新型セレナとヴォクシーの徹底比較!ファミリーカーとして乗るならどっち?

ミニバンはファミリーカーとして人気がある車種です。広々とした車内と使い勝手のよいシートアレンジが特徴となるジャンルです。

日産のセレナとトヨタのヴォクシーは、メーカーが異なる人気車種となっており、どちらを購入するのか迷っている方も多いでしょう。特に新型セレナが発売されてから、どちらも魅力的になりました。そこでこの記事では、セレナとヴォクシーを徹底比較していきます。

目次

新型セレナと新型ヴォクシー

新型セレナは2022年11月に発売を開始、そしてトヨタのヴォクシーは2022年1月に発売を開始しています。

新型セレナ

セレナ

画像引用元:日産

新型セレナは基本的に先代モデルから正常進化したモデルといえます。先代と同様のプラットフォームが使用されていますし、パワートレインは従来のものからパワーアップしたものを搭載しています。

エクステリアが先代から変わり、縦型に3段に並んだヘッドライトを採用するなど、新しい意匠を採用しているのが特徴です。

上級グレードの「LUXION(ルキシオン)」が設定されており、ワンクラス上の質感を与える内装で、高級感を求める方にもぴったりの選択肢があります。 

新型ヴォクシー

ヴォクシー HYBRID S-Z

画像引用元:トヨタ

2022年1月に8年ぶりにフルモデルチェンジしたヴォクシーは、インパクトのあるエクステリアデザインになりました。 

家族のクルマとして使いやすいパッケージはそのままで、TNGAプラットフォーム(GA-C)を採用して走りを向上させたり、最新の運転支援機能を採用するなど、機能面も向上させています。

ヴォクシーは全車エアロタイプの外観デザインになっており、トレンドの「オラオラ顔」です。

セレナとヴォクシーの違いは?

日産のセレナとトヨタのヴォクシーでは様々な違いがありますが、その違いの概要をまとめてみましょう。

各見出しで詳細を解説していますが、購入する前に検討しておきたい違いがあります。

セレナは標準モデルでは5ナンバーサイズも選択できます。ハイウェイスターになると3ナンバーサイズです。

一方でヴォクシーはエアロタイプのモデルとなっており、全車3ナンバーサイズとなっています。

セレナは日産のシリーズハイブリッドのe-POWERヴォクシーは1.8Lのハイブリッドシステムが搭載されるグレードがあります。

セレナにはハイブリッドの4WDモデルが設定されていませんが、ヴォクシーは電気式4WDのE-Fourも設定されているという違いがあります。

下の見出しからさらに詳しくご紹介しましょう。

ボディサイズの比較

セレナとヴォクシーのボディサイズの比較をしてみましょう。

ボディサイズと室内寸法は以下の通りです。

セレナとヴォクシーのサイズ一覧表

セレナ4,690mm×1,695mm×1,870mm
セレナハイウェイスター4,765mm×1,715mm×1,870mm
ヴォクシー4,695mm×1,730mm×1,895mm

室内寸法

セレナヴォクシー
室内長3,145mm2,805mm
室内幅1,545mm1,470mm
室内高1,400mm1,405mm

セレナとヴォクシーのボディサイズ比較してみると、標準モデルの場合、セレナよりもヴォクシーの方が全幅が35mm大きくなっています。

セレナのハイウェイスターの場合には全幅の差が少なくなっており、全長は70mmセレナの方が長くなります。

一方で室内寸法を比較すると、セレナの方が圧倒的に大きくなるのが特徴です。セレナは新型モデルになっても、標準モデルは5ナンバーサイズを維持しています。

ヴォクシーの最小回転半径は5.5m、セレナの最小回転半径は5.7mとヴォクシーの方が小回りがききます。駐車スペースや街乗りで通ることが多い道幅によっては、5ナンバーサイズが有利なこともあるでしょう。

しかし取り回しはヴォクシーの方がすぐ優れているため、体感としての大きな違いはなさそうです。使用する環境によって選択するとよいでしょう。 

デザインの比較

新型セレナのフロントフェイスは4連LEDヘッドライトを採用しており、先進感が強まったデザインになりました。日産のVモーショングリルが採用されているのはもちろんですが、そのデザインにヘッドライトが組み込まれているのは新しい印象を与えます。

セレナ

画像引用元:日産

これまでのセレナのデザインはそれほど押し出し感が強いものではなかったため、新型セレナの比較的落ち着いたデザインになりました。

押し出し感のあるデザインを好む方は、エアロが装着されているハイウェイスターを選択できるので、デザインの好みに合わせて選択できます。

ヴォクシー

画像引用元:トヨタ

一方のヴォクシーのフロントフェイスは流行している「オラオラ顔」です。押し出しが強く大きなグリルが存在感をアピールしています。

中央はルーバー状のグリル、そしてサイドにはひし形が並んでいます。「先鋭的、独創的」というキャッチフレーズにふさわしいフロントフェイスです。

内装の比較

内装の比較をしてみましょう。 

セレナ

新型セレナには、グレード別設定で12.3インチワイドディスプレイを採用しています。NissanConnectナビゲーションシステムに対応しており、画面を3分割して複数の情報を同時に知ることができます。横に長いディスプレイで、先進感を与えるインテリアデザインです。 

液晶のメーターとカーナビ画面が並んでおり、その下にはエアコンの操作ができる液晶タッチパネルがあります。先進感があり、すっきりとした印象を与えるデザインです。

セレナ内装

画像引用元:日産

押しボタン式のATスイッチになっているので、見たときの印象が先代モデルから大きく変化しています。

セレナの運転席からの視界も広々としています。水平基調がベースになっているインパネです。Aピラーの部分も三角窓形状で、死角を少なくしているため安全に運転できるでしょう。 

ヴォクシー

一方のヴォクシーに採用されているのは、10.5インチのディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)、もしくはディスプレイオーディオです。

ヴォクシー 内装

画像引用元:トヨタ

画面のサイズではセレナの方が大きくなっていますが、ヴォクシーのナビ画面も大画面になっており見やすくなっています。 

ヴォクシーはフロントのAピラーがスリム化されているため、運転席からの死角が少なくなっています。三角窓があり通常の車では死角になりやすい部分を減少させているのが特徴です。ドライバーが運転しやすい環境を提供しています。 

シートの座り心地・アレンジで比較

ミニバンで重要な考慮要素であるシートアレンジでは、室内長ではセレナの方が3,145mmとヴォクシーよりも長くなっています。

セレナ シートアレンジ
 セレナ

画像引用元:日産

セカンドシートは、ロングスライドさせると大人が足を伸ばせるほど広々しています。横スライドさせた時のスライド量は最大690mmです。

また3列目シートもスライド機構が採用されていたり、厚みのあるクッションで快適に乗車しやすくなっています。3列目シートからボタンを押すとスライドドアを開閉できるのも便利です。

ヴォクシー
ヴォクシー

画像引用元:トヨタ

ヴォクシーは7人乗りと8人乗りでシートアレンジが少し異なります。7人乗り仕様ではストレート超ロングスライドでスライド量が745mmです。8人乗り仕様でも705mm調整できます。

セレナよりも足元空間が広くなっているため、足元を広く使いたい場合にはヴォクシーが魅力的になるかもしれません。

セレナとヴォクシーを比較してみると、2列目シートのスライド量ではヴォクシーが上回ります。しかし3列目シートの使い勝手を比較するなら、スライド機構があるセレナに軍配が上がります。

どちらも人気のミニバンなので、シートの座り心地やシートアレンジが豊富になっていますが単純に室内空間の広さであればセレナが有利。シートアレンジでは車種によって一長一短なので互角といえるでしょう。

荷室・収納で比較

セレナ

セレナ

画像引用元:日産

セレナの荷室はミニバンクラスNo1の広さとなっています。※2022年11月時点での1.2L~20Lクラスのミニバン(日産調べ)

26インチの自転車もそのまま積載できますし、セカンドシートをスライドさせると前輪を固定して安定したまま走行できます。

セレナ

画像引用元:日産

3列目シートを格納していない状態でもクーラーボックスを2つ収納できるスペースがあります。9.5インチのゴルフバッグも4つ立てて積載できるほどのスペースが確保されているので、買い物やアウトドアでも安心です。

セレナ

画像引用元:日産

小物はラゲッジアンダーボックスに収納しておけますし、ディーラーオプションのラゲッジアンダーボックストレイであれば取り外して水洗いできるので、汚れたものも収納できます。

セレナの3列目シートの格納方法は左右に跳ね上げ式となっています。荷室側からレバーを引き跳ね上げる形で格納できるので、女性でも問題なく操作可能です。

セレナの大きな特徴は、デュアルバックドアを装備していることです。大きなバックドアに小さなドアが設置されているため、駐車スペースが狭いところでも荷物の出し入れが容易になります。

ヴォクシー

ヴォクシー

ヴォクシーのラゲージスペースはバックドアの開口口が広くなっているため、荷物の出し入れがしやすいのが特徴です。3列目シートを格納するとスペースが広くなり、1,100mmの幅で大きな荷物も積載しやすくなります。

ヴォクシー
パワーバックドアのスイッチ

また2WD車の場合の荷室高は500mmなので、重い荷物も持ち上げやすい数値です。現行のヴォクシーからバックドアはパワーバックドアが採用されており、トヨタ車として初めてバックドアの開閉スイッチが車両側面に設置されました。

手動で途中の位置でドアの開閉を保持できるフリーストップバックドアも搭載されているため、スペースに合わせてバックドアの開閉がしやすくなりました。

セレナとヴォクシーを比較してみると、どちらの車種でも狭い駐車スペースでドアの開閉ができるように工夫されています。 

しかし、バックドアの開閉を電動で行いたい場合にはパワーバックドアが搭載できるヴォクシーの方が有利でしょう。

安全装備で比較

ヴォクシー 安全装備

画像引用元:トヨタ

セレナにはプロパイロット2.0を搭載できますし、ヴォクシーにはToyota Safety Senseが搭載されています。

セレナにも充実した安全装備が搭載されていますが、より安全性を重視するのであればヴォクシーの方が有利といえるでしょう。

たとえば「交差点」右折時の対向直進車や横断歩行者・自転車運転者検知機能が搭載されており、ミリ波レーダーと単眼カメラで検出し警告します。死角になってしまった部分での衝突を回避・被害軽減をサポートする機能です。

また、交差点に進入する際に出会い頭での衝突を回避したり、被害を軽減するためにミリ波レーダーと単眼カメラで検出してくれます。 

セレナにもインテリジェントアラウンドビューモニターがグレード別設定されているので、上空から見下ろしているかのように周囲を確認できます。

ヴォクシーとは異なる機能ですが、周囲の安全性を確保する装備が搭載され安全運転をサポートしてくれるでしょう。 

セレナがおすすめな人

セレナ

画像引用元:日産

セレナがおすすめな人は室内空間の広さを重視する方です。ミドルサイズミニバンの中でトップクラスの室内空間を持っているため、大人数で乗車したときも快適に過ごせるでしょう。

3列目シートもスライドができるなど足元空間の調整もしやすいのも特徴です。ミドルサイズミニバンでも3列目シートになると足元空間が狭く、長時間の乗車が難しいケースもあります。

どのシートでも快適に過ごせるようになっているセレナなら、家族で乗車しても長距離ドライブをこなせるでしょう。

デュアルバックドアを採用しているため狭いスペースでの荷物の出し入れも容易です。

ヴォクシーがおすすめな人

ヴォクシー

画像引用元:トヨタ

ヴォクシーがおすすめな人は、押し出し感の強いフロントフェイスが好みの形です。セレナと比較すると存在感のあるデザインになっているため、ギラギラとした雰囲気が好みの方にぴったりでしょう。

またパワーバックドアも採用しているためボタン操作ひとつでバックドアの開閉ができるのも特徴です。任意の位置でストップさせることもできるので、小柄な方でもバックドアの操作がしやすいでしょう。

セレナと比較するとステップ高が低めになっているので、年配の方やお子さんの乗降がしやすいでしょう。

買うなら新車?中古車?

セレナとヴォクシーを購入するなら新車がよいでしょうか?それとも購入費用を抑えられる中古車の方がよいでしょうか?

結論からすると、コンディションを気にすることなく安心して乗車できる新車がおすすめです。中古車は車両価格が抑えられる一方で、前オーナーがどのようにメンテナンスしていたのか把握しにくくなっています。

整備記録が残っていればある程度参考にできますが、どれほどのコンディションなのか完全に把握することはできません。

一方で新車であれば、自分がメンテナンスを怠らなければ車両をよい状態に保てます。長く安心して乗りたいのであれば、新車保証もある新車購入をおすすめします。 

お得にセレナ・ヴォクシーを購入する方法

お得にセレナやヴォクシーを購入する方法をご紹介しましょう。中古車以外でも未使用車を購入することで費用負担を抑えられるケースがあります。

未使用車とは登録されていても、一般の走行には供されていない車のことです。グレードやボディカラーは在庫がある車両に限られますが、新車に近いコンディションの車が、短い納期で入手できるのが魅力です。

中古車であれば、コンディションが気になりますが、未使用車は場内で移動させただけの短い走行距離の車両が多くほとんど新車に近いコンディションとなります。

保証も長いので、安心して車に乗りたい方におすすめです。

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低金利ローンでお得に購入する!

お得に新車を購入したい方におすすめしたいのが、低金利ローンの利用です。新車を購入する場合キャッシュを選択すると、手元に資金を残しにくくなるためローン利用する方も多くおられます。

ローンは毎月の支払額を一定にして無理なく希望する車に乗れる方法ですが、どうしても手数料負担が発生します。

手数料をできる限り少なくできるのが低金利ローンです。名前の通り金利が低いローン商品で、総支払額にしたときに大きな差額が発生します。

たとえばヴォクシーであれば、他社同等プランと比較すると100万円以上もお得になります。

ヴォクシーの支払い例

ヴォクシー HYBRID S-Z

ヴォクシー HYBRID S-Z

画像引用元:トヨタ

36,100円(税込)×120回
ボーナス月30,000円×20回加算

【初回のみ】 37,192円(税込)
【車両本体価格】 3,640,000円(税込)
【OPプレミアムプラン総額】4,470,000円(税込)
【手数料込総額】4,933,092円(税込)

最大129.2万円もお得になる!

セレナの支払い例

セレナ ハイウェイスターV

セレナ ハイウェイスターV

画像引用元:日産

26,100円(税込)×120回
ボーナス月30,000円×20回加算

【初回のみ】 35,414円(税込)
【車両本体価格】 2,970,100円(税込)
【OPプレミアムプラン総額】3,390,100円(税込)
【手数料込総額】 3,741,314円(税込)

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