トヨタの新型クラウン セダンの特徴|内外装やサイズ、グレードや価格を解説

クラウンセダン

新型クラウンが発売されていますが、複数あるタイプでもベーシックなセダンが発表されています。新型クラウン セダンの内外装やグレードをご紹介します。

目次

新型クラウン セダンのインテリア

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

新型クラウンセダンの内装は、「アイランドアーキテクチャー」コンセプトを採用し、ワイドなインパネと杢目調パネルで広がりと落ち着きを感じさせる空間を実現しています。

シートにはプレミアム感あふれるナッパ本革を使用し、その上質な素材感と触り心地の良さが特徴です。また、後席には様々な快適装備が満載されています。以下はそのいくつかをご紹介します。

リヤパワーシート後席は40/20/40に分割可能なパワーシートを採用し、無段階で調整できるため、長時間の移動も快適です。

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

リラクゼーション機能背もたれに複数の空気袋が設置されており、膨張して背中から大腿部までマッサージを行うことができます。

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

シートヒーター&シートベンチレーション冬はシートヒーターで素早く暖まり、夏はシートベンチレーションにより背もたれと座面の熱気を吸い込むことで快適な温度を保ちます。

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

内装カラーには、「ブラック」と「ミッドブラウン」の2種類が設定されています。ブラックは引き締まった印象と杢目のコントラストが洗練された雰囲気を演出し、ミッドブラウンはブラックよりも明るい印象で、室内を華やかに彩ります。このように、新型クラウンセダンは、高級感と機能性を兼ね備えた内装で、乗り心地の良さと洗練されたデザインを実現しています。

新型クラウン セダンのエクステリア

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

クラウンセダンの外観は、洗練された水平基調のデザインで、伸びやかで堂々とした見た目が特徴です。フロントにはシリーズ特有のハンマーヘッドフェイスが採用され、大型の台形グリルが印象的です。このグリルには、地面に垂直に伸びるクロームメッキ調のバーと、幾何学模様のディテールが加えられており、豪華さを演出しています。

また、薄型LEDヘッドライトとその上の水平に伸びるデイライトが、フロントのデザインを際立たせます。このデザインは、洗練された印象を与えつつ、クラウンの強い存在感を示しています。

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

車のサイドビューは、低重心で流れるようなクーペ風のシルエットが特徴で、後輪駆動(FR)の特性を活かしたデザインが施されています。ボンネットからリアテールランプにかけての水平軸のボディラインが、車の安定感とフォーマルな雰囲気を強調します。

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

リア部分では、ワイドな一文字テールランプが目を引き、トヨタマークとクラウンのエンブレムはスモークメッキで仕上げられており、落ち着きのある印象を与えます。全体を通じて、クラウンセダンの外観デザインは、高級感と力強さを兼ね備えています。

新型クラウン セダンの荷室

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

新型クラウン(セダン)の荷室容量は450L(2.5Lハイブリッドの場合。FCEVは400L)となっています。ゴルフバックは、2.5Lハイブリッド車が最大3個、FCEVは最大2個収納可能です。

トランクリッドは、ハンズフリーパワートランクリッド搭載なら足を出し入れするだけで開閉できます。挟み込み防止機能付なので、安心して便利に使えます。

新型クラウン セダンのサイズ

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

クラウンのサイズは、全長5,030mm×全幅1,890mm×全高1,475mm、ホイールベースは3,000mmとなっています、室内のサイズは、室内長1,970mm×室内幅1,595mm×室内高1,135mmです。

ロングホイールベースにより、ゆとりのある後席居住性を確保。広々とした足元空間のほか、幅広のアームレスト、十分なヘッドクリアランスなどを実現しています。

先代モデルとの違い

クラウン
 先代クラウン

画像引用元:トヨタ

新型クラウンは、先代と異なり4つのボディタイプがあります。セダンタイプと似ているのはクロスオーバーとセダンですが、スポーツやエステートは先代にはなかったスタイルです。

クラウン クロスオーバー G

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト

新型クラウン(クロスオーバー)は、セダンとSUVの特徴を融合させた革新的なデザインです。このモデルは従来のクラウンとは一線を画す、スタイリッシュでクーペ風のシルエットとリフトアップされた車体が特徴です。これにより、新型クラウンは従来のセダンのイメージを超越し、ダイナミックで存在感のあるスタイルを実現しています。

後から追加されたセダンなら、従来のクラウンと同じスタイルです。従来のモデルの低重心とワイド感を持つスタイルから進化し、ヘッドランプやテールランプが左右に直線的に連なる形状や、サイドビューでの面の抑揚による質感の表現など、より進化した先進的な雰囲気を持っています。

クラウンセダン

画像引用元:トヨタ自動車WEBサイト

キャラクターラインに頼らずに表現されたデザインは、全体の躍動感を強調し、新たなクラウンの特性を見事に示しています。ボディサイズも一回り大きくなっていますが、デザインの違いが大きくなりました。

パワーユニットは、先代クラウンはエンジンを縦置きとしていましたが、新型クラウンは横置きになっているのが違いです。4WDシステムは後輪をモーターで駆動させる電気式が採用されているのも異なる点です。

新型クラウン セダンの燃費

システム最高出力は180kw(245ps)で、WLTCモード燃費は18.0km/Lです。2.5Lマルチステージハイブリッドシステムは、2.5Lエンジンと2つのモーターで構成されるシステムです。

エンジンを効率のよい回転数を維持するようにしながら、モーターで応答性のよさを実現しています。

エンジン自体も燃焼効率がよいものになり、低フリクションオイルを使用して燃費性能が高くなっています。

新型クラウン セダンの走行性能

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン |

クオリティの高いプラットフォームは、理想的な前後重量配分と高剛性ボディを実現しています。車体の重要部位にアルミニウムを使用し、慣性モーメントと前後の重量配分を最適化しています。これにより、旋回や加速・減速時にも自然かつ滑らかな車両挙動を実現しています。

ボディは強化されながらも軽量化を達成しており、ボディのねじれを効果的に抑制しています。これにより、ステアリング操作に対する応答性が向上しています。さらに、フロアには高減衰接着剤を使用し、走行時の微振動も低減されています。リヤのねじれ剛性も強化され、快適な乗り心地を提供します。

足回りは乗り心地を重視した設定で、乗員に揺れを感じさせにくくしています。また、トヨタ車として初めて「リヤコンフォートモード」をドライブモードセレクトに搭載し、細かな路面の凹凸を感じさせにくい乗り味を提供しています。

ハイブリッドモデルは、2.5Lマルチステージハイブリッドシステムを採用。2.5Lのダイナミックフォースエンジンと2つのモーターで構成され、10段変速制御とパドルシフトを装備しています。

FCEV(燃料電池車)モデルは、高圧水素タンクを3本搭載し、一充填航続距離は約820km(参考値)。水素充填時間は約3分で、134kW(182ps)以上の高出力モーターを搭載し、アクセルを踏み込むと即座にトルクが立ち上がり、全車速域でパワフルな加速を実現します。また、リチウムイオンバッテリーとの組み合わせにより、回生エネルギーの活用と効率的な走行をサポートします。

クラウンのタイプ

セダン:これまでのクラウンの系譜を引き継いだ正統派。

クラウン セダン

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト

新型クラウンのセダンタイプは、新世代クラウンシリーズの第3弾として位置づけられており、シリーズで唯一後輪駆動(FR)を採用しています。また、このセダンタイプには特筆すべきモーターのみを用いた燃料電池自動車(FCEV)のバージョンも設定されています。

運転の応答性を向上させるために「ダイナミックリアステアリング」システムが採用されており、ホイールの締結にはハブボルトが用いられています。これにより、車両の剛性が高まっています。

内装に目を向けると、12.3インチの大型デジタルメーターが装備されており、モダンで洗練された雰囲気を醸し出しています。安全面では、最新の「トヨタセーフティセンス」を採用し、先進的な安全技術が車両を守る役割を果たしています。これらの特徴により、新型クラウンのセダンタイプは、革新的な技術と伝統的なスタイリングの融合を実現しているのです。

クロスオーバー:セダンとSUVを組み合わせた新しいスタイル。

クラウン クロスオーバー

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト

新型クラウンのクロスオーバーは、そのデザインにおいて先進的かつスポーティな美しさを兼ね備えています。特に注目なのは、大型の21インチまたは19インチタイヤの採用と、LEDを使用したシャープなヘッドライトです。これらの要素が、新型クラウンの先進的な印象を際立たせています。

室内空間の面では、「全席特等席」をコンセプトに設計されており、乗降性の良さ、快適な温度調節、優れた音質など、あらゆる面で利用者の快適性が考慮されています。特に乗り降りのしやすさには重点が置かれており、高齢者でも容易に乗り降りできるように配慮されています。

走行性能に関しては、新型クラウンは「2.4Lターボデュアルブーストハイブリッドシステム」を搭載しており、駆動力の遅れが少なく、快適な加速感を提供します。また、「2.5Lハイブリッドシステム」により、高い動力性能と低燃費を両立しています。

安全性においては、最新の予防安全パッケージ「トヨタセーフティセンス」が全車に標準装備され、さらに「トヨタチームメイト」技術(RS、RS Advancedにはメーカーオプション)を用いることで、安全性能が一層強化されています。これらの特徴が組み合わさることで、新型クラウンのクロスオーバーは、洗練されたデザイン、快適な室内空間、優れた走行性能、高い安全性能を備えた進化したクルマとしての姿を示しています。

スポーツ:運転しやすいパッケージでありながら俊敏でスポーティな走りを楽しめる。

クラウンスポーツ

画像引用元:CROWN ”SPORT” | トヨタ自動車WEBサイト

新型クラウンスポーツの魅力は、そのスポーティで躍動感あふれるデザインにあります。この車は、動きが強調されたデザインが特徴で、見る者の心を動かすようなエモーショナルで美しいスタイルを持っています。

また、車内に乗り込むと、その室内空間は運転の楽しさに集中できるようにデザインされており、心が高鳴る体験を提供します。走行性能においても、クラウンスポーツは上質さを保ちながら、俊敏でしなやかな走りを実現し、運転する喜びを感じさせます。さらに、安全性にも妥協はありません。

トヨタの先進的な予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が搭載されており、安心して運転を楽しむことができます。

エステート:大人の雰囲気で余裕のある走りを持ち、機能的でアクティブライフも楽しめるワゴンに近いSUV。

クラウン エステート

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト

新世代クラウンシリーズには、第4弾として新型のエステートタイプが含まれています。この車はプラグインハイブリッドを採用し、優れた環境性能を提供します。走行性能の面では、「ダイナミックリアステアリング」と呼ばれる後輪操舵システムを備え、より良い操縦感を実現しています。また、ホイールの締結にはハブボルトを使用し、剛性を高めることで安定性を向上させています。

車内では、12.3インチのデジタルメーターが装備され、情報を明瞭に表示します。この新型クラウンは、2850㎜のホイールベースを持ち、クラウンクロスオーバーと同等のサイズですが、全高は80㎜高く設計されています。

さらに、全長が5m近いボディと後方に伸びたルーフ、立てられたリヤゲートにより、荷室容量も大幅に確保されています。これらの特徴は、新型クラウンが日常使用からレジャーまで幅広く対応できる多用途車としての地位を確立していることを示しています。

2023年内に発売される予定です。最新の情報をチェックしておきましょう。

セダンのグレード

クラウンのセダンは、ハイブリッド車と燃料電池車に分かれています。内装などはパワーユニットが異なるため一部異なりますが、ほとんど変わりません。

Z(ハイブリッド車)
7,300,000円(税込)

Z(燃料電池車)
8,300,000円(税込)

新型クラウン セダンの安全性能

クラウン

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト

安全面では、最新の「トヨタセーフティセンス」を採用し、先進的な安全技術を搭載しています。

2種類のセンサーで安全運転できるようにサポートします。プリクラッシュセーフティは、歩行者や自転車の昼夜の検知に対応しているタイプです。自動車二輪車は昼間のみですが、ミリ波レーダーと単眼カメラで検知してくれます。

さらに緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)は、自車線内で回避スペースがある場合に、車線内で衝突回避を支援してくれる機能です。

見えづらい道から出るときには、フロントクロストラフィックアラート(FCTA)が便利な機能です。左右から接近している車両を検知して、ブザーを表示して警告してくれます。

新型クラウン セダンをお得に購入する方法

新型クラウン セダンをお得に購入するには、低金利プランの利用がおすすめです。車両価格が高くなる車は、ローンを利用して購入する方が一般的です。

ローンなら毎月の支払額を一定にして、無理なく新車を購入できる方法になります。しかしローンは毎月の支払額を一定にできますが、金利手数料の負担が発生します。

低金利プランなら名前の通り金利が低くなっているので、完済までの支払総額を抑えられる方法です。

金利手数料はたった数%の違いと感じることがありますが、トータルコストにすると大きな違いが出ることが多いです。

たとえば、弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供していますが、他社同等プランと比較して何十万円も差額が出る車種があります。

クラウンセダンもお得に購入できるので、毎月の支払額がいくらになるのかチェックしてください。

目次