新車の納期が遅れているため、好みの車がなかなか納車されないという事態が続いています。どれくらいの期間で納車されるのか気になる方もおられるでしょう。
そこで今回は、新車の納期について解説します。納期の目安・メーカーごとの納期・納期が遅れる理由や遅れる場合の対処法などを説明するので、新車の購入を考えている人は、記事の情報を参考にしてから車探しをしてください。
新車の納期とは?
新車の納期とは、納車されるまでの期間のことです。希望の車種を見つけて注文し、登録手続きなどを済ませ、万全の状態で車が手元に届くまでの期間となります。
納期の目安はどれくらい?
一般的な新車の納期の目安は1〜3か月くらいです。
在庫がある場合は、1か月を切ることもあります。以前はメーカーや販売会社が見込みを立てて生産や発注を行うこともあったので、在庫があることもあり、納期が早くなることもあったのです。
在庫がない場合は、受注後に生産という流れになりますが、それでも納期は2〜3か月くらいです。
車種やグレードによって納期が変わる
新車の納期の目安は車種やグレードによっても変わります。発注数が多い人気車種やグレードでは、生産数も多くなり、メーカー側の負担も増えますから、納期まで時間がかかりやすくなります。
オプションの設定をすると、工数が増えるので、納期が長くなりやすいです。カラーも単色ではなく、ツートンカラーなどを選ぶと、時間がかかりやすくなります。
新車の納期は様々な条件により変わるのです。
最近の新車の納期は遅れ気味
冒頭に、新車の納期の目安は1〜3か月だと書きましたが、最近は遅れ気味になっています。
以前は見込み発注や見込み生産が行われていたのですが、メーカーや販売店では在庫を多く抱えて、余ってしまうことを恐れるようになっています。そのため、最近は受注してから生産するという流れになっているのです。
すでに生産されて在庫がある車より、注文があってから生産する車の方が当然納期が遅くなります。そのほかにも納期が遅れ気味の理由があり(後ほど解説します)、新車購入者にとってはイライラする展開になりそうです。
メーカーごとの状況について
メーカーごとの新車の納期状況を見てみましょう。納期が長い順にランキング形式で紹介します。
1.ホンダの新車の納期は?
ホンダの新車の納期がかなり遅くなっています。2023年8月10日時点の工場出荷時期目処によると、ステップワゴンのガソリン車は1年以上、ハイブリッド車は半年程度です。フリード+とZR-Vは半年程度。ヴェゼルとフィットのガソリン車は半年以上となっています。
ただし、一部タイプ・カラーは納期が早まります。
ホンダの公式サイトの情報を元に主な車種の工場出荷時期目処を掲載しておきましょう。
- ステップワゴンのガソリン車は1年以上、e:HEVは半年程度(一部グレードやカラーは3~4か月)
- フリードのガソリン車は4か月程度(一部グレード・カラーは1~2か月)、e:HEVは3か月(一部グレード・カラーは1~2か月)
- ZR-Vのガソリン車は半年以上(一部グレード・カラーが選べない場合がある)、e:HEVは半年以上(一部グレード・カラーが選べない場合がある)
- ヴェゼルのガソリン車は半年以上(一部グレード・カラーが選べない場合がある)、e:HEVは4か月程度(一部グレード・カラーが選べない場合がある)
- シビックのガソリン車は3か月程度、e:HEVは3か月程度
このほかの車種の情報については、工場出荷時期目処につきましてを参照してください。
2.トヨタの新車の納期は?
トヨタの新車の納期も長くなっています。車種にもよりますが、ヴォクシーやカローラアクシオ、カローラフィールダー、シエンタガソリン車などでは納車まで6か月程度かかります。2023年8月22日時点の情報です。
トヨタの公式サイトの情報を元に一部車種の工場出荷時期を掲載しておきます。
- アクアは注文してから5~6か月程度
- アルファードはについては販売店でご確認ください
- ヴェルファイアについては販売店でご確認ください
- ヴォクシーは注文してから6か月以上
- カムリについては販売店でご確認ください
- カローラは注文してから3か月程度。ハイブリッド車については販売店でご確認ください
- クラウンについては販売店でご確認ください
- ハイラックスは注文してから3~4か月程度
工場出荷時期目処の状況がはっきりしない車種もありますが、詳しいことは販売店に問い合わせてほしい掲載されています。ここに掲載した以外の車種については、生産遅延に基づく工場出荷時期目処の一覧 を参照してください。
3.日産の新車の納期は?
日産では2023年8月時点の工場出荷時期の目処を公表しています。それによると、エクストレイル、NV100クリッパー リオ、NV200バネット、スカイラインなどの出荷時期が3〜6か月程度。その他の車種は1〜2か月で出荷されます。
日産の公式サイトの情報を元に一部車種の工場出荷時期を掲載しておきましょう。
- 日産リーフの60kWhについては販売店でご確認ください。40kWhは注文の受付を一時停止にしています
- アトラスについては販売店でご確認ください
- フェアレディZは注文の受付を一時停止にしています
- デイズについては販売店でご確認ください
- エクストレイル、キックは3~6か月程度
- セレナのガソリン車は1~2か月程度、e-POWER車は3~6か月程度
- ルークス、エルグランド、キャラバンは1~2か月程度
- 日産サクラ、ノートオーラ、ノートは1~2か月程度
- スカイラインは3~6か月程度
その他の車種については、各車両の工場出荷時期の目処についてを参照してください。
4.スズキの新車の納期は?
スズキは公式サイトで納期情報を公表していませんが、2~3か月程度の納期の車が多くなっています。ただし、一部車種の納期が遅れ気味です。
5.ダイハツの新車の納期は?
ダイハツの2023年8月3日時点の工場出荷時期の目処は注文してから1〜2か月程度です。
なお、工場出荷時期目処といった場合、工場出荷後の輸送や販売店での納車整備なども必要になるので、納車されるまではもう少し時間がかかります。詳しいことは販売店にお尋ねください。
ダイハツの公式サイトの情報を元に各車種の工場出荷時期目処を掲載しましょう。
- タントは注文してから1か月~
- ミラトコットは注文してから2か月~
- ムーヴキャンバスは注文してから1か月~
- タフトは注文してから1か月~
- コペンは注文してから2か月~
- アトレーは注文してから2か月~(特装車は別途時間がかかる場合があるので販売店でご確認を)
- ハイゼットトラックとハイゼットカードは注文してから1か月~(特装車は別途時間がかかる場合がある、販売店でご確認を)
- ブーンは注文してから2か月~
- ロッキーのガソリン車は注文してから2か月~、ハイブリッド車は出荷・販売停止中
- アルティスについては販売店でご確認ください
そのほかの車種の情報については、工場出荷時期目処のご案内を参照してください。
新車の納期が遅れている理由
各自動車メーカーの納期は遅れ気味ですが、これから購入を考えている人には気になるところです。ただ、遅れているのには理由があります。やむを得ない理由のようですが、確認してみましょう。
世界的な半導体不足
新車の納期が遅れている理由の一つが世界的な半導体不足です。現代の電子機器や車には多くの半導体が使われ、需要が高まっていますが、半導体の生産量には限界があります。半導体を生産できる企業や工場はそれほどあるわけではないのです。
さらにコロナウイルスの蔓延により、中国やアジアの半導体生産工場が停止されることになり、半導体生産量が大きく減少することになりました。コロナによるロックダウンは収まりつつありますが、いったん減少した半導体の生産量を増やすには時間もかかります。
新しい工場をすぐに作るというわけにもいきません。やむを得ない状況ではありますが、半導体不足下では新車の納期も遅れます。
情勢の変化による物流の乱れ
物流の乱れも新車の納期が遅れている理由です。物流の乱れを起こしたのがコロナとロシアのウクライナ侵攻。
まずコロナの感染拡大により港湾作業員が不足し、コンテナの流れが滞りがちになるとともに、現場が混雑しました。コンテナの生産量も減少し、物流の流れに大きな影響が出たのです。
ロシアによるウクライナ侵攻では、多くの部品や材料が各国で不足する事態になっています。
以上のような理由により物流が大きく乱れ、車の生産にもマイナス要因となっているのです。結果として、新車の納期が遅くなっています。
納期が早まっているメーカーもある
新車の納期が早くなっているメーカー、あるいは車種もあります。ロシアのウクライナ侵攻は収まる気配を見せていませんが、コロナの蔓延の方は一段落しています。各メーカーでも納期を早めるべく懸命の努力中。
一部車種では注文してから1〜2か月で納車されるようです。徐々に納期が早まっている車もありますが、装備によっては伸びる可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
新車の納期が遅れる場合の対処法
一部では新車の納期が早まる動きも見られますが、大半の車種では依然として納期が遅くなっています。
しかし、注文してから納車まで時間がかかるのはイライラするものです。少しでも納期を早くしてもらいたいという気持ちになるでしょうが、納期を早める方法がないわけではありません。以下で具体的な方法を紹介しましょう。
納期が短い車種を選ぶ
納期が短い車があるので、選べば早く手元に届きます。納期の早さ(工場出荷時期目処)については各メーカーのコーナーで示しておいたので、確認した上で、購入手続きを進めるといいでしょう。
ただ、販売店によっても納期が変わってきます。在庫状況も異なるので、実際の納期については販売店に問合せの上、確認してください。
在庫がある車を選ぶ
在庫がある車なら、すぐに納車されます。販売店の在庫状況を確認してから購入するのもおすすめです。
好みのグレードや装備ではない可能性もあります。しかし装備によっては社外品で対応もできるでしょう。
必須と思える装備やグレード限定のオプションなどを比較して、こだわりがないなら在庫がある車種にするのもおすすめです。
未使用車を検討する
登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。販売店によっては未使用車の在庫を抱えている場合があり、すぐにでも納車されます。
在庫がある車に限られますが、それでも納車までが短くなるので、納車までを早めたい方におすすめです。
車検などで車の乗り換えの時期が決まっているなら、納車までが予想しやすい未使用車の選択もおすすめです。
納期が正常になるのを待つ
少しのんびりした対策になりますが、納期が正常になるまで待つこともできます。各メーカーでも新車の納期を早めるために懸命の努力をしているので、今後納期が短くなる場合もあるでしょう。
乗り換えを急いでいないなら納期が正常になるのを待つのも方法です。人気車種の場合は正常になるのを待っているとモデルチェンジを控えてしまう場合もあるため、バランスを取ることをおすすめします。
できるだけ納期の早い車を選ぶのがおすすめ
最近は新車の納期が遅くなりがちですが、あまり遅れるとイライラするものです。そのため、遅れる納期に対する対策を立てることが大切になってきますが、そのうちの一つが納期の早い車を選ぶことです。
各メーカーでも納期の早い車を公表していますから、その中から選んでみるのもおすすめです。
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