ノートオーテッククロスオーバー：スタイリッシュなデザインの注目モデルが登場

2024年9月14日

ノート AUTECH CROSSOVERはコンパクトカーの「ノート」をベースにしていますが、「AUTECH」ブランドの「プレミアムスポーティ」なコンセプトとSUVの機能やスタイルをミックスしたコンパクトクロスオーバーモデルです。標準モデルより車高が25mm高くなっていて、タイヤもベース車より幅広になっています。

さらに、ワイドフェンダーのモールディングやサイドシルプロテクター、ルーフモールディングも採用して、クロスオーバースタイルをしっかり確立しているモデルです。

そのノートオーテッククロスオーバーが改良されました。どのようなモデルになっているのか詳しく解説します。

ノートオーテッククロスオーバーとは？

日産モータースポーツ＆カスタマイズが手掛けるAUTECH（オーテック）ブランドのモデルで、「プレミアムスポーティー」をコンセプトにしています。

この車はベースモデルと違って、デザインがとても個性的です。さらに最低地上高を25mm高めたことで、ちょっとした悪路でも走りやすくなっています。それでも、全高は低くて立体駐車場にもちゃんと入るから便利です。都心部でクロスオーバーのスタイルが好みでも、駐車スペースに制限がある場合にぴったり。

今回のマイナーチェンジでは、外観デザインがさらに進化しました。フロントとリアには専用デザインのプロテクターが付いていて、ルーフモールはシルバーになり、よりSUVらしい見た目になっています。

特に目を引くのは専用のシグネチャーLED。これは湘南・茅ヶ崎の海にインスパイアされたデザインで、船の後方にできる波のパターン“航跡波”をモチーフにしています。このデザインは今後、他のAUTECH車にも使われる予定です。

ボディーカラーは全部で8色。新色にはベース車と同じ「ターコイズ」と、AUTECHクロスオーバー専用の「サンライズカッパー×スーパーブラック」のツートンが追加されました。

インテリアも工夫されていて、助手席側のグローブボックスの容量が増えて、上下2段に仕切られているから、収納が便利です。

ノートオーテッククロスオーバーのエクステリア

ノートオーテッククロスオーバーは、以下の専用のエクステリアが装着されています。

●AUTECH CROSSOVER専用エクステリア

フロントグリル
シルバーフロントプロテクター
サイドシルプロテクター
シルバーリヤプロテクター
ホイールアーチガーニッシュ
シルバールーフモール
AUTECH CROSSOVERエンブレム〈フロント、リヤ〉
専用シグネチャーLED
LEDフォグランプ
専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー（ドアロック連動格納機能付）（メタル調フィニッシュ）
専用16インチアルミホイール（切削光輝）&195/60R16 89Hタイヤ

さらに、以下のアクセサリーがあります。

AUTECHベーシックプラス

フロアカーペット
プラスチックバイザー
セキュリティホイールロック
ナンバープレートリム
ナンバープレートロック

今回のマイナーチェンジでは、外観デザインがさらに進化しました。フロントとリアには専用デザインのプロテクターが付いていて、ルーフモールはシルバーになり、よりSUVらしい見た目になっています。

ベース車に加えて、ホイールアーチガーニッシュもアクティブさを感じさせるデザインになっています。

195/60R16 89Hタイヤを装着しており、標準ノートよりも幅広いタイヤを装着しています。タイヤも車のイメージを作るパーツの1つですが、しっかりと太めのタイヤが装着されており、SUVらしさを作っています。

ノートオーテッククロスオーバーのインテリア

ベース車両に対して、以下の装備があります。

専用ブラックレザレットシート（ブルーステッチ）「AUTECH CROSSOVER」刺繍
専用ブラック本革巻ステアリング（ブルーステッチ）
専用フロントセンターアームレスト（センターコンソールボックス）（ブルーステッチ）
専用合皮アームレスト〈フロントセンター、フロントドア〉（ブルーステッチ）
専用ダークウッド調フィニッシャー〈インストロア〉
AUTECHエンブレム〈センターコンソール〉
リヤセンターアームレスト（カップホルダー2個付）

シートがブラック基調となり、全体的に引き締まった印象です。さらにダークウッド調フィニッシャーや本革巻ステアリングなどが装備されます。

ノートよりも上質に、ノートオーラよりは質感が抑えられています。

ノートオーテッククロスオーバーのエンジン

搭載されているのは、ノートと同様の第2世代のe-POWERです。モーターによるスムーズな走りは、ドライバーに心地よい走りをもたらしています。

ワンペダル感覚の走行で運転の疲労を軽減してくれたり、エンジンオフの時間が長くなり、静粛性の高い走りとなっています。

ノートオーテッククロスオーバーの安全機能

プロパイロットはオプション装備できます。さらに、専用装備として、以下のものがあります。

専用チューニング車速感応式電動パワーステアリング
専用チューニングサスペンション

車高が高くなっていても安定して走行できる足回りが備えられています。

ノートとは？

ノート

ノートは、日産の第4のコンパクトカーとして登場しました。これまでに、1982年に発売されたマーチ、背の高いワゴンタイプのキューブ、そして質の高いティーダに続いて販売されました。

日産はマーチ、キューブ、ティーダなど、時代に合った車種で人気を集めていました。そして、第4弾として登場したのがノートです。

2012年にはティーダ、2019年にはキューブが生産終了していて、40年の歴史を持つマーチも2022年8月で生産終了しました。

日産のコンパクトカーは、ノートとその上位モデルのノートオーラだけになっています。ノート（NOTE）は、発進時の力強い加速と中高速域での追い越しのときのパワフルな加速感が特徴です。

さらに、エンジンの作動頻度を減らし、車体の防音性能を高めることで、コンパクトカーながら上位クラスに匹敵する静かさを実現しました。

エクステリアデザインでは、フロントグリルと一体化した薄型のヘッドランプや、新型のVモーションクローム、フロントからリアまで一本の線でつながるキャラクターラインが特徴です。

リアコンビランプも独特で、見る角度によって変わるデザインが楽しめます。

ノートオーラ

先代のノートには「メダリスト」っていう高級グレードがありましたが、今度の「オーラ」がその後継みたいな位置付けです。ただ、メダリストは基本的にノートの見た目をちょっと豪華にしたデザインでしたが、オーラは見た目も性能もかなり進化しています。外板パネルを新しくして、3ナンバー専用のボディにしたり、e-POWERの出力も上げたりしています。

車内の広さはノートと同じで、後部座席も広いから大人4人が乗っても余裕があります。実用性も高くて、そのバランスの良さもポイントですが、一番の魅力はやっぱりe-POWERによる走りです。加速が力強くて滑らかで、急にアクセルを踏んでもスムーズに動きます。高速道路でも1.5リットルクラスの車と同じかそれ以上の加速力ですし、乗り心地もとても落ち着いていて、クラスを超えた質感です。