車検切れには罰則がある?車検に出す場合の費用目安や方法

車検切れ 罰則

車検が切れた車では公道を走行すると、道路運送車両法の違反となり罰則があります。何よりも、2年に一度の整備を受けていないことは非常に危険です。車検切れの車で走行すると、どのような罰則があるのかまで、理解している方は少ないでしょう。

この記事では、車検切れの車を公道で走行させた場合の罰則について詳しく解説します。また車検切れの車を車検に出す場合の費用目安もご紹介するので、車検切れの車が気になるならぜひ最後までチェックしてください。

車検切れの罰則について

  • 車検切れ自体に罰則はない
  • 車検切れの車で公道走行はNG
  • 車検切れの車はレッカー車で移動して車検を受ける
  • 仮ナンバーを取得して自走する
コバック枚方店
目次

車検切れの際の罰則の例

罰則

結論からすると、車検切れの状態を維持しているだけでは罰則はありません。車検は公道を走行する車が、道路運送車両法の基準を満たしていることを確認するための制度だからです。

  • 違反点数6点
  • 最低でも30日間の免許停止
  • 6か月以下の懲役または30万円以下の罰金

上記のような罰則があります。

車検の期日が近づいているなら、事前に車検の日程を調整しておきましょう。

車検切れの車を公道で走行した場合の罰則

交通違反

車検切れの車で公道を走行した場合の罰則をさらに詳しく見ていきます。

違反点数6点

車検切れの車で走行したときは、違反点数が6点加点されます。違反点数は、過去3年に遡って加算され、点数によって免許停止や免許取り消しになります。

違反累積点は違反後1年間、無事故・無違反であれば、その違反については0点になる仕組みです。たとえば、2点の違反があるとすると、1年以上無違反だと0点になります。

そして累積点数は原則3年以内で計算するので、車検切れの車で走行したり、他の違反があったりするなら免停や取り消し処分の可能性があるのです。

30日間の免許停止

車検切れの車で公道を走行すると、30日間の免許停止の処分も科されます。免許停止期間は累積される仕組みなので、前歴によって処分の内容が変更されるケースもあります。

前歴があると、免許停止期間が延びる可能性があるので、注意しておきましょう。

6か月以下の懲役または30万円以下の罰金

6か月以下の懲役または30万円以下の罰金という刑事処分も科されるので、注意しましょう。

自賠責保険が切れている車を公道を走行させた場合

交通違反

自賠責保険を更新していないなら、自動車損害賠償保障法違反になるため、罰則があります。車検と同時に加入するのが自賠責保険のため、車検が切れると自賠責保険も切れている車が多いです。

そのため、以下のような罰則に該当する可能性があります。

  • 違反点数6点
  • 1年以下の懲役または50万円以下の罰金

このような罰則があるので、自賠責保険が切れている状態で公道を走行しないようにしましょう。

車検切れになっていることには罰則はない

電球

私有地で走行すること自体は問題なく、車検切れの車を走らせたとしても問題ありません。たとえば、中古車販売店で在庫の車を私有地内で移動させるときなどは、車検切れの車もあるでしょう。

敷地内の移動であれば、車検切れの車でも問題なく、罰則に問われることはありません。ポータルサイトに掲載されている在庫車両でも、車検を通してから販売する車両も多く掲載されています。

さらに農園のように広い敷地内で使用している場合も、車検が切れた状態で車に乗っているケースもあります。

車検の期日を過ぎたこと自体に罰則はありませんので、車検切れになったとしても落ち着いて対処方法を考慮しましょう。

車検切れの車で公道の走行はNG

車検切れの車で公道を走行すると、既述したような罰則があります。さらに、罰則や罰金以外のリスクもあるので走行してはなりません。

車検切れの車は、自賠責保険にも加入していない可能性が高いため、自賠責保険が適用されません。

事故が発生した場合の被害者への賠償が行われる保険です。任意保険ほどの補償はありませんが、そもそも補償が適用できないのです。

車検切れの車を走行していて、被害を受けた場合にも、車検切れの車を走行させていたという事実が明らかになります。

加害者、被害者のどちらの立場でも、車検切れの車で公道を走行するのにはリスクがあります。

車検切れを放置しているなら、自賠責保険はもちろんですが、任意保険も更新していないことが多いでしょう。任意保険に加入していないなら事故の補償もありません。

逮捕の可能性もある

車検切れの車を走行させるのが悪質な場合は、逮捕の可能性も否定できません。一般的には罰則や罰金が科されますが、前歴や条件によっては逮捕もあるでしょう。

逮捕されなかったとしても、免許停止や免許取り消しの処分が科される可能性はあるので、注意しましょう。

車が車検切れになった場合の対処方法

手続き

車が車検切れになってしまったなら、以下のような対処方法があります。

廃車にする

車検が切れたタイミングで廃車を検討できます。車が不要になったので、車検切れになったなら車を廃車にするのもよいでしょう。

車に乗らないのに所有していると自動車税が課税され続けるので、維持費が必要です。自動車税は毎年4月1日時点で所有している人に対して課税されるものなので、所有しているなら課税され続けます。

もし車の維持費を節約したいなら、車検切れになったタイミングで廃車を検討しましょう。自動車税は既述したように、3月末までに手放してしまえば課税されません。車が不要な生活に変化したなら、検討しておきましょう。

売却する

車を売却するのも検討できます。廃車にするほど車が古くなく、価値がある車なら売却しましょう。

車検切れであっても売却できますが、必要書類を準備しなければいけません。基本的に必要書類は車に保管しているもの、そして普通車の場合は実印を用意しておけば、ほとんどの場合に問題ないでしょう。

車検切れの車を売却したいなら、レッカーで移動してくれる業者に限られるのは注意点です。自分で車買い取り店に査定に持ち込みできないので注意しましょう。

必要であれば乗り換える

車に乗らなくなった理由が、生活環境にあっていない車を所有しているなら、車を乗り換えるのもよい方法です。

たとえば、周辺の道路が狭いエリアに引越ししたのに、愛車が大きければどうしても取り回しがしにくく乗りにくいと感じることでしょう。また、運転するシーンによっては燃費がよくないため、乗るのを控えるケースも考えられます。

このようなケースでは、気軽に運転できる車に乗り換えると、日常的に車を使うようになる可能性があります。

車検切れの車を車検に出す方法

レッカー

車検切れの車を車検に出す方法をご紹介します。

レッカーで引き取ってくれる車検業者に依頼する

車検切れの車でもレッカーで移動すれば問題ないため、積載車で運んで車検に通してくれる業者に依頼できます。

全ての車検業者が対応している訳ではないこと、また積載車での移動に追加費用が発生する可能性はあります。しかし公道を走行できなくなっている車なら、このような業者に依頼できるでしょう。

JAFの場合は、原則として車検切れの車両に対してレッカーを利用できません。他の業者を検討するのをおすすめします。

※カミタケモータースではレッカーのご用意をしていません。下にご紹介する仮ナンバーでの入庫をお願いしております。

仮ナンバーを取得する

車検切れの車を整備工場に移動させるために、仮ナンバーを取得する方法があります。仮ナンバーを取得したなら、数日間は車を公道を走行させられます。

自賠責保険に加入した状態で、仮ナンバーを役所で取得して、車検業者や整備工場に移動させて車検を受けましょう。

申請には車検証や自賠責保険証などが必要です。必要書類を揃えてから、役所に申請にいきましょう。目的に合せて取得するナンバーですので、あくまでも車検を取得するために使用します。

車検切れの車を車検に出す費用

車検切れの車を車検に出す際の費用は、以下の通りです。

点検・整備費用

車検を受ける前に24か月点検が必要です。その結果、整備や部品交換が必要であれば、部品代や工賃が必要になるでしょう。

車検切れの場合は放置している期間が長い可能性もあり、整備費用がかさむ可能性はあるでしょう。コンディションによって、もしくは予防整備する内容によって費用が異なります。

法定費用

車検を受ける際の法定費用は、どの車でも必要です。通常の車検と同じように、重量税や自賠責保険、さらに印紙代が必要です。

移動に必要な費用

車検切れの車は公道を走行できないため、移動に必要な費用も求められます。自走できるなら仮ナンバーを取得して、整備工場などへ移動できます。

自走の場合は仮ナンバーを取得する手数料となるので、それほど高くなりません。しかしレッカー車で移動させるなら、高めの費用となります。また、レッカー車での移動は、すべての業者で対応しているわけではないため、事前に確認が必要です。

車検切れの車を見分ける方法

車検シール

車検切れの車を見分けるには車検証か検査標章(ステッカー)を見るとよいでしょう。表面に満了年月、裏面に満了年月日が表示されているので、事前に確認するようにします。

すでに車検切れになっている車は仕方有りませんが、次回は車検切れにならないように、車検証や検査標章を確認しておきます。

車検切れの車を見分けるためには、定期的な確認が必要です。

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枚方近郊で車検を受けるならコバック枚方店へご相談ください。コバック枚方店では、車検をお得に受けていただけます。

コバック枚方店は、スピード車検に対応しているので最短60分で車検が完了します。車検を受けた車は車検後2年間はオイル交換と点検が無料です。※土日祝は500円(税込)

車検切れが気になる方でも当日入庫にも対応しているので、お気軽にお問い合わせください。整備は国家資格整備士が行い、整備した内容を立ち会い説明します。

法定費用以外ならクレジットカードの支払いにも対応しているので、支払いが気になるときでも安心!

待っている間はカフェのような店内でゆっくり過ごしていただけるので、スピード車検があっという間に完了します。

Webから予約していただけるので、ぜひこちらからお問い合わせください。

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コバック枚方店

よくある質問

車検切れの車はどうする?

車検切れになっただけでは罰則はありませんが、公道は走行できません。公道を走行するなら状況に合わせて罰則が科されるので、車検を通してから走行しましょう。

車検切れの車を車検に通す方法は?

車検切れの車を車検に通すためには、仮ナンバーを取得して整備工場まで移動させるか、レッカー車で移動します。

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