審査なしで契約できるカーリースはある?契約なしのカーリースのメリット・デメリットもご紹介

車リース審査なし

カーリースを考える際、審査なしで契約できるプランがあるのか気になる方も多いでしょう。審査なしのカーリースがあれば、信用情報で問題があって審査に通らない方も車を持てる可能性があります。

しかし、審査なしで契約できるカーリースはほとんど存在しません。審査なしというものがあっても、自社で審査していることがあるからです。

それでも特定の条件下で審査が緩和される場合もあります。この記事では、審査なしのカーリースがあるのか、メリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

\新車1.99%の超低金利プランについてはこちら /
カミタケモータース公式サイト

目次

審査なしで契約できるカーリースはある?

チェック

結論からすると、カーリースの契約には何らかの「審査」があります。カーリースの契約には通常、審査が必要です。

というのも、カーリースという仕組みは「新車をカーリース会社が購入し、利用者が設定した契約期間中に利用者に貸出し、その使用料をカーリース会社に支払う」というものです。

このリースの仕組みを考えると、利用者が車を使っているのに使用料を払わないというのは、リース会社にとってリスクとなるでしょう。

利用者が契約期間中に、しっかりと利用料を払ってくれるのかを、事前に確認する必要があります。一部のリース会社のプランによっては審査を緩和することはありえるでしょう。

しかし「個人の支払い能力」がどの程度なのかは、リース会社が確認したいポイントです。もちろん審査なしということをうたっているプランもあるかもしれませんが、高額な保証金を預けることや、契約期間が短い場合などの条件があるケースもあるでしょう。

カーリースの審査はローンの審査とは少し異なります。現時点での支払い能力をチェックするので、過去の信用情報の影響の大きさは異なります。

審査基準はカーリース会社によって異なるので、過去の信用情報が心配であれば、それほど厳しくない会社を選択しましょう。

審査なしのカーリースが存在しない理由と主な審査基準

手続き

審査なしのカーリースは基本的に存在しません。カーリースという商品の特性上、何らかの審査があるからです。さらに、審査基準は会社によって異なります。

審査なしのカーリースが存在しない理由

審査なしのカーリース会社が存在しない理由は、リースというサービスが複数年にわたる契約で、高額商品を取り扱っているからです。

リース車両は資産となるので、未払いリスクを少しでも少なくするために、顧客の信用情報をチェックします。

中には「審査がない」ということ、さらに「自己破産や債務整理を経験していても大丈夫」とアピールしている場合もあるでしょう。

しかしそのようなカーリース会社でも独自の審査を行っていたり、大手ではなく中小のカーリース会社ということもあります。

審査基準の厳しさは会社によって異なりますが、まったく審査がないカーリースはないといえます。

主な審査基準

収入(年収)

年収が審査基準の1つになっています。年収がいくら以上ないと通らないという基準は少ないですが、目安は200万円以上です。

年収が低ければ審査に通らないという訳ではありません。保証人の有無や担保できる不動産があるかも、基準に含まれているからです。

定期的な収入があり、年収が高い人ほど信用力が高くなるので審査に通りやすいでしょう。

職業や勤続年数

職業の面では、やはり非正規雇用となるフリーターや自営業の方は、安定していないとみなされることがあります。安定した収入があるかがポイントとなるので、公務員や上場企業に勤務しているなら審査に通りやすいでしょう。

勤続年数で目安となるのは3年以上ということ。正社員でも数か月しか働いていないなら、安定性が高いとはみなされません。他の要素と合せて検討されますが、審査に不利になることがあります。

信用情報

信用情報とは、クレジットやローンなどの過去の取引情報のことを意味しています。信用情報機関というところに、取引情報があり、金融事故があるなら情報が参照されます。

クレジットカードや携帯電話料金の支払い忘れなどは、信用情報に影響するので注意が必要です。

現在の借り入れ

現時点での借り入れがたくさんあるなら、審査に通りにくくなります。借り入れがあればあるほど、滞納のリスクが高くなるからです。

分割払いが多いのであれば、年収に対する借り入れ返済額の割合をチェックしておきましょう。

カーリースの審査に落ちる方の特徴

チェック

審査基準の項目と似ている部分がありますが、以下のような場合には審査に通らない可能性があります。

信用状態が悪い

以下の理由により、信用状態や債務状況が悪化することがあります。

  • 債務整理をした
  • 携帯料金の滞納
  • クレジットカードの支払い滞納
  • 借金の滞納

過去に債務整理を行った場合、「信用情報機関」にその履歴が記録され、5年から10年間は審査に通りにくくなります。同様に、クレジットカードやローンの支払いを滞納している場合も同じです。

返済能力が低い

フリーターや無職の方は、収入が安定していないとみなされ、審査に通りにくくなります。個人事業主も、事業環境の変動や病気などで収入が変動する可能性があるため、審査が厳しくなります。一方、正社員や公務員は失業しない限り収入が安定しているため、審査に通りやすいです。

年収が200万円未満

決まった基準はなかったとしても、一般的に年収200万円以上が安全な基準とされています。絶対に審査に落ちるわけではないので、会社員のうちに審査を通しておくとよいでしょう。個人事業主は、年収が300万円以上でも審査に落ちることがあります。年収を抑えているならさらに注意が必要です。

勤続年数が1年未満

安定して支払いができるかも重要なため、勤続年数も審査対象に含まれます。勤続年数が少ないと「すぐに辞める可能性がある」と判断され、料金の回収が困難とみなされることがあります。同じ会社に3年以上勤めていると、収入が安定しているとみなされ、審査で有利になります。

借り入れが多すぎる

年収の3分の1以上の借り入れがある場合、審査に通りにくくなると言われています。滞納はしていなくても、これ以上支出が増えると支払い能力が不足すると判断されることがあります。

虚偽の申告をしている

審査に通すために虚偽の記載をしても、後でバレてしまいます。その場合、再申請しても断られる可能性があるため、最初から正確な情報を伝えるようにしましょう。

資産や持ち家がない

自宅が「持ち家」か「賃貸」かも審査に影響を与えますが、資産や持ち家がないからといって審査に通りにくくなるわけではありません。持ち家があると、審査に有利になることはあります。

カーリースの審査を通りやすくするには

電球

審査に通るのか不安であれば、以下のポイントを考慮しておきましょう。

支払い額を低くする

カーリースの料金を収入の割合からして、無理のない範囲にしておきましょう。カーリースの車両は、車種やグレードによって毎月の料金が異なります。

もし審査に不安があるならカーリースの支払額が年収に対して30~35%程度になるように設定します。グレードや車種を選択すれば支払い額を抑えられるでしょう。

カーリースだけでなく住宅ローンやクレジットローンの返済額も計算しておき、トータルで支出がいくらになるのかチェックしておきましょう。

滞納を解消しておく

審査に通過するために、支払いの滞納を解消しておきましょう。滞納しているものの例は、携帯電話の利用料金、クレジットローン、消費者金融からの借入返済、金融機関のローン返済です。

滞納の履歴があれば信用情報で確認されるので、現時点での滞納は確実に解消しておきましょう。

信用情報を確認する

審査に通過できるかどうかを確認するためには、カーリース利用前に信用情報を確認しておくことが有効です。信用情報は一般に開示請求ができ、自分の信用情報を確認することが可能です。

インターネットでも確認できるので、事前にチェックしておくと安心して審査の申し込みができます。

安いカーリースにする

カーリースの審査に通過するためには、料金が安い業者を選ぶこともできるでしょう。月々の利用料は商品を確認している段階で比較できます。

金銭負担が少なければ少ないほど審査に通りやすいです。できる限り安いリース会社を選択しましょう。

カーリースの審査に落ちた際の対処法

書類

リース条件を確認する

現在の支払い状況に対して、高めのリース料の車を選ぶと、審査に落ちる可能性があるため注意が必要です。その場合、少しランクを下げた車や中古車を選ぶことで、審査に通りやすくすることができます。

同じ会社でも条件を変更すると、審査に通ることもあるでしょう。車種やグレード、さらに支払いの条件を確認してみましょう。

頭金を用意する

資金に余裕がある場合、頭金を支払って月々のリース料を抑える方法があります。頭金を差し引いたリース料で審査が行われるため、債務履歴がないが年収に不安がある方は頭金を考慮すると良いでしょう。

貯蓄があるのかによって対処できるかは異なりますが、審査に落ちたのであれば頭金を用意することを検討しておきましょう。

連帯保証人を探す

連帯保証人をつけることで、同じ条件でも審査に通ることがあります。ただし連帯保証人は重要なので安定した収入がある親族などに頼むのがおすすめです。

収入の安定した連帯保証人がいれば、万が一未払いがあったときに請求できるので、審査に通りやすくなります。

リース会社を変えて審査を受ける

リース会社によって審査基準は異なります。それで他のリース会社では、基準が緩いというケースも考えられます。

もし審査に落ちたけれど、収入も安定しているなら別のカーリース会社を選択するのもよいでしょう。その際には、審査基準が緩いカーリース会社を探してから申し込みします。

審査が通りやすいカーリース業者の探し方

審査が通りやすいカーリース業者の探し方は、以下の2つです。

  • 複数の信販会社と提携している業者を探す
  • 自社で審査を行っている業者を探す

複数の信販会社と連携している業者を選ぶ

審査が通りやすいカーリース業者を探す方法として、複数の信販会社と提携している業者を選ぶというものがあります。

同じようなカーリースでも信販会社ごとに審査基準が異なっているので、複数の選択肢があると1つの会社はだめでも、他の会社なら審査に通る可能性があるのです。

審査基準は1つではないので、複数の選択肢があると自分の信用情報で審査に通る可能性を高められます。

そのため審査基準を満たしているか心配であれば、複数の信販会社と提携している業者を選択してみましょう。

自社で審査を行っている業者を選ぶ

自社で審査を行っている業者は、柔軟な審査基準を設定していることもあります。

顧客の状態を細かく判断できるので、個別の事情を理解した上で、支払いに問題がなさそうなら審査に通ることもあるでしょう。

審査結果に対しての相談もしやすいので、改善点を教えてもらって対処した上で、再審査してもらうこともできます。

より柔軟な審査をしている業者を選択してみるのはおすすめです。

目次