ワゴンRスマイル マイナーチェンジの最新情報!変更点や改良内容を徹底解説

ワゴンRスマイル

可愛いデザインのワゴンRスマイルが2024年12月10日にマイナーチェンジして登場しました。この記事では、ワゴンRスマイルのマイナーチェンジでの変更点を動画と共にチェックしていきます。

ブラッシュアップされたワゴンRスマイルの魅力を徹底的に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

ワゴンRスマイルがマイナーチェンジ!変更点をチェック

今回ワゴンRスマイルの2グレードを紹介。

  • HYBRID S 1,766,000円
  • HYBRID X 1,864,500円

両グレードの価格差はおおよそ10万円。

両車の違いを主に紹介していきます。

エクステリアの変更点

ワゴンRスマイル

まずは外装から見ていきます。グリルのデザインは、2つのグレード(SとX)で共通です。グリル周りのデザインに関しても、大きな違いはありません。

ただし、新型になったことで見た目には少し変化があります。その中で大きな違いとして、XグレードにはLEDフォグランプが標準装備されている点です。Sグレードにはフォグランプが付いておらず、Xのみの装備となっています。フォグランプの有無は、見た目に違いが生まれますね。

ワゴンRスマイル

Sグレードは通常のホイールキャップが装着されており、一般的なデザインです。一方、Xグレードではキャップのデザインは同じですが、カラーリングが異なります。

サイドに目を向けると、ドアハンドルの仕上げが異なります。Xグレードにはメッキが施されていますが、Sグレードではボディカラーと同色の仕様です。

リアについても違いがあり、Xグレードにはメッキ加飾が施されていますが、Sグレードにはメッキはありません。全体的に、Xグレードの方がメッキ装飾やフォグランプの標準装備など、装飾面での違いが見られます。

さらに、もう1つのグレードとしてGグレードがあります。Gグレードにはマイルドハイブリッドは搭載されておらず、単色のみの設定です。

今回紹介したSとXの2グレードが中心となるため、それらにフォーカスしてご紹介しています。

インテリアの改良ポイント

それでは内装を見ていきます。

ワゴンRスマイル

ハイブリッドSのシートは、全体的に黒系のカラーとなっています。ただし、座面部分の黒と側面部分の黒は少し異なる色合いになっており、グレーと黒のツートンカラーのような印象です。

次に、大きなポイントとしてハンドルにクルーズコントロールが標準装備されている点が挙げられます。これが装備されるのは大きいですね。車を使う方には「クルーズコントロールとパワースライドドアが欲しい」という話がありますが、クルーズコントロールを重視するなら比較的手頃な価格で手に入るというのは魅力的です。

ハイブリッドSの価格は1,766,000円で、メーカーオプションを付けなくても、標準でクルーズコントロールが装備されている点はお得感があります。さらに、デザイン性も高く、コストパフォーマンスは良いと感じますね。

内装カラーのバリエーション

ワゴンRスマイル HYBRID X
HYBRID X

内装デザインでは、シートステッチのカラーにも特徴があります。たとえば、トニーブラウンのボディカラーを選ぶと、内装のステッチがグレーとピンクの組み合わせになります。さらに、オフブルーやインディゴブルーのボディカラーを選ぶと、シルバーのステッチが施された青みのある内装になるといった具合に、外装色によって内装のカラーデザインが変わる仕様になっています。

これは、ハスラーなどでも見られる仕様です。つまり、「好きな内装色を選ぶ」のではなく、「選んだ外装色に応じた内装カラーが決まる」という仕組みになっています。そのため、好みに合ったボディカラーを選ぶことで、自然と内装の色も決まる形になります。

ただし、内装カラーの違いにも注意が必要です。

  • ダークグレーの内装が良い場合 → HYBRID Sを選択
  • ライトグレーの内装が良い場合 → HYBRID Xを選択

そのため、装備だけでなく内装色の好みでもグレードが絞られるという点がポイントになります。

インテリアカラーの選択肢があるのは、HYBRID XとHYBRID Sのみです。

運転席にはシートヒーターが備わっており、さらにUSBポート(Type-A & Type-C)も搭載されています。充電環境も充実している点は便利ですね。

次に、後部座席の装備について見ていきましょう。

HYBRID S

ワゴンRスマイル

後部座席のスライドドアに関しては、左側のみが電動で、右側は手動となっています。また、シートバックテーブルは装備されていませんが、後部座席の広さは十分に確保されており、快適に座ることができます。

ただし、充電用のUSBポートなどは後部座席には装備されていません。このあたりの装備が欲しい場合は、スペーシアを選ぶのが良いということですね。

HYBRID X

では、Xグレードになるとどのように変わるのかを見ていきましょう。

ワゴンRスマイル

Xグレードを選ぶと、内装の仕様が大きく変わります。まず、シートのカラーが異なります。Sグレードは黒系のカラーですが、Xグレードではデニム調のデザインが採用され、黒系のシートを選ぶことはできません。

さらに、内装の細部にも違いがあり、Xグレードではドアパネルなどにメッキ加飾が追加されています。このように、細かな部分でも上位グレードならではの高級感が演出されていますね。

メッキインサイドドアハンドル

ワゴンRスマイル HYBRID X

Xグレードではメッキインサイドドアハンドルが採用されています。

また、ドアトリムカラーガーニッシュも装備されており、内装全体が統一されたデザインになっています。例えば、ドアパネルはグレーで統一されており、乗り込んだ際に内装カラーがスムーズに繋がる印象を受けます。

Sグレードにはこの装備はありません。

さらに、Xグレードのみアームレスト収納が装備されています。これはちょっとした小物を収納するのに便利で、ないと意外と置き場所に困ることもありますね。

例えば、「使い終わったティッシュをとりあえず入れておく」といった使い方をしている人もいるようです。ちょっとしたことですが、あると便利な装備ですね。

クルーズコントロールとシートヒーター

クルーズコントロールに関しては、SグレードとXグレードで共通です。

ワゴンRスマイル HYBRID S

ただし、Xグレードでは助手席にもシートヒーターが標準装備されています。寒い季節には嬉しい装備ですね。

HYBRID Xグレードでは、ダークグレーの内装を選ぶことはできず、ライトグレー系のデザインが採用されています。HYBRID Sグレードのダークグレー内装が好みの場合は、そちらを選ぶ形になります。

細かいオプションを個別に選ぶ必要がなく、グレードごとにある程度装備が固定されているため、選択がしやすくなっています。

HYBRID X

次に、後部座席を見ていきます。

ワゴンRスマイル

まず、Xグレードでは両側のスライドドアが電動になります。これはSグレードとの大きな違いですね。

さらに、シートバックテーブルが標準装備されており、後部座席での利便性が向上しています。実際に座ってみると、足元の広さに余裕があり、ゆったりとした空間が確保されているのが分かります。運転席と助手席をある程度後ろに下げた状態でも、後部座席はしっかりとした広さが確保されています。

後部座席の居住性はかなり良く、窮屈さを感じることはありませんね。

Xグレードでは、以下の装備が追加されます。

  • LEDフォグランプが標準装備
  • 右側スライドドアが電動(Sは左側のみ電動)
  • 運転席後ろにシートバックテーブルが装備
  • アームレスト部分に収納スペースを追加

通常、メーカーオプションで右側電動スライドドアを選ぶと5万~10万円の価格設定になることが多いです。さらに、フォグライトやシートバックテーブルまで含まれることを考えると、Xグレードの方がお得感が強いといえます。

続いて、ラゲッジスペースを確認していきます。

結論から言うと、荷室(ラゲッジスペース)の仕様はSグレードとXグレードで共通です。グレードが上がったからといって、荷室の使い勝手が大きく変わることはありません。電源ソケットなどの追加装備も特にありません。

一点、気になったのが後部座席のスライド調整が後ろ側からはできない点です。

N-BOXやスペーシアなどには、荷室側から後部座席をスライドさせるためのレバーが設置されているモデルもありますが、こちらの車両にはその機能は備わっていません。

ただし、荷室の深さはしっかりと確保されており、後部座席を倒した際には段差がなくフラットなスペースが広がります。この点は、荷物を積み込む際に使いやすいポイントですね。

ラゲッジスペースは完全にフラットになります。

一般的に、このクラスのスライドドア車では後部座席を畳んだ際に多少の段差ができることが多いですが、この車両では段差がほとんどありません。例えば、タントのLグレードでは段差ができるため別途カバーを取り付ける必要がありますが、この車は最初からフラットな設計になっています。

標準仕様のままでここまでフラットなのは、N-BOXやスペーシアなどで、他のモデルではなかなか見られない特徴です。そのため、荷物の積み下ろしがしやすく、使い勝手が非常に良いです。

実際に見てみても、収納性や利便性はかなり高いですね。オートメッセで展示されていた車両を見ても、日常使いしやすい設計になっているのが分かりました。

ワゴンRスマイルのイメージキャラクターも可愛いですね。

ちまいるとは

  • スマイルによく似た、小さい生き物
  • 仲間と間違えてあなたのスマイルについてきた
  • どうやらたくさんいるらしい

特徴

もふもふしている、ほほえんでいる

今後の市販化に期待しています。

新しいボディカラーの追加

今回、新色としてトープグレーが設定されました。このカラーは、スペーシアスマイル専用色で、他の車種には設定されていません。「トープ(Taupe)」はフランス語で「モグラ」を意味し、その毛色をイメージしたカラーとのことです。

また、Xグレードにはトープグレー×ソフトベージュのツートンカラーも設定されています。さらに、ソフトベージュ×トープグレーという逆パターンのツートンも選択可能です。この専用色が特に強調されているのが特徴ですね。

安全装備のアップデート

今回のモデルから電動パーキングブレーキとオートホールド機能が追加されました。これは利便性が大きく向上するポイントですね。

ワゴンRスマイルの競合車との比較

ダイハツ ムーヴキャンバス

ムーヴキャンバス セオリー

ダイハツ・ムーヴキャンバスは、2016年9月に誕生した軽自動車で、「自分らしいライフスタイルを楽しみたい女性のための、新しい感覚のスタイルワゴン」というキャッチフレーズを掲げて登場しました。

外観はフォルクスワーゲンバスを思わせる可愛らしいデザインも魅力のひとつですが、特に注目したいのはインテリアです。柔らかな曲線を活かしたパネルや色使いで、車内はまるで自宅のリビングのような、居心地の良い空間が広がっています。

ムーヴキャンバスは、コンパクトなサイズ感を保ちながら、両側スライドドアを採用したのが大きな特徴です。そのうえで、女性の目線を意識した柔らかなデザインに仕上げている点が魅力ですね。

新型ムーヴキャンバス

ハイトワゴンの高さにスライドドアが付いたことで、小さな車体でも乗り降りしやすく、日常の使い勝手が大きく広がっています。室内レイアウトも工夫されていて、狭さを感じさせない空間づくりがされています。

「置きラクボックス」と呼ばれる便利な収納スペースも採用されているので実用性も向上しました。これはリアシートの下に設置された収納ボックスで、「ケースモード」では引き出しのようにシート下に収まり、小物をすっきり収納可能です。

一方、「バスケットモード」にすれば、収納スペースが立体的に広がり、高さのある荷物も安定して置くことができます。幅広い世代が快適に使えるよう工夫されているのが分かりますね。

ムーヴキャンバスは、「小さくても自分らしいカーライフを楽しみたい」という方にぴったりの1台といえるでしょう。

スズキ スペーシア

スペーシア HYBRID X

スペーシアとワゴンRスマイルの違いは、車高の高さです。ワゴンRスマイルの車高は1,695mm、一方でスペーシアは1,785mmあります。この差はわずか9cmと思われるかもしれませんが、実際に乗ってみると、その違いが意外なほど大きく感じられるのです。

運転席に座ったり荷物を積んでみると、スペーシアのほうが「かなり広い」と感じられる方が多いでしょう。たとえば、自転車やゴルフバッグといった背の高い荷物をよく積むという方には、スペーシアがおすすめです。車内の天井が高いため、荷物の出し入れがしやすく、余裕をもって積むことができます。

スペーシア HYBRID X

そこまで大きな荷物を頻繁に積まない方や、小柄な方などにはワゴンRスマイルのサイズ感がちょうど良いかもしれません。実際、ワゴンRスマイルは元々「一人で使うことが多い」「通勤用に使いたい」というニーズを想定して作られたクルマで、そこに便利なスライドドアを加えたモデルです。

「通勤やちょっとしたお出かけに使いたい。でもスライドドアが欲しい!」という方には、ワゴンRスマイルがぴったりです。

一方で、スペーシアはそれとは逆に、軽自動車の中でも「ファミリーカー」としての役割がしっかり考えられたモデルです。後席のシートアレンジもしやすいので、お子さまがいるご家庭や、ご家族みんなでお出かけを楽しみたい方にぴったりの1台ですね。

ホンダ N-BOX

N-BOX 白

ホンダ N-BOXが性別を問わないユニバーサルなデザインを採用しているのに対し、ワゴンRスマイルは女性をメインターゲットとして、はっきりと可愛らしさを打ち出しています。

N-BOXのデザインは、どの年代の方にも受け入れられやすく、実際に高い好感度を得ています。一方、ワゴンRスマイルは丸みを帯びたスクエアなボディシルエットに、大きな丸いヘッドライトを組み合わせることで、フロントフェイスに柔らかさと愛らしさを強調しています。

燃費性能に関しては、ワゴンRスマイルがかなり優秀です。自然吸気モデルはもちろん、マイルドハイブリッド車では特に優れた燃費を記録しており、N-BOXより燃費面で有利です。

N-BOX 黒

N-BOXは背が高く、その分空気抵抗も増えがちです。とくに高速道路では、その影響が大きく、実際の燃費で見るとスマイルとの差が一層開く可能性があります。ただしN-BOXも燃費性能に優れているので、運転の仕方にも影響されます。

使い勝手の面ではN-BOXに軍配が上がります。ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用しており、ガソリンタンクを前席の下に設置することで、後部座席周辺や荷室下の空間をより広く、効率的に活用できるようになっています。

また、リヤシートには跳ね上げ機能が備わっているため、鉢植えのように背の高い荷物もそのまま立てて積み込むことができる点は、便利ですね。

ワゴンRスマイルのマイナーチェンジ後のモデルは買い?

ワゴンRスマイルのマイナーチェンジ後のモデルは、ハイブリッドモデルに電動パーキングブレーキが装備されているなど、利便性が高まっています。

渋滞時や街乗りなどで快適に乗車できるので、おすすめの装備です。エントリーグレードとなるGには装着されていないので、電動パーキングブレーキが希望であればHYBRID XかHYBRID Sを選択しましょう。

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よくある質問

ワゴンRスマイルのマイナーチェンジでの変更点は?

2024年12月のマイナーチェンジでは、フロントバンパーやフロントグリルの形状が変更されたこと、また新色のトープグレーメタリックが追加されるなどしました。さらに電動パーキングブレーキが採用されて利便性も向上しています。

ワゴンRスマイルと競合車種を比較すると?

ワゴンRスマイルと比較対象となる車種は多いですが、ライバル車種と比較してワゴンRスマイルはハイブリッドシステムを搭載しているというメリットがあります。可愛いデザインだけでなく、燃費の面でも有利といえるでしょう。

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