1年だけ車をリースしたい!費用と選ぶ際のポイントについても解説

車 リース 一 年

「1年間だけ車が必要」となったなら、いくつかの選択肢があります。中古車を買うか、新車や中古車のカーリースを使うか、カーシェアリングやレンタカーを利用するかというもので、それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。

自分に合った方法を選ぶためには、それぞれの特徴をよく知っておく必要があるでしょう。たとえば、中古車を買うと初期費用はかかりますが、長期的には安く済むことが多いですし、カーリースだと月々の支払いが一定で新車に乗れても、契約期間が終わったなら返却するなどです。

それぞれの方法の特徴や料金、注意点を比べてみて、自分にとって一番お得な方法を見つけるのがポイントです。この記事では、1年だけ車をリースする際の比較ポイントを解説します。

目次

1年だけ利用できるカーリースの選び方とポイント

契約期間

カーリースは通常、長期契約が基本ですが、1年だけ利用するケースは少ないでしょう。でも、どうしても1年だけ使いたいときは、月単位で契約できるカーリースを探すとよいでしょう。

それでも、中には1年契約が可能な長期カーリースもあるので、契約する前に会社に1年や月単位の短期契約ができるか確認するのが大切です。

リース商品によって契約できる年数が決まっている場合もあるので、会社だけでなくプランの違いも比較しておきましょう。

1か月にかかる費用

長期カーリースの月額料金は、車の本体価格と諸費用を合計して、それを契約月数で割って計算されます。契約期間が短いと月額料金が高くなる傾向があります。1年だけの契約の場合は、5年や7年という長期契約より月額料金が高くなることが多くなります。

月単位で利用できる短期カーリースの中には、長期カーリースと同じくらいの月額料金で借りられるものもあるから、そういうのを選べばコストを抑えられます。

もちろんそのようなリースは、中古車リースとなることがあるため、費用だけでなく他の要素も比較しておきましょう。

初期費用

短期カーリースでは、契約時に保証金が必要になることが多いです。一方、長期カーリースだと初期費用がかからないことが一般的です。

それで1年だけ利用する場合でも、長期カーリースで契約できる会社を選べば、初期費用を払わずに月額料金だけで始められるでしょう。

乗り始めにまとまった費用を払うのが難しいなら、リース会社の比較を徹底しておきましょう。

利用可能な車両

短期カーリースでは、中古車を使うことがほとんどです。シートがちょっと汚れていたり、故障のリスクが長期契約より高くなる可能性があるでしょう。逆に、長期カーリースでは新車を使うことが多いので、そういう心配は少なくなります。

中古車のカーリースの場合は、車種の選択肢がカーリース会社の在庫に限られますが、新車のカーリースなら国産全車種と、選べる車種が豊富なところが多くなります。希望の車があるなら、1年だけの利用でも新車に乗れるカーリースを選ぶのがよいでしょう。

1年だけカーリースを利用するメリット・デメリット

メリット デメリット

1年だけカーリースを利用するメリット

ナンバープレートがレンタカーとは異なる

短期カーリースとカーシェアやレンタカーを比較したときの大きな違いは、「ナンバープレート」です。カーシェアやレンタカーは「わ」や「れ」のナンバープレートを使うので、一目で借り物と分かってしまいます。短期カーリースだと普通の車と同じナンバープレートが使えます。

仕事で使っても、家族や友達とドライブしても、近所に買い物に行っても、気兼ねなく楽しめます。

さらに、カーシェアは乗り終わったら決められた駐車場に戻す必要がありますが、短期カーリースなら自宅のガレージや駐車場に置けるので、使い勝手もよくなります。

短期なら気軽に車種変更できる

短期カーリースのメリットは、契約期間が終わったタイミングで車種を変えられることです。契約が終わったら、手続きをすれば別の車に乗り換えられます。

長期カーリースの場合は、5年から10年という契約期間は同じ車に乗る必要がありますが、短期カーリースなら気分や状況に合わせて車を変えられます。

違約金の心配がいらない

長期カーリースは、契約期間の途中で解約すると違約金が発生することがほとんどです。5年とか10年の契約で、「途中でやめたい」となった場合でも簡単には解約できません

しかし、短期カーリースなら「希望解約日の30日前に連絡」のような簡単なルールを守れば、違約金なしで解約できることが多いです。さらに、契約期間が短いので、中途解約のリスクも少なくなります。

もし違約金が発生しても、長期カーリースに比べて少ない額で済むケースが多いので、安心して利用できます。

1年だけカーリースを利用するデメリット

カーリースには審査がある

カーリースを利用するには審査があります。ローンと同じように、リース会社がちゃんとお金を払えるかどうかをチェックするためのものです。重要なのは、安定した収入があるか、借金がないか、財産があるか、といった点です。

だから、年収が低い、まだ働き始めて間もない、持ち家がない、未成年のような条件では審査に通らないこともあるでしょう。高いグレードをあきらめるか、保証人を立てるなどの対策が必要です。

しかしカーリースはカーローンよりも支払額が低いので、審査に通りやすいといわれています。もしカーローンの審査に落ちたなら、カーリースを試してみるのもよいでしょう。

走行距離の制限がある

カーリースは好きなだけ走れるわけではありません。というのも、カーリースの場合には契約が終わったときに車の価値がどれくらい残っているかが大切です。車は走れば走るほど価値が下がるので、月ごとの走行距離に制限があります。

もしその制限を超えてしまうと、追加料金がかかることもあります。走行距離を気にせずに乗りたいなら、条件付きでも走行距離制限がないプランを選択しましょう。

カーリース以外の車を利用する方法

エコレンタカー

レンタカーを利用する

レンタカーは、必要なときだけ車を借りられるため、便利に利用できます。たとえば、旅行や出張など、短い期間の利用に適したサービスです。たくさんの車種から選べるから、その時の気分や用途に合わせて車を選べるのも魅力的です。

ただし、レンタカーは長期間借りると費用が高くなってしまうので、1年以上使うにはあまり向いていません。もし長期間車が必要なら、別の選択肢を考えた方がよいでしょう。

エコレンタカーWEB予約

中古車を購入する

中古車を買うのは、費用を抑えつつ自分の車を持ちたい人にとって、よい選択肢となるでしょう。中古車を手に入れた後は、自分の好きなようにカスタマイズできますし、リースやレンタルと異なり所有権が自分にあるので、長期的に見れば経済的です。

ただし、中古車を買うときにはまとまったお金が必要になることや、購入後もメンテナンスや車検の手配など、維持管理に手間がかかります。維持費用もしっかり考えておくと安心です。

カーシェアリングを利用する

カーシェアリングは、ちょっとだけ車を使いたいときにぴったりのサービスです。予約をして近くのステーションで車を借りて、使った分だけ料金を払います。これなら通勤や買い物など、日常的な利用に便利です。

予約が必要なので、人気の車種や時間帯だと利用しづらいこともあります。計画的に予約しておくことが大切です。便利なサービスですが、マイカーのように車を使えないのは懸念点です。

長期カーリースと短期カーリースの違い

新車を借りたいなら長期リースがよい

短期間のカーリースだと、ほとんどが中古車のリースとなります。中古車だと費用を抑えられるのがメリットですが、人によっては中古車というが気になるかもしれません。

しかし「新車を借りたい」と思っても短期リースだと選択肢がほとんどないことが多いです。新車に乗りたいなら長期のカーリースを選択しましょう。

長期リースなら契約終了後に車がもらえるプランがある

長期のカーリースにはさまざまなプランがあり、その中には、契約が終わった後にリースしてた車をそのままもらえるプランもあります。

毎月決まった額を払って新車に乗れて、契約が終わったらその車が自分のものになるというのは、長期リースならではの特典です。

「新車に乗りたい」、「将来的にその車を手に入れたい」と考えてるなら、長期リースにどのようなプランがあるかチェックしておきましょう。

長期契約の方がコスパがいい場合が多い

短期のカーリースは、短期間だけ車を使うという前提で作られたサービスです。短期リースを長く使おうとすると、短期契約を何度も更新する形になり、結果的に割高になります。

一方で、長期のカーリースは5年から10年の長い期間で車の代金やメンテナンス費用を少しずつ払っていくという仕組みです。費用が抑えやすくなっていきます。

もちろん、どれくらいの期間利用するかにもよりますが、基本的には長期契約の方がコスパがよくなることが多いです。

短期カーリースを利用する際の注意点

注意

車庫証明が必要になる

短期カーリースは、まるで自分の車のように自由に使えるのが魅力です。でも、自分の駐車場に停めるので、車庫証明が必要になります。

車庫証明を取得するには、自宅の駐車場や借りた駐車場の情報が必要で、申請してから2日くらいで交付されます。そのため契約したその日にすぐに乗るというわけにもいかないですし、駐車場の契約が必要です。車を使う予定があるなら、少し早めに契約する必要があるでしょう。

短期カーリースは割高になることある

短期カーリースは、1か月から数か月くらいの利用を想定しているから、料金もその期間に合わせた設定になっています。もしも数か月以上、もしくは1年以上使うつもりなら、買うよりもコストが高くなってしまうことがあります。

もしも短期カーリースをしていて、急に長期間使う必要が出てきたなら、そのまま短期の契約を延ばすより、長期カーリースとか他の選択肢も考えた方がよいでしょう。

カーリースを契約する際の審査について

レンタカーやカーシェアとは異なり、短期カーリースには審査があります。レンタカーを借りる時は、支払い方法に関わらず契約時の審査はありませんが、短期カーリースでは支払い方法によっては審査が行われます。

特に、現金払いなどクレジットカード以外の支払い方法を選ぶと審査が必要になることが多いので、注意が必要です。過去に借り入れでトラブルがあって、信用情報機関に事故情報が載っている場合、審査に通らない可能性があります。

もし審査が心配なら、クレジットカードなど審査が行われない支払い方法を選ぶと安心です。

カーリースを考えるときは支払い方法と審査についてもしっかり確認しておくとよいでしょう。

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