【2025年最新】シートカバーおすすめランキング|選び方ガイド

シートカバー

愛車の車内の汚れを防止するために、また見た目の雰囲気を変えるためにシートカバーを装着する方がおられます。

本来そのグレードにはない本革風のシートにしたり、防水性のある素材のカバーを装着したりできます。この記事では、おすすめのシートカバーや選び方を解説します。

目次

シートカバーをおすすめする理由

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画像引用元:ムーヴ |ダイハツ

シートの汚れ・傷防止に役立つ

シートカバーのお手入れを始める前に、まず「そもそもなぜ汚れるのか?」という原因を把握しておくことが大事です。どれだけ気をつけて運転していても、ドライブや旅行が多かったり、ファミリーカーで家族や友人を乗せたりしていると、気付かないうちにシートカバーに汚れがついてしまいます。

典型的な例でいうと、「車内での飲食」です。ポテチのカスなんかは細かいからシートの溝に入り込みやすいですし、ドリンクをちょっとでもこぼすと染みになって残ります。さらに雨の日や雪の日は要注意で、靴に泥や水が付いていて、それが座るときや乗り降りのときに飛び散ってシートに付着してしまうこともあります。

喫煙をする方は煙の臭いがシートカバーに染みついて取れにくくなってしまいます。消臭スプレー程度ではなかなか落ちない頑固な臭いになります。そして意外と見落としがちなのが「衣類による色移り」です。ジーンズやジャケットのインディゴ染料は、摩擦でカバーに移ります。しかも一度付いたらなかなか落ちないので厄介です。

忘れてはいけないのが「汗」です。夏場はシートが汗を吸い込んで、シミや臭いの原因になることがあります。つまり、飲食・泥汚れ・喫煙・衣類・汗といった具合に、汚れの原因って複数あって、それぞれ対処法も違うのです。

こうした汚れや傷の防止になるのが、シートカバーです。装着しておくことで、車内の汚れを軽減できます。

車内の印象をおしゃれに変えられる

シートカバーを購入するなら、やはり「デザイン性」にもこだわりたいところです。シンプルで落ち着いたタイプを好む方もいれば、車内の雰囲気や自分の個性に合わせて素材や色味までトータルでカスタマイズしたい方もいらっしゃいます。最近のシートカバーは本当にデザインの幅が広がっていて、「自分の感性にピッタリだ!」というものが必ず見つかるはずです。

まず大事なのは、シートカバーの色を「車内のカラーパレット」と合わせることです。内装やダッシュボード、インテリアトリムの色と調和させると、全体がスッキリまとまってスタイリッシュな印象になるんです。多くの車は黒基調の内装が多いですが、実はアクセントとして入っている差し色と合わせると一気に雰囲気が変わります。

もう一つ忘れてはいけないのが「素材とデザインの相性」です。レザーやPVC素材ならクラシックで高級感のあるデザインが映えますし、ファブリック系ならカジュアルでカラフルなデザインがよく合います。

こうした雰囲気は、元々のグレードにはないものかもしれません。シートカバーを装着すると、自分の好みや車内に合ったものを装着できます。またシートは内装でも目に付く部分なので、おしゃれな雰囲気に変化させられます。

中古車の見た目改善にも効果あり

シートカバーは「ただの汚れ防止アイテム」ではなく、車内の雰囲気を一気に変えるカスタムパーツです。色やデザインを変えるだけで印象がガラッと変わります。自分好みの空間に仕上げると、毎日の通勤でもドライブでも気分が上がりますし、「座るのが楽しみな車内」になります。

中古車の場合には、内装に汚れが残っていることもあるでしょう。傷が気になることもあります。しかしシートカバーを装着してしまうと、それらが見えなくなる場合もあります。

古いデザインと感じられる場合でもシートカバーを装着すると見た目が改善されることもあるでしょう。

シートカバーの選び方ポイント

ZR-Vシート構造

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト

素材(レザー・ファブリック・防水タイプ)の違い

シートカバー選びで汚れたらすぐ洗えるやつが欲しいなら、まずはファブリック素材を推したいです。綿とかポリエステル系が多いですが、なかには家庭用の洗濯機で丸ごと洗えるタイプもあり、お子さんが食べこぼしたり、アウトドア帰りで泥が付いたりするシーンで重宝します。

布系は通気性が高いので、夏場のベタつきも少ないですし、肌触りも自然で気持ちいいものが多いです。デザインのバリエーションも豊富で、キャラクター柄やポップなデザインまで揃っているので、インテリア的に遊び心を出したい人にもおすすめです。もちろん撥水・防水加工がされているタイプなら、飲み物をこぼしてもサッと拭けるので実用性も抜群です。

次にもっとラクに掃除したい方には合成皮革、いわゆるPVCレザーやPUレザーですね。強みはとにかく水や汚れに強いことです。コーヒーなどをこぼしても、ウェットティッシュで拭けばすぐキレイになります。

布みたいに外して洗う手間がないので、手軽さでいえば最強クラス。ただし通気性が低めで、夏は蒸れやすいし、長期間使うと劣化してヒビ割れたりするのが弱点です。とはいえ光沢感があって「革っぽい高級感」を演出できますし、本革に比べたら安いので、気分で付け替えながら楽しむのもアリです。

「いや、どうせなら一生モノが欲しい!」っていうこだわり派なら本革一択です。本革は使えば使うほどツヤが増して“味”が出ます。経年変化を楽しみながら自分だけの質感になっていくので、車内カスタムを格上げしたい人には最高の選択肢です。ただし水や汚れには弱いので、シミ対策は必須。専用コーティング剤やクリーナーでケアするのが前提になります。それでも多少のスレや傷すら「味」として楽しめるのが本革の強みです。

最後にアウトドア派や釣り好き、サーファーの人におすすめなのがネオプレーン。ウェットスーツと同じ素材なので、防水性は折り紙つき。濡れたまま座ってもシートをガードしてくれるので、海や川遊びの帰りにめちゃくちゃ便利なんです。伸縮性や保温性もあって耐久性は高いんですが、通気性は低めなので、長時間乗ると蒸れることもあります。そこでおすすめは“掛けるだけの簡易カバー”タイプ。アウトドアのときだけサッと装着できるので、シーンに合わせて使い分けるのがベストです。

車種専用タイプと汎用タイプの特徴

シートの汚れを防ぐのが目的なら、まず手軽に使える汎用タイプのシートカバーがおすすめです。普通車から軽自動車まで幅広い車種に対応しているので、買うときに「うちの車に合うかな?」と悩みにくいです。しかも車種専用カバーと比べると圧倒的に安くて、取り付けもシンプル。「とりあえず汚れ対策しておきたい」とか「汚れたらサッと外して洗いたい」という人にはピッタリです。

しかも汎用タイプは素材の選択肢も幅広いです。レザー調で高級感を出せますし、ファブリックで通気性を確保するのもよいでしょう。取り付け方法もシートにサッとかける簡単タイプから、座面から背もたれまで全部覆うしっかりタイプまで多彩です。ただし、どうしてもフィット感は専用品に劣る場合があるので、サイズの確認だけは絶対に怠らない方がよいですね。

せっかくなら車内をおしゃれにカスタムしたい方は、車種専用カバーがおすすめ。シートの型取りを車種ごとにしているから、純正シートにピタッとハマってズレにくくなります。さらにステッチのカラーを変えてアクセントをつけたり、パンチング加工でスポーティに仕上げたりと、デザインの遊び幅が広いのもポイントです。ヘッドレストやアームレストまで専用カバーがそろう車種なら、内装全体に統一感が出て一気に“ワンランク上の空間”になります。

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2025年最新!シートカバーおすすめ

高級感重視におすすめのブランド

Clazzio(クラッツィオ)

シートカバー

画像引用元: 車のシートカバーとフロアマットならClazzio(クラッツィオ)

雰囲気の異なるシートカバーが展開されているので、高級感のあるものを選択できます。またおしゃれな色合いのカバーやスポーティーな色合いも設定されています。予算や好みの雰囲気に合わせたシートカバーを選択できます。

https://www.11i.co.jp/product/seatcover_index.html

Bellezza(ベレッツァ)

シートカバー

画像引用元:N-BOXのリミテッドモデル

車種専用で高級感のあるデザインになっています。好みの色合いやシートの模様が選択できるので、車の雰囲気や好みのカスタムスタイルに合わせやすいでしょう。

https://www.bellezza-cs.com/category-seatcover

コスパ重視で人気のモデル

ボンフォーム(BONFORM)

シンプルで購入しやすいシートカバーになっています。まずは汚れを防止したい方でも購入しやすい価格帯です。

https://amzn.asia/d/bKjQbou

ファミリーカー向けの防水モデル

SHIMAKYO

汚れが付着しにくい素材が採用されているシートカバー。簡易的ではありますが、それでもファブリック素材に汚れが付くよりもメンテナンスしやすいでしょう。

https://amzn.asia/d/3woGQUj

軽自動車・コンパクトカーにおすすめのシートカバー

ボンフォーム (BONFORM) シートカバー カラードカバー 軽フロントベンチ用

軽自動車によくあるベンチシートに対応したシートカバーです。装着しやすい形状になっています。

https://amzn.asia/d/8dQzO5H

ココトリコ(cocotorico)【伸びるシートカバー(左右独立型タイプ)】

伸縮性があるので、シートの形状に合わせて装着しやすいものです。取り付けに自信がない方でも装着しやすいでしょう。

https://amzn.asia/d/dATSpVX

シートカバー取り付け方法と注意点

初心者でもできる取り付け手順

シートカバーを取り付けるときに一番やってはいけないのが、いきなりかぶせちゃうことです。というのも、パッと見きれいでもシートの繊維の奥にはホコリとか細かい砂粒が入り込んでいて、そのまま残っているとカバーの裏で擦れて摩耗したり、最悪カビの温床になってしまうからです。まずは掃除機でゴミを吸い取るか、固く絞ったタオルで水拭きしてからしっかり乾かすのが鉄則です。

ヘッドレストとアームレストの取り外しは意外と重要です

続いて、ヘッドレストを外す作業に入ります。多くの車種は根元にポチッと押すボタンやレバーがあるので、それを押しながら上に引き抜けばスルッと抜けます。無理やり力を入れると、ガイドバーに傷がついて見た目が悪くなりますので要注意です。

アームレストも同じく事前に外します。付け根に樹脂のカバーがはまっていて、その奥にボルトやネジが隠れているパターンが多いです。マイナスドライバーでカバーをこじ開けると外せるので、あとはボルトを緩めれば簡単に取れます。ただし一体型のタイプはそもそも外せないので、その場合はカバーの仕様を確認しましょう。

シートカバー本体をかぶせるときの“職人ワザ”

シートカバーは、だいたい背もたれから装着する設計になっています。ここでポイントになるのは「ステッチ(縫い目)とシート形状を合わせること」です。ズレているとシワやたるみの原因になって、安っぽく見えてしまいます。上から被せるときに、ヘッドレスト用の穴にきちんと通すことも忘れないでください。

次に座面です。座面の下には固定用のベルトやマジックテープが通るスペースがあることが多いので、説明書に従ってきっちり通して固定します。ここで適当にやると、座っているうちにズレて、毎回座り直す羽目になるので、しっかりやった方が長持ちします。

最後に全体を均等に引っ張って、特にカーブ部分や縫い目周辺のシワを伸ばしてフィットさせるのがコツです。製品によってはフックやゴムバンドも付属しているので、全部駆使して密着度を高めてください。

ヘッドレスト・アームレストカバーの装着も手を抜かない

シート本体が終わったら、ヘッドレストカバーを取り付けます。裏返して差し込むように装着し、縫い目やタグで上下を確認します。ヘッドレストの角は特にシワが寄りやすいので、丁寧に伸ばしてフィットさせると仕上がりがきれいです。

アームレストカバーは、均等に引っ張って隙間なく装着するのがポイントです。ちょっとしたたるみでも肘を置いたときにヨレを感じるので、ここも妥協しない方がいいです。

最後の組み戻しで完成度が決まる

ヘッドレストはシート上部の穴に差し込み、カチッと音がするまで押し込みます。アームレストは外したときの逆の手順でボルトを締めれば元通りです。ここで「まあいいか」と中途半端に戻すと走行中にガタついたりするので、最後まで気を抜かないことが大事です。

取り付け前に確認しておくべきこと

エアバッグが装着されている車の場合は、シートカバーに対応しているか確認しておきましょう。シートにエアバッグがあるなら、シートカバーを付けてしまうとエアバッグが展開できないことも考えられます。

エアバッグに対応したシートカバーは、エアバッグ部分が作動する強度になっているので、繊細な作りになっている場合もあるでしょう。装着の際には、十分注意するのがおすすめです。

またシートカバーを装着したまま車検を通す場合には、難燃性であることを示すタグなどが必要です。車内で火災が起きたときに燃え広がるのを防ぐ目的となっています。購入時に証明書が同封されている可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

まとめ

シートカバーは価格帯もデザインも幅広いものがたくさんあります。車のデザインや好みのスタイルに合わせて、また予算に合わせて選択すると満足したカーライフを送れるでしょう。シートのデザインを変更するだけでも、車の雰囲気がガラッと変わります。ぜひお気に入りのシートカバーを見つけてみてください。

シートカバーに関するよくある質問

シートカバーはどんな人におすすめ?

車の雰囲気を変えたい方や汚れを防止したいという実用性を求める方にもおすすめです。中古車を購入するなど、汚れを隠しておきたい方にもおすすめできます。

シートカバーにはどんな素材がある?

ファブリックのものや合成皮革など、好みのスタイルに合わせた素材を選択できます。素材が異なるだけでも、雰囲気が変わります。愛車に合ったものを選択しましょう。

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