【2025年版】ホンダN-WGNの全グレード比較！価格・装備・おすすめグレードを徹底解説

ホンダのハイトワゴンのN-WGNは、装備も充実しておりコスパを求める方におすすめの車種です。他のライバル車種よりも、グレード間の違いは少ないですが、それでも複数のグレード展開があります。

この記事では、N-WGNのグレードを比較して、どのグレードがおすすめなのか解説します。車販売店のスタッフが、N-WGNのおすすめグレードを解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

N-WGNのグレード展開とは？

N-WGNの基本ラインナップ

N-WGNは2013年に登場しましたが、ホンダのNシリーズ第4弾にあたるモデルです。N-BOXの弟分のような存在で、プラットフォームもN-BOXをベースにしています。全高はN-BOXより低めに抑えられていますが、ハイトワゴンとしては標準的な高さで、扱いやすさと広さの両立を実現しています。さらに、Nシリーズで初めて200mmスライドするリアシートや、シート下の収納トレーを採用しており、実用性もしっかり確保されているのが魅力です。

ノーマルとカスタムの違い

N-WGNをベースに「ちょっとカッコよくて特別感のある1台が欲しい」という層に向けて登場したのがN-WGNカスタムです。テーマは「アバンギャルド・エモーション」。少し大げさな響きに聞こえるかもしれませんが、要するに存在感を強めながら上質さも盛り込んだデザインに仕上げているのです。

エクステリアを見比べるとその違いは一目瞭然で、標準のN-WGNが丸目ライトでかわいらしい印象なのに対して、カスタムは9灯式のフルLEDヘッドライトを採用しています。さらにシーケンシャルターンシグナルまで備わっていて、「普通の軽とは違う」というメッセージを強く感じさせます。テールランプもクリアレンズ仕様で、クロームパーツの配置も絶妙なため、大人っぽい雰囲気をしっかり演出しています。

インテリアも標準モデルとは大きく差別化されていて、N-WGNが明るいベージュ基調で清潔感のある仕上がりなのに対し、カスタムはブラックにバーガンディを組み合わせたシックな空間です。さらにチタン調の加飾や、プライムスムース表皮を使った専用シートまで用意され、質感を大幅に高めています。加えて、ドリンクホルダーやフットレストにイルミネーションを仕込むなど、細やかな演出によって「特別感」をしっかり押さえているのも魅力です。

各グレードの価格帯の目安

N-WGNのグレードの価格は、以下の通りとなっています。

N-WGN L

• FF　1,576,300円
• 4WD　1,721,500円

N-WGN L ファッションスタイル

• FF　1,675,300円
• 4WD　1,820,500円

N-WGN Custom L

• FF　1,794,100円
• 4WD　1,939,300円

N-WGN Custom L・ターボ

• FF　1,912,900円
• 4WD　2,058,100円

最上位グレードでも200万円以下の車両価格となっています。スーパーハイトワゴンと比較すると、価格も抑えられていますね。

N-WGNノーマルタイプのグレード比較

G（ベーシックグレード）の特徴（一部改良で終売）

• プラチナホワイトパール
• クリスタルブラックパール
• ルナシルバーメタリック

まず内装ですが、エントリーグレードといえどもアイボリーとブラウンの配色になっています。この組み合わせが絶妙で、安価なグレードによく見られる“商用車っぽさ”を感じさせないのが魅力です。価格帯は約134万円クラスの軽自動車なのですが、見た目の質感で「安っぽい」と思わせないところがポイントだと思います。

一方で、ライトはハロゲン仕様になっています。ここはLEDではないため、夜間走行時にはやや明るさで不利になる部分です。ただし、これは逆に社外品のLEDバルブへ交換する余地があるともいえます。純正のまま使うのも良いですし、明るさや色温度にこだわる方であれば、思い切ってLED化してしまうのも選択肢のひとつです。

そして意外に嬉しいのが、電子パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能がしっかり搭載されていることです。エントリーグレードでありながら、停車時の快適さや安全性に直結する装備が省かれていないのは、やはりホンダらしい心遣いだと感じます。

一方で、充電まわりは少し弱い印象です。USBポートが備わっておらず、アクセサリーソケットに市販のUSBアダプターを挿して使う形になります。そのため、スマホをよく充電する方は、最初から急速充電に対応した車載用アダプターを用意しておくと快適に使えると思います。

つまりGグレードは、価格は抑えつつも“最低限で終わり”じゃなく、見た目の質感と必須装備はきちんと抑えているグレードです。

Lの装備と快適性

• プラチナホワイトパール
• クリスタルブラックパール
• ルナシルバーメタリック
• プレミアムサンライトホワイトパール
• トワイライトミストブラックパール
• フレームレッド

まず大きなポイントがヘッドライトです。LグレードではLED化されていて、しかもプロジェクタータイプになっています。これによって夜間の視認性が高まるのはもちろん、エクステリアの印象もグッと引き締まり、見た目にも大きな差が出ます。やはりライトはクルマの“目”ですから、ここが変わるだけで雰囲気がまったく違って見えるのです。

次にオーディオまわりですが、ナビ装着用スペシャルパッケージを選ぶとスピーカーが4つに増えます。2スピーカーからのステップアップだと音の広がり方が段違いで、軽自動車とは思えないほど車内が“音楽空間”に変わります。

さらに実用性で効いてくるのがUSBジャックです。Lグレードには2口用意されていて、そのうちのひとつは急速充電に対応しています。これがあると「充電残り1％！」といった緊急時でも安心できるので、スマホ世代には非常にありがたい装備です。

空調も侮れません。エアコンにはプラズマクラスター技術が搭載されていて、単なる冷暖房にとどまらず、車内の空気環境まで整えてくれます。そのため、同乗者から「なんだか快適だね」と言われること間違いなしです。

そして冬場に嬉しいのがシートヒーターです。運転席と助手席の両方に備わっているので、寒い朝でもすぐに体を温めてくれます。軽自動車でありながら、ここまで快適装備が充実しているのは大きな魅力だと思います。

さらに「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」があるので、紫外線や赤外線から守ってくます。夏場のジリジリ感を抑えてくれるので、特に女性には嬉しい機能です。

そして細かい快適装備も抜かりないです。フロントシートアームレストがあって長距離運転でも腕がラクですし、助手席のシートバックポケットも便利です。雑誌やタブレットなんかを入れておくと、助手席に座る人が退屈しなくて済みます。

Lグレードは「ベーシックだけど装備が手抜きされてない」という絶妙な立ち位置です。LEDライトで見た目が良くなり、USBやシートヒーターで日常の快適性も上がりますね。

L ファッションスタイルの装備

Lをベースにファッションスタイル専用エクステリアが装備されています。専用装備は、以下のとおりです。

• オフホワイト塗装伝道格納式リモコンドアミラー
• オフホワイト塗装アウタードアハンドル
• カラードフルホイールキャップ（オフホワイト）

N-WGNカスタムタイプのグレード比較

L・カスタムの外観・内装の違い

足もとから見ていきますが、ここは意外と大きなポイントです。ノーマルのN-WGNはスチールホイールにフルホイールキャップという仕様になっています。実用的ではありますが、どうしても「標準仕様感」が出てしまいます。一方でカスタムは、最初からアルミホイールを装備しています。これだけで一気にスタイリッシュさが増して、「お、ちょっと違うな」という雰囲気を漂わせます。足元が変わるとクルマ全体の印象はガラッと変わりますから、ここは見逃せない部分です。

フロントまわりも大きく差別化されています。まず目を引くのが9灯式のフルLEDヘッドライトです。さらにオートライトコントロールが付いていて、周囲の明るさに応じて自動で点灯・消灯してくれます。便利なだけでなく、夜間の存在感も強まるのが特徴です。加えて大型のフロントグリルが組み合わさることで、全体的にインダストリアルで押し出しの強いデザインに仕上がっています。これはノーマルにはない“迫力感”といえるでしょう。

リアまわりも手を抜いていません。テールゲートスポイラーが装備されており、走行時のスポーティーな印象を演出します。さらにクリアタイプのフルLEDリアコンビネーションランプを採用しているため、後ろ姿もシャープで洗練された雰囲気になっています。加えてシャークフィンアンテナまで備わっており、ただのアンテナでありながらスポーティーさと空力的なスマートさを両立しています。結果として、後方から見ても「これは普通のN-WGNではない」とひと目でわかる仕上がりになっています。

内装も上質に仕上げられており、ブラックとチタンの配色によって標準モデルよりも落ち着いた雰囲気を持っています。シート表皮はフルプライムスムース仕様となっていて、触り心地や座り心地の面でもワンランク上の質感が感じられます。

L・ターボの走行性能と装備

ターボ仕様になると、まず注目したいのがステアリングとシフトノブです。ここが本革巻きになるのです。触れたときのしっとりとした感触や見た目の高級感が一気に増して、「自分はちょっといいクルマに乗っているな」と実感できるポイントになっています。握るたびにワクワクできる仕様になっているのは魅力です。

足元には15インチのアルミホイールが標準装備となるケースが多く、ブラック塗装と切削光輝仕上げが採用されています。サイズアップによって接地感が増すだけでなく、「脚まわりがしっかりして見える」というビジュアル的な迫力も加わっています。やはりホイールが変わるとクルマ全体の雰囲気はグッと引き締まります。

走行性能の部分ではリアスタビライザーが追加されています。特に2WDターボでは恩恵が大きく、コーナーでのふらつきが抑えられて安定感が増します。実際のレビューでも「ロールが少ない」「安定して曲がれる」といった声が多く寄せられています。

さらに、パドルシフトが備わっているのも大きなポイントです。CVT車でありながら、ギアを操っているような感覚を味わうことができます。特に下り坂でのエンジンブレーキ制御は便利で、走りを自分でコントロールしている感覚を楽しめます。

もちろん心臓部はターボ付きのS07B型直列3気筒エンジンです。最高出力64PS、最大トルク10.6kg・mというスペックで、NAモデルに比べて加速や巡航時の余裕が明らかに違います。高速道路での合流や追い越しでも「力不足感」が出にくく、軽自動車とは思えない余裕を感じられます。

サスペンションのセッティングもスポーティー寄りになっていて、フロントとリアのスタビライザーと合わせて車体のロールをしっかり抑え込んでいます。街乗りでの安定感はもちろん、ワインディングや高速道路でも「安心して踏める」という声が多く聞かれるのも納得です。

グレード別の装備・安全性能の違い

Honda SENSINGの標準装備範囲

N-WGNは、どのグレードを選んでもHonda SENSINGが標準装備されているのです。これが実は大きなポイントで、ベースグレードのGでさえ車線維持支援システムがしっかり搭載されています。つまり、上位グレードを選ばなくても同じレベルの運転支援を体感できるわけで、この点はライバル車と比べても「安全装備の厚さ」が際立っている部分です。

ただし、ひとつ注意点があります。急アクセル抑制機能だけは、工場出荷時の状態ではオフになっているのです。この機能をオンにするためには、販売会社が専用機器を使って設定を行う必要があります。そのため「最初から全部オンになっているだろう」と思っていると、少し肩透かしを感じてしまうかもしれません。

とはいえ、それ以外についてはグレードごとのHonda SENSING機能に差は一切ありません。一般的には「上級グレードにしか付かない装備」が存在して悩まされることが多いのですが、N-WGNの場合はそうした複雑さがないのです。だからこそ、価格やデザインでグレードを選んでも、安全装備は全車共通でフルに手に入るという安心感があります。

インテリア・快適装備の差

N-WGNはホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を採用しています。通常、軽自動車の燃料タンクは後席下や荷室下に配置されることが多いのですが、N-WGNはあえて車体の中央に置いているのです。これがポイントで、床をしっかり低くできるため、室内空間を広く確保できます。その結果、前後座席の間に余裕が生まれ、後席でも足を組んでくつろげるほどの広さが実現されています。軽自動車でここまでの足元スペースがあると、「あれ、コンパクトカー並みに広いな」と感じられるはずです。

さらに注目したいのはシートです。ホンダは「人になじむ」という考え方で開発しており、体を包み込むような形状になっています。この設計が絶妙で、長時間座っていても姿勢が安定し、安心感とくつろぎが両立されています。軽自動車でありながら「きちんとした椅子に座っている」感覚を味わえるのは大きな魅力です。

そしてインテリアデザインは、標準モデルと「カスタム」でキャラクターがはっきり分かれています。標準モデルは明るく親しみやすい雰囲気なのに対し、カスタムはエクステリアと合わせて上質で精悍な印象を演出しています。つまり「かわいらしい雰囲気」か「カッコいい雰囲気」かで好みが分かれるわけです。ただし、同じタイプの中でグレードを上げてもデザイン自体は大きく変わらないため、インテリアのキャラクターは“標準”か“カスタム”のどちらを選ぶかでほぼ決まってくるのです。

ターボモデルの特徴と選ぶメリット

NAモデルは最高出力58馬力、最大トルク65N・mとなっています。数値だけを見れば少し控えめに感じるかもしれませんが、街乗りであれば不足を感じることはほとんどありません。信号待ちからの発進もスムーズで、ストップ＆ゴーが多い都市部でもストレスなく走ることができます。さらにホンダ独自のCVTが組み合わされているため、加速が途切れずに“スーッ”と伸びていく感覚を味わえるのも魅力です。坂道や高速道路では多少「もう少し力が欲しい」と感じる場面があるかもしれませんが、普段使いなら十分すぎる性能だといえます。

燃費の面では、NAモデルがターボに勝る大きなポイントを持っています。WLTCモードで20km/L以上を記録しており、ガソリン代を抑えたい方にとって非常にありがたい仕様です。ターボはどうしてもパワーを優先するため燃費が落ちやすい傾向がありますが、毎日乗る車として考えるならやはり財布に優しいほうが安心ですよね。

維持費の面でもNAは有利です。ターボは過給機がある分、オイル管理や部品メンテナンスでコストがかさむ可能性がありますが、NAならシンプルな構造のため基本的なオイル交換と定期点検だけで安定した性能を長く維持できます。さらにレギュラーガソリン仕様ですので、燃料費も含めて経済的に助かるのも大きな魅力です。

走行性能のバランスも秀逸です。ターボのような力強い加速はないものの、スムーズで扱いやすい特性のため初心者でも安心して乗れますし、ベテランからすると「街乗りにはちょうどいい」と感じる落ち着きがあります。さらにホンダらしくVTECを搭載しているので、高回転域まで引っ張ったときの伸びやかさをしっかり味わえる点も見逃せません。

おすすめのグレードはどれ？

ベースグレードのGがおすすめ

N-WGNのグレード選びで迷っているなら、ベースグレードのGがおすすめです。元々グレード間の違いが少ないN-WGNですが、安全装備なども充実しているので、車両価格が低いグレードほど安全装備の恩恵を受けやすいです。

車線維持支援システムも搭載されているので、ベースグレードでも他の車種の上位グレードに装備されているような機能を使ってドライブできます。

もちろん充電ソケットや快適装備が省かれている部分もありますが、必要に応じて社外品を購入したり、自分の好みのカーアクセサリーを装着できます。

全て標準装備されていないといけないというこだわりがないのであれば、ベースグレードのGを購入して、自分が必要な装備を社外品で補うという買い方も良いでしょう。

N-WGNグレード選びで注意すべきポイント

価格差と装備差をどう見るか

グレード選びは内装の装備の違いやエクステリアの違いも影響します。価格差があるだけでなく、普段車に乗っていて快適かどうかや、自分の好みのデザインなのかも考慮する必要があるでしょう。

グレード間の違いが少ないN-WGNでも、このグレードにしか装備できないものというものもあります。標準装備されていて欲しい希望のものがあるなら、そのグレードを選択するとよいでしょう。

もしこだわりがないのであれば、ベースグレードにしておき必要なカーアクセサリーを購入できます。

新車と中古車での選び方の違い

たとえば車齢10年まで乗ると仮定すると、新車が200万円の場合は「200÷10年」で年あたり20万円の負担になります。一方で、中古車を130万円で購入して9年乗り切ったとすると「130÷9年」で年あたり約14.4万円となり、この時点で差が出てきます。

次に車検のサイクルを考えてみます。新車は3年目、5年目、7年目、9年目の4回で、10年目には1年分が余る形になります。中古車は2年ごとに受けるため、2・4・6・8年目で、ちょうど10年目で車検が切れる流れです。つまり、新車は車検1年分が残るため売却時にわずかにプラス要素となりますが、実質的にはリセールバリューの差は大きくありません。整備費用についても大差は出ないと考えられます。

結局のところ、決定的に違ってくるのは「乗り出し時の初期費用」だけです。そのため、数字上の損得で見れば中古車の方がお得になりやすいといえます。

ただし、最終的には好みの問題も大きいです。カラーやオプションにこだわりがあり、「これでなければ満足できない」という方は新車を選ぶ方が精神的にも納得できます。

一方で、費用面を重視したい場合は中古車が合理的な選択になります。さらに、中古車は車両保険料も新車より抑えられる傾向があります。ただし、中古車は在庫状況が一定ではなく、希望するグレードや色がタイミングよく見つかるかどうかはタイミング次第です。

もしコストパフォーマンスを重視するなら、登録済み未使用車という選択もあるでしょう。新車よりも安く購入できることがあるため、トータルコストを抑えられます。

将来のリセールバリューを考えたグレード選び

比較的グレードの違いによる差が少ないN-WGNは、どのグレードでも一定のリセールバリューを期待できます。

また一般的にカスタム系の方がリセールバリューがありますが、N-WGNのLグレードも流通台数が多いのでリセールが期待できるでしょう。

装備を考えても、リセールを考慮するならエントリーグレード以上がおすすめとなります。

他の車種とのグレード選び

ムーヴだけがスライドドアを採用したことは、軽トールワゴン市場において非常に明確な差別化となります。従来、ムーヴはN-WGNやワゴンRと同じヒンジドアのグループに属していましたが、今回のフルモデルチェンジで一気にスライドドアへと方向転換しました。これが今後ユーザーにどのように受け止められるのか、大変注目される点です。

また、デザインというのは見た目だけの問題ではなく、実際の使い勝手や生活との相性も含めた総合的な評価が求められます。特にファミリーで使用する車であれば、「好み」と「実用性」の両立は欠かせない条件です。デザインの印象は人によって異なりますので、写真で確認するだけでなく、実際に展示車を見て、座って、ドアを開閉して、自分や家族に合うかどうかを確かめることが大切でしょう。

ここで代表的な3モデルの特徴を整理してみます。

• ムーヴ：スライドドアの便利さが最大の魅力です。小さなお子さまを抱っこしている時や、狭い駐車場で隣の車を気にせず乗り降りできるのは大きな実用性につながります。デザインはシンプル寄りで、親しみやすさも感じられます。
  
• N-WGN：落ち着いた上品さに加えてスタイリッシュな造形を備えています。特にフロント周りのデザインは都会的で、大人らしい軽自動車を求める方に向いています。
  
• ワゴンR：クセの少ないベーシックなデザインが特徴です。飽きにくく長く乗れる安心感があり、「軽といえばワゴンR」という存在感を今も維持しています。
  

まとめると、ムーヴは「機能面での差別化」、N-WGNは「質感でのアピール」、ワゴンRは「安心の王道」という住み分けがされています。そのため、デザインやドアの形式をどう捉えるかによって、自ずと選ぶべき車が見えてくるでしょう。

車種	装備充実度	燃費	価格帯	特徴
新型ムーヴ	◎（後席スライド・快適装備）	◯	高め	上質志向の中サイズ軽
NｰWGN	◎（クルコン・電パ標準）	◯	中間	装備×価格のバランス派
ワゴンR	△（装備控えめ）	◎	安め	燃費と価格重視の堅実派

まとめ

N-WGNは、車両価格が高くなっている軽自動車の中でもコストパフォーマンスに優れた車種です。エントリーグレードから充実した安全装備が搭載されているので、費用を抑えながらも安全装備にこだわりたい方にもおすすめです。