洗車に必要な道具と使用方法|おすすめのアフターケアも紹介 

洗車に必要な道具は?

洗車をすれば、自分の愛車を奇麗に保てるので、所有感も満足させられます。洗車を奇麗にしておきたいけれど、何をすればよいのか分からないという方もおられるでしょう。

そこでこの記事では、洗車に必要な道具やその使用方法を詳しくご紹介します。洗車後のアフターケアの種類や特徴までご紹介するので、ぜひ愛車ケアの参考にしてください。

目次

洗車道具の種類と特徴

洗車道具は、複数ありますが、以下のものを揃えておくのはおすすめです。

  • 洗車ブラシ
  • 洗車スポンジ・タオル
  • 洗車用シャンプー

洗車ブラシの種類と使い分け

洗車ブラシは複数の種類に分かれているので、特徴を活かして使い分けるとよいでしょう。

スポンジブラシ:スポンジでできており、柔らかくボディを傷つけずに洗浄ができます。

ハンドル付きブラシ:長いハンドルが付いており、車体の高い場所や、広い面積を洗浄するのに便利です。

ウールブラシ:ウールでできており、表面を傷つけずに汚れを落とすことができます。

ミトン型ブラシ:手袋のようになっており、手に取り付けて使うことができます。手洗いのように、細かい部分まで洗浄することができます。

ブラシの種類によって洗車のしやすさが異なります。たとえば、ウールブラシは表面を傷つけないため、車体に傷がある場合や、コーティングがされている場合に適しています。また、ハンドル付きブラシは車体の高い場所を洗浄する際に便利です。

1つの種類だけでなく、複数の洗車ブラシを使い分けると効率的に洗車できるでしょう。

スポンジ・タオルの選び方と注意点

洗車をする際には、適切なスポンジとタオルを選ぶことが大切です。

スポンジの選び方

スポンジには、複数の素材があります。よく使われる素材は、ウレタン、セルロース、ムートンなどです。

オーソドックスなのはウレタンで、シャンプーの酸性、アルカリ性のどちらのタイプのシャンプーにも対応できます。固さも選択できるので、洗車する部位やボディへの攻撃性を考慮して選択できるでしょう。

さらに、泡持ちがよいセルロースや車に傷がつきにくいムートンなどは、特徴を活かして洗車しやすいスポンジです。

これらの素材の他に、サイズや柄がついているかを考慮しておくと、洗車部位に合わせて洗車しやすいでしょう。

タオルの選び方

スポンジと同様に、タオルも複数の素材から選択できるので、洗車のスタイルに合わせて選択できるでしょう。

たとえば、タオルに採用されている素材として、一般的なコットンのぞうきんなどの他にマイクロファイバータオルがあります。さらに、天然素材のセーム革や合成セームなどが用いられます。

タオルはどれでもよいと感じる方もおられますが、コットンのタオルは大きさが足りなかったり拭き筋が残ってしまうため、洗車用を用意するのはおすすめです。

洗車用シャンプーの種類と効果

一般的な洗車用シャンプー

一般的な洗車用シャンプーは、車の表面の汚れを落としてやさしく洗浄するためのものです。余分な成分が入っていないので、大容量で低価格な商品が多いです。

ワックス入り洗車用シャンプー

ワックス入り洗車用シャンプーは、車の表面を洗浄しながら、同時に車の外観を保護するためのものです。ワックス成分が配合されているので、洗車後に艶が出ます。

水垢落とし用シャンプー

水垢を落とすためのシャンプーで、研磨剤が含まれている物が多いです。強くこすりすぎるとボディに洗車傷が付く可能性があるため、洗車に注意が必要です。

洗車に必要な道具の準備

洗車に必要な道具をしっかりと準備しておき、洗車をスムーズに行えるようにします。

  • スポンジ
  • タオル
  • シャンプー
  • 洗車用ホース
  • バケツ
  • 洗車用ブラシ(必要に応じて)

これらの道具を準備しておくことに加えて、洗車場所に合わせた準備が必要です。

洗車場所と水源の確保

コイン洗車場

コイン洗車場は、手軽に洗車ができる場所として、多くの車のオーナーに利用されています。洗車機や高圧洗浄機を備えているので、自分で洗車できます。

コイン洗車場という名前の通りで、洗車機や高圧洗浄機の利用料金をコインで支払えます。洗車機を使う時間は限られていますが、好みのシャンプーやワックスなどを持参して洗車できるスペースです。

洗車場

一般的には、自分で車を洗う場所のことを指します。コイン洗車場では、お金を入れて短い時間しか高圧洗浄機を利用できません。

しかし洗車場として貸し出している場所なら、時間で区切られているので時間内であれば自由に利用できます。洗車用具を用意している場合もあります。

家の前

持ち家や洗車スペースがある賃貸に限られますが、自分の家の前で洗車します。場所によっては、高圧洗浄機を使うほどのスペースがない可能性はあるでしょう。

ホースとシャワーで洗車するとしても、洗車機を使ったり、時間が限られているコイン洗車場よりも自由度がある洗車スペースです。

洗車前に行うべき手順と注意点

洗車する前に行っておくべき点とその注意点をご紹介します。

予洗い

予洗いとは、車に付着した大きなゴミや泥をホースなどで水をかけて流すことです。予洗いを行うことで、洗車用スポンジやタオルで車を傷つけることを防げます。

車に付着したゴミや泥は、スポンジやタオルでこすってしまうと、車の表面に傷をつける原因になります。また、ゴミや泥が多い場合、スポンジやタオルが汚れてしまい、洗車効果が低下することもあるでしょう。

また、予洗いを行うことで、洗車用シャンプーの効果も高まります。予洗いを行うことで、車に付着した汚れを落とすことができるため、シャンプーでしっかり洗浄できるのです。

洗車

スポンジやタオルをこまめにすすぐようにします。洗車をする際には、スポンジやタオルに汚れが付着した場合は、こまめに水で洗い流すようにしましょう。汚れが付着したままのスポンジやタオルを使って洗車をすると、車の表面に傷がついてしまうことがあります。

車に付着した水垢や頑固な汚れは、スポンジやタオルだけでは落とすことができない場合があります。このような場合には、ブラシを使ってこすることで汚れを落とすことができます。ブラシは固さや形状が異なっているため、洗車部位に合わせて選択しましょう。

洗車用シャンプーを使って車を洗った後は、ホースでしっかりとシャンプーを流しておく必要があります。シャンプーが残ったままの状態で放置しておくと、車の表面にシャンプーの成分が残ってしまうため、しっかりと流すようにしましょう。

ワックス・コーティング

洗車後にワックスやコーティングをすると、汚れや小傷から塗装面を保護できます。また艶が出るので、車の仕上がりが美しくなるのも特徴です。

洗車後にどのようにワックスやコーティングを施工するかは、商品によって異なります。説明の部分に、水分を拭き取ってから施工するのか、それとも濡れた状態で施工できるのか記載されています。

ワックスやコーティングを施工する場合は、奇麗なタオルを使用しましょう。適量を塗り伸ばし、ムラが残らないように拭き取ります。

車体を効果的に洗浄する方法

車体を効果的に洗浄するための方法やポイントを見ていきます。ホイール洗浄や車体の汚れを落とすポイントを抑えておけば、効率よく洗車できるでしょう。

ホイールの洗浄方法とポイント

ホイールには、泥汚れやブレーキダスト、さらに鉄粉などの汚れがあります。ホイールには、道路上の汚れが付着しているため、汚れがひどいホイールを先に洗浄しましょう。

水をかけながら、ブラシで泥汚れを落とします。ブラシを使うときには、ホイールの素材によっては傷がつきやすいことに留意して、使うブラシを選択します。

ブレーキダストの汚れもあるため、汚れが落ちているか確認しながら洗浄しましょう。ボディの塗装面だけでなく、ホイールにも鉄粉が付着します。

車体の汚れを落とす方法と洗車の手順

車体の汚れを落とす方法と手順では、上から下に洗車していきます。すでにホイールやタイヤは洗浄したので、汚れがひどい部分は洗浄済みです。

その後は、天井部分から下側へと汚れを落としていきましょう。水洗いや予洗いなどを行い、洗車していきます。

洗車するときには、ゴシゴシと洗うのではなく、シャンプーの泡を使って洗車するようにしましょう。

洗車後のアフターケアと注意点

洗車が完了したら、水分を取り除くようにします。濡れたままにしておくと、水に含まれる不純物などがシミの原因となりえるからです。

洗車後の車体の乾かし方

洗車を終えた後は、大判のタオルを使って車体の水気をしっかりと取り除くことが大切です。タオルを車体に当て、軽く押さえるようにして水気を拭き取っていきます。

タオルが濡れてしまった場合は、取り替えておきましょう。水気が残っていると、水アカが残ってしまうため、しっかりと乾かしておくことが必要です。

水分を拭き取るときに、普通のぞうきんを使用すると、思わぬ洗車傷をつける要因となります。洗車専用のタオルを用意するのはおすすめです。

車体についた水滴の処理方法

車体についた水滴は、タオルで拭き取ります。大きな面の水滴は拭き取れても、細かな部分の水分が残っていることもあるでしょう。

細部の水滴も、タオルで優しく拭いていくようにします。グリルなどタオルでは拭き取りにくい部分はブロアーを活用するとよいでしょう。

車体のワックス・コーティングの施行方法

洗車後にワックスやコーティングをする方法はさまざまありますが、一般的には以下の物から選択して施工します。

スプレー式のワックス

洗車後に濡れたままでも施工できるタイプが多いです。拭き上げると簡単にワックスがけできるので、艶がしっかり復活します。

固形ワックス

固形ワックスは昔ながらのワックス方法です。カルナバロウが含まれているワックスなら、コーティングでは得られない艶感が出るのが魅力です。

簡易コーティング

簡易コーティングは、名前の通り簡易的にコーティングできるものです。ガラス系コーティングで簡単に施工できますが、撥水や親水、疎水など、好みのタイプを選択できます。

カミタケチャンネル!

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洗車道具のおすすめと選び方のポイント

洗車道具のおすすめや選び方をご紹介します。

洗車に必要な最低限の道具と予算の目安

洗車に必要な道具を揃えるための予算は、洗車用品の種類や質によって異なります。

たとえば、洗車用スポンジやタオル、シャンプーやワックスなどを揃える場合、数千円から1万円程度の予算が必要です。また、高圧洗浄機やブラシなどを揃える場合は、それ以上の予算が必要になるでしょう。

コイン洗車場で洗うだけであれば、洗車用品だけなので自分でコントロールできます。予算は自分がどの程度の洗車を行うかによって変わってくるため、考慮してから予算を決めると良いでしょう。

長く使えるおすすめの洗車道具とその特徴

長く使える洗車道具を選択したいのであれば、洗車用の道具を購入するのはおすすめです。たとえば、ぞうきんやスポンジ、タオルなどは洗車専用の方が、ボディに傷をつけにくいです。

洗車用で質がよいものであれば、何回も使ってもへたりにくいでしょう。こだわりがあるなら、低価格なものよりも、ちょっと質がよいものを選択しておくと長く使えます。

選び方のポイントと失敗しない洗車道具の選び方

洗車道具の選び方は、実際に試してみないと好みが分かりにくいといえるでしょう。特にワックスやコーティングは、施工してみないと撥水性や施工性を判断しにくくなります。

レビューなどを参考にして選ぶこともできますが、やはり実際に施工してみて判断するのがよいでしょう。もちろんすべての洗車道具を揃えるのは難しいので、洗車道具としてよい評判のものを選ぶのをおすすめします。

楽しく洗車をして愛車をケアしよう

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洗車は楽しく愛車をケアする1つの方法です。洗車を定期的にしているなら、愛車の変化にも気がつきやすくなりますし、奇麗な状態を維持しやすいでしょう。

初心者でも簡単に洗車できるアイテムが用意されているので、カー用品店などで購入してみるのをおすすめします。

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