新車購入時の値引き交渉テクニック|お得に購入する方法

新車購入値引き

車を購入する際は、お得に購入したいので値引きをしたいものです。しかし値引き交渉がどれほどできるのか、分からない方に大幅の値引きを引き出すための交渉テクニックを紹介します。

トータルコストを抑えて購入するために必要なポイントやお得に購入する方法を詳しく解説しますので、最後までご覧ください。

目次

新車購入時の値引きの相場は1割

一般的に値引き交渉をする時の目安値引き額は車両本体価格の10~15%程度といわれています。たとえば、車両本体価格が400万円のモデルなら、値引きは40万円が目安です。

モデルによってまだ新しい場合や値引きが難しいモデルは、下取り価格アップの交渉をしてみてみるのがおすすめです。いくつかの条件を組み合わせることで、値引き幅を向上できる可能性があります。

ただし、ディーラーは店舗ごとに車種の「値引きの限界幅」が決まっていることが一般的ですので、必ずしも値引きに応じてもらえるとは限りません。

基本的に車両価格が高いモデルの方が値引きが大きくなりがちです。相場通りに値引きできるかは、車両価格に左右されることを覚えておきましょう。

値引き交渉の基本

ポイント

1:値引きの目標額をイメージする

時期や車種により値引きの相場は変化します。たとえば新車価格が400万円程度なら、「フルモデルチェンジ直後は0~20万円程度、注文が落ち着いた時期なら20~40万円程度かもしれない」とイメージできます。

商談を行う時期や条件を考慮して、ある程度の値引きの目標額が決まっているなら、妥当な値引き交渉なのか判断できるでしょう。

2:販売スタッフとよい付き合いをする

自分はお客様なので強気で交渉をしようと考える方もおられるかもしれませんが、実はおすすめできない方法です。ディーラーなどの販売店にいるスタッフも人間ですので、態度が悪い客に対してよいイメージはもちません。

車を購入する際、購入後のメンテナンスやアフターフォローも大切な要素です。そのため、販売スタッフとの付き合いが続くことも想定されるので、無理な交渉を続けずにお互いが気持ちの良い付き合いになるよう心がけましょう。

3:見積もりは下取り有りと下取りなしをもらう。

現時点で乗っている愛車から乗り換える場合には、下取りを含めた見積もりをしてみましょう。新車購入時の車両本体価格からの値引きだけでなく、下取り価格のアップを含めるなら、トータルのコストを抑えて購入できる場合もあるからです。

ただし下取りよりも買い取り店に査定してもらう方が買取額が高いケースもあるので、すぐに契約するのではなく、複数の選択肢から考慮しておきましょう。

4:オプションで値引きしてもらう。

値引きに限界が設けられているのは「車両本体価格」ですので、トータルで値引き額を大きくしたいなら、オプションから値引き交渉するのもよいでしょう。

ディーラーオプションとは、車を購入する際にディーラーで取り付けてもらうオプションのことです。たとえば、フロアマットやシートカバー、ナンバープレートフレーム、ナビゲーションシステムなどがあります。これらのオプションの取り付け費用は、ディーラーが決めることができるため、値引きしてもらえる可能性が高いのです。

必要なオプションがある場合は、購入時に一緒に取り付けてもらって、値引き交渉をしてみるとよいでしょう。

値引き交渉の準備

手続き

購入したい車の値引き目安を調べる

まずは車の値引きの目安を調べてみましょう。自動車メーカーのサイトへ行き、オプションの価格なども含めて見積もりをしたなら、その金額が目安となる車両本体価格とオプションの総額です。自分の欲しいオプションもしっかり調べておくとよいでしょう。

さらに口コミサイトなどで、似たような条件でどれほどの値引きに成功したのかリサーチします。同じ条件は見つけることができなかったとしても、似たグレードでの値引き額は参考になるでしょう。

ショップが車を売りたい時期に行く

乗り換えや購入のタイミングが選べるのであれば、車のセール時期を選択しましょう。販売店やショップが車を売りたい時期に交渉すれば、値引き額が増える可能性があります。

特に1年の中でも中間決算時期にあたる8~9月、年度末決算時期にあたる2~3月あたりは比較的値引き率が高くなるといえます。ボーナス時期の6月や12月から1月にかけても値引きが期待できます。

店舗によっては独自にセールをおこなっていることもあるので、利用してみるのもよいでしょう。

ディーラーを紹介してもらう

ディーラーに知人がいれば、その知人を通して商談を進められます。営業スタッフは紹介された顧客を歓迎する傾向があります。

営業スタッフとしても顧客になる可能性が高い方は歓迎ですし、顧客側としても知り合いであれば値引きを期待できるでしょう。

知り合いが相手だと両方によい思いをしてもらいたいという考えから、値引きが増えることも期待できます。もちろんすべてのケースとは限りませんが、少しでもお得に購入したいならツテを探すというのもおすすめです。

現車をできるだけ高く売る

乗っている車を少しでも高い値段で売る工夫をすることも現実的な準備方法です。大切なのは、しっかりと整備記録簿や取扱い説明書などの付属品は用意しておくことや、目立つ汚れは取り除いておくことです。

過度に傷の修理をする必要はありませんが、見た目をキレイにするために洗車したり、車内の掃除をしたりするのはおすすめです。

高く買取してもらうための準備を進めておきましょう。

値引き交渉のテクニックや注意点

注意

即決を交渉する

目標の値引き金額を営業スタッフにはっきりと伝え、「この金額なら即決しますよ」という意思を示せば、営業スタッフも交渉しやすいでしょう。

たとえば、ふわっとした希望しかない人は、本当に購入を検討しているのか判断しにくいのである程度の値引きしか出せないのです。そのため、多少無理な金額でも即決できる金額をいうなら値引きに応じてくれる場合があります。

もちろん他の見積もりがあるなら比較する方がよいケースもあります。即決がよいのか比較がよいのかは、よく検討するようにしましょう。

支払いをローン払いにする

ディーラー側にとっては、カーローンを組んでもらえるなら嬉しいものです。というのも、車の販売利益だけでなく、ローンの手数料も利益になるからです。そのため、ローンを選択する意思を見せることで、値引き額が増える可能性もあるでしょう。

カーローンを組むことを考えている方は、ローン払いにすることにより通常より大きく値引きしてもらえる可能性があります。

もちろんカーローンは金利手数料の負担があるので、現金一括の方がコストは抑えられます。ライフプランに合わせて支払い方法を検討しましょう。

今乗ってる車を下取りに出す

もし車を乗り換える予定であれば、現時点で乗っている車を下取りに出すなら、実質的な値引きになります。多くの販売店では、新車の値引きよりも、下取り車の価格をあげるほうがハードルが下がるようです。

下取り車があれば、下取り価格をあげてもらえるか交渉してみましょう。

新車購入で下取りがあると値引きされる?

査定 車

車の下取り価格は、年式と走行距離を基に決まります。新車登録から10年も経つと、評価額が数万円程度にしかならないことも多いです。どれほど自分が愛車のメンテナンスをしていたとしても、経過年数によってはほとんど価値がないこともあります。

新車からの値引き金額には限界があるので、現在の車をどれだけ高く売却できるかは、トータルコストを左右します。

下取りは、車の購入と売却が同じ店舗でできるため手続きが簡単という魅力はありますが、高く売る方法がほとんどないためあまりおすすめできません。

下取り査定額と値引き金額を一緒に提示された場合も、損することがあります。たとえば、本来の下取り価格が30万円だったとしても、「下取りが15万円、値引きが15万円で合計30万円お値引き」といわれると、見た目の金額の大きさに納得してしまう人もいるかもしれません。

しかし、車を売却する店舗と購入する店舗を別にすれば、それぞれと交渉できます。そのため場合によっては下取りよりも他の売却方法がよいケースもあります。

もちろん下取りと購入が同じ店舗というメリットもありますし、思ったよりも下取り価格が高かったというケースもあるので考慮が必要です。

弊社カミタケモータースでは、MOTAにも加盟しており、買取にも力を入れております。国産車や軽自動車はもちろん、輸入車にも対応しています。丁寧に査定して適正価格で買い取りします。

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新車購入で値引きできないケース

ブランド、車種によっては値引きがされないこともあります。購入を検討している車がそのケースである場合は、交渉がうまく運ばないかもしれません。無理に値引き交渉を行うとディーラーとの関係が悪くなることがありますので、ほどほどにしておく方がよいでしょう。

たとえば、高級車や輸入車は、ブランドイメージを保つために値引きがあまりないことが多いです。しかし、オプションを付ける、または低金利キャンペーンを利用すると、実質的に値引きされることもありますので、そのような方法も検討してみてください。

また、新車であっても値引き前の金額(車両価格)が安い車種であれば、大幅な値引きができないケースがあります。特に、車両価格が安い軽自動車は、値引き交渉は難しい場合が多いです。

買い取りを活用して安く車を購入する

今すでに車を所有していて、新車購入に伴って手放そうとている場合、下取りか買取りを考慮しているかもしれません。

下取りとは、ディーラーに車を売って購入代金の一部に充当することで、一方買取は、買取専門業者に依頼して車を買ってもらって代金を受け取ることです。

一般的に買い取りであれば、複数の業者に見積もりを依頼して査定してもらえます。そのため見積もり比較すれば、高く買い取りしてもらえる業者を選択できるので、トータルコストを抑えられるでしょう。

下取りと買取のどちらがよいかは、ケースバイケースですが、状態がとても良い車であれば下取りに出しても価格がつく可能性が高いです。一方で走行距離の多い車や年数が経過している車、事故車などは買い取り不能とされることもあります。

実際に見積もり依頼をして、どの方法が高く買い取りしてもらえるのか比較しておきましょう。

お得に購入する方法を選択して新車購入する

新車購入時の値引き交渉について解説してきましたが、値引きだけでなくお得に購入する方法を選択するのもおすすめです。

お得に購入する1つの方法は、低金利プランを利用して購入すること。新車購入ではローンを利用しての購入が一般的な方法です。ローンなら毎月の支払額を一定にして、無理なく希望する車を購入できます。

しかしローンの場合には金利手数料の負担が発生します。その手数料負担を抑えられるのが低金利プランです。たとえば弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しており、他社同等プランと比較して何十万円も差額が発生することがあります。

数万円の値引きを交渉するだけでなく、購入方法を変更するだけでお得になるなら、トータルでさらにお得になります。

費用負担を抑えて購入したい方におすすめの購入方法です。新車1.99%の超低金利プランの「OPプレミアムプラン」については、こちら

まとめ

新車を購入する際は、なるべく値引きしてもらいたいと思うものです。値引き交渉するために、いくつかのポイントを抑えておくのは大切です。

さらに値引きだけでなくトータルでお得に購入できるように、下取りや買い取りの活用、お得に購入する方法を選択するようにしましょう。

よくある質問

新車購入での値引きの目安は?

おおよそですが車両本体価格の10%~15%が目安です。車両価格やオプションの多さによって異なりますが、費用の目安を計算するときに参考にしながら交渉してみましょう。

値引き交渉のポイントは?

値引きの目安を事前にリサーチしておいたり、値引きされやすい時期に購入できます。支払い方法もローンを検討するとさらに値引きを引き出せることもあります。

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