新型クロストレックの特徴は?グレードと燃費、XVからの進化点

クロストレック

スバルは2022年9月に「クロストレック」のフルモデルチェンジを行ないました。新型クロストレックは、日本では2023年春に発売が予定されています。今回のフルモデルチェンジに伴って、新型クロストレックはどのように変わるのでしょうか。

この記事では、新型クロストレックのグレードや内外装の特徴や価格、燃費などの解説をしていきます。

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目次

クロストレックの概要

クロストレック

スバルのクロストレックは、コンパクトクロスオーバーSUVで、「XV」の後継車種です。新しく名前が統一され、新機能が搭載された魅力的な車になっています。

沿革

クロストレックとは、「XV」の北米向けの名称ですが、国際的に統一するために今回のフルモデルチェンジを機に、日本でも「クロストレック」という名称で販売されることになりました。現行で発売されているのは、「XV」から数えると4代目のモデルです。

クロストレックという名称は「クロスオーバー」と「トレッキング」をかけ合わせた造語になっています。XVは、2012年に登場しており、2017年に2代目に変化しました。XVの前には、インプレッサXVとして販売していたため、複数の名称変更が行われています。

新しく発売された新型クロストレックは、これまでと同様にコンパクトなボディに本格的なSUV性能を備えています。さらにラギッドかつスポーティなデザインを組み合わせることによって、都会でもアウトドアのシーンであったとしても、幅広いシーンで活用することができる多用途性を実現しているクロスオーバーSUVです。

注目の新機能

クロストレックという新しいモデルでは、複数の新機能が搭載されているのは見逃せません。次世代アイサイトを搭載して、安全性能を向上させています。

カメラの画角が約2倍になったり、ユニットがフロントガラスに取り付けられるなど、随所がアップデートされています。広角単眼カメラが日本仕様車で初めて採用され、衝突被害軽減ブレーキの作動領域が拡大しました。

コネクテッドサービスの「SUBARU STARLINK」が搭載できるようになり、24時間365日コールセンターと接続できたり、スマートフォンとの連携ができるので便利に使えます。

クロストレックの特徴

新型クロストレックには、予防安全性能として、さまざまなシーンで安全運転をサポートする運転支援システムの「新世代アイサイト」などが搭載されています。さらに剛性の高い走りを可能にする「フルインナーフレーム構造」が採用されています。

  • 次世代アイサイト搭載
  • フルインナーフレーム構造採用

これまで以上に快適で優れた走行性能と安全性能が特徴となっています。

新世代アイサイト搭載

クロストレック

新型クロストレックには、より広範囲に高精度な認識性能によって、さまざまなシーンで安全な運転のサポートをする運転支援システムの「新世代アイサイト」が搭載されており、安心で快適な運転の支援をしています。

周囲の環境を認識し運転のサポートをするアイサイトは、さらに進化した「新世代アイサイト」は、交通事故が多い交差点での衝突回避性能が高められています。

「新世代アイサイト」には、国内のスバル車では初めてとなる、広角単眼カメラが採用されています。従来の「アイサイト」に搭載されていたステレオカメラに加えて、広角単眼カメラが新たに装着されたことにより、合計3眼で高い安全性の実現が可能になりました。

広角単眼カメラが追加されたことで、低速時の二輪車や歩行者の認識が高められています。新世代アイサイトでは、認識範囲や性能が向上しているので、事故を少なくするためのサポートをしてくれます。

フルインナーフレーム構造で剛性の高い走り

クロストレック

画像引用元:新型クロストレック | SUBARU

新型クロストレックには、走行性能と安全性能を大きく高める「スバルグローバルプラットフォーム」をベースにした「フルインナーフレーム構造」などの最新技術を採用することにより、ステアリング操作に対する応答性や安全性がより高められています。

「フルインナーフレーム構造」とは、ボディ全体の骨格を組み立ててから外板パネルの溶接をする構造のことで、従来の構造に比べて剛性が高くなるとともに軽量化をしたことにより、操縦安定性や快適性が向上しています。

フルインナーフレーム構造はレヴォーグから採用されていたもので、高剛性化と軽量化を実現している構造です。

クロストレックのグレード

新型クロストレックには、ベースグレードの「Touring」と上位グレードの「Limited」の2グレードがあります。内装と外装のどちらにもグレードごとの違いがありますので、グレード別に見ていきましょう。

Touring

クロストレック Touring

画像引用元:新型クロストレック | SUBARU

Touringの外装でフロントグリルは、エンブレムの両サイドはブラック塗装になり、フォグランプは無塗装です。さらにサイドミラーカバーはブラック塗装となっています。

Touringには、サンルーフのメーカーオプション設定ができなくなっています。それで、サンルーフの装着を希望するのであれば、Limitedグレードの選択をする必要があるでしょう。

クロストレック Touring

画像引用元: 新型クロストレック | SUBARU

Touringのシートの素材はトリコット表皮となっており、撥水加工などはされていませんので、使用時には注意が必要です。インパネの中央には、メーカーオプションで9インチのナビゲーションを取りつけることができるスペースがあります。

さらにナビゲーションの下には、7インチのセンターインフォメーションディスプレイが標準装備されています。

このセンターインフォメーションディスプレイで、エアコンの設定や走行アシストなどの設定を、画面を見ながらタッチパネルで設定していくことができるので、とても便利です。

Touringでは、アイサイトの装備についても「ドライバーモニタリングシステム」や「前側方警戒アシスト」などの一部の機能がメーカーオプションとなっています。

Limited

クロストレック Limited

画像引用元: 新型クロストレック | SUBARU

Limitedのフロントグリルのエンブレムの周り、フォグランプカバーの内側はダークグレー塗装となっています。さらにサイドミラーカバーもダークグレー塗装です。

オプションでサンルーフ(電動チルト&スライド式)の装着ができるのは、Limitedのみとなっています。

Limitedのシート素材は、ファブリック表皮となっていて、こちらも撥水加工などはされていないので、使用時には注意が必要です。メーカー装着オプションでブラック/グレーの本革となります。

Limitedのインパネの中央部には、「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」が標準装備されていますが、この点もTouringとの大きな違いの1つです。

クロストレック Limited

画像引用元:新型クロストレック | SUBARU

「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ」は、スマートフォンを通じて様々な機能を活用することができる縦長の「ディスプレイオーディオ」で、タッチパネルが採用されているのでタブレット感覚で大型画面での操作をすることが可能です。

操作できる主な機能には、車両やエアコンの設定、ラジオやテレビの視聴、USBやBluetoothで接続をしたポータブルオーディオプレーヤーによる音楽再生、ナビゲーション機能などがあります。

さらに、TouringとLimitedのグレード間の違いを感じるポイントの1つは、シフト周りです。

Limitedでは、シフト周りの素材がシルバー加飾付きの本革巻きで色はピアノブラック調となっていますし、シフトブーツも装着されているので高級感があります。Touringでは、樹脂製となり色はブラックです。シフトブーツの装着はされていません。

アイサイトの装備についてもLimitedグレードでは、全ての機能が標準装備となっています。

クロストレックの外装

クロストレック

新型クロストレックの外装デザインは、クロスオーバーSUVとしての頼もしさを表現しており、さらに引き締まった鋭いシェイプによりダイナミックにオフロードでも走り抜ける、躍動的なスタイリングを表現しています。

クロストレック

またボンネットに厚みを持たせることにより、フロントビューに肉厚感を与え、それにシャープヘッドライトデザインやグリル形状を加えることにより、すっきりさせた印象となっています。

クロストレックの外寸は、以下の通りです。

クロストレックの寸法

  • 全長:4,480㎜
  • 全幅:1,800㎜
  • 全高:1,575㎜

シャークフィンアンテナがない場合は、全高が-25㎜となります。エクステリアカラーは、クリスタルホワイトパールやオアシスブルー、ピュアレッドなど全9カラーが用意されています。

クロストレックの内装

クロストレック

クロストレックの内装は、シンプルでありながら多層的で表情豊かなものとなっていて、ドライビングとアクティビティーを自然体で楽しめる空間を実現しています。

センターコンソールは高い位置に配置されているので、ドライバーの座席と助手席をほどよく分離させることができ、ドライバーの操作性がアップされています。

クロストレック

新型クロストレックの内装では、シートが特に大きく変化しているといわれています。フロントシートの本体は、大学医学部と共同研究をして、人体構造からのアプローチをした設計となっています。

具体的には頭部の揺れを抑えるために、仙骨と呼ばれる姿勢を支える背骨の末端にある骨をしっかりとホールドする構造を採用しています。

それにより、骨盤をしっかりと支えることができるので、車体の揺れが頭部へ伝わるのを抑制することができるようになっています。それでロングドライブであっても、快適な乗り心地を実現しています。

クロストレック

また後席のシートも厚みが十分のクッションと足元のゆとりが確保されていて、快適性が高められています。

クロストレック

後部座席は、6:4分割可倒式リヤシートが採用されているので、ラゲッジスペースのアレンジをすることができ、長尺の荷物や大きな荷物を積むこともできます。さらに荷室の開口部にはすべり止めや傷の防止のためのテクスチャー加工が施されています。

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カミタケチャンネル!

新型クロストレックの内外装や装備、さらにスタッフが試乗した感想を動画でチェックしてください。気になるおすすめの装備は。。。全体のレビューを動画でご覧ください。

クロストレックの燃費

クロストレックの燃費については、Touring、Limitedのグレード間における差はありませんが、駆動方式による差があります。

クロストレックの燃費

グレード2WD4WD
Touring16.4㎞/L15.8㎞/L
Limited16.4㎞/L15.8㎞/L

新型クロストレックの燃費は、2WDと4WDのどちらでも、従来モデルの「XV」の燃費15.0㎞/Lよりも向上しています。

クロストレックの価格

続いて、クロストレックのグレード別の価格を見ていきましょう。

クロストレックの価格

グレード2WD4WD
Touring2,662,000円2,882,000円
Limited3,069,000円3,289,000円

グレード間の価格差は、約40万円となります。公開されているオプションの価格で判断をすると上位グレードのLimitedには、Touringと比べると48万円相当の装備が搭載されています。それで、希望するオプションだけを選択して装着するのか、装備の充実したグレードを選ぶのかを検討することもできるでしょう。

また、2WDと4WDの価格差は、4WDが約20万円高くなっています。4WDには、悪路走破性を高めるXモードやリヤフォグランプなどの装備が充実しているので、雪道や悪路を走る機会が多いという方であれば、4WD車の購入を検討することもできるでしょう。

クロストレックをお得に購入する方法

クロストレックを、お得に購入できる方法をご紹介します。クロストレックをお得に購入する方法のひとつには、低金利ローンがあります。クロストレックの新車の本体価格は、グレードによっては、300万円以上と高額になる場合もあります。

本体価格に加えて、オプションなどを装着していくと支払の総額はさらに高額となるでしょう。それで、毎月の費用負担を抑えるために、ローンの利用を検討されるということも一般的です。

ローンでの支払であれば、毎月の支払い金額を一定にすることができるので、無理なくクロストレックに乗ることができるからです。しかし、ローンでの支払には金利手数料の負担が、発生することになります。

そこでおすすめとなるのが、低金利ローンを利用する方法となります。購入金額が同じであったとしても、低金利ローンを利用すると金利手数料の金額負担を軽減が可能です。数%の金利だと思っても、総支払額に換算した時に、何十万円もの出費の差が生じることもあるからです。

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クロストレックをお得に購入する方法については、こちらの記事もチェックしてください。

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