新型ヴォクシーになってから、ボディサイズが変わっているので、新旧ヴォクシーでどれほどサイズが異なるか気になる方もおられるでしょう。
ファミリーカーにおすすめのヴォクシーがどれほどのサイズなのか、詳しくご紹介します。

ヴォクシーはどんな車?

ヴォクシーはトヨタのミドルサイズミニバンです。同じミドルサイズとしては、ノアが兄弟車種となり、スタイルの違いによって選択できるモデルとなっています。
以前は、ヴォクシーとノアの他に、エスクァイアがありましたが、2022年1月にヴォクシーとノアのフルモデルチェンジのタイミングで、ヴォクシーとノアのみの展開となりました。
フルモデルチェンジしてから、現行モデルはデザインが変更されています。先鋭的になって、存在感が大きなグリル、そして、快適な車内空間を備えたモデルになりました。
ヴォクシーのサイズ(全長・全幅・全高)

ヴォクシーのサイズを見ていきます。
新型ヴォクシーになって、全グレードが3ナンバーサイズとなっています。3代目までは通常グレードが販売されていたときに5ナンバーが展開されていました。(2017年以降3ナンバーのみ)
現行モデルは、3ナンバーサイズとなりますが、日常の取り回しに不便さを感じるほどではありません。
全長が4,695mm、全幅が1,730mm、全高が1,895〜1,925mmとなっています。全幅が1,700mm以上あるので、3ナンバーサイズです。
旧モデルとのサイズ比較

先代モデルとサイズの比較をしていきましょう。
旧ヴォクシー | 新ヴォクシー | |
全長 | 4,710mm | 4,695mm |
全幅 | 1,735mm | 1,730mm |
全高 | 1,825(1,870)mm | 1,895(1,925)mm |
ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm |
最低地上高 | 160(155)mm | 140(125)mm |
※()内は4WD
新旧モデルを比較していくと、サイズの違いは以下の通りです。
新旧ヴォクシーのサイズの違い
全長 -15mm
全幅 -5mm
全高 +70mm
最低地上高 -20mm
全体として、ボディサイズは抑えていますが、全高が高くなり、最低地上高も低くなっています。そのため、ロー&ワイドなイメージが強くなりました。一方で、全高が高くなったので、広さを感じさせるサイズになっています。
室内寸法の違いも見ていきましょう。
項目 | 旧ヴォクシー | 新ヴォクシー |
室内長 | 2,930mm | 2,805mm |
室内幅 | 1,540mm | 1,470mm |
室内高 | 1,400mm | 1,405mm |






室内長は125mm、室内幅は70mmコンパクトになりました。室内高は5mmアップのみとなっており、ボディサイズの高さアップよりも少なめです。
兄弟車ノアとサイズは一緒?
同時にフルモデルチェンジした兄弟車のノアはプラットホームから構造までは同じのため、車に関するほとんどの寸法が同じです。
車両重量がノアが1,600~1,710kgに対して、ヴォクシーは、1,600~1,710kgとなっていますが、これはデザインや装備の違いから来るものでしょう。
先代モデルではノアは標準車には5ナンバーサイズが設定されていましたが、現行モデルは全て3ナンバー車になっています。それでボディサイズなどの違いはありません。
ヴォクシーのシートアレンジ

ヴォクシーのシートアレンジは、現行モデルで超ロングスライドが可能となりました。
2列目シートは、ストレート超ロングスライド、もしくは超ロングスライドが可能となり、7人乗りで745mm、8人乗りでも705mmのロングスライドができます。
ストレート超ロングスライドは、セカンドシートをずらすことなく、ロングスライドできます。先代モデルはスライド幅が最大810mmでしたが、シートを横にスライドさせてから、シートを動かす必要がありました。
現行モデルは、スライド幅は減少していますが、直接スライドさせられるので使い勝手が向上しました。
8人乗りのセカンドシートは、705mmスライドさせられる6:4分割チップアップシートを採用しています。
気軽に調整できるシートアレンジ

簡単に操作できるシートなので、使用シーンに合わせてアレンジしやすくなっています。3列目シートは簡単に跳ね上げて収納できるので、セカンドシートのスライドと合わせるとアレンジの幅が広がります。
2列目シートの足下空間を広げたり、大きな荷物を積載できるラゲージモードに変化させられるので便利です。
7人乗りユーティリティパッケージは、専用セカンドシートがある仕様で、2列目左側がありません。大人が2人ゆったりと座れるだけでなく、3列目へのアクセスがしやすいです。
子どもの世話をしたり、3列目シートへよくアクセスする方におすすめです。また、サードシートはワンタッチで格納できます。レバーでロック解除すると、そのまま跳ね上げて固定します。

ヴォクシーの荷室

ヴォクシーの荷室は、ミニバンらしく広々とした空間があります。
ヴォクシーには、トヨタとして初めての「パワーバックドア」の開閉スイッチが側面にあります。車両の横から簡単に操作できるので、駐車場のスペースに合わせて停止できます。
また、フリーストップバックドアが搭載されているので、途中で任意の位置に保持できるようになります。立体駐車場のようにスペースが限られているときに、小さな荷物を積載するのに便利です。保持した後には、閉方向に作動します。
ラゲージスペースの開口口は広々としており、サードシートを格納したときに1,100mm、開口口の高さは500mmです。
車内寸法は、室内高1,405mm、室内幅1,295mmとなっています。十分な広さがあるので、家具のような大きな荷物も収納可能です。
新旧ヴォクシーの比較
ここまでで、新旧ヴォクシーのサイズや、新型ヴォクシーのシートや荷室についてご紹介しましたが、デザインの違いもご紹介しましょう。現行モデルになって、旧型と大きな違いがあります。
外装の違い

旧型ヴォクシーでも存在感があるデザインでしたが、特にスポーティな雰囲気があるのが特徴でした。
現行ヴォクシーは、「堂々・躍動的な力強いハコ」がコンセプトとなっており、角ばったスタイルが強調されています。グリルが大型化しており、ヘッドランプがシャープなデザインで独創的なデザインです。
スクエアなロア部分と薄型のアッパー部に分かれていますが、グリルが圧倒的な存在感を放っています。
リアには横基調のガーニッシュがありますが、現行ヴォクシーはサイドからガーニッシュに向けて横向きにコンビネーションランプが設置されています。より洗練された印象を与えるデザインです。
パワーユニットの違い
パワーユニットは、新旧どちらもガソリンモデルとハイブリッドモデルがあります。
ガソリンモデルの比較表
新型ヴォクシー | 旧型ヴォクシー | |
トランスミッション | Direct Shift-CVT (ギア機構付自動無段変速機+10速シーケンシャルシフトマチック) | Super CVT (自動無段変速機/7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付) |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
燃費(WLTCモード・km/L) | 2WD:15.0 4WD:14.3 | 2WD:13.2 4WD:12.2 |
ガソリンモデルでも燃費が向上していることが分かります。
ハイブリッドモデルの比較表
新型ヴォクシー | 旧型ヴォクシー | |
燃費(WLTCモード・km/L) | 2WD:23.0 E-Four:22.0 | 2WD:19.0 |
動力用主電池 | リチウムイオン電池 | ニッケル水素電池 |
ハイブリッドモデルは、性能を向上させたことで、現行モデルの方が燃費がよくなっています。動力用のバッテリーは、リチウムイオン電池に変更され、電気式4WDのE-Fourも選択できるのが特徴です。
装備の違い
装備の違いでは、旧型ヴォクシーにも「トヨタセーフティセンス」が搭載されていましたが、現行モデルは「プリクラッシュセーフティ」の性能が向上していること、「プロアクティブドライビングアシスト」がトヨタ初搭載されています。
さらに、メーカーオプションで搭載できる「トヨタチームメイト」に、リモートで駐車もできる「アドバンストパーク」の機能があるなど、安全性能が向上しています。
新型ヴォクシーとライバル車種とのサイズ比較
ミドルサイズミニバンを検討しているなら、比較対象となるモデルとのサイズの違いを見ていきましょう。
日産 セレナ

日産セレナは、ミドルサイズミニバンの中でも、車内空間の広さをアピールしていたモデルです。ヴォクシーとボディサイズと室内空間を比較してみると以下の通りになります。
全長×全幅×全高の比較
ヴォクシー
4,695mm×1,730mm×1,895mm
セレナ
4,770mm×1,740mm(1,695mm)×1,865mm
室内長×室内幅×室内高の比較
ヴォクシー
2,805mm×1,470mm×1,405mm
セレナ
3,240mm×1,545mm×1,400mm
セレナは現行モデルが発売されたときには、クラストップの室内空間を誇っていましたが、現行モデルを比較すると、室内長と室内幅で上回っています。
サイズの面では、セレナが有利ですが、先代ヴォクシーと比較すると現行ヴォクシーの室内も十分優れています。少しでも室内空間が広いモデルがよいなら、セレナという選択肢になるでしょう。
ホンダ ステップワゴン

画像引用元:ホンダ
ステップワゴンも広々とした車内空間が広がるので、ヴォクシーと比較対象となるでしょう。ただし、ヴォクシーと比べたときにエクステリアの違いは大きくなります。存在感があるグリルが特徴のヴォクシーに対して、プレーンな印象を持つステップワゴン。
「SPADA」は上質な雰囲気があるとはいえ、ヴォクシーとは異なるキャラクターになっています。
全長×全幅×全高の比較
ヴォクシー
4,695mm×1,730mm×1,895mm
ステップワゴン
4,830×1,750×1,840~1,855mm
室内長×室内幅×室内高の比較
ヴォクシー
2,805mm×1,470mm×1,405mm
ステップワゴン
2,845mm×1,545mm×1,410mm
サイズ比較してみると、ボディサイズ、室内空間の両方とも、ステップワゴンの方が上回っています。シートアレンジも豊富ですし、リラックスしてくつろげる空間が広がります。
車内の広さを重視するのであれば、ステップワゴンはおすすめの選択肢です。
新型ヴォクシーをお得に購入する方法
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まとめ
新型ヴォクシーは、3ナンバーサイズのミドルサイズミニバンです。先代モデルと細かなサイズが異なっていますが、基本的には同じサイズ感で運転できるモデルです。
ファミリーカーを探しているなら、ぴったりの1台になるでしょう。ぜひ実車をご覧になって比較してみることをおすすめします。


