ワゴンRカスタムZの特徴は?内外装や通常グレードとの違い

ワゴンRカスタムZ

スズキのロングセラーでもあり、人気車種でもあるワゴンRに新しいカスタムZが追加されています。これまでは、上質なグレードとしてワゴンRスティングレーがありましたが、今回追加されたのはカスタム系となるカスタムZです。

では、ワゴンRカスタムZの特徴はどのようなものでしょうか?内外装のポイントや標準グレードとの違いなどを詳しくご紹介します。

ワゴンRカスタムZのポイント
  • ワゴンRに待望のカスタム系
  • スティングレーよりも個性的ではない外装
  • 上質なグレードを好む方にぴったり
軽自動車
目次

ワゴンRカスタムZの特徴

ワゴンRカスタムZは、2022年8月2日にワゴンRの一部仕様変更と同時に発表された新しいスタイルのグレードです。

ワゴンRカスタムZの特徴は、以下の通りです。

  • 標準グレードともスティングレーとも異なる意匠
  • 装備も充実している
  • カスタムZの登場でグレードが整理された

さらに特徴を見ていきましょう。

スティングレーとは異なる雰囲気

ワゴンRカスタムZに採用されているデザインは、標準グレードやスティングレーとは異なる雰囲気のものです。精悍なイメージを与えるフロントバンパーや専用デザインのヘッドランプなどが採用されています。

スティングレーほど個性的ではないものの、カスタム系であることを意識させるデザインです。

安全装備も充実している

ワゴンR

画像引用元:ワゴンR|スズキ

ワゴンRカスタムZが追加されたタイミングで、一部改良も行われており、安全装備も充実しています。夜間の歩行者の検知にも対応したデュアルカメラブレーキサポートが全車に標準装備されていたり、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールなども装備されています。

また、コネクテッドサービスの「スズキコネクト」にも対応しているのも特徴です。複数の装備が追加されたことにより、ドライバーの安全運転をサポートしてくれます。

ワゴンRのグレードが整理された

ワゴンRカスタムZは、従来の「FZ」系のグレードに代わるグレードといえます。FZは2段に分かれているようなヘッドライトの形状をしていました。しかし大きな人気を集めなかったデザインとなったため、一部改良でフェードアウトしています。

その分、カスタムZが追加され、パワーユニットにもNAモデルとターボモデルが追加されるなど選択肢が増えています。

ワゴンRカスタムZのスペック

ワゴンRカスタムZ

画像引用元:ワゴンR|スズキ

ワゴンRカスタムZのスペックをご紹介しましょう。

ワゴンRカスタムZ HYBRID ZX
  • 全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,650mm
  • ホイールベース:2,460mm
  • 車両重量:790kg(2WD)
  • 最小回転半径:4.4m
  • エンジン:658cc直列3気筒+モーター
  • エンジン最高出力/最大トルク:49ps/5.9kgm
  • モーター出力:2.6ps/4.1kgm
  • トランスミッション:CVT
  • WLTCモード燃費:25.2km/L(2WD)
ワゴンRカスタムZ HYBRID ZT
  • 全長×全幅×全高:3,395mm×1,475mm×1,650mm
  • ホイールベース:2,460mm
  • 車両重量:800kg(2WD)
  • 最小回転半径:4.6m
  • エンジン:658cc直列3気筒インタークーラーターボ+モーター
  • エンジン最高出力/最大トルク:64ps/10.0kgm
  • モーター出力:3.1ps/5.1kgm
  • トランスミッション:CVT
  • WLTCモード燃費:22.5km/L(2WD)

NAエンジンよりもターボエンジン搭載モデルの方が、エンジン出力とモーター出力の両方が上回っています。

また、ターボ搭載グレードよりもNAエンジン搭載グレードの方が最小回転半径が短くなっており、小回りが効くのも特徴です。

数値で見ると少しの差ですが、走りにこだわりがあるなら実際に試乗してみることをおすすめします。

ワゴンRカスタムZの価格

ワゴンRカスタムZの価格は以下の通りです。

HYBRID ZX

ワゴンR カスタムZ ZX

画像引用元:ワゴンR|スズキ

2WD・CVT1,474,000円
4WD・CVT1,597,200円


HYBRID ZT

ワゴンR HYBRID ZT

画像引用元:スズキ

2WD・CVT1,633,500円
4WD・CVT1,756,700円


標準のワゴンRやスティングレーの価格は以下の通りです。

ワゴンR

ワゴンR FX

画像引用元:ワゴンR|スズキ

1,217,700円~1,509,200円


ワゴンRスティングレー

画像引用元:ワゴンR|スズキ

1,688,500円~1,811,700円

価格からも分かるように、ワゴンRカスタムZはちょうど中間に位置しています。ワゴンRのエントリーグレードはハイブリッドが搭載されないモデルですし、スティングレーはターボモデルのみとなります。

ワゴンRカスタムZの発売日

フリー

ワゴンRカスタムZは、2022年8月2日に一部仕様変更が発表され、派生モデルのワゴンRカスタムZが発表されました。

2022年8月30日から発売されています。

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ワゴンRカスタムZのエクステリア

ワゴンRカスタムZのエクステリアデザインをさらに見ていきましょう。

特徴となるのは、ライト周りやグリル、そしてバンパーです。旧型のスティングレーを彷彿とさせるフロントフェイスになっています。

ワゴンRカスタムZ

ヘッドライトは横に一直線に伸びているデザイン。LEDヘッドライトと主張し過ぎないポジションランプがあります。

グリルも上部はメッキ加飾されており、下部にはピアノブラックが採用されています。デザインもシンプル過ぎず、押し出しすぎないのでバランスがよいといえるでしょう。

サイドから見ると、ハイトワゴンなのでヒンジドアがあります。全体的にすっきりしたデザインになっています。リアにはクリアなテールランプが採用されているのも特徴です。

ワゴンRカスタムZ

ZXのアップグレードパッケージを選択すると、メッキドアハンドルになったり、15インチアルミホイールになります。ZTはさらにバックドアにもメッキ加飾があります。

ワゴンRカスタムZに設定されているボディーカラーは以下の通りです。

ワゴンRカスタムZ(全8色)
  • デニムブルーメタリック(新設定)
  • フェニックスレッドパール
  • ムーンライトバイオレットパールメタリック
  • ピュアホワイトパール
  • スチールシルバーメタリック
  • ブルーイッシュブラックパール3
  • ノクターンブルーパール
  • クールカーキパールメタリック

ワゴンRとの違い

標準モデルとなるワゴンRとは、複数の違いがあります。フロントバンパーやリアバンパー、スポイラーなどが装備されています。

またワゴンRはフルホイールキャップなのに対して、ワゴンRカスタムZはアルミホイールです。

軽自動車

ワゴンRカスタムZのインテリア

運転席側のインテリアから見ていきましょう。シートは十分な調整幅があるので、小柄な方でも見やすい位置に調整できるでしょう。

ワゴンRカスタムZ

ZXはウレタンステアリングホイールですが、アップグレードパッケージを選択すると本革巻きになります。さらにメッキシフトノブボタンがあるなど、上質な雰囲気のデザインです。

ワゴンRカスタムZ

画像引用元:ワゴンR|スズキ

インパネカラーパネルは、ブラウン✕メタリック、シルバーとなっています。ドアトリムクロスもあるなど加飾があります。

ワゴンRとの違い

インテリアでは、加飾やステアリングホイールが異なっています。ステアリングガーニッシュや本革巻きのシフトノブなどはワゴンRでは選択できないグレードがあります。

またマルチインフォメーションディスプレイに表示される内容も、グレードによって異なるのも特徴です。内装色はワゴンRはベージュ内装が選択できますが、ワゴンRカスタムZはブラックとなっています。

収納スペース

収納スペースは、ロングセラーのワゴンRらしく使い勝手のよい収納スペースが確保されています。特徴となる収納スペースを見ていきます。

助手席シートアンダーボックス

ワゴンRカスタムZ

画像引用元:ワゴンR|スズキ

スズキの軽自動車といえば、助手席シートアンダーボックスでしょう。シートを持ち上げると取り外し可能な収納スペースがあり、荷物を入れて持ち運びできます。樹脂製で撥水加工されているので、汚れても拭き取りしやすいのも魅力です。


傘ホルダー

ワゴンR 内装

画像引用元:ワゴンR|スズキ

ワゴンRカスタムZには、標準のワゴンRと同様に傘ホルダーがあります。リアドアに装備されている収納スペースで、水を車外に排出してくれるため、車内が汚れにくくなっているのもよい点です。全長約90cmまでの傘を収納できますが、取っ手部分がガラスにぶつからないような窓の形状をしているのもよいですね。


フロントアームレストボックス

ワゴンR 内装

画像引用元:ワゴンR|スズキ

「HYBRID ZX」、「HYBRID ZT」のカスタムZの両方にある収納スペースです。ドライブの際にすぐに取り出したい小物を収納しておけます。

ワゴンRカスタムZのシートアレンジ

ワゴンRカスタムZのシートアレンジは、ハイトワゴンとして十分な使い勝手を確保しています。

後席は、荷室側のレバーから倒せるため、必要に応じてフルフラットにできます。倒してしまえば、ほぼフラットな状態になるので、大きな荷物や長尺物を積載しやすいでしょう。助手席も倒すと、長い荷物も余裕の積載性を見せてくれます。

ワゴンRカスタムZ

画像引用元:ワゴンR|スズキ

助手席を前側に倒してスペースを作るのは、他のメーカーのハイトワゴンやスーパーハイトワゴンにはないシートアレンジなので便利です。

荷物の大きさに合わせて後席をスライドして荷室の幅を調整できます。大人の男性が座っても、足元空間は十分にあるといえる。後席を後方にずらしたとしても、ある程度の荷室スペースは確保できます。

ワゴンRカスタムZ

ワゴンRカスタムZのエンジン

ワゴンR

画像引用元:ワゴンR|スズキ

ワゴンRカスタムZに搭載されるエンジンや走行性能もご紹介します。NAエンジンとターボエンジンが設定されており、どちらもスズキのハイブリッドが搭載されます。ワゴンRに搭載されるハイブリッドシステムには、モーターによるクリープ走行について言及されていないため、スペーシアなどに搭載されるものとは異なるようです。

NA

NAエンジン搭載車は、モーターでアシストするマイルドハイブリッドが搭載されます。2022年8月時点でのスズキ調べで、軽ワゴントップの燃費性能を誇り、WLTCモードで25.2km/Lの燃料消費率となります。

ターボ

ターボ車にもマイルドハイブリッドが搭載されるため、WLTCモードで22.5km/Lの燃料消費率です。他のライバル車にはターボモデルにマイルドハイブリッドが搭載される車種は少ないため、力強さと燃費を両立したい方におすすめです。

ワゴンRカスタムZをお得に購入する方法

ワゴンRカスタムZをお得に購入する方法をご紹介しましょう。未使用車や低金利ローンを選択するのがおすすめです。

未使用車

登録済(届出済)未使用車とは登録されていても一般の運行には供されていない車のことです。車は登録されているので、中古車という扱いにはなりますが、走行距離は短い車両が多くコンディションはほとんど新車といえます。

登録されている車を販売しているので、在庫があるボディーカラーやグレードという懸念点はありますが、新車よりもお得に購入できることが多いのがメリットです。また新車と比較して納車までの期間が短くなるのも利点です。

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低金利ローン

費用負担を抑えながら車を購入したい方におすすめしたいのは、低金利ローンの利用です。比較的新車価格も抑えられる軽自動車でも、グレードや追加するオプションによっては200万円に近い車両価格になることも。

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