【2023最新】新型レガシィアウトバックの特徴は?フラッグシップモデルの全て

新型レガシィアウトバック

レガシィアウトバックはスバルが発売しているフラッグシップSUVです。ステーションワゴンとSUVの間のようなキャラクターのモデルですが、高めの最低地上高と荷室空間の広さで、使い勝手に優れています。

2021年10月には、フルモデルチェンジしており、フラッグシップに相応しい魅力を向上させています。北米では2019年から発売されているレガシィアウトバックですが、日本に導入されたモデルはどのような変化を遂げているでしょうか?

新型レガシィアウトバックの特徴から遍歴、さらに中古価格の相場まで詳しくご紹介します。

動画での解説はこちら↓↓

目次

レガシィアウトバックの概要

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

レガシィアウトバックは、スバルのフラッグシップモデルで、クロスオーバーSUVの先駆け的存在でもあります。スバルは北米で悪路にも強い「レオーネ」というモデルを発売していましたが、現地でのSUVの需要を満たすモデルが必要とされていました。

そこで、ステーションワゴンよりも最低地上高が高く、ゆったりとした乗り心地のモデルが登場します。それが、北米向けに発売された「アウトバック」です。北米におけるスバル立て直しの立役者となったモデルです。

日本においては、2021年から6代目のモデルが発売されており、コネクテッドサービスが採用されるなど、装備を充実させています。

2021年の日本仕様フルモデルチェンジ!

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

2021年10月に日本仕様が約7年ぶりにフルモデルチェンジしています。北米では2019年から新型モデルが発売されていましたが、ようやく日本でも新型が登場した形です。

スバルのフラッグシップモデルだけに、高級車のような佇まいを持っているモデルです。ステーションワゴンのような使い勝手も持っているので、週末のお出かけにもぴったり。

最低地上高が高くなっており、オフロードを感じさせるデザインは健在です。都会の街乗りにも似合うデザインながら、力強さも感じさせてくれるスタイル。街乗りからドライブまで活躍することでしょう。

新型になってでかくなった?

フルモデルチェンジしてボディサイズも変化しています。新旧モデルを比較してみましょう。

先代モデル

  • 全長:4,815-4,820 mm
  • 全幅:1,840 mm
  • 全高:1,605-1,660 mm

新型モデル

  • 全長:4,870 mm
  • 全幅:1,875 mm
  • 全高:1,670-1,675 mm

先代モデルからサイズは大きくなっています。全長は50mm、全幅も35mm、全高はグレードによりますが、65mmも大きいです。

米国市場を意識したモデルということもあり、国内での道路事情を考えると大き目のモデルといえるでしょう。ちなみにですが、アルファードは全長4,945-4,950mm、全幅は1,850mmなので、全長はアルファードの方が大きいとはいえサイズ感はほとんど同じといえるでしょう。

レガシィアウトバックはモデルチェンジを繰り返してサイズが大きくなっていますが、今回のフルモデルチェンジでも、一回り大きくなっています。

新型アウトバックはかっこいい?ださい?

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

新型アウトバックが登場してから、デザイン面はどのような評価を得ているでしょうか?ユーザーからの評価が分かれることが多かったスバルのデザインですが、新型アウトバックは好印象を与えているようです。

スタイリッシュでありながらも、フラッグシップモデルらしい高級感がありますし、派手すぎないデザインも評価されています。一方でフラッグシップモデルとして、未塗装樹脂パーツに関しては賛否が分かれています。

高級感を前面に出すのであれば、フォーマルな印象を与えるデザインを望んでいるユーザーもいるようです。

デザインに関しては、前向きなコメントが多いものの、ボディサイズが懸念点になっているユーザーもいます。同じ3ナンバーでもXVは一回りコンパクトになっているので、レガシィアウトバックは大きすぎると感じる方もおられます。

レガシィアウトバックの特徴

レガシィアウトバックの特徴を見ていきましょう。

居住性と室内空間のバランスがよい

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

レガシィアウトバックは、SUVのように背が高い形状ではなく、世界中で人気モデルとなったレガシィツーリングワゴンをベースに、走破性が高いモデルとして登場しています。

そのため、SUV並みの最低地上高の高さを持っていながらも、室内空間が広いのが特徴。ゆったり座れるだけでなく、多彩な使い方ができるカーゴルームも魅力です。

VDA法で561Lの荷室は、フラットな空間になっているので大きな荷物も載せやすいです。またトノカバーがあったり、サブトランクに小物を置けたりと使い勝手も優れています。

高さを抑えながらも、人が乗っても、荷物を載せても使いやすいバランスの取れた空間が魅力です。

路面に関係なく安定して走行できる

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

低回転からしっかりトルクがあるエンジンなので、アクセルペダルにしっかり付いてきてスムーズに加速してくれます。乗り心地も優れており、十分なストロークがあるサスペンションと剛性が高いボディがショックを吸収してくれます。

高速道路のような高速域では、水平対向エンジンの重心の良さから安定したクルージングが可能です。路面状況が変わっても、スバルのAWDシステムがあるため、接地感が高く安心して走行できます。

フラッグシップらしい仕上がり

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

新型になって、インテリアのデザインが大きく変化しています。11.6インチのフルHDディスプレイを搭載したナビが採用されます。大型のディスプレイに、車両やエアコンの設定状況なども表示されるため、タブレット感覚で操作できるのが特徴です。

「Limited EX」はフラッグシップモデルにふさわしい質感を持っているだけでなく、機能性を高めています。メーカーオプションの本革シートにはナッパレザーが採用されていますし、カラーもタントブラックが設定されています。

レガシィアウトバックの遍歴

レガシィアウトバックの遍歴を見ていきましょう。販売開始から人気を集めているモデルですが、近年は大型化しています。

初代~3代目

初代モデルは、走破性が高い車が必要でも、SUVのような燃費が悪いモデルしかないというニーズに応える車でした。北米では「アウトバック」として1995年から発売されていましたが、国内では「レガシィグランドワゴン」という車名でした。その後、「レガシィランカスター」という名前にもなりました。

2代目になると、ツーリングワゴンとセダンタイプがフルモデルチェンジになりました。アウトバックセダンは北米専用となり、国内はツーリングワゴン専用です。立体駐車場に駐車できる全高でありながら、最低地上高は200mmを確保しています。

2003年からの3代目から「アウトバック」に統一されて、フルモデルチェンジされます。四輪駆動システムが、AWDになるなど大きな変化を遂げたモデルです。

4代目(BR系)2009~2014年

2009年にBR系の4代目にフルモデルチェンジします。車体サイズが大きくなったことで、スバルの国内車として最大となる1,820mmになります。北米向けを意識したため、大きいボディサイズになっているのが特徴です。

ヒルホールド付電動パーキングブレーキなどが採用されていました。そのため、渋滞走行などの追従性能を高めた「全車速追従機能付クルーズコントロール」が装備されるなど、早い段階から充実した安全装備があるモデルでした。

5代目(BS系)2014年~2021年

5代目のモデルでは、4ドアセダンの「レガシィB4」とクロスオーバーSUVの「レガシィアウトバック」になりました。これまでのモデルの走破性の高さやステーションワゴンの使い勝手はそのままに、プレミアムモデルとしての質感を高めたモデルとなりました。

スバルの安全装備はアイサイトVer.3になり、機能を大きく向上させています。カラー認識に対応したり、プリクラッシュブレーキなどの性能が高くなりました。

滑らかでありながらも、ラグジュアリーな雰囲気があるボディデザインで、重厚感も感じさせます。サイズ感からアメリカナイズされたモデルといえるでしょう。

レガシィアウトバックの外装

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

スバルらしいヘキサゴングリルが採用されているだけでなく、ボディ下部にはブラックの加飾があり、タフな印象を与えるデザインです。「Limited EX」では前後フェンダーにはモールがありますし、アンダーガードにはシルバーも目を引きます。 メッキの上質感があるのが特徴のグレード。

サイドから見たときは、大きな車体が印象的です。存在感のあるタイヤがありますが、全高が抑えられているのがよく分かります。また樹脂パーツが目立つので、アウトドア志向なことも分かりやすいです。

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

リアにもバンパー下部にシルバーの加飾があります。スバルにはステーションワゴンとして、レヴォーグがありますが、レヴォーグとは異なる印象を与えるエクステリアデザインです。

アクティブな印象の「X-BREAK EX」は、シルバー加飾されていた部分がブラックになっており、ルーフレールの差し色からアクティブな印象が強くなります。

レガシィアウトバックの内装

「Limited EX」

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

レガシィアウトバックのインテリアは、質感の高さを感じさせてくれます。オプションの本革シートを選択すれば、タンとブラックから選択でき、インテリアにレザーやステッチ付のソフトパッドが高級感を与えてくれるデザインです。

随所にメッキ加飾されており、乗る人がくつろげる室内空間になっているので長距離ドライブも楽にこなせるでしょう。

シートは標準はブラックのファブリックですが、「Limited EX」ならメーカー装着オプションのタンかブラックのナッパレザーシートを装備できます。包み込まれるような快適な座り心地とホールド性のあるシートです。

「X-BREAK EX」

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

アクティブな「X-BREAK EX」は、撥水性ポリウレタンシートなので、アウトドアの後に水気のあるものを着ていても汚れを気にしなくてもよいのは魅力的。アウトドアに相応しい内装となっています。

運転席の10ウェイパワーシートやシートヒーターなど、快適装備も充実しています。グレード間の違いとして、「X-BREAK EX」はパワーウィンドウのベゼルがブラックになっていたり、スイッチがピアノブラック調加飾になっていることです。

レガシィアウトバックの走行性能

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

レガシィアウトバックを支えているのは、スバルグローバルプラットフォームとフルインナーフレーム構造。衝突安全性能を高めているだけでなく、ハンドリングを向上させたり、騒音の低減により快適な乗り心地を実現しています。

さらにレガシィアウトバックは、吸音材や遮音材を採用したことで、ロードノイズや風切り音などを抑えています。快適に過ごせる工夫が施されているのです。

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

搭載されているパワーユニットは、1.8Lのターボエンジンです。スバル独自の水平対向エンジンで低重心で、運動性能の高いものが採用されているので、安定して走行できます。

エンジンから動力を伝えるのは、走りのスバルを支えるシンメトリカルAWD。路面状況に合わせてトルクをタイヤに伝えてくれます。悪路でも安心して走行できるシステムが、ドライバーに安心感を与えるのです。

X-MODEも搭載されているので、路面状況に合わせてタイヤを自動でコントロールしてくれます。滑りやすい路面でも、スムーズに脱出できるように車が自動でコントロールするので安心です。

レガシィアウトバックの価格

レガシィアウトバックの価格は以下のとおりです。

Limited EX 4,290,000円レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

 

X-BREAK EX 4,147,000円

レガシィアウトバック

画像引用元:SUBARU

 

2つのグレードのみなので、価格の違いはほとんどありません。主にデザインの違いで選択するとよいでしょう。

レガシィアウトバックの中古相場

年式平均価格
2020年~335万円
2019年~2020年328万円
2018年~2019年284万円
2017年~2018年252万円
2016年~2017年204万円
2015年~2016年195万円
2014年~2015年183万円

価格ドットコム

国産車のステーションワゴンは、それほど選択肢がないため中古車相場は高めとなっています。先代モデルが始まった2014年からのモデルでも、平均価格が183万円ですので、相場は高めといえるでしょう。

2004年からの4代目モデルになると、中古車平均価格も87万円ですので、比較的手軽に購入できる価格になります。2013年から一部グレードにおいて、スバルの運転支援システムである「EyeSight」も装備されるグレードがあります。

全体の相場から見ると、選択肢が多いのは2022年3月時点では2015年モデル。流通台数は140台です。価格帯として、175〜215万円の間が多いので、新車価格から考慮すると手に入れやすいでしょう。

とはいえ、5年以上が経過しているモデルですので、コンディションなどをチェックして車選びすることをおすすめします。特に、4WDで最低地上高も高めのモデルということもあり、積雪地帯で走行した車両はボディ下部の状態に注意するとよいでしょう。

レガシィアウトバックをお得に購入する方法

レガシィアウトバックをお得に購入したい方におすすめの方法は、低金利ローンを利用する方法です。

低金利ローンとはその名前の通り金利が低いローンのことです。新車を購入するとなると、一度に支払う額も大きくなりがちなことから、ローンを利用される方は珍しくありません。

しかしローンは、毎月の支払額を一定にできる一方で、どうしても支払い手数料が発生します。低金利ローンは、その手数料分を抑えることができ、トータルで見たときのコストを抑えられる方法です。もちろん装備したいオプションやボディーカラーを選択できるため、自分にぴったりの車を選択していただけます。

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