CX-8の維持費はいくら?保険や車検も含めた維持費を徹底解説

CX-8

マツダのSUVの上位モデルとなるCX-8は、2017年に登場しました。SUVとして珍しい3列シートを備えているので、ファミリーカーとしても使いやすいモデルです。

そのCX-8を維持するのにどれほどのコストがかかるでしょうか?この記事では、保険や車検代を含めた維持費を項目別に解説します。

目次

CX-8の年間維持費

CX-8

画像引用元:マツダ

CX-8の年間維持費となるのは、以下の通りです。

  • 自動車税 43,500円
  • 任意保険 80,000円
  • メンテナンス代 60,000円
  • ガソリン代 220,000円(ディーゼル110,000円)
  • 駐車場代 96,000円
  • ガソリン車の場合:499,500円
  • ディーゼル車の場合:389,500円

燃料代やガソリン代などは、場所や使い方によって変化します。それでも維持するのに必要なおおよその費用の目安となるでしょう。

CX-8のスペックは以下の通りです。

全長4,900mm
全幅1,840mm
全高1,730mm
ホイールベース2,930mm
最低地上高200mm
室内長2,690mm
室内幅1,540mm
室内高1,250mm
車両重量1,780kg~1,900kg
乗員定員6・7人

CX-8の自動車税

CX-8 ディーゼル XD L Package

画像引用元:マツダ

CX-8の自動車税は以下の通りです。

CX-8の自動車税

  • ガソリン車:43,500円
  • ディーゼル車:43,500円

自動車税は排気量によって税額が異なりますが、ガソリン車は2.5Lエンジン、ディーゼル車は2.2Lエンジンが搭載されています。

自動車税は、毎年4月1日時点での所有者に課税されるもので、自動車税、もしくは軽自動車の場合の軽自動車税があります。

排気量令和元年10月1日以後初回新規登録令和元年9月30日以前初回新規登録
乗用車(3、5または7ナンバー)電気自動車25,000円29,500円
1リットル以下25,000円29,500円
1リットル超~1.5リットル以下30,500円34,500円
1.5リットル超~2リットル以下36,000円39,500円
2リットル超~2.5リットル以下43,500円45,000円
2.5リットル超~3リットル以下50,000円51,000円
3リットル超~3.5リットル以下57,000円58,000円
3.5リットル超~4リットル以下65,500円66,500円
4リットル超~4.5リットル以下75,500円76,500円
4.5リットル超~6リットル以下87,000円88,000円
6リットル超110,000円111,000円

CX-8の自動車保険

保険

自動車の任意保険は、加入条件によって左右されます。

年齢が26歳以上の補償、さらに11等級で普通車で試算したところ、補償を充実させた場合は年額約80,000円となりました。

年額を80,000円で計算します。

  • 免許証:ゴールド
  • 年齢:26歳以上
  • 車:2022年式CX-8
  • 使用目的:レジャー
  • 走行距離:1万km未満

保険料を重視させた場合や補償内容を考慮すると、さらに抑えられることもありますが、ここでは平均的な保険料で計算しましょう。

ダイレクト型の保険会社ですが、上記のようになりました。保険料を見直すためには、条件や補償内容を見直してみることがおすすめです。

CX-8のメンテナンス代

整備

メンテナンス代は、車両のコンディションによって大きく左右されます。しかし車を維持するのには、新車から3年目、その後は2年ごとに車検を受ける必要があります。

車検の法定費用など、必ず必要になる費用やオイル交換などの消耗品の費用も必要となるでしょう。車の種類によってもオイル交換の頻度が異なったりしますが、毎年6万円を費用として計算します。

弊社カミタケモータースでは、大型乗用車の場合の割引後の車検費用は、62,500円です。車検費用には以下のものが含まれています。

  • 車検料
  • 自賠責
  • 重量税
  • 印紙代

この費用に、オイル交換やエアクリーナー、さらにバッテリーなど定期的に交換が必要になる部品代を加えます。

タイミングによっても異なりますが、追加費用を算出して予算にしておくとよいでしょう。

車検費用の内訳

車検料:14,850円

車検料は、車検を実施するための手数料となります。法定点検をする手数料ともなり、業者によって費用が異なります。一般的にはディーラーの方が丁寧な作業を行う分、費用は高くなりがちです。

自賠責:17,650円

自賠責保険は、法律によって加入が義務付けられており、強制保険とも呼ばれます。まとまった年数で加入するもので新車購入時には36か月分、その後は車検のタイミングで24か月分を支払います。

普段の生活で意識することが少ない保険かもしれませんが、車検の法定費用に含まれている項目です。

重量税:32,800円

重量税は、新規登録や車検のタイミングで重量によって支払う税金です。新車から13年、さらに18年が経過すると重課され、税金が高くなります。

印紙代:1,600円

車検の審査や車検適合証の発行に必要な手数料です。認定工場なのか指定工場なのかによって異なります。車検専門店のような車検のラインを持っている工場は、指定工場です。

CX-8のガソリン代

ガソリンスタンド
  • ガソリン車:7.7km/L
  • ディーゼル車:13.7km/L

年間1万kmを走行したと想定し、上記の実燃費で必要な費用を計算します。

  • レギュラー:170円
  • 軽油:148円

e燃費e燃費

  • ガソリン車の費用
    約22万円
  • ディーゼル車の費用
    約11万円

端数を四捨五入したとしても、約11万円の差額が出てきます。ディーゼルエンジンなのか、それともガソリンエンジンなのかによって費用が異なります。

もちろん使用シーンによって適したパワーユニットは異なりますので、維持費が安いからといってすべての人にディーゼルをおすすめできる訳ではありません。実際の使用シーンとエンジン特性を考慮して選択しましょう。

その他に必要となる費用

駐車場代

月極駐車場は、地域によって差があります。郊外であれば、月額3,000円から6,000円程度で借りられますが、都心部になると安くても2万円、高ければ5万円以上という駐車場もあるでしょう。

全国平均は、約8,000円とされているので、年間で96,000円で計算します。

修理代

修理代としては、定期的に交換が必要となる部品があります。新車で購入すれば、3年から5年は保証に入っていることがあり、現金としては負担がないこともあるでしょう。

しかし走行距離が伸びている車両で経年経過している中古車の場合には、コンディションに応じた修理代が必要です。

これはコンディションや購入時の条件によって大きく差が出ることがあります。中古車を購入したのであれば、修理代を予想しておく必要があるでしょう。

CX-8の維持費を抑える方法

料金

保険を見直す

自動車保険(任意保険)は、車を購入したときに加入して、そのまま契約更新を続けることがよくあります。しかし、車の維持費を節約するためには、任意保険の契約内容を見直すことも大切です。

任意保険には、「代理店型」と「ダイレクト型(通販型)」の2種類があります。ダイレクト型は、保険会社と直接契約するため、手数料がかからず、代理店型よりも安くなることが多いです。もし代理店型の保険を契約しているなら、ダイレクト型に乗り換えることで、保険料を大幅に抑えることができ、年間で数万円も節約できることがあります。

ダイレクト型の保険を検討する際には、3~4社から見積もりを取ることをお勧めします。これにより、補償範囲や保険料を比較でき、より自分に適した保険を選ぶことができます。ただし万が一の際のサポートに違いが出ることもあるので検討してみましょう。

弊社カミタケモータースでは、車の保険も取り扱っています。経験豊富なスタッフが使用条件にあった保険プランをご提案できますので、お気軽にお問い合わせください。


※このホームページは、各保険の概要についてご紹介しており、特定の保険会社や商品名のない記載は一般的な保険商品に関する説明です。取扱商品、各保険の名称や補償内容は引受保険会社によって異なりますので、ご契約にあたっては、必ず重要事項説明書や各保険のパンフレット等をよくお読みください。ご不明な点等がある場合には、カミタケモータースまでお問い合わせください。

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メンテナンスを徹底する

車検のタイミングで整備士に点検してもらっていても、車を使っているとトラブルや不具合は避けられません。故障箇所によって費用は異なりますが、エンジンやトランスミッションの修理となると、数十万円以上かかることもあります。

しかし、日頃の点検やメンテナンスをしっかり行うことで、トラブルを未然に防ぎ、大きな出費を抑えることができます。

定期的なチェックとメンテナンスを続けることで、大きな故障の防止と安全性の向上が期待できるだけでなく、故障が少なくなれば車検費用も安くなり、結果として節約につながることもあります。

依頼する業者を見直す

車の整備は、安全に車に乗るために大切です。しかし、純正部品を扱うディーラーでは費用が高くなることが多いです。メンテナンスを受ける場所によって、かかる費用は異なります。

高額になりがちな車検も、ディーラーに比べて、近所の整備工場やガソリンスタンド、カー用品店などで安く実施している場合があります。車検費用を最も安く抑える方法として、「ユーザー車検」があります。

これは、自分で運輸支局に車を持ち込んで検査を受ける方法です。車に関する一定の知識が必要になりますが、業者に依頼するよりも大幅に節約できるため、費用を抑えたい方にはおすすめです。

愛車のメンテナンスや整備、さらに車検の際にはどの業者に依頼するのが安くなるのか、比較してから決定してみましょう。

CX-8の維持費に関するよくある質問

CX-8の維持費は高い?

ディーゼルエンジンかガソリンエンジンを選択するかで、ガソリン代が大きく異なります。ディーゼルエンジンの方がガソリン代を抑えられますが、使用シーンによってはガソリンの方が良いケースもあります。

CX-8の維持費を抑えるには?

定期的なメンテナンスや依頼先の業者を見直すことがおすすめです。定期的にメンテナンスしているなら大きな損傷になる前にメンテナンスできますし、見積もりを比較すると費用を抑えて作業してもらえる業者を見つけられます。

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