【2025年最新】新型フォレスターの魅力とは?価格・スペック・内装を徹底解説!

フォレスター 新型

スバルから新型フォレスターが発売されることになりました。スバルらしいSUVモデルであるフォレスターに、ハイブリッドが搭載される点が注目されています。

悪路走破性も十分にあるフォレスターは、新型になってどのように変化していくのでしょうか?この記事では、フォレスターの魅力や内装などを詳しく解説します。

目次

新型フォレスターとは?最新モデルの概要

フォレスター

画像引用元:フォレスター | SUBARU

2025年モデルの発売日と注目ポイント

スバルは2025年4月3日、新型「フォレスター」の日本仕様について概要を公開しました。

すでに4月上旬から予約の受付が始まっており、正式な発売日は4月17日となりました。

今回の新型フォレスターで注目したいポイントのひとつが、スバルが新たに取り入れた“デザイン主導型”の開発手法です。これまでは空力性能や視界の確保、安全性といった実用面を最優先にボディサイズなどが決められてきましたが、今回はまずデザインの方向性を定めたうえで開発を進めたという、従来とは逆のアプローチが採られています。その結果、「いかにもスバルらしい」と言われてきた従来のイメージから、一歩踏み出すデザインに仕上がっています。

フルモデルチェンジの変更点

フォレスター

画像引用元:フォレスター | SUBARU

今回のモデルでは、改良された「SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)」を引き続き採用しながらも、エクステリアとインテリアのデザイン、パワートレイン、シャシー、そして先進安全装備に至るまで、大幅な刷新が図られています。

また、これまでスバル車の象徴ともいえる“ヘキサゴングリル”や「コ」の字型のヘッドライトといったおなじみのモチーフも、採用を見送りました。代わりに、車両の中央に重心を感じさせるような、塊感のある力強いフォルムが追求されています。

さらに、ヘッドライトとフロントグリルを横方向につなげたデザインとすることで、よりワイドで安定感のある印象を前面に押し出しています。このような変更により、フォレスターは見た目からも力強さと新しさを感じさせる1台に生まれ変わりました。

デザインの進化:エクステリアとインテリアの違い

フォレスター

画像引用元:フォレスター | SUBARU

新型フォレスターは、デザイン面でも随所に新しいアイデアが取り入れられており、従来モデルからの進化が感じられる仕上がりになっています。

まず外観ですが、全体のフォルムは先代の雰囲気をしっかりと受け継ぎながらも、フロントグリルやヘッドライトまわりにシャープなエッジが加えられ、より“SUVらしい”力強い顔つきへと変化しています。どっしりとした印象の中にも洗練さがあり、都会でも自然の中でも映えるデザインです。

そして注目したいのがインテリア。ドアトリムには等高線をモチーフにしたデザインが施されており、よく目を凝らして見ると、なんと動物の足跡や人の靴跡が隠れているという遊び心満載の仕掛けがあります。クルマに乗るたびにちょっとした発見があるのは、オーナーにとって嬉しいポイントです。

フォレスター

画像引用元:フォレスター | SUBARU

新型フォレスターの運転席に座ってまず感じるのは、前方の見通しの良さです。ボンネットの位置はやや高めですが、インパネ(インストルメントパネル)の上部がフラットにデザインされているため、視界はとてもクリア。運転中の安心感にもつながっています。

また、ボディの側面は水平基調で構成されており、斜め後方の視界も良好です。死角が少なく、街中でも郊外でも取り回しがしやすいボディスタイルといえるでしょう。

インテリアで目を引くのは、全グレードに標準装備される11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイです。タブレットのような縦型の大画面は、ナビや車両情報、エンタメ機能まで多彩なコンテンツを一画面で確認できる便利さが魅力です。

フォレスター

画像引用元:フォレスター | SUBARU

インパネ全体のデザインは派手すぎず、オーソドックスながら上質感のある仕上がりとなっており、長く付き合える落ち着いた雰囲気が漂っています。

フォレスター

画像引用元:フォレスター | SUBARU

荷室(ラゲッジルーム)も使い勝手が向上しています。クラストップレベルとなる開口幅1,250mmを確保しており、大きな荷物の積み下ろしもスムーズです。さらに、今回からキックセンサー付きの電動リアゲートが新たに採用されており、荷物で両手がふさがっているときでも足をかざすだけで自動開閉が可能。実用性がしっかりと進化しています。

さらに、ラゲッジスペースの滑り止め部分にも、星や山のモチーフがさりげなくデザインされており、アウトドア好きの方にはたまらないディテールとなっています。こうした細かい演出は、単なる移動手段としてのクルマではなく、「乗る楽しさ」や「使う楽しさ」まで感じさせてくれる要素です。

新型フォレスターのスペック詳細

パワートレインと燃費性能

フォレスター

画像引用元:フォレスター | SUBARU

新型フォレスターは、従来モデルからグレード構成が見直され、現在は3つのグレードが用意されています。搭載されるパワートレインは、2.5Lのストロングハイブリッドを搭載する「Premium(プレミアム)」と「X-BREAK(エックスブレイク)」、そして1.8L直噴ターボエンジンを搭載する「SPORT(スポーツ)」の3タイプです。

なお、以前設定されていた2.0Lのマイルドハイブリッドモデルや、スポーツ志向の「STI Sport」グレードは、現時点ではラインナップに含まれていません。今後、こうしたグレードの復活や追加があるか、ファンの間でも注目が集まっています。

■ 進化したハイブリッドシステムで力強さと低燃費を両立

今回新たに採用されたのは、スバルが「クロストレック」に続いて投入した2.5Lのストロングハイブリッド(e-BOXER)です。この新型パワートレインは、エンジンの最高出力が118kW(160PS)・最大トルクが209Nmと十分なパワーを発揮し、さらにモーターだけでも88kW・270Nmという力強さを誇ります。

従来の2.0L・マイルドハイブリッドと比べても、その差は歴然です。旧モデルでは、エンジン出力が107kW(145PS)・トルクが188Nm、モーター出力が10kW・65Nmと、あくまで補助的な役割に留まっていました。今回のストロングハイブリッドは、まさに“主役級”の走りを実現しているのが特長です。

■ 燃費性能も大きく向上

燃費面でも大きな進化が見られます。WLTCモードで「Premium」は18.4km/L、「X-BREAK」は18.8km/Lと、先代モデルの14.0km/Lに比べて、大幅に効率が良くなっています。日々のドライブや長距離移動でも、給油回数が減るのは嬉しいポイントです。

一方で、1.8L直噴ターボエンジンは従来と同じスペックを維持しており、最高出力は130kW(177PS)、最大トルクは300Nm。こちらはアクセルを踏んだ瞬間に力強く加速する、スポーティな走りが楽しめるタイプです。燃費は13.6km/Lと、やや実用燃費寄りの数値になっています。

安全性能と最新の運転支援システム

フォレスター

画像引用元:アイサイト・安全 | フォレスター | SUBARU

■ 世界初の装備も!さらに進化した安全機能と快適装備

新型フォレスターでは、安全性と快適性の面でも大きな進化が見られます。特に注目すべきは、スバル初となる「自転車対応歩行者保護エアバッグ」の搭載です。これにより、万が一の事故でも歩行者や自転車利用者への被害を軽減することが期待されています。

さらに、ドライバーに異常があった際に自動で減速・停止を行う「ドライバー異常時対応システム」や、進化した運転支援システム「アイサイトX」も新たに搭載されています。

■ センサー類も刷新、安全性がさらに一歩前へ

センサーまわりのアップデートも見逃せません。今回の新型では、広角単眼カメラと左右の前側方レーダーが新たに追加され、交差点での事故リスクを減らす機能が強化されています。特に、自転車や横断歩道上の歩行者を早い段階で検知して、接触を回避できるようになったのは大きな進化といえるでしょう。

■ 装備の進化と価格のバランスにも注目

グレード間の価格差も気になるところですが、装備の充実ぶりを考えると、決して割高には感じません。

たとえば、「X-BREAK」グレードを従来型と比べてみると、新型では以下の装備が標準化されています。

  • 2.5L ストロングハイブリッドの採用
  • 高性能化されたアイサイト
  • デジタルマルチビューモニター
  • 自転車対応の歩行者保護エアバッグ
  • 12.3インチのフル液晶メーター
  • 11.6インチの縦型インフォメーションディスプレイと新型インフォテイメントシステム
  • ナビゲーション機能、ETC2.0車載器キット など

これらの充実した装備により、価格は従来型より約88万円アップしています。ただし、以前のモデルでナビゲーションを装着するには別途20万円ほどかかっていたことを考えると、装備内容を加味しても適正な価格といえるのではないでしょうか。

■ 「SPORT」グレードにも多くの先進装備を採用

1.8L直噴ターボを搭載した「SPORT」グレードでも、安全性と利便性がしっかりと向上しています。

  • 新型アイサイトによる運転支援強化
  • デジタルマルチビューモニター
  • 自転車対応の歩行者エアバッグ
  • 11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテイメントシステム
  • ナビゲーション機能
  • ETC2.0車載器キット
  • キックセンサー付きハンズフリーリアゲート

などが標準装備です。

この「SPORT」は、従来モデルに比べて約55万円の価格差がありますが、ナビが標準装備となったことを考慮すれば、実質的な値上げは約35万円程度に抑えられています。

グレード別の装備と特徴

スポーティな走りと上質さを両立した「スポーツ」グレード

まずご紹介するのは、1.8Lターボエンジンを搭載する「スポーツ」と「スポーツEX」です。走りの性能だけでなく、インテリアの質感にもこだわった仕上がりとなっています。

標準装備として以下のような内容が用意されています。

スポーツ

フォレスター SPORT

画像引用元:グレード一覧 | フォレスター | SUBARU

スポーツ

  • 手触りが心地よいウルトラスエード&合成皮革シート
  • 顔認証でドライバーを判別するドライバーモニタリングシステム
  • 乗り心地と安定感を両立する超飽和バルブ付きショックアブソーバー
  • 前席の電動シート調整機能
  • ワンタッチで開閉できる電動リアゲート
  • 精悍なデザインの18インチアルミホイール など

スポーツEX(価格差:+14万3,000円)

フォレスター SPORT EX

画像引用元:グレード一覧 | フォレスター | SUBARU

スポーツの装備に加えて、さらに先進性を高めた内容になっています。

スポーツEX

  • 渋滞時の自動運転支援などに対応したアイサイトX
  • 走行情報がひと目で分かる12.3インチのフル液晶メーター など

アウトドア好きにもぴったりな「X-BREAK S:HEV」

次に、ハイブリッドシステムを搭載した「X-BREAK S:HEV」グレードをご紹介します。アウトドアシーンに強く、撥水性素材を多く採用しているのが特徴です。

X-BREAK S:HEV

フォレスター X-BREAK S:HEV

画像引用元:グレード一覧 | フォレスター | SUBARU

X-BREAK S:HEV

  • 汚れや水に強い撥水ポリウレタン&合成皮革シート
  • 濡れた荷物も安心して積める撥水カーゴフロアボード
  • 視認性に優れた12.3インチフル液晶メーター
  • アクティブな印象の18インチアルミホイール など

X-BREAK S:HEV EX(価格差:+27万5,000円)

フォレスター X-BREAK S:HEV EX

画像引用元:グレード一覧 | フォレスター | SUBARU

より快適で安全性も高めたい方には、EXグレードがオススメです。

X-BREAK S:HEV EX

  • アイサイトXによる高度な運転支援
  • ドライバーモニタリングシステム
  • 前席の電動シート調整
  • 電動リアゲート などを追加

上質さを求める方に向けた「プレミアム S:HEV」

そして、快適性と高級感を追求したのが「プレミアム S:HEV」シリーズ。街中でも映えるデザインと、しっとりした乗り心地が魅力です。

プレミアム S:HEV

フォレスター Premium S:HEV

画像引用元:グレード一覧 | フォレスター | SUBARU

プレミアム S:HEV

  • 水濡れに強い撥水ファブリック&撥水トリコットのシート
  • ドライバーモニタリングシステム
  • 電動調整式の前席シート
  • 電動リアゲート
  • 存在感のある19インチアルミホイール など

プレミアム S:HEV EX(価格差:+11万円)

フォレスター Premium S:HEV EX

画像引用元:グレード一覧 | フォレスター | SUBARU

プレミアム S:HEV EX

他のグレードと同様に、EXではアイサイトXを新たに搭載し、安全性と利便性をさらに向上

最上級グレードにふさわしい装備を追加しています。

価格とコスパをチェック

新型フォレスターの価格帯

スバルの人気SUV「フォレスター」に新型モデルが登場しました。価格帯は約404万から約460万とされています。

今回の新型フォレスターでは、1.8Lターボエンジン搭載車と、燃費性能と静粛性に優れた2.5Lストロングハイブリッド(S:HEV)モデルの2種類がラインナップされています。いずれのグレードもAWD(四輪駆動)仕様となっており、悪路や雪道などでも安定した走行性能が期待できます。

以下に、グレード別の価格をご紹介します。

■ 水平対向4気筒 1.8Lターボエンジン搭載モデル(全車AWD)

  • スポーツ:404万8,000円(税込)
  • スポーツ EX:419万1,000円(税込)

この1.8Lターボエンジンは、日常使いから高速道路までスムーズな走りが楽しめるのが特徴です。EXグレードでは、先進安全装備や快適性がさらに充実しています。

■ 水平対向4気筒 2.5L ストロングハイブリッド(S:HEV)搭載モデル(全車AWD)

  • X-BREAK S:HEV:420万2,000円(税込)
  • X-BREAK S:HEV EX:447万7,000円(税込)
  • プレミアム S:HEV:448万8,000円(税込)
  • プレミアム S:HEV EX:459万8,000円(税込)

ハイブリッドモデルは、環境性能とパワフルな走りを両立しているのが魅力です。特にEXグレードでは、安全運転支援機能「アイサイト」や快適装備がさらに強化されています。

おすすめグレードとその理由

フォレスター X-BREAK S:HEV

画像引用元:グレード一覧 | フォレスター | SUBARU

フォレスターのおすすめグレードは、「X-BREAK S:HEV」です。もちろん他のグレードでもフォレスターらしい走りを楽しめるでしょう。

しかしおすすめしたいのは、フォレスターを使うシーンにぴったりなアウトドアテイストが感じられるグレードです。

アクティブな雰囲気がスタイリッシュになっているので、アウトドアに出かける方にぴったりのグレードです。

競合車種との比較

トヨタ RAV4

RAV4

画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

トヨタRAV4は、兄弟車であるハリアーと基本プラットフォームを共有しています。車両サイズも近く、Zグレードで見ると全長4610mm、全幅1855mmとワイドで堂々としたプロポーション。特にアウトドアを感じさせてくれるのがRAV4です。

一方、新型フォレスターも全幅が1830mmと、これまで以上に存在感を強めています。両車とも、インパネを中心とした内装は機能性を重視した設計です。しかし、RAV4では囲まれ感やスポーティな印象を与えてくれます。また、荷室容量は580Lと、ボディサイズを活かした積載力も魅力の一つです。

対してフォレスターは、視界確保と開放感を重視した設計が特徴で、運転のしやすさや疲れにくさという観点からも差別化が図られています。

RAV4

画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

パワーユニットのバリエーションでも、両者には戦略的な違いが見て取れます。RAV4は、ガソリン、ハイブリッド、プラグインハイブリッド(PHEV)の3本柱。特にPHEVは、高出力と環境性能を両立する“いいとこ取り”の選択肢として評価されており、価格帯の広さが市場の幅広いニーズに対応しています。

一方のフォレスターは、従来のガソリン仕様に加えて、ストロングハイブリッド(S:HEV)を展開。燃費性能に加え、スバルならではのシンメトリカルAWDとの組み合わせにより、悪路でも安心感のある走りを提供します。

RAV4とフォレスターはスペック上の差は限定的ながら、それぞれ異なる方向性でブランド価値を強化しています。

MAZDA CX-5

CX-5

マツダ「CX-5」は、モデル末期に差し掛かっている現在でもロングセラーモデルとして高い人気を誇っています。
登場からある程度の年数が経過しているとはいえ、その商品としての魅力は今も十分に通用しており、同クラスの競合車と比較しても見劣りしない存在感を保っています。

その背景には、マツダが長年大切にしてきた「魂動(こどう)デザイン」による美しいスタイリングが挙げられます。時代に左右されにくい普遍的なデザインで、街中でもふと目を引くような存在感があります。また、ガソリンとディーゼル、両方のパワートレインをしっかりとラインナップしている点も、長く支持されている理由の一つです。

CX-5は、300万円台を中心とする価格設定も魅力です。クルマのサイズや装備、質感を考えると、非常にバランスの取れた価格帯で展開されており、「ちょうど良いクルマが欲しい」と考えるユーザーのニーズにぴったりと合っています。

搭載されるエンジンは、2.0Lと2.5Lのガソリン「SKYACTIV-G」、そして2.2Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D」という構成で、登場以来大きく変わっていません。特にディーゼルモデルは、力強いトルクと優れた燃費性能を両立しており、日常的に長距離を走る方にとっては、とても頼もしいパートナーになってくれるはずです。

CX-5 ディーゼルエンジン

画像引用元:マツダ

また、よく比較されるスバル「フォレスター」とサイズ面で見てみると、全長はフォレスターの方が約80mm長い(4,655mm)ものの、全幅・全高・最低地上高などは大きな差は見られません。

最低地上高に関しては、フォレスターが220mmで、オフロード走行を意識した設計となっていますが、CX-5も210mmを確保しており、多少の悪路やアウトドアシーンにも十分対応できるスペックを持っています。

ただし、両車が狙っているユーザー層には明確な違いがあります。フォレスターは、キャンプや山登りなど、自然の中でアクティブに過ごすことが好きなユーザーをメインターゲットに据えている印象です。一方で、CX-5はどちらかというと、都市生活の中でもスマートに映えるデザイン性と機能性の両立を重視した仕上がりになっています。

日産 エクストレイル

エクストレイル

日産「エクストレイル」は、2022年7月にフルモデルチェンジを受けたばかりのモデルで、現在販売されている車両は比較的新しい設計が採用されています。

パワーユニットは、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」のみという潔いラインアップで、1.5L直列3気筒エンジンには可変圧縮比技術(VCターボ)が搭載されているのが大きな特徴です。走行状況に応じて圧縮比を変えることで、効率とパワーを両立したユニットとなっています。

まず外観からですが、エクストレイルは初代から引き継がれてきた“タフギア”という開発コンセプトを継承しつつ、新型ではよりスタイリッシュな方向へと進化しています。アウトドアにも街中にも似合う、ちょうどいいバランスの取れたデザインが印象的です。

特に目を引くのが2段構成のヘッドライト。上段にはポジションランプとターンランプ、下段にはロービームとハイビームが配置されています。さらに「G」や「G e-4ORCE」グレードでは、ターンランプがシーケンシャル式(流れるウインカー)になっていて、視覚的にも先進性を感じさせます。

エクストレイル

インテリアも力が入っており、インパネは横方向への広がりを意識したデザインになっています。メーターは、2つの表示スタイルが選べる12.3インチのフル液晶ディスプレイを採用。さらにセンターコンソールには同サイズのNissan Connectナビゲーションシステムが搭載されており、全体的に先進的な印象が強いです。

荷室に関しては、エクストレイルと他車(例えばCX-5など)とで比較しても奥行きのある荷室長が確保されており、大きな差はありません。どちらもリアゲートの角度がしっかり立っているため、効率的に荷物を積める構造になっています。ファミリーでのアウトドアや買い物など、日常的な使い勝手の良さも魅力のひとつです。

カミタケチャンネル!【体験レポート】新型フォレスターに“目隠し試乗”!?スタッフ視点で見るスバルのプロトタイプ

フォレスター

今回は、少し趣向を変えた形でスバルの新型フォレスター・プロトタイプを体験する機会を得ました。舞台は横浜、そして仕掛け人はスタッフ諏訪田。ターゲットとなったのは、カミタケモータースの樋野さんです。

え? 横浜? 中華街でもないし、肉まんも食べてないよ。そこは褒めてほしい(笑)

そう戸惑う樋野さんに、行き先も目的も一切知らせず招集した今回の企画。実は本当の目的地は千葉。そこには、最新フォレスターを誰よりも早く体験できるサプライズ試乗の舞台が用意されていました。

樋野さんを連れて到着したのは、スバルのテスト会場。

フォレスター

目隠しを外した第一声は

おおっ!? フォレスターの新型試乗会!? 目隠しされてたから、まつ毛も下がるわ(笑)

フォレスター

今回体験するのは、市販前の新型フォレスター・プロトタイプ。

SUV市場が過熱する中で、フォレスターはスバルの中間サイズとして“ちょうどいい”立ち位置を担っています。

クロストレックより大きくて、アウトバックよりは取り回しやすい。確かにちょうどいい!

アクティブ志向で、かつ自然との共生を大切にするユーザーにマッチした設計思想が、この新型には詰まっていると感じました。

3つのグレード戦略:「価格」でなく「キャラクター」で選ぶ

フォレスター

今回のフォレスターでは、3つのグレードが設定されています。注目すべきは、その差別化軸が価格ではなくキャラクターだということです。

  • SPORT:1.8Lターボを搭載。走りにこだわる方向け。ブロンズアクセントやスエード調の内装で、スポーティかつ上質。
  • X-BREAK:ストロングハイブリッド仕様。撥水内装、ルーフレールなどアウトドア装備が充実。
  • PREMIUM:本革内装と先進装備を兼ね備えた上級モデル。19インチホイール、キックセンサー付きパワーゲートなどを搭載。

X-BREAK

フォレスター

X-BREAKは、まさにアクティブなライフスタイルを支える一台。

これが一番かっこいい! 刺さり散らかしてる!

プロトタイプながら完成度は高く、グリーンのアクセントやタフな外観は、実用性と個性を両立させています。

エクステリア&インテリア:骨太デザインと洗練された視界設計

フォレスター

デザイン面でも大きな進化を遂げています。

新型フォレスターは、従来よりもフロントフェイスがワイドかつ立体的になり、堂々とした存在感を放ちます。

リアやサイドのラインもシャープで、特にAWDロゴやリアウィンドウの形状にはスバルらしいこだわりが表れています。

フォレスター

内装では、グリーンのステッチが施されたシートや、縦型のインフォメーションディスプレイが目を引きました。

このステッチ、山行きたくなるわ〜
ナビが縦型って新鮮。スマホ感覚で使いやすそう

視界確保にも配慮されており、ワイパー位置の工夫や細いピラー設計によって、運転中の安心感が向上しています。

機能面:最新装備を惜しみなく投入

快適装備にも抜かりはありません。シートベンチレーション、シートヒーター、ワイヤレス充電、マルチビューモニター…と、ユーザーの利便性に直結する機能がしっかり搭載されています。

このあたり、ようやく全部入りになってきた感あるよな

リアゲートはハンズフリー仕様で開閉可能。荷室も広く、ユーティリティフックや自動で倒れるリアシートなど、アウトドア用途でも頼りになる工夫が満載です。

実用性の高さも◎ 仮眠も可能なラゲッジスペース

フォレスター

SPORTグレードの荷室をチェックしてみます。「この広さなら、仮眠余裕やな〜。登山前の車中泊にもピッタリ」

実際に車内で横になってみると、150cmの女性がゴロ寝しても快適な広さ。2人での簡易就寝も可能で、ファミリーキャンプやアウトドア前泊にも適しています。

フォレスター

また、ルーフサンルーフから星空を眺める…そんな非日常的な使い方もできそうです。

流星群のときに車止めて空見られるやつやん!

プレミアムグレード

フォレスター

新型フォレスターの中でも最上位に位置づけられる「プレミアム」グレードをご紹介します。
このモデルは、デザイン、装備、ユーティリティ、すべてにおいて“上質”を追求した一台です。

私の中では“上品”って感じがするな〜

同行スタッフの第一印象も、まさにこの一言に集約されています。

外観の差別化:大径ホイールと落ち着いたボディカラー

フォレスター

まず視覚的に印象的なのが、19インチの大径ホイール。造形はシャープかつ洗練されており、どの角度から見てもプレミアム感が漂います。ボディカラーは落ち着いたトーンが中心で、ビジネスユースでも浮かない品のある印象に仕上がっています。

これ、見た目だけで“いいグレード”ってわかるよね

そんなコメントも自然と漏れるほど、存在感のあるエクステリアでした。

インテリア:最先端とクラシカルの融合デザイン

フォレスター

内装もまた、上位グレードらしい仕上がりです。標準のファブリック仕様に加え、プレミアムではブラウン×ブラックの本革シート(※プロトタイプ仕様)も選択可能です。

最先端っぽいのに、ちょっとクラシカルな雰囲気もあって、なんか不思議なバランスだね

ダッシュボードやドアトリムの加飾にもこだわりが感じられ、車内にいる時間そのものが豊かに思える空間になっています。

快適装備:プレミアムだけの“あったら嬉しい”標準装備たち

フォレスター

利便性の高さもこのグレードの魅力です。たとえば、キックセンサー付きのハンズフリーパワーリアゲートが標準装備。

鍵を持って、足をスッと差し込むと…おお! 開いた! すごい便利!
閉めるのも足でできる! おお〜これはいい!

両手がふさがるシーンが多い日常使いにおいて、この機能のありがたみは計り知れません。

フォレスター

さらにワイヤレス充電や、上下2段に使える可変ラゲッジボードも装備。仕切り板の工夫により、ビン類などを下段に、食品などを上段にと分けて積載できます。

これ地味にめっちゃ便利!ちゃんと専用品で用意してくれてるのがうれしい!

ユーティリティ性能:使い方を広げる工夫が満載

フォレスター

収納面でも、専用のユーティリティナットやユーティリティフックの活用により、パーツのカスタマイズ性が高められています。片側3個まで設置可能で、荷物の固定や吊り下げ収納などにも対応。

185cmまで延ばせるんですよ
しかも付け替えも簡単なんだって

ほかにも、バーに装着可能なマルチホルダーや、後席用の網戸(メッシュタイプ)など、アウトドアユースにも対応した機能性が詰め込まれています。

STI Sportオプション車

エアロパーツと「パワーバー」の存在感

フォレスター

外装では、フロント・サイド・リアサイドに加え、ルーフスポイラーも装備。軽量素材を使用し、見た目だけでなく空力や走行性能にも配慮されています。軽量のアルミホイールも走りを感じさせてくれます。

めっちゃ盛り盛りやん!これは男の子の憧れやなあ

フォレスター

また、今回特に注目したいのが、赤いスイッチやタワーバーと呼ばれるオプション装備。これはハンドリング性能の向上を目的とした補強パーツで、操舵に対してリニアな反応を実現してくれるとのこと。

さらに、タワーバーのデザインにインスパイアされたパーツ(バッテリーホルダー)も展開されており、ユーザーの“遊び心”に応えてくれます。

カミタケチャンネル!

新型フォレスターの試乗動画はこちらをご覧ください。

カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランは取り扱っており、フォレスターも注文していただけます。お得な新車1.99%の超低金利プランの「OPプレミアムプラン」についてはこちらをチェック!

目次