アリアにNISMOが登場!専用ドライブモード搭載の電動SUVの走り

日産アリアNISMO

日産のアリアは、2024年3月に発売を開始しました。アリア自体は、2021年6月に国内販売が開始されましたが、半導体不足などの影響から受注が停止しており、再開した形です。

国内販売が開始されると同時に、アリアにNISMOが登場しました。日産のチューニングブランドが手がけたアリアNISMOはどのようなモデルに仕上がっているのか、詳しく紹介します。

目次

アリアNISMOの特徴

アリア NISMO

画像引用元:日産:日産アリア NISMO

2024年の東京オートサロンで目玉となったのが、日産アリアNISMOです。アリアをベースにした電気自動車(EV)のNISMO版で、まさにフラッグシップモデル。

NISMOが目指す「速くて、気持ちいい、安心して乗れる車」という性能を形にしています。アリアNISMOは安定していて軽快に走れます。

この車、4WDの「e-4ORCE」で、66kWhと91kWhの2つのバッテリー容量を用意しています。パワーも普通のアリアよりアップして、小さい方が367PS、大きい方が435PSもあります。しかも、レスポンスを最大限に引き出す「NISMO」モードも新しく追加されているのが特徴です。

足元もしっかり強化されていて、耐熱性が高いブレーキパッドや、「ミシュラン・パイロットスポーツEV」という専用タイヤ、軽量で幅広の特製ホイールがついています。サスペンションやスタビライザーにも特別なチューニングが施されているため、どんな道でもスムーズに、そして快適に走れます。

アリアNISMOはただ速いだけでなく、乗り心地も考えられた、本当に走ることを楽しめる車です。

アリアNISMOの外装

アリア NISMO

画像引用元:日産:日産アリア NISMO

エクステリアを見ていくと、NISMO版だけの特別な前後バンパーやリアスポイラー、ドアサイドのモールがついていて、見た目がかっこよくなっています。

パーツは見た目だけじゃなくて、実は空気の流れをスムーズにして抵抗を減らし、さらには車をしっかりと地面に押し付ける力(ダウンフォース)もアップさせる役割があります。おかげで、ノーマルモデルよりも全長が55mm長い4,650mmになって、よりスポーティな姿勢を見せてくれています。

アリアNISMOのボディーカラーは、かっこいい選択肢が揃っているのが特徴。2トーンカラーには、「NISMOステルスグレー/ミッドナイトブラック」、「ディープオーシャンブルー/ミッドナイトブラック」、「プリズムホワイト/ミッドナイトブラック」の3パターンがあって、どれもこのモデルならではのスタイリッシュな雰囲気を出しています。

モノトーンカラーも、「ミッドナイトブラック」、「プリズムホワイト」、「ダークメタルグレー」といった、シンプルでも存在感のある3色を用意しています。これで、好みや個性に合わせて自分のアリアNISMOをカスタマイズできます。

アリアNISMOの内装

アリア NISMO

画像引用元:日産:日産アリア NISMO

アリアNISMOのインテリアはかっこいい仕上がりになっています。黒を基調にして、レッドのアクセントが入っていて、とっても上質でスポーティな雰囲気を醸し出しています。

走りにこだわる人のために、しっかり体をホールドしてくれ、姿勢もキープできるような専用シートを使っています。カーブを攻めるときも体がぶれにくくて、運転がさらに楽しくなるでしょう。

そして、NISMO専用のBOSE Premium Sound Systemを搭載した車でNISMOモードをONにすると、最高なドライブを楽しめます。フォーミュラEマシンに乗っているかのような、ドキドキするようなEVサウンドが再生されます。

このサウンドがあると、電気自動車でもアドレナリンがぐっと上がる感じがして、走っているだけでわくわくしますね。

アリアNISOMOの走行性能

NISMO tuned e-4ORCE

アリア NISMO

画像引用元:日産:日産アリア NISMO

日産アリアNISMOには、ミシュランから特別に開発されたタイヤが装着されています。パワフルに走行するために高性能なタイヤが装着されました。

たとえば、「B9 e-4ORCE」モデルでは、重さが2220kgもあって、400PSを超える出力に、GT-R NISMOと同じレベルの600N・mのトルクを誇っています。これだけの性能を持っていると、運転する側も安心感が必要です。

足回りを支えているのは、NISMO tuned e-4ORCEです。専用チューニングを施したことで、シャシーのポテンシャルを活かす走行が可能になりました。 

NISMO エアロダイナミクス

アリア NISMO

画像引用元:日産:日産アリア NISMO

エクステリアではNISMO専用のバンパー、リアスポイラー、ドア・サイドモールを採用し、空気抵抗の低減とダウンフォースの向上を両立。

この特別に開発されたバンパー、ドアの下部につけるフィニッシャー、後ろ側の空気を整流するディフューザー、そしてNISMOが追加した後ろのスポイラーのおかげで、車は走っている時の空気の抵抗を減らし、地面にしっかり押し付けられる力を高めました。

この後ろのスポイラーは、車の電動で開くリヤゲートに影響を与えないように軽く作られており、空気の抵抗を少なくしつつ、ダウンフォースを増やすことができます。また、後ろのバンパーには、リヤフォグライトや、足をかざすだけでリヤゲートが開くセンサーがついているにもかかわらず、必要な空力性能とダウンフォースをしっかりと達成しています。

車の走りをより良くするために、細かいところまで考え抜かれて設計されています。

専用の足回り

アリア NISMO

画像引用元:日産:日産アリア NISMO

安全感を得るために、日産はタイヤの柔軟性やサスペンションの動きをしっかり活かす、ストリート向けにチューニングした上質な乗り心地を追求しました。サスペンションのバネの硬さやスタビライザーの強度を調整し、ダンパーの剛性を上げて、前後の減衰力を最適化しています。

そして、車の足元には、「ミシュラン・パイロットスポーツEV」という特別なタイヤを使用。標準車と同じサイズながら、エンケイ製の軽量ホイールを8.5Jとちょっと幅広にすることで、タイヤの剛性と接地面をフルに活用しています。

アリアNISMOの開発テストは、日産の「匠」ドライバーが行っていて、ニュルブルクリンクやアウトバーンでの走行テストもこなしています。ただ速いだけでなく、安心して楽しめる走りを実現しています。

アリアとはどんな車?

アリア

画像引用元:日産アリア 走行・安全

新型アリアは、クロスオーバーSUVですが、そのスタイルがスマートで、街中でも浮かないです。デザインを手がけたシニアデザインダイレクターが日本の伝統的な美しさを車に落とし込んだものになっています。

特に日本の建築、たとえば和室のシンプルながらもバランスの取れた美に感銘を受けました。そこからインスピレーションを受けて、新型アリアには日本の伝統的な組子細工のモチーフがフロントグリルに使われたり、車のラインには日本の「粋」と「整」という概念が反映されています。

アリア

画像引用元:日産

リヤのランプデザインに至っては、日本のミニマリズム、「間」を表現しています。だから新型アリアが、日本の古都や竹林に溶け込むのは、まさに計算された結果です。

そして、走りの面では「e-4ORCE」という電動AWDシステムが鍵を握っています。これがあるおかげで、氷上はもちろん、雪道やドライのワインディングロードでも素晴らしいパフォーマンスを発揮します。

滑り始めたタイヤを瞬時に検知して対処するので、ドライバーはまるで自分が上手くなったかのように感じます。

アリアの航続距離

アリア

画像引用元:日産アリア 航続距離・充電

アリアNISMOのモデル別の航続距離は以下の通りです。

モデルバッテリー容量航続距離
NISOMO B6 e-4ORCE66 kWh460 km
NISOMO B9 e-4ORCE91 kWh610 km

長距離の運転に対応できる航続距離がありますし、急速充電なら最短45分で充電できるので、出先でも安心して充電できるでしょう。

全国約32,000口の充電器を活用して、休憩時間の合間に充電可能です。

アリアの安全装備

アリア

画像引用元:日産アリア 走行・安全

日産はこれまでの技術の集大成として、新しいモデルには先進運転支援システムを搭載しています。特に注目したいのは「プロパイロット2.0」というオプション。これがあれば、今ある技術の中でも特に自動運転に近い体験ができます。

このシステムは3Dの精密な地図データをナビに入れておいて、高速道路を走っているときには、そのデータと準天頂衛星システムからの情報を組み合わせて、運転をサポートしてくれます。カーブが近づく前には速度を自動で調節してくれたり、同じ車線を走っている限りはハンドルから手を離しても問題ないのが特徴です。

そして、街中で役立つのが「e-Pedal Step」という機能。これはブレーキペダルに触れずにアクセルペダルだけで速度調整ができます。

例えば、人や車でごった返す京都の街中みたいな場所だと、ペダルを踏み替える手間がなくなるので、運転が楽になります。連続して加速や減速が必要な場面でも、疲れを軽減してくれます。運転する人にとっては本当にありがたい機能です。

アリアをお得に購入する方法

アリアをお得に購入したいなら、低金利ローンの利用がおすすめです。新車を購入するためにローンを利用する方は一般的です。

ローンなら毎月の支払額を一定にしながら無理なく、希望する車に乗れます。しかしローンは毎月の支払額を一定にできますが、金利手数料の負担が発生します。

その手数料を抑えられるのが低金利プランです。名前の通り金利が低いローン商品なので、完済までのトータルコストを抑えて購入できます。

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