最新エブリイマイナーチェンジ詳細!改良後の変更点やポイントを解説

エブリイ マイナーチェンジ

2024年2月27日に、スズキが発売している軽商用バンのエブリイと乗用車のエブリイワゴンが一部改良して発売されました。

今回のマイナーチェンジでは、トランスミッションにCVTが採用されたことが大きなニュース。燃費性能を高めたトランスミッションで、快適な走りになることが期待されます。

仕事の車としておなじみのエブリイがどのような変化を遂げたのか、マイナーチェンジの詳細をご紹介します。

目次

エブリイとは

エブリイ

エブリイは「軽商用車」としての立場を確立していますが、ターボ車の加速力と広々とした内部空間による優れた積載能力が注目を集めています。バックドアの開口部の幅や床の長さで見ても、他の車種を圧倒するトップクラスの数値を誇っているモデルです。

最近では、車中泊やアウトドア活動への関心が高まっているため、エブリイの使い方も商用目的だけにとどまらず、レジャー用途での使用が増えてきています。この車は、ただの商用車を超えて、多目的に活躍する魅力ある選択肢といえるでしょう。

カスタムパーツも豊富にありますし、自分仕様の車にも仕上げやすいです。アウトドア人気に伴ってベース車にエブリイを選択する方も増えています。

この車は、運転手が働きやすいように細かい部分まで考え抜かれた設計がポイントです。積載スペースに関して言えば、キャブオーバー型の軽バンクラスでは最高峰を誇っています。そして、バックドアの開きやすさや荷室の床が地面から高くないことも、荷物の積み下ろしを楽にしてくれる点です。

エブリイはただ物を運ぶだけの車ではなく、使う人のことを第一に考えた設計になっていることを示しています。使い勝手を重視する方には、この車が魅力的に映ることでしょう。

エブリイの歴史

エブリイ

エブリイは、1982年にデビューしてからずっと人気を保ち続けるロングセラー車です。最初は「キャリイバン・エブリイ」という名前で登場しましたが、3代目からは「キャリイバン」の部分をなくして、シンプルに「エブリイ」と呼ばれるようになりました。

1999年には、もう一つの大きな変化が。4代目モデルへのフルモデルチェンジで、衝突時の安全性を向上させるクラッシャブルゾーン付きのセミキャブオーバーに生まれ変わりました。

さらに2005年に登場した5代目では、インパネにギアを置く「インパネシフト」と、軽自動車としては初の「電動スライドドア」を搭載しました。

そして、2015年には6代目が登場し、荷室のスペースをより広く取り、使い勝手をさらに追求。エブリイは、その進化を続ける姿が多くの人々に愛されている理由の一つです。

【エブリイ】マイナーチェンジによる主な変更点

エブリイ

画像引用元:エブリイ|スズキ

エブリイのマイナーチェンジによる主な変更点は、以下の通りです。

  • フロントバンパーの意匠を変更
  • ボディカラー「デニムブルーメタリック」と「モスグレーメタリック」の新設定
  • トランスミッションをAT(有段変速機) からCVT(無段変速機)に変更
    (グレードPAを除く)
  • 全グレードでスズキセーフティサポート機能が標準化
  • JOINターボが新設定

フロントバンパーはパッと見ると変化がないように見えますが、バンパーのグリル付近の意匠が変更されています。

ターボ車の設定や安全装備も充実しています。どのような変化があったのか、またエブリイの特徴をさらに見ていきましょう。

エクステリアデザインの変更

エブリイ

画像引用元:エブリイ|スズキ

エクステリアは大きく変更されていません。グリルの意匠が微妙に変更されていますが、パッと見たときの印象は同じです。

エブリイのPAを除く全車でヘッドランプがLED化されたのも違いです。夜間の視認性を高める違いですので、見た目以上にドライバーにメリットをもたらす変更となるでしょう。

インテリアデザインの変更

エブリイ

画像引用元:エブリイ|スズキ

インテリアの変更も大きなものはありません。しかし運転席シートヒーターや助手席シートバックテーブルを装備したことが違いです。

利便性が向上する装備なので、仕事やレジャーに使いやすくなるでしょう。その他、キーレスプッシュスタートシステムや後席スライドドアクローザーが採用されました。

エブリイのマイナーチェンジによる追加点

エブリイ

画像引用元:エブリイ|スズキ

「JOINターボ」には後席両側ワンアクションパワースライドドアとフルオートエアコンのセットがメーカーオプションで設定されました。

ボディカラーでノクターンブルーパールとムーンライトバイオレットパールメタリックが廃止され、モスグレーメタリックとデニムブルーメタリックが追加されたのも変更点です。

エブリイは7色、エブリイワゴンは6色です。

エブリイのボディカラーは以下の通りです。

  • ホワイト
  • シルキーシルバーメタリック
  • クールカーキパールメタリック
  • ブルーイッシュブラックパール3
  • デニムブルーメタリック
  • パールホワイト
  • モスグレーメタリック

トランスミッションの変更

5AGSが廃止されて、4ATがCVTに変更されています。5AGSはATのようでありながら、MT車のように変速するトランスミッションです。

5速オートギアシフトの略語になっており、5段変速マニュアルミッションと似た構造です。変速操作を制御ユニットと電動油圧式アクチュエーターで行います。

クラッチ操作とシフト操作を自動で行うタイプの変速機でした。この変速機は、AT車やCVT車に比べると安価で低燃費という特徴があります。

しかしどうしても変速ショックがあることから、運転に慣れが必要でした。新しく装備されているCVTなら、軽自動車の一般的な変速機として導入されているので、違和感なく走行できるでしょう。

電子制御式4WDの採用

CVT車には、路面状況が悪くても路面に駆動力を伝えやすくなる、脱出アシストが採用されています。タイヤが空転したときに、空回りしたタイヤにブレーキをかけ、もう一方に駆動力が伝わるような仕組みです。

さらに4WD車は、3つのモードを切り替えできる電子制御式4WDを採用しています。これは通常走行では2WDですが、路面状況に応じてモードを切り替えできるものです。

路面状況に応じて駆動力を制御してくれる「4WD AUTO」、山間部の未舗装路で活躍する「4WD LOCK」です。

気になるエブリイのモデルチェンジ時期とは?

現行モデルがフルモデルチェンジして登場したのは、2015年です。登場当時は、約9年半ぶりのフルモデルチェンジとなりました。

フルモデルチェンジしてから約9年が経過しているので、今回マイナーチェンジを行いましたが、まもなくフルモデルチェンジされることが期待されています。

しかし2024年3月時点では、フルモデルチェンジの情報はありません。スズキの軽商用車でもBEVの登場が期待されていることもあり、フルモデルチェンジも近いのではと考えられています。

次期エブリイでは、EVはもちろんですが、ハイブリッドエンジンの搭載も期待されています。低燃費に走行できるパワーユニットの搭載が期待されているエブリイの最新情報をチェックしておきましょう。

カミタケマガジンでも軽自動車の最新情報をご紹介していますので、ぜひ最新記事をチェックしてください。

気になる車両価格は?

エブリイの価格

PA

  • 2WD 5MT: 1,197,900円
  • 2WD 4AT: 1,267,200円
  • 4WD 5MT: 1,329,900円
  • 4WD 4AT: 1,399,200円

PAリミテッド

  • 2WD 5MT: 1,233,100円
  • 2WD CVT: 1,324,400円
  • 4WD 5MT: 1,365,100円
  • 4WD CVT: 1,478,400円

PC

  • 2WD 5MT: 1,393,700円
  • 2WD CVT: 1,485,000円
  • 4WD 5MT: 1,525,700円
  • 4WD CVT: 1,639,000円

JOIN

  • 2WD 5MT: 1,431,100円
  • 2WD CVT: 1,544,400円
  • 4WD 5MT: 1,563,100円
  • 4WD CVT: 1,698,400円

JOINターボ

  • 2WD CVT: 1,665,400円
  • 4WD CVT: 1,819,400円

エブリイワゴン

PZターボ

  • 標準ルーフ 2WD CVT: 1,838,100円
  • 標準ルーフ 4WD CVT: 1,992,100円
  • ハイルーフ 2WD CVT: 1,855,700円
  • ハイルーフ 4WD CVT: 2,009,700円

PZターボ スペシャル

  • 標準ルーフ 2WD CVT: 1,911,800円
  • 標準ルーフ 4WD CVT: 2,065,800円
  • ハイルーフ 2WD CVT: 1,929,400円
  • ハイルーフ 4WD CVT: 2,083,400円

エブリイのマイナーチェンジについてよくある質問

エブリイのマイナーチェンジの変更点は?

エクステリアやインテリアに大きな変更点はありませんが、ターボ車の設定やCVTが採用されました。利便性や安全性能も向上しました。

エブリイの価格は?

新しくなったエブリイの価格帯は、119万7900円~181万9400円となりました。

マイナーチェンジされたエブリイをお得に購入する

低金利ローン

エブリイをお得に購入するには、低金利ローンの利用がおすすめです。軽自動車の中では、比較的購入しやすい価格のエブリイですが、上位グレードを購入するときなどは、キャッシュの計画からローンを利用する方も一般的です。

ローンは毎月の支払額を一定にできるので、無理なく支払いができます。しかしどうしても金利手数料の負担が発生します。毎月に分けるとそれほど大きな違いがないかもしれませんが、完済までのトータルコストが大きくなるのです。

金利手数料の負担を抑え、トータルコストを抑えられるのが低金利プランです。低金利プランなら名前の通り金利が低くなっているので、お得に購入できます。

弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しており、お得にエブリイを購入していただけます。新車1.99%の超低金利プランの「OPプレミアムプラン」なら乗り出しに便利なオプションもセットになっているので、お得です!

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未使用車

お得に車を購入したい方におすすめしたい別の購入方法は、未使用車の購入です。登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。

登録されているので、中古車という扱いになりますが、走行距離も場内の移動のみということも多くコンディションは限りなく新車に近いのが魅力。

新車よりも納車までの期間が短く、乗り換えの時期が決まっている方にもおすすめの購入方法です。

もちろんボディカラーやグレードが限られるという懸念点もありますが、在庫台数が多い店舗なら好みの車を探しやすいです。

弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の在庫車両を展示しているので、お気に入りのエブリイを探していただけます。

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