引越しにはレンタカー会社を利用する方法と自分でレンタカーを借りて引っ越しする方法があります。
もし自分でレンタカーを自分で借りる場合、実際にどのようなレンタカーを借りれば良いのか分からない方も中にはいます。
そこで、この記事では引っ越しにおすすめするレンタカーと目的別レンタカーの選び方、人気レンタカー会社について解説します。
後半ではスタッフが実際に軽バンをレンタルして、引越しをした体験談を紹介しているのでぜひ参考にしてください。
引越し用レンタカーを選ぶ際のポイント
引越し用のレンタカーを選ぶ際のポイントは3つあります。
- 荷物が少ない場合は小型バンがおすすめ
- かぐや家電が少ない場合は軽トラック
- 荷物が多い場合には大型ワンボックスカー
それぞれ詳しくみていきましょう。
荷物が少ない場合は小型トラックがおすすめ
引越しする際の荷物が少ない場合には、小型トラックがおすすめです。
冷蔵庫やベットなどの大型家具がなければ、小型トラックで十分引越しが行えます。
小型トラックの見た目はコンパクトな感じがしますが、荷室がフラットになり使いやすく、最大積載量は800kgと十分な荷物を積載可能です。
小型トラックのレンタカー費用も、大型車やミニバンよりも安く、取り回しがしやすい関係上、引越しもスムーズに行えるでしょう。
家具や家電が少ない場合は軽トラック
1人暮らしや単身赴任での引越しなら「軽トラック」をレンタルしましょう。
軽トラックの荷台は、軽バンよりも車高と広さに余裕があります。また、小型の冷蔵庫や洗濯機程度なら、他の荷物と同時に積載することも可能です。
荷下ろしがしやすく、1人が荷台に乗り、もう1人が車の下から荷物を持ち上げれば、大きな荷物でも簡単に積載できるでしょう。
軽トラックを借りる場合には、雨の日の引越しも考慮して、荷物をかぶせる幌をオプション追加でレンタルしましょう。
荷物が多い場合には大型ワンボックスカー
家族での引越しや荷物が多い方には、大型ワンボックスカーのレンタルがおすすめです。
大型ワンボックスカーは、シートをフルフラットにできるため、より多くの段ボールや家電を積載できる安定感があります。
具体的に1DK以上の間取りにお住まいの方は、荷物が多い傾向があるため、2tトラックをレンタルすると安心して引っ越しが行えます。
また、大型レンタカーは、車体が大きいため一度にたくさんの荷物を積載できますが、普通免許でも運転可能です。
レンタカーで引越しする3つのメリット
レンタカーで引越しするメリットは3つあります。
- 業者に依頼するよりも費用を抑えられる
- 自分の予定で引越しができる
- プライバシーが守られる
それぞれのメリットについて、詳しくみていきましょう。
業者に依頼するよりも費用を抑えられる
レンタカーを利用して引越しを行う場合、業者に依頼するよりも費用を安くできるメリットがあります。
もしレンタカー業者に引越しをお願いする場合、荷物の量や引越し先までの運賃、人件費などが必要です。
そのため、荷物が多い引越しほど、引っ越し費用が高くなる傾向があります。
また、距離が遠い引越しほど、移動時間がかかり交代ドライバーも必要です。
引越し業者に依頼するのではなく、自分でレンタカーを借りれば、引越しにかかる費用はレンタカー代のみです。
自分の予定で引越しができる
自分でレンタカーを借りて引越しをする場合、自分の都合の良い日程を調整した上でスケジュールを組み立てられます。
特に引越しシーズンである1月〜3月は多忙な時期となり、自分が希望する日程に合わせて引越しすることは困難な場合が多いでしょう。
また、業者間の人員不足により、荷物を積み始めてから引っ越し先に到着するまでに数日間の時間が必要な可能性も考えられます。
特に引越し予定日まで時間がない方や自分の都合で引っ越ししたい方は、レンタカーを借りて引越しを行いましょう。
プライバシーが守られる
引越し業者のほとんどは、お客様の個人情報を守るために「プライバシーポリシー」をしっかりと定めている企業が多いです。
しかし、プライバシーポリシーがしっかりしていても、自分の自宅に引越し業者が入ることでトラブルが発生するリスクはゼロではありません。
中には、他人が自分の自宅に足を踏み入れることに抵抗を感じる方もいるでしょう。
自分でレンタカーを借りて引越しすれば、予期せぬトラブルやプライバシーを守ることができます。
レンタカーで引越しする3つのデメリット
レンタカーで引越しするデメリットは3つあります。
- 車の運転は自分でするしかない
- 荷物を運搬する負担がかかる
- 荷物が破損した場合の保証制度がない
1つ1つのデメリットについて、詳しく解説していきます。
車の運転は自分でするしかない
レンタカーを借りて引越しする場合、当然荷物の積み下ろしや引越し先までの運転は全て自分で行う必要があります。
どんなに運転に慣れている方でも、土地勘のない場所に引越しすれば、慣れない道に戸惑う方も中にはいるでしょう。
また、運転に慣れていない初心者ドライバーの方は運転に特に注意する必要もあります。選択するレンタカーも家具や家電を積載する関係上、サイズ感のある車を選ぶ必要も考えられます。
単身赴任での引越しならともかく、家族の人数が多い移動の場合、普通免許で大型車の運転ができない可能性も考えられます。
そのため、普通免許しか所有していない方が、大型車を使用して行う引越しは手間と労力が必要になる行動といえるでしょう。
荷物を運搬する負担がかかる
レンタカーを自分で借りて引越しする方の中でも、荷物の運搬に苦戦する方が多い傾向があります。
荷物が多いほど、1回の移動だけでは積み込めず、結果的に引越し先を何度も行き来する手間がかかります。
特に2階以上の物件への引越しは、荷物を持ちながら階段を登る労力が必要です。
大きな荷物を無理に持ち上げて運搬するほど、体への負担が大きくなります。
最悪の場合、ヘルニアや腰痛に悩まされる可能性も考えられるでしょう。
もし自分でレンタカーを借りて引越しする場合には、数人の友人に引越しを依頼してみることもおすすめです。
荷物が破損した場合の保証制度がない
自分でレンタカーを借りる場合、仮に荷物が破損した場合の保証制度はありません。
ベッドやテーブルなどの大型家具を運搬中に、物件の壁に傷をつけてしまい、修理費用を請求されるリスクも考えられます。
また、うっかり大切な食器を落としてしまう可能性も多くあります。
レンタカーを借りて引越し費用を抑えましたが、荷物や物件の破損によって余計な出費が増える危険性も考えておきましょう。
レンタカーを利用して引越しする具体的な4つの手順
レンタカーを利用して引越しする具体的な手順は、以下4つのステップです。
- 手順1:引越し日程を決める
- 手順2:引越しを手伝ってくれる人を探す
- 手順3:レンタカーの車種を決めて予約する
それぞれの引越し手順について、詳しく解説します。
引越し日程を決める
レンタカーを利用する場合、まずは引越しの日程を決めることから始めます。
不動産会社や管理会社に確実に入居可能な日程を確認した上で、退去日程を決めましょう。
入居可能日よりも前に退去すると、入居日までの荷物の置き場に困ります。また、1人で引越しを行う場合、予定通りに荷物を運び込めない可能性も考えられます。
場合によっては、運搬に手間がかかり、退去日までに荷物の搬出が間に合わない可能性も多くあります。
荷造りはレンタカーの手配を行う前に、ある程度完了しておくことをおすすめします。
荷物の量やサイズを確認する
レンタカーの借りる日程が確定した後は、引越しで運搬する荷物の量を確認します。
荷物の量を正確に把握しておかないと、手配したレンタカーに全ての荷物が積載できない可能性も考えられるからです。
引越し当日に慌てると返って大きなトラブルが発生する可能性も考えられます。
日用品類や引越し前日まで使用する物は、あらかじめ段ボール何箱分になりそうなのかを把握しておきましょう。
ベッドやテーブルなど、分解することが困難な家具については、あらかじめサイズを測っておくことも、引越し当日にスムーズに作業を行うポイントの1つです。
引越しを手伝ってくれる人を探す
家具がコンパクトかつ荷物が少ない場合には、自分1人で作業を行えます。逆に荷物が多い場合には、引っ越しを手伝ってくれる人を探しましょう。
特にベッドなどの家具や大型家電を運搬する場合、自分1人では引越しを完了させることが難しいです。
無理をすると怪我したり、運搬中に物件に傷をつけてしまう可能性も考えられます。
引越し日程が決定した後は、助っ人になってくれそうな友人や家族に連絡をとりましょう。どうしても人が集まらない場合には「便利屋」という有料サービスを利用することをおすすめします。
レンタカーの車種を決めて予約する
引越し日時と引越しを手伝ってくれる人が見つかった後は、日時に合わせて使用するレンタカーの車種を決めて予約します。
特に土日や連休中はレンタカーの予約が埋まりやすい傾向があり、なるべく早いタイミングで予約を入れることは重要です。
選択する車種は、運搬予定の段ボールのサイズや数、荷物の多さに合わせて選択することがおすすめです。
実際にスタッフが引越ししてみました!
3時間1980円でエブリイをレンタルしました。
ATの軽自動車なので、女性の私でも簡単に運転できます。
むしろボンネットが短いので、いつも乗っている軽自動車よりも前方視界は良いです。
引越しで積んだものは、こたつ机やランドリーかご、ダンボール5箱、プラスチック衣装ケースです。二往復目では、ソファとデスク、チェア、姿鏡など大きめの家具でしたが問題なく積むことができました。間に洋服を入れた袋を入れるとクッションになります。
荷物多めの引越しでしたが、エブリイバンなので新居入り口すぐに停めても邪魔にならず小回りもきくので便利でした!さらに引っ越し代も約5万以上は浮きました。浮いたお金で新居の家具を購入できたので、なるべく引越し費用はレンタルして自分たちでやることをおすすめします!
引越し用レンタカーでおすすめする車種【3選】
引越し用におすすめするレンタカーが3つあります。
- スズキ エブリイ
- 日産 NT100クリッパー
- トヨタ ハイエース
おすすめの車種について詳しく解説していきます。
スズキ エブリイ
引越し用のおすすめ車種1つ目は、スズキ エブリイです。
スズキ エブリイは荷室サイズが軽キャブクラスの中でトップクラスの広さを誇ります。
広々とした室内空間
エブリイは2名乗車の場合、荷室長さ1,910mm、荷室幅1,385mm、荷室高1,240mmのゆとりのある広い室内空間を実現しています。
リアゲートや後席の開口部も広く、荷室床面の地上高は650mmと低床で荷物の積み下ろしが簡単です。
引越しの際にも、段ボールが中箱17個、大箱15個ほど積載可能です。単身赴任や1人暮らしの引っ越しにおすすめする車種になります。
【貨物バン・ワゴン】
料金差別 | 3時間まで | 6時間まで | 12時間まで | 24時間まで | 以後1日ごと | 超過1時間ごと |
通常料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 | 4,980円 | 4,280円 | 800円 |
ハイシーズン料金 | 2,480円 | 3,480円 | 4,480円 | 5,480円 | 4,280円 | 800円 |
日産 NT100クリッパー
引越し用のおすすめ車種2つ目は、日産 NT100クリッパーです。
NT100クリッパーは、作業がしやすさを重視した荷台と、広々としたゆとりのあるキャビンスペースを合わせ持つ軽トラックです。
NT100クリッパーの荷室空間
NT100クリッパーの荷室寸法は、荷台長が1,940mm、荷台幅1,410mmと十分な広さとフラットな荷台を効率的に使用できる扱いやすさに魅力があります。
さらに荷台には、トリイやロープフック、平シート用フックが装備されており、積荷を固定して安定感のある運搬をサポートしてくれます。
走行性能も高く小回りの効きやすさも抜群で、狭い道でも運転に支障が出る心配はありません。
【貨物 軽トラック】
料金差別 | 3時間まで | 6時間まで | 12時間まで | 24時間まで | 以後1日ごと | 超過1時間ごと |
通常料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 | 4,980円 | 4,280円 | 800円 |
ハイシーズン料金 | 2,480円 | 3,480円 | 4,480円 | 5,480円 | 4,280円 | 800円 |
トヨタ ハイエース
引越し用におすすめする車種3つ目は、トヨタ ハイエースです。
ハイエースは国内車の中でトップクラスの乗車人数を確保できる大型バンになります。
ハイエースの荷室空間
ハイエースの荷室寸法は、荷室長3,000mm、荷室幅1,520mmと広々とした室内スペースを確保しています。
そのため、小型の冷蔵庫や洗濯機程度であれば簡単に積載可能でしょう。
床下から車までも地上高も低床であり、荷物の積み下ろし作業もスムーズに行える魅力があります。
リアバンパーには、標準装備で大型樹脂製ステップが搭載されています。
【ハイエースバン(5人乗り)】
料金差別 | 3時間まで | 6時間まで | 12時間まで | 24時間まで | 以後1日ごと | 超過1時間ごと |
通常料金 | 9,900円 | 9,900円 | 12,800円 | 14,900円 | 12,000円 | 1,800円 |
ハイシーズン料金 | 10,900円 | 10,900円 | 13,800円 | 15,900円 | 12,000円 | 1,800円 |
引越しでおすすめするレンタカー会社
引越しの際におすすめするレンタカー会社が3社あります。
- カルノリレンタカー
- ニッポンレンタカー
- エコレンタカー
それぞれのおすすめレンタカーについて詳しく解説していきます。
カルノリレンタカー
引越しの際におすすめするレンタカー会社1つ目は、カルノリレンタカーです。
カルノリレンタカーは、圧倒的な安さと万が一の保険や保証代込みの金額設定になっています。そのため、別料金で代金を追加請求される心配もありません。
また、軽バンからミニバンサイズまで幅広い車種のレンタルも可能です。
引越し代をなるべく安くしたい方や1人で引っ越ししたい方におすすめのレンタカー会社になります。
ニッポンレンタカー
引越しの際におすすめするレンタカー会社2つ目は、ニッポンレンタカーです。
ニッポンレンタカーは、大手レンタカー会社の1つであり、全国各地に多数の店舗があり、車を返却する場合には、引っ越し先から近い店舗に返却するだけです。
営業時間も朝7時から夜21時まで営業しており、営業時間を気にすることなく、レンタカーを利用できます。
朝早くから引越し作業をしたい方や利便性を重視する方におすすめするレンタカー会社になります。
エコレンタカー
引越し用レンタカー会社として3つ目におすすめするのが「エコレンタカー」です。
エコレンタカーは、軽届出済未使用車専門店である「カミタケモータース」が親会社となり、運営するレンタカーサービスになります。
未使用車を大量に仕入れて販売しているため、貸出するレンタカーも新型車種になる特徴もあります。
費用も短時間の貸出で980円から利用可能であり、レンタカーをお得な条件で借りれます。選べる車種も軽バンからミニバンまで幅広い車種を用意しています。
引越し費用をなるべく安くしたい方におすすめするレンタカー会社です。
枚方近郊でレンタカーならエコレンタカーへ
枚方近郊で引越しするなら、エコレンタカーが最もおすすめです。
エコレンタカーは、弊社カミタケモモータースが親会社として運営するレンタカーサービスであり、軽バンからミニバンまで幅広い車種をレンタルできます。
未使用車を大量に仕入れて販売しているため、貸出するレンタカーは全て新型車種になる魅力もあります。
もし、軽自動車を6時間レンタルする場合には、2,480円から貸出可能であり、他社と比較してお得感もあるでしょう。
【車種別料金例】
車種 | 6時間 | 12時間 | 24時間 |
軽自動車 | 2,480円 | 3,980円 | 4,980円 |
コンパクトカー | 5,000円 | 5,500円 | 6,500円 |
ミニバン | 6,500円 | 8,300円 | 9,800円 |
免責保険も800円から付帯可能であり、万が一の事故時でもご安心ください。
様々なオプションも用意されているため、少しでも気になる方は「エコレンタカー」の情報をぜひ確認してみてください。
引越しレンタカーでよくある質問
引越し用のレンタカーについてよくある質問を以下にまとめました。
- 引越し用のレンタカーはどんな車種を借りれば良いの?
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引越し用レンタカーは荷物の量や目的別に車種を選択する必要があります。
具体的には、1人暮らしや単身赴任の引越し時には、軽トラックや軽キャブがおすすめです。
一方、荷物が多い場合や家族での引越し時にはミニバンや大型バンのレンタルをおすすめします。
- 引越し用レンタカーを借りる手順は?
-
引越し用のレンタカーを借りる具体的な手順は以下4つの手順です。
- 引越し日時を決める
- 荷物の量やサイズを確認する
- 引越しを手伝ってくれる人を探す
- レンタカーの車種を決めて予約する
4つの手順の中でも、前もって荷物の量を把握できるものはなるべく早いタイミングで確認しましょう。