【2024】レガシィアウトバックの一部改良|変更点と特別仕様車を解説

レガシィアウトバック

レガシィ アウトバックは1994年に北米で「アウトバック」としてデビューしてから、約30年になるロングセラーモデル。スバルが誇るフラッグシップクロスオーバーSUVで、どこまでも安心して走り続けられる走行性能が特徴です。

ワゴン形状なので荷物もたくさん効率よく積載でき、質感の高い内装もあって、快適さと使い勝手の両方を追求してきた車です。

2024年9月の一部改良では、新しいグレードの追加やラインアップの拡大が実施されています。この記事では、レガシィアウトバックの改良情報について解説します。

目次

レガシィアウトバックの最新改良ポイントとは?

レガシィ アウトバック

画像引用元:レガシィ アウトバック | SUBARU

スバルが9月6日に「レガシィ アウトバック」の一部改良モデルを発表しました。価格は4,257,000円から4,510,000円です。

特別仕様車の装備は、以下の通りです。

特別仕様車「Black Selection」

  • 18インチアルミホイール(ダークメタリック塗装)
  • ルーフレール(クロスバービルトインタイプ、ブラック塗装)
  • フロントグリル(ブラック塗装+ラスターブラック塗装)
  • フロントバンパーガード(ブラック塗装)&フロントフォグランプカバー(ブラック塗装加飾付)
  • リアバンパーガード(ブラック塗装)
  • OUTBACK/シンメトリカルAWD リアオーナメント(ラスターブラック塗装)
  • ドアミラー(ブラック塗装)
  • 本革シート(ブラックナッパレザー、シルバーステッチ、シートベンチレーション[運転席・助手席]、クッション長調整機構[運転席]付)
  • インパネトリム&ドアトリム ブラック表皮巻(シルバーステッチ)

今回の改良で、新しく「Active×Black EX」というグレードが標準ラインナップに追加されました。このモデルは、以前は特別仕様車「Limited EX“Active×Black”」として登場していましたが、今回から正式にラインナップのひとつに加えられました。

エクステリアの変更点

レガシィ アウトバック

画像引用元:レガシィ アウトバック | SUBARU

正式なラインナップに加えられたActive × Black EXは、アクティブな印象を与えるエクステリアです。

フロントはフロントグリルはブラック塗装とラスターブラック塗装、フロントフォグランプカバー/フロントバンパーガードにブラック塗装加飾付/ブラック塗装になっています。引き締まった印象のフロントフェイスになっています。

リアオーナメントもラスターブラック塗装になっているので、後ろから見たときも引き締まりました。

インテリアの進化

レガシィ アウトバック

画像引用元:レガシィ アウトバック | SUBARU

Active × Black EXの内装は、ブラックとシルバーの重厚感があるデザインです。

シートに採用されているのは、撥水ポリウレタンシートです。ブラックとシルバーステッチがあります。

アウトバックはアクティブに使う方も多いですが、濡れたり汚れたりするシーンでも撥水シートが採用されているので安心です。

パワートレインのアップグレード

今回の改良では、パワーユニットに変更はありません。現行モデルのアウトバックに搭載されているのは、1.8LターボエンジンでCB18型です。海外仕様では、2.4Lエンジンや2.5Lエンジンモデルが設定されていますが、日本仕様は1.8Lエンジンです。

このエンジンは2代目レヴォーグで初めて搭載されたものですが、その後フォレスターにも搭載され、レガシィアウトバックにも搭載されました。

低回転から高トルクが発生でき、リーン燃焼を採用しているので燃費に配慮して走行できます。ターボエンジンですが、レギュラーガソリン仕様になっているのも特徴です。

ガソリン価格が高くなっているので、ハイオクではなくレギュラーで価格を抑えられます。

安全性能の向上

レガシィ アウトバック

画像引用元:レガシィ アウトバック | SUBARU

今回の改良では、安全性能に関する改良はありません。しかし2023年9月に改良されたときに、アイサイトがトリプルカメラ仕様に強化されました。

アイサイトXの3眼カメラになってから、機能も追加されています。アイサイトXの主な機能は以下の通りです。

ドライバー異常時対応システム

ドライバーに異常が発生した際に、自動で減速・停止、さらに周囲への警告とドアロックの解除をしてくれる機能です。コネクティッドサービスを契約しているならコールセンターに自動で接続してくれます。

渋滞時ハンズオフアシスト

一定の条件を満たすとハンドルを離しておくことができます。渋滞時の割り込みがあった際にも自動で減速してくれるので、ドライバーの負担を軽減します。

渋滞時発進アシスト

渋滞時にドライバーの操作なしで発進してくれます。渋滞時の発進と停止のサポートをします。

カーブ前速度制御

前方のカーブに合わせて速度を制御していきます。カーブを通過するとセットした車速まで自動で戻っていきます。

料金所前速度制御

料金所の手前でETCゲートを安全に通過できる速度まで減速して、通過してからはセット車速に加速してくれる機能です。

アクティブレーンチェンジアシスト

ドライバーが方向指示器を操作すると、作動可能なときにハンドルを制御して車線変更のアシストをしてくれる機能です。

特別仕様車「Black Selection」

レガシィ アウトバック

画像引用元:レガシィ アウトバック | SUBARU

特別仕様車の「Black Selection」が発売されています。これは、「Limited EX」がベースとなり、エクステリアとインテリアに特別装備が追加されて、スタイリッシュになっているモデルです。

インテリアには、ブラックナッパレザーのシートが採用されています。シルバーステッチが加飾となっており、シートベンチレーション(運転席・助手席)やクッション長調整機構(運転席)が付いているシートです。

エクステリアでは、18インチアルミホイールがダークメタリック塗装になっており、足元が引き締まっています。またフロントグリルはブラック塗装とラスターブラック塗装、フロントバンパーガードもブラック塗装になっています。

ルーフにはブラック塗装のクロスバービルトインタイプのルーフレールがあるのも特徴。ブラック塗装で全体が引き締まっていて、さらに特殊な塗装のおかげでアクティブな要素が強まっています。

レガシィアウトバックの燃費性能

レガシィ アウトバック

画像引用元:レガシィ アウトバック | SUBARU

レガシィアウトバックに搭載されているのは、1.8L 直噴ターボ “DIT”です。低回転から高トルクを発生させてくれるエンジンで、気持ち良く走行できるでしょう。

組み合わされるミッションは、リニアトロニックと呼ばれるもの。ダイレクトな加速と変速ショックがない滑らかな乗り心地を実現してくれます。

スバルのリニアトロニックは従来のCVTよりも伝達効率がよく、気持ち良い走りを実現できる変速機です。レガシィアウトバックの走りの良さを支えている変速機といえるでしょう。

レガシィアウトバックの安全装備

レガシィアウトバックには、アイサイトが搭載されており、ドライバーの安全運転をサポートしてくれます。

既述したアイサイトXの機能の他に、視野が広角化したステレオカメラと超広角の単眼カメラによるアイサイトで事故を予防してくれます。

たとえば、交差点の出会い頭での衝突の危険がある場合は、注意喚起とブレーキ制御で衝突を回避してくれます。

また緊急時プリクラッシュステアリングは、プリクラッシュブレーキが作動しても衝突回避が難しい場合に、スペースがあるなら回避操作をアシストしてくれる機能です。

複数の機能でぶつからない運転を支援してくれるので、安心できるでしょう。

レガシィアウトバックの価格

レガシィアウトバックの価格は以下の通りです。

  • X-BREAK EX:4,257,000円
  • Limited EX:4,400,000円
  • Black Selection:4,499,000円
  • Active × Black EX:4,510,000円

競合車種と比較したレガシィアウトバック

現行のレガシィアウトバックはプレミアムワゴンという独自のジャンルに位置しているので、直接の競合車種はありません。しかしミドルサイズSUVは比較対象となるでしょう。

トヨタ RAV4

RAV4 PHEV

画像引用元:トヨタ RAV4

RAV4はトヨタが発売しているSUVで、複数のパワーユニットから選択できるのが魅力です。ガソリンエンジンの他にハイブリッド、さらにプラグインハイブリッドまで選択できます。

モーターによるアシストがあるだけでなく、プラグインハイブリッドならモーターによる高トルクな走りを楽しめるでしょう。

スムーズな走りだけでなく、低燃費を求めるのであればRAV4のプラグインハイブリッドは魅力的な選択肢です。

パワーユニットの違いは、予算や重視する走りの違いも考慮できるため魅力的です。レガシィアウトバックとの違いを試乗で確かめてみるのはおすすめです。

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マツダ CX-5

CX-5

ミドルサイズSUVで、高い人気を誇っているのがCX-5です。ちょうどよいサイズ、そして気持ちのよい走りや国産車では選択しにくいディーゼルエンジン搭載車ということが魅力となっています。

ディーゼルエンジンが搭載されているので、低燃費に走行できるだけでなく、軽油なのでガソリン代を節約できるのも魅力。

もちろん街乗りメインであればディーゼルエンジンは万能というわけではありませんが、長距離を走ることが多いならディーゼルの高トルクな走りは気持ちの良いものです。

ガソリンエンジンでも気持ち良く走行できるのは変わらないため、レガシィアウトバックとの違いを比較してみましょう。

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レガシィアウトバックをお得に購入する方法

レガシィアウトバックをお得に購入するには、低金利プランの利用がおすすめです。

新車を購入する際に、手元のキャッシュを残しておくためにローンを利用する方は一般的です。ローンは毎月の支払額を抑えながら無理なく希望する車に乗れます。

しかしローンは金利手数料の負担が発生します。そのため金利が低いローン商品を選択すると、完済までのトータルコストを抑えられます。たった数%となる金利手数料ですが、高額な車両ほど負担額は大きくなるのでローン商品選びは大切です。

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よくある質問

レガシィアウトバックの改良点は?

今回の改良では、グレードが整理されたことや特別仕様車の追加があります。パワーユニットや装備では大きな違いはありません。

レガシィアウトバックの特別仕様車は?

特別仕様車「Black Selection」が発売されています。これは「Limited EX」がベースとなり、エクステリアとインテリアに特別装備が追加されているモデルです。

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