セレナの内装は?インテリアのデザインや荷室の使い勝手を徹底解説

セレナ

ファミリカーとして人気のセレナは、使い勝手の良い装備やシートアレンジの豊富さ、さらに車内の広さなど機能性に優れた車です。

2019年8月にマイナーチェンジされ、安全装備が充実するなど、その魅力を増しています。

セレナの魅力には、スマートシンプルハイブリッドが搭載されているモデルだけでなく、モーター走行が可能なe-POWER車を選択できること。静かでモーターによる力強い走りが楽しめます。

クラスナンバーワンの車内の広さと多彩なシートアレンジで、家族みんなが便利に使えるモデルです。

この記事では、セレナの概要から内装の特徴、グレード別の違いなどを詳しくご紹介します。

目次

セレナの概要

セレナ

2021年上半期のミニバンの販売台数でも3位に入るなど、根強い人気を誇っています。マイナーチェンジを経て、押し出し感が強いフロントフェイスと変化して、ライバル車種に劣らない見た目になりました。

セレナは他のハイブリットモデルと比較して、コスパが優れているモデルといえるでしょう。ミドルクラスのミニバンとして、車内が広いモデルを検討している方におすすめのモデル。さらにセレナの特徴を見ていきます。

ミニバンでトップ3の人気モデル

セレナ

ミニバンというジャンルの中で、セレナは人気モデルといえます。2021年の1月から6月の販売台数では、アルファードの56,778台、ヴォクシーの41,101台に次いで、32,283台と3位に入っています。

セレナの現行モデルは5代目で、フルモデルチェンジされたのは2016年。すでに5年が経過していることを考えても、根強い人気を誇っているモデルです。

現行モデルになってから、日産の新世代モデルの象徴である「Vモーション」を採用しており、「フローティングルーフ」やブーメラン型のランプシグネチャーとなっています。

スタイリッシュになったエクステリアだけでなく、日産のプロパイロットを選択できるのも人気の理由。高速道路でドライバーの負担を軽減するので、長距離ドライブが多い方に嬉しいですね。

広い車内が魅力

セレナ

セレナの内装は、室内長が3,240mm、室内幅1,545mmと日産調べでミニバンクラスでNo1の広さを誇っています。

ミドルクラスのミニバンで十分な広さを確保しているので、1列目、2列目、さらに3列目シートでも快適に過ごせます。家族が多い方の場合には、3列目シートを頻繁に利用する方もおられるでしょう。

コンパクトなミニバンでは、3列目シートの足元空間が狭い場合もありますが、セレナは十分なスペースがあります。

e-POWERを選択可能

セレナ

画像引用元:日産

日産のハイブリッドシステムであるe-POWERを選択できます。100%モータードライブなので、モーターの滑らかで力強い走りを楽しめます。

ガソリンエンジンと比較してアクセルレスポンスが良く、低回転からトルクがある走りです。加速が必要なシーンや信号待ちからの加速もスムーズです。

またモータードライブなので、車内が静かになっているのも特徴。小排気量のエンジンで回転制御も行っているので騒音にも配慮され、さらに防音対策が施されたボディで気になる雑音を低減してくれます。

セレナの内装の特徴は?

セレナ スマートシンプルハイブリッド ハイウェスターV

セレナの内装の特徴を見ていきましょう。まず広い車内を活かした豊富なシートアレンジ、また使い勝手の良さは魅力です。

また上質な内装も価格とのバランスが取れているので、セレナの魅力を高めています。さらに詳しく見ていきます。

シートアレンジが豊富

セレナ シートアレンジ

画像引用元:日産

セレナは多彩なシートアレンジに対応しているので、使い方に合わせてシートの位置を気軽に調整できます。

例えば、8人乗りのモデルであれば、「スマートマルチセンターシート」が標準装備され、シートの1列目にも2列目にもセットできるので、乗車人数に合わせてアレンジできます。

1列目にセットしておくと、2列目シートと3列目シートの間をウォークスルーできます。2列目にセットしておくと、2列目に3人乗車可能です。

7人乗りのe-POWER車は2列目シートがキャプテンシートになっており、ロングドライブでも疲れにくい形状になっています。

使い勝手の良さが家族にぴったり

セレナ オートスライドドア

画像引用元:日産

使い勝手の良い装備がたくさんあるので、家族で使うのにも便利です。例えば、ハンズフリーオートスライドドアは、寝ている子どもを抱えているときに、スライドドアの下に足先を入れただけで自動で開閉できる機能です。

ドアハンドルに触ることなく操作できるので、子育てしている家庭にぴったりといえるでしょう。ハンズフリーセンサーは、スライドドアのサイドと下部にあるので、乗り込む人を的確に判断していて安全性にも配慮されています。

2列目シートは、シートベルト内蔵型となっており、チャイルドシートを装着したときでも3列目シートにスムースに出入りできます。全ドア連動ロック機能やドアストップ機能も便利に使える機能です。

上質な内装

セレナ シート

画像引用元:日産

セレナはグレードによってこれまでオプションだった装備が標準装備となっているものがあります。「e-POWERハイウェイスターG」や「e-POWER G」、さらに「ハイウェイスターG」と「G」にプレミアムインテリアが採用されており、合成皮革とキルティングの模様が高級感を与えます。

その他のグレードでもジャガード織物とトリコットなど、シートに立体感があるデザインが採用されているシートも選択可能です。「XV」や「V」に装備されるファブリックシートと比較すると違いが明白です。

インテリアの印象を大きく左右するシートが上質な雰囲気となっているので、高級感を与えるでしょう。

セレナのグレード別内装

セレナのグレード別の内装の違いをご紹介します。

セレナは大きく分けると「X」、「XV」、「G」のグレードがあり、これらに日産独自のハイブリッドシステムであるe-POWER、スマートシンプルハイブリッドが搭載されたグレード、さらにエアログレードの「ハイウェイスター」が設定されています。

またAUTECHグレードも専用ボディカラーを採用して設定されており、スポーティなグレードも選択可能です。

「X」/「ハイウェイスター」/「e-POWER X」/「e-POWER ハイウェイスター」

e-POWER X セレナ

画像引用元:日産 e-POWER X

「X」と「e-POWER X」には織物/トリコットのシート、「e-POWER ハイウェイスター」と「ハイウェイスター」にはジャガード織物/トリコットのシートが採用されています。

標準使用車はシンプルな内装ですっきりとしていますし、ハイウェイスターに採用されているジャガード織物の雰囲気は上質なものとなっています。

織物/トリコットでは、ブラックかグレージュのどちらかを選択可能です。またジャガード織物/トリコットの場合には、グレー&ブラックか、ブラックのシート色が選択できます。

内装の仕様は共通となっており、ピアノブラック調になっていて落ち着いた雰囲気です。ハイウェイスターになると本革ステアリングホイールが標準装備され、その他のグレードはオプションです。

2列目シートにパーソナルテーブル、前席にUSB電源ソケットが装備されるなど、お出かけのときに便利な装備もあります。

「XV」/「ハイウェイスターV」/「e-POWER XV」/「e-POWER ハイウェイスターV」

画像引用元:日産 e-POWER ハイウェイスターV

標準シートは織物/トリコット、もしくはジャガード織物/トリコットの選択肢というのは、標準仕様車とハイウェイスターモデルと変わりません。しかしオプションで防水仕様のシートが装備できます。

ネオソフィールとパートナーという質感の高さと汚れの落としやすさのバランスが取れた素材を利用して、上質な雰囲気を出しています。

またオプションで超ロングスライドと横スライドできるシートが装備されます。サードシートもスライド機能のものが特別装備。シートバックフックの数が増えること、シートバックポケットも特別装備されています。

また標準グレードではオプション、「G」以上のグレードで標準装備される、ワンタッチオートスライドドアやハンズフリーオートスライドドアも特別装備されるので、使い勝手の良い装備を希望する方におすすめのグレード。ステアリングの手元でオーディオの操作ができるのも特徴です。

「G」/「ハイウェイスターG」/「e-POWER G」/「e-POWER ハイウェイスターG」

e-POWER ハイウェイスターG

画像引用元:日産 e-POWER ハイウェイスターG

最上位グレードにあたる「G」以上のグレードでは、プレミアムインテリアになっており、質感が高い合成皮革のシートとなります。

ピアノ調パワーウィンドウスイッチフィニッシャーやドアトリムレザー調クロスが装備されます。またe-POWER車の空調にはプラズマクラスター技術が搭載されたものとなっているのも特徴です。

スマートシンプルハイブリッド車には、4WDにプラズマクラスター技術搭載したものが標準装備、2WD車にはオプション装備となっています。またスマートシンプルハイブリッド車のみシフトノブが本革巻なのも特徴です。

「AUTECH」

AUTECH

画像引用元:日産 AUTECH

「AUTECH」は専用のエクステリアとインテリアを装備しています。内装においては、ブルー/ブラックコンビレザレットシート「AUTECH」刺繍のものが装備されていたり、ドアトリムにもブルーレザレット、レザレットインストパッドやブラックトリムが装備されているのが特徴です。

専用本革巻3本スポークステアリングや本革巻シフトノブも専用装備です。またオーテック扱いのディーラーオプションとして、専用フロアカーペットがあり、旧遮音・消臭機能付で機能性や見た目が良い装備も選択できます。

セレナの収納

セレナには運転席やその他の座席周辺にたくさんの収納があります。セレナに装備されている収納スペースをご紹介します。

助手席アッパーボックス&助手席トレイ

画像引用元:日産

助手席の前に蓋をして中に入れている荷物が見えないようにできる助手席アッパーボックスがあります。

画像引用元:日産

また小物をすぐに取り出せるトレイもあるので、一時的に荷物を置いておきたいときでも便利に利用できます。

USB電源ソケット/運転席アッパーボックス/運転席ロアボックス

画像引用元:日産

運転席の前にあるアッパーボックスの中には、USB電源があります。スマートフォンの充電をしておけるので便利です。

画像引用元:日産

またロアボックスはコンパクトなものですが、運転中に入れておきたいものを収納できます。

グローブボックス

画像引用元:日産

収納スペースが広いグローブボックスなので、車検証を入れておくだけでなく、ドライブ中に入れておきたいものを収納できます。ティッシュボックスを入れておくことも可能です。

照明付きインストセンタートレイ

画像引用元:日産

エアコンの操作パネルの下にある小物入れです。照明があるので、夜でも入っている小物を見つけやすい収納になっています。

カップホルダー・コンビニフック

画像引用元:日産

センタークラスター部にあるカップホルダーに2個のカップを収納できます。引き出し式ですので、使用しないときには場所を取りません。またコンビニフックとしても利用できるので便利です。

ボトルホルダー(セカンド・サード)

画像引用元:日産

カップホルダーはセカンドシートに4個、サードシートにはグレードによって4個、もしくは6個あります。

画像引用元:日産

サードシートのボトルホルダーが多い方が良いなら、「XV」以上のグレードが良いでしょう。

フロントドアポケット・ボトルホルダー

画像引用元:日産

フロントドアには地図などを入れておけるポケットとボトルホルダーがあります。水分補給するためのペットボトルを入れておけます。

シートバックフック

画像引用元:日産

運転席と助手席のシートバックにあるフックです。袋をかけておくことができますし、トートバッグを開くようにかけておくと、ドライブ中に小物をすぐに取り出せるので便利です。

シートバックポケット(スマートフォン・タブレット収納付)

画像引用元:日産

「X」「ハイウェイスター」「e-POWER X」「e-POWER ハイウェイスター」では助手席のみ、その他のグレードでは運転席と助手席に標準装備されています。タブレットが収納しやすいサイズで区切られているポケットの横には、USB電源ソケットがあるのでいつでも充電できます。

小物入れ

画像引用元:日産

スマートマルチセンターシートの後部にある小物入れです。

ティッシュボックス

画像引用元:日産

画像引用元:日産

グレード別設定になっているティッシュボックスは、スマートマルチセンターシートの上部と下部に設定されています。すぐに使える場所に収納できるので便利です。

パーソナルテーブル(セカンド・サード)

画像引用元:日産

車内で飲食するときに便利なパーソナルテーブルは、セカンドシートの左右に標準装備、サードシートの左右はグレード別設定となっています。

セカンドシートのパーソナルテーブルはカップホルダーが2個あります。タブレットを立てかけられるようになっているので、セカンドシートに座った人がドライブ中にタブレットを便利に操作できるので、ロングドライブも飽きません。

画像引用元:日産

サードシートのパーソナルテーブルはカップホルダーが1個です。選択したグレードによって、テーブルの数が異なる点に注意しましょう。

セレナの荷室

画像引用元:日産

セレナの荷室は家族が買い物に出かけたときに便利に利用できるようになっています。デュアルバックドアとなっており、約半分のスペースで開閉できるハーフバックドアがあるので、駐車場などで十分なスペースがないところでも、スムーズに荷物の出し入れが可能です。

自由に荷物を積載できるほどの、ミニバンクラスNo1の広さがあるので、アウトドアの荷物をたくさん積載できます。

画像引用元:日産

大人用の折りたたみ自転車も積み込みできるので、サイクリングに出かけるときも簡単に積載可能です。

大容量ラゲッジアンダーボックスがあるので、左右に広くて深さも十分にある収納スペースに荷物を入れておけます。ラゲッジアンダーボックストレイを装備すれば、濡れたり汚れたりした荷物を入れておいても、簡単に水洗いできるので便利です。

セレナをお得に購入する方法

ここからはセレナをお得に購入する方法をご紹介します。ファミリーカーとして便利なセレナは、できる限りお得に購入したいものです。そこでおすすめなのが、低金利ローンの利用、もしくは未使用車の選択です。

さらに詳しく見ていきます。

低金利ローン

低金利ローンは、名前の通り低金利のローンのこと。愛車を購入するのにローンを利用する方は多いですが、どうしても手数料負担となる利息は避けられません。

低金利ローンであれば、手数料となる金利が低くなるので、総支払額を抑えることが可能です。弊社カミタケモータースでは、1.99%の超低金利ローンを取り扱っており、e-POWER ハイウェイスターVなら同等プランと比較して最大108.6万円もお得になります。

同じ車を購入するだけでも、ローンが違うだけで値引額以上お得になることもあるのです。お得に車を購入したい方にぜひおすすめしたいプランです。

セレナを低金利で購入する方法については、こちらの記事もご覧ください。

セレナe-POWERの新車が超低金利で買える|セレナe-POWER新車を安く買うならカミタケモータース

未使用車

登録済(届出済)未使用車は、初度登録された車でも一般の走行に供されていない車のことです。コンディションは限りなく新車に近いだけでなく、新車よりも安く購入できることが多いです。

中古車を購入するのは、車両の状態が心配だという方でも未使用車なら安心して購入できるでしょう。また保証が充実しているのも特徴。手続きをすれば、ディーラーで新車保証を受けることが可能ですし、販売店が新車保証と同等の保証を用意していることも多いです。

弊社カミタケモータースでは、常時多数の在庫を展示しており、ミニバンも豊富な在庫から選択していただけます。お気に入りのファミリーカーを選択したいなら、ぜひこちらから最新在庫情報をチェックしてください。

目次