自転車保険は必要?加入義務があるの?保険のプロがお答えします!

自転車保険は皆様ご加入されていますか?
加入が義務化されている自治体も増えてきています。
なぜ加入しなければいけないのか?補償額はどれぐらいがいいのか?
保険のプロがお教えします!

目次

なぜ自転車保険に加入しなければいけないのか?

手軽で、子供からお年寄りまで幅広い年齢層が使用する自転車。
「自転車で大ケガをさせることはあるの?」「車の方が危険じゃないの?」と思われがちですが、
自転車で相手に大ケガを負わせてしまったり、最悪の場合は死亡事故に繋がることもあります。

■神戸地裁(H21.3)
自転車が、信号のない交差点を歩いて横断中の54歳女性と衝突し、女性は顔の骨や歯を折る重傷を負った。⇒1,239万円

■東京地裁(H17.9)
男子高校生が朝、赤信号で交差点の横断歩道を走行中、施盤工(62歳)の男性が運転するオートバイと衝突し、施盤工は頭蓋内損傷で13日後に死亡した。⇒4,043万円

■神戸地裁(H25.7)
坂道を下ってきた小学5年の少年の自転車が歩行中の62歳女性と衝突し、歩行者の女性が意識不明となった。⇒9,520万円

参考:自転車事故による高額賠償事例

加入が義務化されている自治体は?

R2.9.30現在、義務化されている都道府県は16カ所・政令市は9カ所、努力義務の都道府県は11カ所・政令市は2カ所です。
大阪府・奈良県はどちらとも義務化されており、国としても自転車保険加入推進を強化しています。

加入義務化の自治体はこちら

どんな保険に加入するのがベストか?

ネットで【自転車保険】と検索すると、たくさんヒットして何がいいのか分からない…
そんな方のために、3つのポイントをお伝えします。

ポイント1保険金は最低でも1億円以上が好ましい
1,000万円、5,000万円…普段見慣れない大きな数字がいっぱいで「これぐらいあったら大丈夫かな」となりそうですが、
先ほど挙げた事例のように高額賠償の可能性があるからこそ、保険金は1億円以上が補償される方が安心です。

ポイント2補償対象をチェックする
家族も自転車に乗るのに、保険は本人だけになっている…そんなケースもあります。
必ず加入前に補償対象の確認をしましょう。
さらに、【本人のみ補償】と【家族も補償】で保険料が変わる場合もあるので、補償内容と保険料もチェックが必要です。

ポイント3示談交渉サービスがあるか確認する
相手との示談交渉を保険会社がしてくれるサービスがついていない場合、
お客様が相手と話をしなければならないケースがあります。
時間と労力がかかる示談交渉を代わりしてくれる方がスムーズ、かつ安心です!

まとめ

一家に1台はあるであろう自転車。ご家族みんなを守るためにも保険の加入はもちろんのこと、どのような内容になっているのかを把握しておくことが重要です。
今回は賠償(相手に対する補償)についてお話しましたが、自転車運転中のご自身のケガについてもしっかり保険をかけておきたいですよね!
もしご相談やご不明点等ございましたら、是非コールセンターの画像をタップして頂いてお問い合わせ下さい。

保険スタッフが常駐しておりますので安心です!

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