軽自動車の人気ツートップ、ホンダ「N-BOX」とスズキ「スペーシア」。どちらも広々空間と使い勝手の良さで、ファミリー層を中心に高い支持を得ています。しかし、似ているようで異なる点も多い車両です。
この記事では、N-BOXとスペーシアを徹底的に比較しました。燃費や快適性能、インテリアなどを比較したので、気になる方は参考にしてください。



N-BOXとスペーシアを比較
N-BOXとスペーシアは、軽自動車のなかでも比較されることが多い車種です。
そこで、以下を対象に徹底的に比較しました。
- ボディサイズとデザインの違い
- エンジン性能と燃費をチェック
- 走行性能と乗り心地の違い
比較表も作ったので、購入を検討している人は必見です。
ボディサイズとデザインの違い
まずは、ボディサイズとデザインの違いです。
それぞれ、比較表でまとめました。
項目 | N-BOX | スペーシア | 備考 |
全長(mm) | 3,395mm | 3,395mm | 同じ |
全幅(mm) | 1,475mm | 1,475mm | 同じ |
全高(mm) | 1,790mm(4WD1,815mm) | 1,785mm | N-BOXが5mm高い |
デザイン | 丸みを帯びた優しい印象 | スクエアで力強い印象 | N-BOXは水平基調のインパネで視界良好スペーシアはスーツケースをモチーフにしたインパネなど遊び心のあるデザイン |
シートアレンジ | 助手席スーパースライドシートで多彩なアレンジ | 後席マルチユースフラップで快適な空間 | どちらも収納豊富 |

ボディサイズは全長・全幅が全く同じで、全高もN-BOXがわずか5mm高いだけです。
見た目の違いはデザインの差が大きいでしょう。
N-BOXは丸みを帯びた優しい印象、スペーシアはよりスクエアで力強い印象を受けます。
エンジン性能と燃費をチェック
エンジン性能についても、比較表でまとめました。
項目 | N-BOX | スペーシア | 備考 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC / 直列3気筒DOHCターボ | 直列3気筒DOHC / 直列3気筒DOHCターボ | どちらもNAとターボを設定 |
最高出力(kW[PS]/rpm) | NA: 43[58]/7,300ターボ: 47[64]/6,000 | NA: 36[49]/6,500ターボ: 47[64]/6,000 | NAはN-BOXがややパワフルターボは同じ |
最大トルク(N・m/rpm) | NA: 65[6.6]/4,800ターボ: 104[10.6]/2,600 | NA: 58[5.9]/5,000ターボ: 98[10.0]/3,000 | NAはN-BOXがややトルクフルターボはN-BOXのほうが低い回転数で最大トルクを発揮 |
燃費(WLTCモード)(km/L) | 20.2~21.6 | 19.8~25.1 | スペーシアのNAモデルが優秀 |
N-BOXとスペーシア、どちらも自然吸気(NA)エンジンとターボエンジンを搭載しています。
表からわかる通り、最高出力・最大トルクともに、NAエンジンはN-BOXがやや優勢。
ターボエンジンは最高出力こそ同じですが、最大トルクはN-BOXの方が、より低い回転数で発揮されます。
走行性能と乗り心地の違い
走行性能と乗り心地の違いについても、表でまとめたので以下を参考にしてください。
項目 | N-BOX | スペーシア | 備考 |
走行性能 | しっかりとしたハンドリングと安定感のある走り | 軽快なハンドリング | 高速道路での直進安定性はN-BOXが高い |
乗り心地 | やや硬め | 柔らかめ | 路面の凹凸をN-BOXはダイレクトに感じる場面もスペーシアはうまく吸収し快適 |
安全性能 | Honda SENSING 全車標準装備 | スズキ セーフティ サポートが装備 | 安全性能はN-BOXが一歩リード |
N-BOXは、しっかりとしたハンドリングと安定感のある走りが特徴です。
高速道路での直進安定性も高く、長距離移動も快適です。
内装と快適性を徹底比較
N-BOXとスペーシアの内装は、それぞれに特徴があります。使い勝手やデザインなどを比較したので、合わせて参考にしてください。
室内空間とシートアレンジの違い

室内空間の広さと、使い勝手を左右するシートアレンジについて比較しました。
項目 | N-BOX | スペーシア | 備考 |
室内長(mm) | 2,125 | 2,170 | ほぼ同じ |
室内幅(mm) | 1,350 | 1,345 | ほぼ同じ |
室内高(mm) | 1,400 | 1,415 | スペーシアがわずかに高い |
シートアレンジ | 助手席スーパースライドシートチップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシート | 後席両側スライドドアワンタッチダブルフォールディングシートマルチユースフラップ | N-BOXは多彩なシートアレンジで積載量重視スペーシアは後席の快適性や乗降のしやすさを重視 |
乗降性 | 低床フロア大開口スライドドア | 低床フロア大開口スライドドア後席両側乗降グリップ後席ステップ | どちらも良好だが乗降グリップやステップがあるスペーシアが子供や高齢者にはより優しい |

室内サイズは、両車ともほぼ同じです。しかし、シートアレンジや使い勝手には違いが見られます。
収納力の比較
軽自動車の収納力は、車体が小さい分重視したいところです。N-BOXとスペーシアの収納力を、それぞれ比較しました。
項目 | N-BOX | スペーシア | 備考 |
グローブボックス | インパネトレー一体型 | ボックスティッシュ収納タイプ(仕切り付き) | スペーシアはティッシュがそのまま収納可能 |
フロント収納 | インパネトレードアポケットカップホルダー | インパネトレー(助手席側)ドアポケットカップホルダー | カップホルダーはN-BOXが太いペットボトルに対応 |
リア収納 | シートバックポケット、後席カップホルダー | シートバックポケット後席カップホルダーパーソナルテーブル | どちらも同等レベル |
ラゲッジスペース | 通常時奥行き約470mm後席格納時最大約1,530mm | 通常時奥行き約350mm、後席格納時最大約1,370mm | N-BOXの方が広く、特に後席格納時の奥行きはN-BOXが勝るしかしスペーシアには床下収納(アンダーボックス)がある |
収納に関しては、一見N-BOXが優れているように見えます。特にラゲッジスペースは、後席格納時に差が出ます。
インテリアの質感と装備の違い

インテリアの質感と装備の違いについても、比較しました。
項目 | N-BOX | スペーシア | 備考 |
インパネ | 水平基調で視界良好 | スーツケースをモチーフにした遊び心あるデザイン | 好みが分かれるポイント |
シート表皮 | グレードによりファブリックプライムスムース&ファブリック | グレードによりファブリック撥水加工ファブリックレザー調 | 上級グレードはN-BOXが質感高い |
快適装備 | 360°スーパーUV・IRカットパッケージプラズマクラスター技術搭載フルオートエアコン | ロールサンシェードスリムサーキュレーターナノイー搭載フルオートエアコン | N-BOXは紫外線・赤外線カットスペーシアは後席の快適性に優れるエアコン技術はどちらもシャープ製 |

N-BOXのインテリアは、水平基調のインストルメントパネルが特徴で、視界が広く感じられます。
スペーシアは、スーツケースをモチーフにしたインパネなど、遊び心のあるデザインが魅力です。
安全性能の比較
車を運転するうえで、安全性能は欠かせません。
ドライバーだけでなく、同乗者や周囲の人々の安全を守る重要な項目です。
いずれも比較したので、参考にしてください。
ホンダセンシングとスズキセーフティサポートの違い
N-BOXの「Honda SENSING」と、スペーシアの「スズキ セーフティ サポート」は、どちらも先進安全運転支援システムです。
しかし、その機能や性能には違いがあります。
機能 | Honda SENSING (N-BOX) | スズキ セーフティ サポート (スペーシア) | 備考 |
衝突被害軽減ブレーキ | 〇 衝突軽減ブレーキ(CMBS) | 〇 デュアルカメラブレーキサポート / デュアルセンサーブレーキサポート | どちらも歩行者検知可能 |
誤発進抑制機能 | 〇 | 〇 | |
後方誤発進抑制機能 | 〇 | 〇 | |
歩行者事故低減ステアリング | 〇 | × | N-BOXのみ |
路外逸脱抑制機能 | 〇 | 〇 車線逸脱抑制機能 | |
車線維持支援システム(LKAS) | 〇 | × | N-BOXのみ |
先行車発進お知らせ機能 | 〇 | 〇 | |
標識認識機能 | 〇 | 〇 | |
アダプティブクルーズコントロール(ACC) | 〇 全車速追従機能付(渋滞追従機能付) | 〇 全車速追従機能付(NA車は25km/h以上)※カスタムHYBRID GS(セーフティサポート非装着車)を除く | |
オートハイビーム | 〇 | 〇 ハイビームアシスト |
この表からわかるように、Honda SENSINGは多くの機能でスズキ セーフティ サポートを上回っています。特に、歩行者事故低減ステアリングや車線維持支援システム(LKAS)は、N-BOXに標準装備されている安全機能です。
標準装備とオプションの安全装備を比較
標準装備と、オプション設定についても比較しました。
項目 | N-BOX | スペーシア | 備考 |
先進安全運転支援システム | Honda SENSING 全車標準装備 | スズキ セーフティ サポート 標準装備 | N-BOXは全車標準装備と機能の多さで優位 |
サイドエアバッグ | 運転席・助手席標準装備 | 運転席・助手席は多くのグレードで標準装備 | |
カーテンエアバッグ | 全車標準装備 | 全車標準装備 | |
駐車支援 | 〇 パーキングセンサーシステム(リヤ4センサー) | 〇 全方位モニター用カメラパッケージ(メーカーオプション、一部グレードで標準装備) | 全方位モニターはスペーシアのみN-BOXはリアワイドカメラを装備 |
N-BOXは、Honda SENSINGを全車に標準装備している点が大きな強みです。一方、スペーシアはスズキ セーフティ サポートがグレード別設定となっています。
表から見ても、安全装備に関しては、N-BOXが充実していると言えるでしょう。
価格を比較

グレードや装備によって価格は異なりますが、大まかな価格帯を把握し、予算に合った車選びの参考にしてください。
車種 | グレード(一例) | 価格(税込) |
N-BOX | N-BOX | 約168万円~ |
N-BOX | ファッションスタイル | 約178万円~ |
N-BOX | JOY | 約184万円~ |
N-BOX | CUSTOM | 約186万円~ |
N-BOX | JOY 2トーン | 約192万円~ |
N-BOX | JOY ターボ(モノトーン) | 約204万円~ |
N-BOX | CUSTOM ターボ | 約206万円~ |
N-BOX | CUSTOM コーディネートスタイル(モノトーン) | 約207万円~ |
N-BOX | JOY ターボ(2トーン) | 約212万円~ |
N-BOX | CUSTOM コーディネートスタイル(2トーン) | 約213万円~ |
N-BOX | CUSTOM ターボ コーディネートスタイル(モノトーン) | 約218万円~ |
N-BOX | CUSTOM ターボ コーディネートスタイル(2トーン) | 約224万円~ |
スペーシア | HYBRID G | 約153万円~ |
スペーシア | HYBRID X | 約170万円~ |
スペーシア | CUSTOM HYBRID GS | 約180万円~ |
スペーシア | CUSTOM HYBRID XS | 約199万円~ |
スペーシア | CUSTOM HYBRID XSターボ | 約207万円~ |
価格はスペーシアのほうが安価ですが、N-BOXは全車に性能が豊富なHonda SENSINGが標準装備されている点を考慮する必要があります。
スペーシアで同等の安全装備を求める場合、標準装備されているグレードを選択する必要があります。
リセールバリューはどちらが有利?
一般的に、リセールバリューは需要と供給のバランスで決まります。人気車種は需要が高く、中古車市場でも高値で取引される傾向があります。
N-BOXは、中古車市場でも非常に人気が高く、高値で売却できる可能性が高いでしょう。
一方、スペーシアも一定の人気を誇る車種です。販売台数でトップだったN-BOXを上回った時期もあるほどです。
ただし、N-BOXほどの人気がない印象。そのため、リセールバリューを重視するなら、N-BOXが有利と言えるでしょう。
車の状態や走行距離、売却時期などによって査定価格は大きく変わるため、注意が必要です。
N-BOXとスペーシア、選ぶポイントは?

N-BOXとスペーシア、どちらも魅力的な軽自動車です。最終的にどちらを選ぶかは、あなたのライフスタイルや重視するポイントによって変わってきます。
N-BOXがおすすめな人
- 安全性能を最重視する人
- 多彩なシートアレンジによる積載性を求める人
- リセールバリューを重視する人
- 長距離運転が多く、走行性能にこだわりたい人
- 上質なインテリアを求める人
スペーシアがおすすめな人
- 購入価格を抑えたい人
- 燃費性能を重視する人
- 後席の快適性を重視する人
- 遊び心のあるデザインが好みな人
これまで比較してきた各項目の違いを考慮しつつ、これらのポイントを参考に、あなたに最適な一台を選んでください。

カミタケチャンネル
2025年の初の車種比較企画は、N-BOXとスペーシアを比較します。N-BOXとスペーシアは、どちらも人気があるスーパーハイトワゴンの軽自動車です。
2024年の販売台数で1位のN-BOXと2位のスペーシアの販売台数は以下の通りです。
- N-BOX 206,272台
- スペーシア 165,679台
N-BOXは前年比89.1%とちょっとだけ落ちています。スペーシアは前年比135.5%となっているので、販売台数を伸ばしています。
今回の車種比較のグレードはこちら。
スペーシアHYBRID X
- オフブルーメタリック
- 1,705,000円
N-BOX
- N-BOX プラチナホワイト・パール 有料色33,000円
- 1,689,600円
N-BOXの特徴はグレードの設定が変わって標準、JOY カスタムとなっています。相当するグレードとして、スペーシアもGかXが選択できますが、Xは価格帯が近いので比較していきます。
外装
スペーシア
N-BOXよりも原始的なデザインになっているのがスペーシア。先代モデルと比較しても攻めていない、変えていないのが魅力ですね。

諏訪田ポイント!

頑丈かつ大容量なコンテナがモチーフでアクティブ感がアップ!
アクティブな雰囲気もあります。後方にあるスペーシアのロゴも可愛いですね。

諏訪田ポイント!

打ち付けデザインのロゴ
ボディカラーはアースカラー多めになっています。
ふんわりした感じが好きな方におすすめですね。LEDが標準装備になったのも、評価できるポイントです。
N-BOX

N-BOXの外装デザインを見ていきます。まず目に入るのは、丸目のヘッドライトです。ウインカーとデイタイムランニングランプが入れ替わるLEDヘッドライトも可愛いデザインになっています。
グリルの形状はスペーシアよりもシンプルになっています。

正木ポイント!

シンプルながらも一貫性のあるデザイン
ロゴも昔から同じになっていますね。
前席
スペーシア
スペーシアの前席に移動すると、独特の匂いがします。これはスズキの車に共通ですね。一直線のデザインで、フロント視界が広くなっています。
諏訪田ポイント!

収納が多いですね

やはりスペーシアは、小物入れが多いのが特徴です。ドアにもメーターの上にもあるので、必要なときに小物を収納しておけます。
諏訪田ポイント!

助手席シートアンダーボックス

またスペーシアには、スズキの車によくある助手席シートアンダーボックスも装備されています。すぐに小物を隠せるのは便利ですよね。
諏訪田ポイント!

急遽誰かを乗せる時に、隠せる収納がある
またスペーシアには、両側パワースライドドアが装備されています。
諏訪田ポイント!

両側パワースライドドア標準装備

グレードで標準で付いているのが良いですね。N-BOXの場合には、JOYのターボ車、もしくは一部カスタムグレードで標準。その他、オプションで装備できるグレードがあります。
諏訪田ポイント!

スズキ車はシートヒーターが標準装備のものが多い
ステアリングスイッチが全車標準装備になっているのも嬉しいポイント。
全方位モニター付メモリーナビゲーション
メーカーオプション195,800円
全方位モニターを装着すれば、死角になるところもチェックしやすくなります。
N-BOX
N-BOXの特徴をみていきましょう。
正木ポイント!

降車時オートドアロック機能
車から離れるだけで施錠される設定
Honda SENSINGが搭載されているホンダ車は設定できるので、活用してみると意外と便利です。

正木ポイント!

2本スポークのステアリング
メーターがデジタルになったのも特徴です。収納は少なめだが、グローブボックスは大きめになっています。
今回の車両ではオーディオレスになっているが、純正ナビも装着できます。N-BOXには電動パーキングブレーキが付いているのは良いですね。

コンフォートパッケージ:111,100円
- シートバックテーブル左右
- 右側パワースライド
- リアセンターアームレスト
上記の装備があると、さらに快適にN-BOXを使えますね。
後席
スペーシア

諏訪田ポイント!

マルチユースフラップが便利に活用できる
リクライニングも倒れるのでゆったりできるのがスペーシアの魅力です。マルチユースフラップは、荷物が落ちてこないように止めておけます。シートバックテーブルは標準装備です。
USBソケットがあったり、後席のスペースが広々しているので、快適ですね。
諏訪田ポイント!

スリムサーキュレーターで快適

特にスリムサーキュレーターは空調が後方まで届くので、温度調整しやすいですね。これもおすすめポイントです。
諏訪田ポイント!

助手席の前倒しが可能なので、長尺物が詰める
さらに助手席を前に倒せるのもおすすめポイント。長尺物を積載したいときに、意外と便利です。
N-BOX

足元が広いのは魅力です。軽自動車とは思えないほどの足元空間になっています。
正木ポイント!

高さのある荷物も積める
後席を上げることで、高さがある荷物も積載しやすいです。ベビーカーなども立てて積載できますね。
正木ポイント!

触れやすい部分は、汚れが目立ちづらいグレー生地
シートのカラーにも注目です。触れやすい部分は汚れが目立ちにくい色になっていますね。
荷室
荷室の寸法はこちら。
室内寸法
スペーシア
- 長さ2,170mm
- 幅1,345mm
- 高さ1,415mm
N-BOX
- 長さ2,125mm
- 幅1,350mm
- 高さ1,400mm
リアゲートの開口部までの最低地上高
- スペーシア
510mm - N-BOX
470mm
N-BOXの方が地上からリアゲートまでが低いので、収納力はN-BOXが広いという印象がありますね。
スペーシアもスライドができる
両車を比較してみると、以下のようになります。
諏訪田ポイント!

スペーシアは隙間も少なくフルフラット
N-BOXもフラットなのだが、段差がある
N-BOXはデッドスペースが出てしまうことがありますが、大きな荷物やシートを倒してパンパンに収納しなければ気にならない程度ですね。
走行性
エンジンの出力では、NAモデルでN-BOXが勝ります。
諏訪田ポイント!

スペーシアはマイルドハイブリッド
走り出しはスペーシアの方が軽く感じます。マイルドハイブリッドシステムが搭載されているので、モーターによるアシストを感じることができます。
両車を比較して、N-BOXの方が安定性があると感じる人が多いのも事実です。スタッフ正木は、N-BOXのフットレストの角度が良いので、運転姿勢が良いと感じました。
正木ポイント!

N-BOXの左足のフットレストの角度が良い
アダプティブクルーズの機能が向上しているのも特徴。
正木ポイント!

Honda SENSINGの追従走行特有の加速が改善されている
自然に設定した速度に加速してくれるので、機能を使いたくなります。Honda SENSINGとSUZUKI Safety Supportが装備されているので、両車基本的な安全装備は充実しています。
100度の広範囲を検知してくれるフロントワイドビューカメラがN-BOXに搭載されていますすし、前方にセンサーもあります。
スズキもフロントに4つのセンサーがあります。
両車の燃費はこちら
- スペーシア
HYBRID X 23.9km/L - N-BOX
N-BOX 21.6km/L
スペーシアにはマイルドハイブリッドシステムが搭載されているので、街中での燃費はよくなりそうです。
まとめ
N-BOXとスペーシアは、どちらも優れた軽自動車であり、重視するポイントによって購入する方が異なります。
安全性を重視して、リセールバリューも考慮するならN-BOXはおすすめです。燃費や快適性を意識するなら、スペーシアを検討するとよいでしょう。

よくある質問
- N-BOXとスペーシアの違いは?
-
N-BOXは長年販売台数でトップになっており、現行モデルでも人気があります。スペーシアにはマイルドハイブリッドが搭載されているので、燃費が期待できます。
- N-BOXとスペーシアのどちらがおすすめ?
-
N-BOXは上質な内装が魅力ですが、スペーシアの質感も向上しています。スペーシアはマルチユースフラップがあるので、後席空間を便利に活用できます。実車を比較してみるのがよいでしょう。


