを購入して、満足のドライブでした。

最後に車両インプレッション。実際に使ってみて感じたこと

スペーシアギア:ラフに使える頼もしさ

スペーシアギアは、アウトドアテイストが強い軽ハイトワゴンですが、実際に乗ってみるとそのラフな魅力に惹かれる場面が多数ありました。

普段はN-BOXカスタムに乗ってるんですけど、ギアの方が“気兼ねなく使える”感じがします。泥が付いても“映える”ような雰囲気でした

また、ステアリングヒーターやサーキュレーター、後席足元の快適装備など、細かな装備面でもN-BOXを上回る点がありました。

ただし、今回乗ったのはノンターボ仕様だったため、高速道路での合流や加速ではややパワー不足を感じるシーンも。

ターボ仕様なら、力不足な点もクリアできそうです

タントファンクロス:アクティブなデザインとユーティリティ性能

一方のタントファンクロスは、アウトドア志向の高いデザインと、視認性の良さが印象的。

アクセントのオレンジカラーが、内装の雰囲気を一気に華やかにしてくれます。

大阪城公園の緑との相性も抜群でしたね

“ミラクルオープンドア”によるスライドドアの開閉性や、汚れに強いラゲッジボードなど、実用性も非常に高く評価されました。

狭い場所でも荷物が出し入れしやすいのが嬉しいです

アウトドアで子ども連れて…ってシーンにも合いますね

今回試乗したスペーシアギアとタントファンクロスは、カミタケモータースで、新車超低金利プランで取り扱っています。新車をお得に購入できますし、今お乗りのお車の安残債と合わせられるリセットローンも取り扱っています。

毎月の支払い額がいくらになるのか、ぜひお気軽にスタッフまでお問い合わせください。

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