OTTOCAST NanoとMiniは、車のディスプレイオーディオを進化させる人気モデルです。どちらもスマホの画面を大きな車載モニターに映し出し、動画や地図アプリを快適に利用できるのが魅力ですが、性能や使い勝手には違いがあります。
本記事では両モデルの特徴や違いを詳しく紹介し、自分のカーライフに適したガジェット選びをサポートします。

OTTOCASTとは?
NanoとMiniの位置づけ

車のUSB端子に差し込むだけで、カーナビをまるでスマホやタブレットのように使えるようになる便利な端末があります。それがOTTOCASTシリーズのガジェットです。
具体的には、YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオなどの動画サービスを楽しめるのはもちろん、Appleミュージックを聴きながら歌詞を表示させることも可能です。つまり、カーナビを単なるナビゲーション機器ではなく、エンタメタブレットのように活用できるのです。さらに人気のアプリを自由にインストールできるため、使い方の幅が大きく広がります。
OTTOCAST Nanoは?
- 音声操作でハンズフリー体験ができる
- アプリをインストールして動作できる
OTTOCAST Miniは?
- CarPlay無線化アダプター
- Siriなどによる音声コントロールにも対応
長距離移動の際にYouTubeを利用すると、子どもたちも退屈せずに過ごせるようになります。タブレットなどの製品は機能が多くても動作がもたついてストレスになることが多いのですが、OTTOCASTは違います。処理速度が速く、操作がサクサク動いて快適に使えます。
そして特に注目したいのがNaonoでできる「2画面分割表示機能」です。たとえばYouTubeで動画を流しながらGoogleマップを表示できるので、わざわざ画面を切り替える必要がありません。動画を中断することなく、ルート案内と同時に楽しめるのは大きな魅力だと思います。操作の手間を減らし、移動中をより快適にしてくれる点が素晴らしいポイントです。
OTTOCAST Miniの特徴

安定した接続性能と拡張性

2016年以降に発売された多くの車に標準搭載されている「CarPlay」や「Android Auto」をベースに動くアイテムです。
CarPlay(カープレイ)はAppleが提供する機能で、iPhoneを車とつなげることで地図や音楽アプリを車載ディスプレイで使えるようになります。一方、Android Auto(アンドロイドオート)はGoogleが提供する仕組みで、Androidスマホを同じように車と連携させられます。
これらのシステムは、対応車種であれば基本的に「USBケーブル1本」と「スマホ」だけで手軽に使えるのが魅力です。ただその一方で、「毎回ケーブルをつなぐのが面倒」「YouTubeやNetflixを車内で楽しめない」といったちょっとした不満を感じる方も少なくありません。
そこで登場するのがOTTOCAST製品です。OTTOCASTは、CarPlayやAndroid Autoの“あと一歩足りない部分”を補ってくれる存在。より自由度の高いアプリ利用やワイヤレス化を実現

比較的低価格でワイヤレス化できるアイテム!
動画・音楽再生における快適さ

Ottocast MINIでは、地図アプリでナビを使いながら、その裏で音楽を流すことができます。ドライブ中に道案内を確認しつつ、お気に入りの音楽を楽しめるので便利ですね。
また、YouTube Musicでの再生には対応していますが、通常のYouTube動画を直接流すことはできません。ここは少し注意が必要なポイントです。Ottocast MINI動画再生には対応していないですが、AppleCarPlayのYouTube musicには対応しているので、音楽を流したい方にはぴったりですね。
基本的には「CarPlay」や「Android Auto」をワイヤレス化することに特化したデバイスなので、毎回ケーブルをつながなくてもスムーズにスマホ機能を使えるのが大きな魅力です。ドライブ中の操作性をぐっと快適にしてくれるアイテムです。

有線で毎回接続していると、ダッシュボードがごちゃごちゃなってしまいました。そのような悩みを解決してくれるガジェットですよ。
Miniがおすすめなユーザー層
OTTOCASTの大きな魅力は、CarPlay/Android Autoを完全にワイヤレス化できることです。毎回、車に乗るたびにスマホをケーブルで接続するのが面倒だと感じている方にぴったりのアイテムです。
ワイヤレス化することで得られるメリットも多くあります。ケーブルを抜き差しする必要がないため、コンビニなどでのちょっとした休憩のたびに接続し直す手間がなくなりますし、
配線がダッシュボードに残らないことで車内はスッキリとした印象になります。また、「Hey Siri」や「OK Google」といった音声操作も従来通り利用できるので、ナビの設定や音楽の操作もスムーズに行えます。

配線に困っていたのでこれは嬉しい!しかもNanoよりも低価格!
OTTOCAST Nanoの特徴

コンパクトで扱いやすいサイズ感
OTTOCASTの中でも、コンパクトなサイズになっているので、運転席周りをすっきりさせたい方にもおすすめです。
エアコンの吹き出し口に設置でき、場所を取ることもありません。がっちりと固定しておき、ケーブルも邪魔にならないように配線しておくなら、ウォークスルーになっている前席でも問題ないでしょう。
対応する機能と使い方

OTTOCAST Nanoでは、人気の動画や音楽アプリをはじめ、さまざまなアプリを自由にインストールすることができます。Android13がベースになっていて処理速度が速く、動作もサクサク快適なのでストレスを感じることもありません。操作方法もスマホとほとんど同じ感覚で使えるため、取扱説明書を見なくても直感的に扱えるのも嬉しいポイントです。
さらに特筆すべき機能が二つあります。ひとつは、2つのアプリを同時に画面分割して表示できる点です。たとえばYouTubeで動画を見ながらGoogleマップを利用する場合、わざわざ画面を切り替える必要がなく、動画を中断せずに目的地の確認ができます。これは長時間のドライブでも便利さを実感できる機能です。
もうひとつは、AIアシスタントによる音声操作機能です。アプリの切り替えや音楽の再生・停止、次の曲へのスキップなど、一連の操作を声だけで行うことができます。画面を見続ける必要がないので、運転中でも安心して使えるのは大きな魅力だと思います。

使ってみてもサクサク操作できました!音声操作も魅力的でした!
Nanoがおすすめなユーザー層
ディスプレイオーディオや純正ナビをスマホ化できるのが大きな特徴です。Androidスマホのように、アプリをインストールして活用できます。
OTTOCASTの最上位モデルは、とことんスペックにこだわりたい方にぴったりです。従来のP3を上回る高性能CPUを搭載しており、処理速度や安定感は一段と向上しています。
さらに特徴的なのは、音声操作の使いやすさです。「ヘイ、Nano」と呼びかけるだけで、ナビの目的地設定や動画検索、音楽再生まで完結します。
また、ChatGPTを搭載した会話アシスタントともやり取りができるのも大きな魅力です。ドライブ中にグルメ情報や地域のトピックスを調べたり、ちょっとした雑談を楽しんだりと、まるで同乗者と会話しているような感覚で使えます。
NanoとMiniの違いを徹底比較
本体サイズ・デザインの比較
Nano AI(OTTOCAST Nano)
項目 | 内容 |
タイプ | AI搭載Wi-Fiカーエンタテインメントボックス(CarPlay/Android Auto対応 + Android OSベース) |
ディスプレイ | 1.83インチ表示付き(フル視野角ディスプレイ) |
音声操作 | 英語+日本語対応の音声操作プリセットあり。手を使わず操作可能な“AIコントロール”機能あり |
接続方式 | 無線CarPlay & 無線Android Auto + CloudSIM(Wi-Fi不要な通信環境を自動で管理) |
OS/機能 | Android(Android 13相当)で、アプリや動画(YouTube/Netflix等)使用可能。車載標準UIを超えて多用途に対応 |
ストレージ / RAM | “8GB RAM / 128GB 内部ストレージ” のバージョンあり |
対応車種 | 多くの車でCarPlay/Android Auto有線モデルと互換。車種適合チェック必要 |
Mini(OTTOCAST Mini)
項目 | 内容 |
タイプ | シンプルなワイヤレス化アダプター:既存の有線CarPlay/Android Auto対応車をワイヤレス化 |
通信 | デュアルバンド Wi-Fi(2.4GHz + 5GHz)、Bluetooth併用。高速で安定した接続を目指している |
サイズ・デザイン | 非常にコンパクト(サムドライブサイズ)、USB-AおよびUSB-C変換アダプタ付き |
重量 | 約26g(Mini) |
対応環境 | 2016年以降の有線接続のCarPlay、AndroidAuto、iOS10以上、Android 11以上 |
特長 | 挿すだけでワイヤレスCarPlay/Android Autoに、自動接続・高速起動。設定アプリ不要。動画再生などは不可(CarPlay/Android Auto機能に限定) |
機能面・スペックの比較
OTTOCAST Miniは、有線接続のCarPlayやAndroidAutoをワイヤレス化できるガジェットです。
OTTOCAST Nanoは、本体をスマホ化してアプリをインストールできるのが異なっている部分です。使用しているスマホによってもどちらがおすすめなのか異なります。使用する目的や求める機能によって選択するとよいでしょう。
価格・コスパの違い
OTTOCAST Nanoは、高性能なので価格も高くなっています。より車内を充実させたい方にはぴったりのガジェットです。
OTTOCAST Nanoは約5万円、OTTOCAST Miniは約9,000円で販売されているので、手軽に楽しみたい方はMiniがおすすめ。
OTTOCASTNano/Miniの使い方
OTTOCAST Nano
クラウドSIMのサービスがあるので、購入すると単体で接続できます。
1:まずは本体をエアコンの吹き出し口に設置

2:ケーブルを接続

通信用ケーブルと給電用ケーブルがあります。通信用ケーブルで電力が足りないときは、給電用ケーブルを接続すると本体が起動します。Type-Cの差し込み口には、変換アダプターを使用してください。
3:本体を起動

言語や表示方法を設定します。2回目以降は自動で立ち上がります。ミニスマホとして、単体でインターネットに接続しているのが特徴。
4:インターネットに接続

OTTOCAST Nanoは、ミニスマホとして活用して、ディスプレイオーディオをスクリーンとして活用するイメージです。そのため、単体でインターネットに接続できるので操作も簡単。購入後に初回用1ギガが無料でついています。アプリから追加のギガを購入できます。
OTTOCAST Mini
OTTOCAST Miniは、アダプターのようなデバイス。基本的に接続してペアリングすればそのまま使用できます。
接続方法は以下の通りです。
1:本体をUSBに挿し込むとデバイス名が表示される

2:スマホからデバイス名を探してペアリング

注意Siriがオフになっていると接続できない
3:Siriをオンにする

設定→Apple IntelligenceとSiri
接続完了!
簡単に接続でき、毎回車に乗る度に有線による接続が不要になるのがメリットです。
スマホアプリとの連携手順
OTTOCAST NanoとMiniは、AppleCarPlayとAndroidAutoに対応しています。さらにOTTOCAST Nanoなら、アプリをインストールして活用できます。Android13が搭載されているので対応アプリが多いのも魅力です。
好きなアプリをインストールして活用できるのは魅力。アプリの起動もサクサクできるので、使いたいときに起動しなくてイライラしてしまうこともありません。車のエンジンをかければすぐに使えるので、エンジンを始動させる度に接続するという手間は不要です。
クラウドSIMで本体がインターネットに接続されているので、CarPlayやAndroidAutoで接続するだけでなく、主要なエンタメアプリをNano本体で起動させて楽しめます。
よくあるトラブルと解決方法
OTTOCASTは作動条件に注意が必要です。ソニーナビゲーションには対応していなかったり、三菱自動車の場合には購入前にメールでの連絡が必要です。またBMWには専用のAIBOXが用意されているので、そちらを購入する必要があります。
既述したように通信ケーブルで十分な電力が供給されなかった場合には、給電ケーブルを接続すると起動することもあります。
さらに、購入先にも注意しておきましょう。類似品が販売されていますが、OTTOCASTシリーズを購入するには、国内販売実績No.1のOTTOCAST正規代理店である商人屋(あきんどや)をおすすめします。日本人スタッフによるサポートがついていて安心です。
どちらを選ぶべき?NanoとMiniの選び方

NanoとMiniのどちらが向いているのか、状況別に表にしてみました。
条件 | Nano が向いている | Mini が向いている |
使用目的が動画視聴・多数のアプリ使用含むか | 見る(Nanoは動画・アプリフル対応) | 見ない(Miniは動画不可、CarPlay/AAに限定) |
シンプル操作・予算重視 | キャンペーンや上位価格レンジだが Nano の方が高価傾向 | より手頃で挿すだけで使える、約1万円前後の製品もあり(定価/セール次第) |
音声操作やAI補助がほしいか | はい(Nanoの強み) | いいえ(Miniでは音声コントロールは基本的なCarPlay/AAの範囲内) |
車内のスペース・見た目・配線が気になるか | Nanoは少し大きなボックス型で画面付き、やや存在感あり | Miniは非常に小型でUSBドングルタイプなので“目立たない”物理的負荷が少ない |
対応車種の互換性 | NanoはCloudSIMによる接続補助など先進機能あり車種依存がやや少ない可能性あり | ただしBMWなど一部非対応車種あり(Miniも対応状況確認要) |
エンタメ重視ならNano
エンタメを楽しみたい方ならOTTOCASTNanoがおすすめ。単体にアプリをインストールできるので動画も楽しめます。
使い方の幅が広がるので、同乗者も車内の時間を楽しむためにも、Nanoがよいでしょう。
音楽とナビであればMini
一方で音楽を再生したり、ナビを車載のオーディオディスプレイに表示させる程度で良いという方には、Miniがおすすめ。価格も抑えながら乗車する度の面倒な接続からも解放されるので気楽にスマホが使えます。
まとめ
OTTOCASTのNanoとMiniは、どちらも煩わしい有線接続をワイヤレスにしてくれる便利なガジェットです。毎回有線接続している方にとって、快適な車内空間になること間違いなしなので、ぜひチェックしてみてください。
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