大阪・奈良を拠点をする車屋の「カミタケモータース」と愛媛の鉄道会社「伊予鉄」が夢の異色コラボ!
普段は足を踏み入れることができない電車の車庫に潜入してきました!
車屋女子、伊予鉄道グループへ突撃取材!
今回は、鉄道ファンにも人気の「伊予鉄道5000形」と「50形」、そして注目の新型車両「7000系」を、車屋女子ならではの視点でじっくりレビュー!
普段はなかなか見られない古町車庫の様子や、偶然遭遇した新型車両のテスト走行など…「伊予鉄 運転体験」「鉄道女子旅 愛媛」など、気になるワード盛りだくさんでお届けします♪

カミタケモータースの諏訪田と樋野が電車を車屋目線でレビューしたり電車の運転にも挑戦します!
そして郊外線では67年ぶりの完全新造の新型車両7000系の運転テストの場面にも奇跡的に遭遇したりと貴重な経験の連続でした。
伊予鉄×カミタケコラボで現役運転士さんおすすめの愛媛松山のスポットをご案内している女子旅シリーズはこちら
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道後温泉 編

松山市内編

普段は立ち入れない「伊予鉄 古町車庫」に潜入!
現役運転士・大西さんに案内していただきました
伊予鉄道 現役運転士の大西さんと共に伊予鉄の電車がたくさん集まる古町車庫へやってきました。
伊予鉄の市内電車と郊外電車の接続駅でもある古町駅のすぐそばに位置する古町車庫。
伊予鉄古町車庫
住所 〒790-0807 愛媛県松山市平和通6丁目
車両点検・整備の現場は迫力満点!
ここは電車の車庫でもあり、電車の点検や整備をする工場でもあります。




古町車庫は、伊予鉄道ファンにとってはたまらない“聖地”のひとつ。
一般には公開されていませんが、今回特別に中へ潜入し、5000形・50形を間近で観察してきました!
「伊予鉄道 古町車庫 レポート」で検索してもなかなか出てこない、レアな体験をご紹介します♪
目の前を電車が走り抜けていくので迫力満点!
通過するいろいろな車両を見ることができました。



普段は入ることができない場所なので大興奮の二人
そして制服の上着と帽子もお借りしてパシャリ。



ちょっと私には大きくて調子乗りの学生みたいになっちゃいました、、、
運転士・大西さんによるディープな解説つき
そして今日実際に見学をさせてもらう2台の車両にご対面。

個性が光る!5000形&50形を見比べてみた
5000形は近代的で快適!
まずは向かって左側の車両です。
車両情報
モハ5000形 5001
製造 アルナ車両
竣工 2017年
駆動方式 TD平行カルダン
制御方式 VVVFインバーター制御
定員 60名
市内電車の中では一番新しい車両です。
まずはこの車両を2人にいつも車のレビューをするようにレビューしてもらいます。

まずはこのボディカラー!
伊予鉄のメインカラーのオレンジの車体ブラックのラインがすごくスタイリッシュですね!
小糸製作所のLEDを使用したヘッドライトが特徴的です。


前にもブレーキランプや尾灯があるのがすごく不思議に感じる!

電車は進む方向が変わるから、どちらも前後になるもんね
路面電車には全車ドライブレコーダーが前後と車内にも装備されていて、事故やとトラブルがあった際の検証に使われます。
それではいざ車内のコックピットへ!!
5000形の運転席

うわ!ペダル1個や

初めて電車の運転席に座る樋野さんは大興奮!
このペダルはアクセルやブレーキではなく警笛だと教えてもらいました。

車でいうところのクラクションですね!!
この電車はワンハンドルマスコンという、ブレーキとアクセルが一体となったハンドル1つで運転します。
現行の車両はこれが主流だそうです。


日産キックスとかのワンペダルドライビングと一緒やな
車のレビューをするように電車の運転室のレビューをしていく樋野でした。
いざ樋野が運転に挑戦!!
しっかり運転士の大西さんからレクチャーを受けて…

前進!!!!!

すごくG(重力)を感じるんですね!
運転士さんはこのG(重力)を感じながら運転するのが基本で、その体感をきわめていくことがとても大切なんだそうです。

初めての経験でした!もう私これで人生悔いなし!
とそこに後ろから諏訪田の声が、、、


樋野ばっかりずるいー!私もやらせてーーー!
と後ろから見ていた諏訪田も挑戦することに
レクチャーを受けて、、、
発進!!

いやーどうしようどうしよう!
とても騒がしい諏訪田。
急いでブレーキをかけたことで、車体が大きく揺れてしまいました。

めちゃくちゃ難しいー!車と違いすぎる、、、涙
慌ててしまい、通常のブレーキではく非常用のブレーキで止めてしまったことにより急ブレーキになってしまったのだそうです。
その後もリベンジしましたが、上達せず、、、

普段何気なく電車って乗ってるけど、運転士さんがすごく優しく運転してくれてたんやな。

やってみるとありがたみがめちゃくちゃ伝わる
次は客席のレビューにLets’ Go!
5000形の客席
この5000形の内装のモノトーンでまとまっていてこだわりを感じます。
シートは少し硬めに作られていて、長く使用できそうな印象。
古い車両のほうがシートは柔らかめに作られているものが多いそうです。
車椅子の方が乗車するときは、シートを跳ね上げてスペースを確保することができます。

乗り込む際のスロープもワンタッチで出し入れが可能になっており、ワンマン運転のため忙しい運転士さんも迅速に対応ができるつくりに。

と、ここで車内のステッカーで諏訪田が何かを発見!

電車にWi-Fiついてるー!

市内電車は旧型車を含め全車にWi-Fiが設置されています。

愛媛は海外からの観光客も多いので、絶対喜ばれてるよね~

あとこれ!キャッシュレスやったら割引入るんやって!


え?!割引あるん?!
公共交通機関でのキャッシュレス割引に初遭遇の樋野と諏訪田は興味津々。
伊予鉄さんがいろいろな取り組みをされてることを学びつつ、
今回は車両比較ということで旧型の車両に移動します!
50形はレトロ感たっぷり、現役バリバリの大先輩

車両情報
モハ50形 78
製造 帝国車輛
竣工 1965年
駆動方式 吊り掛け
制御方式 抵抗制御
定員 80名
現在運行中の車両の中では最古参!こちらはその中でも後期型の車両です。
車に同じ型でも前期型、後期型で違いがあるのと同じように電車の車両でもそれがあるということを初めて知った二人でした。

さっきのと全然見た目ちゃうなあ!
一番大きく見た目で違うところは、ヘッドライトの位置。

先ほどの5000形とは大きく違い、丸いヘッドライトが上部に1つ付いています。

丸目ちゃんや~!車でも丸いヘッドライト人気あるんですよ!

外装は全体的にレトロな感じがとても可愛いよね!こっちが好きかも~
5000形は最新感のあるスタイリッシュさがポイントでしたが、50形は窓が多くノスタルジックな雰囲気のある車両です。
そのまま中に移動し車内も見ていきます。
50形の客席

なんかこっちのほうが広く感じる!
実はその通り!
先ほどご紹介をした5000形は低床になっており、構造上の理由で定員が少なくなっています。
ご年配の方も段差が少なく乗りやすいように、今の主流は低床車両になっています。
ただ旧型車両の方が定員は多いので、ラッシュ時間帯は特に旧型車が大活躍しているそうです。

あとこの車両床が木材でできてる!おしゃれ~


私もこの木でできてる感じ好きやなあ
これは50形の中でも後期型なので、床以外が鉄でできていますが、初期の車両は内装はすべて木造なんだそう。
こんな仕様の違いを知って電車に乗るともっと楽しくなりそうですね。
シートは先ほどの5000形よりかなりふわふわにつくられてました。
ここでつり革に注目!

このつり革どこかで見たなと思ったら伊予鉄ルームにあったのと同じや!

実はこの車両、ベッセルホテルの伊予鉄ルームに置いてある車両と同じ車両でした。
伊予鉄ルームについてはこちら
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こうして実際に走っていた電車が役割を終えてあのお部屋にあったんだと実感すると、感慨深いですね。
車内を一通り見たところで、次は運転席へ
50形の運転席
まずは樋野さんが運転席に座ります



さっきとは全く違う作りですね!!
こちらはアクセルとブレーキを両手別々で操縦していきます。
さっきより難易度高そうですが大丈夫でしょうか、、、
右手でブレーキを緩めて
左手をぐるっと回すと進みます。
左手を戻して、ブレーキを掛けて、、、、、

難しすぎる、、、
案の定ブレーキ時に大きく車体が揺れてしまいました。
次は諏訪田が挑戦!

同じようにやってみるものの、樋野さんより急ブレーキになり意気消沈の諏訪田。


私はやっぱり電車の運転には向いてないみたい。
がっかりしながら古町車庫を後にしようと出口に向かっていると、、、
とても貴重な車両に遭遇しました!
奇跡の遭遇!新型7000系テスト走行の瞬間
2025年2月に導入が予定されている新型車両7000系が走行テストをしている所に出会うことができました。
伊予鉄道7000系は、67年ぶりの完全新造車両として鉄道ファンの間で注目の的。
「伊予鉄道 7000系 内装」「7000系 いつから運行?」など、話題沸騰中の新車両を、まさかの現地で目撃できるとは…!
現場で目撃!最新車両のフォルム


めちゃくちゃかっこいい~
デビュー前の車両に出会えるのはとても貴重な経験!
先ほどまで意気消沈していたとは思えないぐらい、ここぞとばかりに記念撮影をする諏訪田でした。

郊外線では67年ぶりの完全新造の新型車両ということで、デビューを楽しみにしている鉄道ファンの方も多いかと思います。
7000系ってどんな車両?注目ポイントをチェック
こちらの新型車導入プロジェクトに密着した動画が伊予鉄公式Youtubeチャンネルでも公開されているのでこちらも見てみてください!
本日ご紹介した古町車庫でのレビューや運転体験の様子もYoutubeでご覧いただけます。
ぜひこちらも合わせてお楽しみください。
まとめ|鉄道の奥深さに触れた1日でした
今回は異業種の鉄道会社とのコラボということで、知らないことの連続でした。
おそらく一生経験することができなかったであろう貴重な経験ばかり。
愛媛で伊予鉄電車に乗車することがあればぜひこのレポートを思いだして車両をチェックしてみてもらえたらと思います。
さて、電車の事に関してはまったく初心者の2人でしたが、車のことならカミタケモータースにお任せください!
LINEからでも簡単にお問い合わせいただけます。


🚋 よくある質問|伊予鉄道&古町車庫について
Q. 伊予鉄の5000形と50形の違いは?
→ 5000形は高性能車両で、50形はクラシカルなスタイルが特徴です。
Q. 古町車庫の見学は誰でもできる?
→ 基本的には一般非公開ですが、イベントや特別企画で見学できることも。
Q. 伊予鉄7000系はいつから運行開始?
→ 2025年春から本格運行予定です(伊予鉄公式情報による)。