タントカスタムは、ダイハツの軽自動車の中でも圧倒的な人気と販売台数を記録する車です。
2003年に発売されて以降、年代問わず幅広い層からも人気があります。そんな人気と需要の高いタントカスタムの特徴を正確に把握している方は多くありません。
この記事では、タントカスタムの特徴やグレード別の違い、お得に購入する方法について解説します。
タントカスタムの特徴
タントは、ダイハツが生産・販売しているハイトワゴンタイプの軽自動車です。
タントシリーズのカスタムモデルであり、力強い印象とメッキ部分を多く採用しており、男性女性問わず人気があります。
タントは、イタリア語で「とても広い、たくさんの」という意味であり、その言葉通り広々とした室内空間も特徴的なポイントの1つです。
また、ファミリーカーとしての需要もあり、家族向けの車としてタントカスタムを購入する方も中にはいます。
タントカスタムの歴代モデル
歴代タントモデルの特徴をまとめてみました。
初代モデル(2003年〜2007年)
初代タントは、2003年11月に発売されました。
初代タントが発売されるまでにダイハツでは「ムーヴ」、スズキでは「ワゴンR」などのトールワゴンタイプが販売されていました。
しかし、人々の車に対するニーズはトールワゴンタイプよりも車高が高く広い室内空間を備えた車でした。
多用する使用目的に合わせた車を販売するためにタントが開発されたと言われています。
タントカスタム追加(2005年〜)
2005年にはタントの一部改良モデルとして、専用のフロントグリルやエアロパーツを装備する「タントカスタム」が追加されました。
外観をよりスポーティに、内装の質感もより個性的で高級感のある仕様を施したタントカスタムは、年代問わず幅広い層に人気を誇った車です。
他にもターボ車やFF車と4WD車がタントカスタムの登場と同時に追加された点です。
2代目タント(2007年〜2013年)
2007年12月にフルモデルチェンジが行われて2代目タントとして生まれ変わりました。
初代モデルからのキーコンセプトを残しつつ、手堅いモデルチェンジとなりましたが、先代よりも内外装の美点を向上させる地道な改良を実施したモデルです。
2代目タントでも、タントカスタムの設定が引き続き用意されています。
3代目タント(2013年〜2019年)
2019年9月に約6年ぶりに2度目のフルモデルチェンジを行いました。
現行モデルとなる3代目タントは、先代モデルからのキーコンセプトを受け継ぎつつ、内装や快適装備などの使い勝手をさらに高める仕様を追加しています。外観の印象に大きな変更点はありません。
タントカスタムの外装
タントカスタムの外装の特徴について、詳しく見ていきましょう。
洗練された力強いデザイン
タントカスタムには、大型エアロバンパーや大型フロントグリル、フルLEDヘッドライトなどが装備されており、力強い印象を与えます。
立体感を強調した造形も特徴的であり、シャープなヘッドライトやフロント部分のメッキが洗練されたデザインを象徴しているとも言えるでしょう。
豊富なボディーカラーを用意
タントカスタムには、モノトーン7色、2トーン2色の合計9色のボディカラーを用意しています。
そのため、人それぞれの個性や好みに合わせたボディカラーの選択が可能となるでしょう。どのボディカラーもカスタム車ならではの光沢感と高級感を兼ね備えています。
2トーンのルーフ部分はブラック色となっており、全体的に暗い印象を与えることで高級感を演出しているといっても過言ではありません。
【タントカスタムのボディカラー】
- ブラックマイカ×シャイニングホワイトパール
- ブラックマイカメタリック×ファイアークォーツレッドメタリック
- シャイニングホワイトパール
- ブラックマイカメタリック
- クロムグレーメタリック
- クールバイオレットクリスタルシャイン
- ターコイズブルーマイカメタリック
- レーザーブルークリスタルシャインメタリック
- ファイヤークォーツレッドメタリック
ミラクルオープンドア
ミラクルオープンドアは、2007年に発売された2代目タントから採用されたダイハツの独自技術です。
助手席側のドア中間部分(ピラー)をスライドドアに内蔵することで、スライドドアを全開にすると1,490mmの開口幅が実現する機能となります。
ミラクルオープンドアの採用により、車への乗り降りスペースがさらに確保され、ベビーカーを折り畳まずに積載可能です。
大きな荷物を積み込む際にも、トランクルームに周り込む手間がありません。
ドアロック連動フューエルリッド
ドアロック機能と連動して給油口の開閉が自動で行えます。
給油時にオープナーレバーを操作する手間もなくなるため、利便性に優れている装備です。
タントカスタムの内装
タントカスタムの内装の特徴について解説します。
上下2段調整式デッキボード
2022年10月のマイナーチェンジにより「上下2段調節式デッキボード」が標準装備されるようになりました。
荷室からリアシートスライドの調整も可能です。
デッキボードはちょっとした作業台としても扱えるため、机代わりとしても使えます。
両側パワースライドドア
スライドドアをワンタッチで開閉するスイッチをドアハンドル(外側)と電子カードキーに設定しています。
他にも、ウェルカムオープン機能やタッチ&ゴーロック機能など、乗り降りをより快適にする機能です。
開閉時に一定以上の力が加わるとドアが反対方向に動く「挟み込み防止機能」も搭載しています。
ウェルカムオープン機能
降乗時にインパネ部分のスイッチを予約すれば、乗車時に電子カードキーを持ち近づくだけでパワースライドドアが自動で開閉します。
両手がふさがっている場合でも、スマートキーを取り出すことなく、スムーズに乗り降り可能です。
運転席助手席シートヒーター
運転席と助手席にはシートヒーターが標準装備されています。
そのため、シート座面を温めることで冬の寒い日や寒冷地での運転もサポートしてくれるでしょう。
より快適なドライブを実現できます。
格納式リアドアサンシェード
窓ガラスから入る強い日差しの眩しさを軽減してくれます。
使用しない場合には、トリム内への収納も可能です。
360°スーパーUV &IRカットガラス
日焼けの原因となる紫外線(UV)を99%カットするガラスをタントカスタムには全方位採用しています。
さらに赤外線(IR)も高価的に遮断することで、ジリジリとした肌の痛みや日焼けを防止する効果も期待できるでしょう。
車内の温度上昇を抑える効果やエアコン効率を向上させる点も魅力的です。
タントカスタムの収納
タントカスタムの収納について解説します。
大型インパネトレイ(助手席側)
大型サイズのインパネトレイが助手席側に設置されています。
ティッシュペーパーや小物置き場としても便利です。
カップホルダー(前席/掘り込み式)
カップホルダーを運転席と助手席に採用しています。
カップホルダーには、コーヒーカップや500mlの紙パックなどの様々な形をした物も収納可能です。
インパネアッパーボックス(運転席)
運転席側のインパネ部分に小物置き場を用意しています。
またインパネボックス内には、USBソケットもあり快適な車内空間をより実現できるでしょう。
シートバックポケット(運転席)
運転席後部には、シートバックポケットを装備しています。
ただし、Lグレードにはシートバックポケットが標準装備されていません。
格納式シートバックテーブル
物が落ちにくいふち高のシートバックテーブルです。
テーブルサイズは、タブレットが立てかけ可能であり、お子様用のマグカップや500mlの紙パックも入ります。
タントカスタムのシートアレンジ
タントカスタムは、リアシートを50度までリクライニング可能です。
フロントシートを倒して、後部座席をリクライニングすれば、ゆったりとくつろげる「フルフラットモード」が設定できるでしょう。
リアシートを前側に倒せば、27インチまでの自転車や大きな荷物も積載可能です。
リクライニング角度の調整は、室内またはラケッジ側のどちらからでも対応できる利便性もあります。
【グレード別】タントカスタムの特徴
タントカスタムのグレード別の特徴は下記の通りです。
また、タントカスタムには以下2つグレードがあります。
- カスタムRS
- カスタムX
それぞれのグレードについて比較してみましょう。
カスタムRS
タントRSは2色のボディカラーを選択できるので、より高級感と力強さが演出されています。
内装のシート素材はレザー調×ファブリックシート、内装カラーはブラック色のみの選択となります。
他にも装備面として、LEDフォグライトや15インチアルミホイール、大型フロントグリル、メッキドアアウターハンドルなどが標準装備されています。
本革巻ステアリングホイールや本革巻インパネセンターシフトも標準装備です。
カスタムX
内装のシート材質はレザー調×ファブリックシート、内装カラーはブラック色のみの選択です。
装備面としては、14インチアルミホイールやメッキドアアウターハンドル、サイドストーンガード、LEDフォグライトなども標準装備されています。
同じタントカスタムシリーズである「カスタムRS」との違いはタイヤサイズが15インチか14インチなのかです。ステアリングも本革は採用されていません。その他、大きな変更点はありません。
タントカスタムについてよくある質問
タントカスタムについてよくある質問を下記にまとめました。
- タントカスタムの特徴は?
-
外装はメッキ部分を多く取り入れているため力強い印象を与えます。
内装はレザー仕様となっており、高級感溢れるデザインです。ファミリー層に限らず、全世代に支持される車でもあります。
- タントとタントカスタムは何が違うの?
-
タントとタントカスタムの大きな違いはスライドドアの有無です。
タントは右側パワースライドドアがオプション装備となっており、タントカスタムは左右ともにパワースライドドアが標準装備されています。
その他、走行性能や加速性能などに大きな変更点はありません。
どちらのグレードもターボ搭載車を選ぶことも可能となります。
タントカスタムをお得に購入する方法
タントカスタムをお得に購入する方法が2つあります。
- 未使用車
- 低金利ローン
それぞれ詳しくみていきましょう。
未使用車
登録済(届出済)未使用車とは、初度登録されているが、一般の走行に供されていない車のことを意味します。
ワンオーナーという扱いまではいきませんが、走行距離が比較的少なく新車に限りなく近い状態の車です。
保証制度も新車と同じくらい充実しており、万が一の故障や不具合でもディーラーや販売店などで対応してくれるメリットもあります。
そのため、新車を購入したいけど中古車も捨て難い方におすすめする購入方法となります。
未使用車は、登録されている車のため、ボディカラーやグレードは在庫のみに限られます。
もし、未使用車を検討中の方は在庫を多数用意している店舗での購入がおすすめです。
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低金利ローン
タントカスタムを購入する際には「低金利ローンの活用」がおすすめです。
新車を購入するほとんどの人は現状、ローンにて車を購入します。
ローンを利用するメリットとしては、毎月の支払い金額を一定に抑えつつ、新車を所有できる点です。
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