ヤリスクロスはトヨタのコンパクトSUVとして人気があります。その中で、2025年2月に一部改良をして、グレードも追加されて発売されました。
ヤリスクロスがマイナーチェンジでどのような変化をしたのか、この記事で詳しく解説します。


ヤリスクロスがマイナーチェンジ!変更点を総ざらい
エクステリアのポイント

特別仕様車の外装には、ブラック塗装の専用パーツが数多く採用されています。

- フロント・リヤのトヨタエンブレム
- ドアミラーやドアハンドル
- サイドオーナメント
- ルーフスポイラー
- 18インチアルミホイール
といった部分にブラックのアクセントが施されており、全体的に引き締まったスポーティな印象を際立たせています。
「落ち着きがありつつも、どこかシャープで力強い」
そんな印象を受ける、都会派SUVにふさわしいルックスです。
悪天候でも安心。LEDフォグランプを標準装備LEDフロントフォグランプも、Z“URBANO”では標準装備となっています。
雨や霧など、視界が悪くなる場面でもしっかりと前方を照らしてくれるため、安全性の面でも安心です。スタイリッシュな見た目だけでなく、こうした実用的な装備もしっかりと備わっているのはうれしいポイントですね。
専用アクセサリーで、所有する喜びをさらに高める
Z“URBANO”には、特別仕様車ならではの専用アクセサリーも用意されています。
- 高級感ある専用フロアマット
- ドア開閉時に足元を彩るプロジェクションイルミネーション
- ドアまわりに上質さを加えるスカッフプレート
- 専用デザインのフェンダーエンブレム
これらの装備が、所有する楽しさをぐっと高めてくれます。

内装の質感や装備の変化

今回のマイナーチェンジでは、これまでメーカーオプション扱いだった装備の一部が、はじめから車に備わる標準装備へと変更されました。購入時に迷わず済むのはうれしいポイントですね。
標準装備に変わった主な機能とグレードは以下の通りです。
標準装備になった装備 | 対象グレード |
ETC2.0 | Z、G、U |
ドアミラーヒーター | G、U、X |
ディスプレイオーディオPlus | Z |
ディスプレイオーディオ | X |
一部の装備は、これまでメーカーオプションとして選べたものの中から姿を消す形となりました。内容によっては、すでに標準装備として網羅されていたり、別の仕様でカバーされている場合もあるので、変更点を把握しておくと安心です。
今回廃止された主なオプションは以下の通りです。
廃止された装備 | 対象グレード |
スペアタイヤ | 全グレード |
トヨタチームメイト(アドバンストパーク) | HEV G |
デジタルキー | G |
215/50R18タイヤ&18インチアルミホイール | G |
運転席ターンチルトシート | G・X |
ディスプレイオーディオ(TV付き) | X・U |
ETC2.0 | X |
ディスプレイオーディオレス | X |
装備によっては、車を使うシーンで必要になるものもあるため、車選びの際にグレードも考慮するとよいでしょう。
価格やグレード体系に変更はある?

マイナーチェンジに合わせて、新たに特別仕様車 Z“URBANO(ウルバーノ)”が登場しました。「URBANO」はイタリア語で“都会的な”を意味し、その名の通りシックで洗練された雰囲気が特徴です。
さらに、Z“URBANO”専用の販売店オプション「Z“URBANO”セット」も用意されており、より統一感のある仕上がりにカスタマイズすることができます。
マイナーチェンジの遍歴
2022年7月一部改良
2022年7月にヤリスクロスが一部改良され、8月に発売されました。全車に自動防眩ミラー(ドラレコ付)をオプション設定し、「Z」系にはブラック内装を標準化。ガソリン車「X“Bパッケージ”」を廃止し、新たに「GR SPORT」と「Z“Adventure”」を追加。
「GR SPORT」は専用足回りや18インチホイール、GR専用デザインを採用し、ハイブリッド仕様ではモーター特性や剛性も向上しました。「Z“Adventure”」では専用バンパーやサドルタンの内装などを採用しています。
2024年1月一部改良
2024年1月、ヤリスクロスが一部改良。「GR SPORT」を除きアッパーグリルのデザインを変更し、「X」以外はソフトタイプのフロントアームレストと7インチTFTディスプレイを採用。全車にディスプレイオーディオを搭載し、「Toyota Safety Sense」も機能を強化されました。
「G」「Z」は内装をガンメタリック加飾に変更。ハイブリッド車は新「HEV」エンブレムに変更。ボディカラーも整理され、「KINTO Unlimited」専用の「U」グレードも新設されました。
新グレード「ウルバーノ」とは?都会派ユーザー必見の特別仕様

「ウルバーノ」のネーミングに込められた意味
「ウルバーノ(URBANO)」という言葉は、イタリア語で“都会的”や“洗練された”という意味を持っています。
ヤリスクロス ウルバーノは、その名のとおり、都市の風景に映えるスタイリッシュなデザインが大きな特徴です。
専用デザイン・カラー・装備をチェック
外装にはブラックのアクセントが効果的に使われており、ツートーンルーフとの組み合わせによって、引き締まった都会的な印象を際立たせています。
また、インテリアもブラックを基調に統一されており、落ち着きと上質さが同居する空間に仕上がっています。
この「ウルバーノ」という名称には、単に見た目の美しさだけでなく、日常生活における機能性や利便性においても“洗練”を追求したモデルであるというメッセージが込められているように感じるデザインです。
他グレードと比べた「ウルバーノ」の立ち位置とは?
ウルバーノは、都会的な雰囲気があるエクステリアが特徴となっているグレードです。そのため、Z “Adventure”とは異なった雰囲気があります。
Z “Adventure”はアウトドアをイメージさせるアクティブなデザインが特徴です。一方でウルバーノは、名前の通り洗練された都会を感じるデザイン。
アクティブさよりもシックさを重視する方にぴったりのグレードとなるでしょう。トヨタのコンパクトSUVのヤリスクロスの中でも、都会的な雰囲気のグレードとアウトドア的なグレードを選択できるようになりました。
ヤリスクロスはどんな人におすすめ?ウルバーノがハマるユーザー層

日常使いからレジャーまで万能なコンパクトSUV
ヤリスクロスは、毎日の運転にちょうどいいサイズ感と、SUVらしい安定感を両立した一台です。車体がコンパクトなので、街なかの狭い道や、駐車場でもスッと入れられて、日々の運転がストレスなくこなせます。普段あまり運転しない方や、初めてSUVを選ぶ方にも安心しておすすめできます。
ハイブリッド仕様は燃費効率が高く、信号の多い街中でもしっかりと燃費を稼げるので、ガソリン代を抑えたい方にもぴったりです。荷物を積むスペースも十分に確保されており、買い物だけでなく、週末のレジャーやちょっとした遠出にも頼れる存在です。
グレード展開も豊富で、スポーティな走りを楽しみたい方には「GR SPORT」、アウトドアの雰囲気を楽しみたい方には「Adventure」と、ライフスタイルに合わせて選べる楽しさがあります。安全装備もトヨタの最新技術がしっかり備わっているので、家族でのドライブにも安心して使えるのが魅力です。
「ウルバーノ」は都会派志向のユーザーにぴったり
ヤリスクロスの特別仕様車「ウルバーノ」は、洗練されたデザインと日常での使いやすさを求める方におすすめの一台です。ブラックを基調とした専用パーツやツートーンルーフ、ブラック仕上げのトヨタエンブレムなど、細部までこだわった外観は、派手すぎず上質感をしっかりと感じさせてくれます。
普段の買い物や通勤といった街中での移動にぴったりなサイズ感と、小回りの利く取り回しの良さも魅力です。視点も高めで見通しが良いため、運転に不安がある方でも安心して扱いやすいと感じられるでしょう。
また、ベースとなる「Z」グレードに、さりげなく個性を加えたこのモデルは、ちょうど良い差別化を楽しみたい方にもぴったりです。
まとめ|マイナーチェンジで洗練されたヤリスクロスは魅力アップ
マイナーチェンジで追加されたウルバーノは、都会的なデザインが好みの方におすすめのグレードです。選択肢が広くなったヤリスクロスは、様々な方にぴったりのモデルです。
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カミタケチャンネル!
今回の動画で、スタッフ中村とスタッフ吉永の2人が今回紹介してくれるのは、トヨタ ヤリスクロス ウルバーノ。
「ウルバード?」「ウルバーノ!」と冒頭からやや混乱気味ですが(笑)、さっそく車の魅力を語ってもらいました。

- 車種:[トヨタ ヤリスクロス] 特別仕様車 Z“URBANO”(ハイブリッド・2WD/CVT)
- ボディカラー:ブラックマイカ〈209〉×プラチナホワイトパールマイカ〈089〉(2PU)※メーカーオプション色
- 車両本体価格:2,997,500円(消費税込)
ブラックで統一されたシックな外観
ウルバーノはその名の通り、都会的な雰囲気をまとった特別仕様車です。
ボディカラーは2パターンのモノトーンまたはツートーン。
- ブラック×グレー
- ブラック×ホワイト
どちらもコントラストの効いたカラーリングで、シンプルながらも目を惹くデザインです。

ブラックのエンブレム、これがかっこよすぎるんですよ

ノーマルグレードはシルバーだけど、ウルバーノはブラック仕上げです
さらに、フォグランプも標準装備。Zグレードの一部ではオプション扱いだったLEDフォグも、ウルバーノでは最初からセットされています。
一番の推しポイントは“ブラックホイール”


やっぱり一番かっこいいのはホイールですよね
絶賛するのが、専用デザインのブラックホイール。
スポーティさと高級感が両立されたデザインは、街中でも存在感を放ちます。

Zグレードでも白黒ツートンだとこの部分が白になるんですよ。ウルバーノは全部ブラックで統一されてます
細かな外装も抜かりありません。たとえばドアハンドルやフック部分までブラックに仕上げられ、見た目の統一感が際立ちます。


前のモデルだと、ここプラスチック感あったんよな〜

そうそう、それが今回は“テカテカ”になってて質感アップしてます
街乗り派にこそ刺さる、大人なカスタム
外観の“映え”を追求しながらも、あくまで実用性を兼ね備えているのがウルバーノの魅力です。
車としてのベースは信頼のヤリスクロスZグレード。専用装備を追加し、よりスタイリッシュで特別感のある1台に仕上げられています。

これ1台で“ちょっと個性を出したい”って人にはちょうどいい選択肢ですね
ヤリスクロス ウルバーノは、日常の移動から週末のドライブまで、幅広いシーンで都会的な存在感を放つ1台です。
普段使いを大切にしながら、ちょっとしたこだわりを車で表現したい方にぴったりといえるでしょう。


もう、これが違いかなって感じになりますね。ここだけ惜しいですね

自分もここ、黒にしてほしかったんですけどね〜
エンブレムが一部ブラック化されていないというカラーアクセントに“惜しい”部分があるとはいえ、全体の完成度は高め。
専用ロゴに専用マットがある内装
それでは、内装チェックいきましょう。


かっこいい!黒を基調にしてるのがいいですよね


Zグレードと基本は同じですが、ウルバーノ専用のロゴ入りマットが目を引きます
この専用フロアマットはディーラーオプション品ですが、ユーザー人気も高く、装着率も高めです。
「これも進化した」──過去モデルからの改良点
実はスタッフ中村、以前の愛車もヤリスクロスだったとのこと。


前のモデルにはセンターコンソールボックスがなかったんです。ドリンクホルダー潰して後付けしてましたよ(笑)それが今回は標準装備になったんです!
細かな使い勝手が着実に進化しているのは、ユーザーにとって嬉しいポイントです。
ハイブリッドならではの静粛性と最新装備

ではエンジンかけますね

静か…!

これがハイブリッドの良さですね。スタートの瞬間から音がない
ウルバーノはZグレードベースのハイブリッドモデルで、燃費はWLTCモードで27.8km/Lと優秀。実走行でも26km/L前後を記録しているとのことです。

しかも、ディスプレイオーディオは“Plus”に進化してて、ETC2.0も標準装備なんですよ

HDMI端子もついてますから、動画系との連携もばっちり
さらに、ハンドルヒーターやドアミラーヒーターも標準装備され、冬の快適性も向上しています。
室内スペースは?──意外と使えるリアシート

コンパクトSUVらしく、後部座席のスペースには賛否がありますが…

180cm超えの友達と4人で岡山まで行きましたけど、全然大丈夫でしたよ
つまり、見た目以上にしっかり実用性があるということ。必要十分な広さといえるでしょう。
「これだけは言わせて!」と熱弁したリアゲートの進化

スタッフ中村強調したのは、電動パワーバックドア。

これだけはほんま言いたかったんですよ!前のヤリスクロスにはついてなかったんで、今回ついたのはめちゃくちゃ嬉しいです
パワーバックドアはメーカーオプションですが、アウトドアや買い物帰りなどで両手がふさがっているときに便利な装備です。

ゴルフ場に行った時とか、ドアが自動で開いたらキャディさんがすぐ来てくれるんですよ(笑)
さりげない使い勝手が、日常の快適さをぐっと引き上げてくれます。
ゴルフにサウナに──“積める”自由
荷室のユーティリティ性も、実際に使っているユーザーから高評価。

こういうSUVって、後ろの収納が本当に大事なんですよ。これはオプションなんですけど、荷室トレイはマストです。ゴルフ道具とか、アウトドア用品で汚れても気にならないですし
また、床下収納もしっかりと確保されています。


ここ、こんなに入るんですよ。バドミントンの道具やピクニックグッズまで、全部まとめて積めちゃいます

ラゲッジスペースを2分割して倒せるのも便利ですよね。ちょっとだけ倒したいときにも対応できる
実際にアクティブなライフスタイルを持つユーザーにはぴったり。
“荷物が積める”というだけでなく、「自分らしい使い方ができる」ことがポイントです。
ヤリスクロス ウルバーノは、スタイリッシュなデザインに加え、ハイブリッドならではの低燃費、さらに日常での使い勝手までしっかり備えた特別仕様車です。
では、このウルバーノはどんな人におすすめなのでしょうか?

通勤で距離を走る方には特におすすめですね。ハイブリッドの燃費性能をしっかり活かせます

それでいて、見た目にもこだわりたい人。黒基調の外装や専用装備で、“選んだ感”があるんです
さらに、乗り心地にも一工夫。

アクアやヤリスって、背が低くて酔いやすいって声もあるんですよ。ウルバーノなら視点も高いし、SUVらしさもあるので、そういう人にも合うと思います
ヤリスクロスの“コスパ力”は健在

ヤリスクロスって、ほんとコスパいいですよね

うちの店舗でも人気ありますし、標準装備も充実していて価格以上の内容なんです
ウルバーノもZグレードベースで、装備面はほぼ“全部入り”。さらに、リセールバリューも優秀なことから、「乗って、使って、手放しても安心」という安心感があります。

車屋目線でも、ヤリスクロスは“売りやすい・買いやすい・後悔しにくい”3拍子そろってます
【まとめ】ヤリスクロス ウルバーノはこんな方におすすめ
- 平日は長距離の通勤がある
- 見た目に“さりげないこだわり”を出したい
- アクアやヤリスだと少し物足りないと感じている
- 高コスパで長く乗れる車を探している
実用性と“思い出づくり”を両立したい


