トヨタのコンパクトSUVのヤリスクロスは、街乗りやレジャーにぴったりな車です。ヤリスと比較すると、居住性だけでなく使い勝手も高まっています。
SUV人気も相まって多くの支持を集めているヤリスクロスは、2024年1月17日にマイナーチェンジしました。どのようなモデルに変化しているのか詳しく紹介します。
ヤリスクロスとは
ヤリスとヤリスクロス、この2台はトヨタの兄弟車のようなものです。しかし、外見やサイズ感、車内の様子まで変わっています。
簡単に説明するとヤリスクロスは、ヤリスのSUVバージョンです。同じGA-Bプラットフォームを使ってる兄弟車ですが、ヤリスがハッチバックであるのに対し、ヤリスクロスはSUVとして登場しています。街中のドライブはもちろん、ロングドライブやアウトドアにも使いやすいモデルに仕上がっているのです。
人気の秘密は、まずそのコンパクトさです。SUVはオフロード向けで大きくなりがちですが、ヤリスクロスは小回りがきくので街乗りにも最適。さらに、価格の魅力も大きいです。
たとえば、トヨタのRAV4がエントリーモデルで約293万円、ハリアーが約312万円する中、ヤリスクロスは約190万円からで、手が届きやすい価格設定。これが、ユーザーから注目を集める理由です。
ヤリスクロスの歴史
ヤリスクロスは、2020年2月にデビューしたヤリスのSUV版で、トヨタの第二弾GA-Bプラットフォームを搭載した車種です。ヨーロッパでトヨタのチームがデザインと設計を行っているモデルです。ヤリスがドライバー志向のコンパクトカーなら、ヤリスクロスはもっと居住性や荷物の積みやすさに焦点を当てたSUV。ヤリスよりも車体が大きくなっていて、それぞれ全長で240mm、全幅で20mm、全高で90mm大きいです。それで、中は広々しています。
パワートレインは1.5リッターの直列3気筒エンジンに、発進時に威力を発揮するCVT(Direct Shift-CVT)が組み合わされていて、それにハイブリッドシステムも選べます。前輪駆動か四輪駆動かも選べて、四輪駆動モデルでは後ろがダブルウィッシュボーン式のサスペンションになっているのが特徴です。
ガソリンモデルの四輪駆動は、「ダイナミックトルクコントロール4WD」というシステムで、滑りやすい道でも安定感があります。さらに、「マルチテレインセレクト」という機能で、さまざまな路面に合わせた走行モードを選択可能です。ハイブリッドモデルでも、電気式の四駆である「E-Four」があり、こちらも似たような機能で、安心して走れるようになっています。
【ヤリスクロス】マイナーチェンジによる主な変更点
ヤリスクロスは乗る人の個性やライフスタイルにもバッチリ合う都会派コンパクトSUVとして、2020年8月にデビューしました。
その後、2022年8月には改良を経て、さらにZ“Adventure”やGR SPORTという新しいバージョンも追加されて、選べる幅が広がりました。
そして、2024年1月にもまた改良が加えられました。この改良で、特に注目すべき点は以下の通りです。
- アッパーグリルをSUVらしい力強いデザインに一新(ただし、GR SPORTは除く)
- コンソールボックスにソフトなアームレストを追加(XとUグレードを除く)
- メーター部に7インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを装備
- 最新のコネクテッドナビが対応したディスプレイオーディオが標準装備に(Xグレードにはナビレディパッケージが標準でついてくる)
- 一部の内装の加飾がガンメタリック(Z、G)
- 外装色に新しい「マッシブグレー」を追加
- 先進安全装備もグレードアップ
- KINTO専用のUグレードを新設定
KINTO専用のUグレードは、車のサブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」向けの新モデルで、ハードウェアもソフトウェアもバージョンアップして、コネクティッド機能をフルに活用した新しい体験ができるようになっています。
エクステリアデザインの変更
今回のマイナーチェンジでは、フロントフェイスの違いが印象的です。ヤリスクロスはアッパーグリルの部分が変更されています。
GR SPORTを除いたグレードで、アッパーグリルのパターンをよりSUVらしい力強いデザインに変更しました。ぱっと見ると大きな違いはありませんが、ブロックのパターンが大きくなっており、力強さを感じます。
外板色に新色のマッシブグレーが追加されています。カローラクロスなどに採用されていた色で、アウトドアが似合うボディカラーが選択可能です。よりSUVらしさが出ている変更点です。
インテリアデザインの変更
コンソールボックス付フロントソフトアームレストを採用(X、Uグレードを除く)、長距離運転などでの利便性を向上させています。
また、一部内装の加飾をガンメタリックに変更(ヤリス クロスZ、G)しているのも変更点です。
ヤリスクロスの内装は、運転席から広々とした視界が広がっており、運転操作しやすい位置にステアリングや操作スイッチが配置されています。
これらの点は変わらずに、ドライバーが常に見るメーターが変更されています。
ヤリスクロスのマイナーチェンジによる追加点
まず、メーター部に7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを標準装備(ヤリスX、Uを除くグレード)しました。視認性の優れたメーターになり、ディスプレイオーディオ、カラーヘッドアップディスプレイなど、必要な情報を一目で確認しやすくなっています。
最新のディスプレイオーディオを搭載し、コネクティッドナビは5年間標準付帯、Xグレードにはナビレディパッケージが設定されています。8インチのディスプレイに、鮮明な地図でドライバーに表示できるナビです。
ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusはコネクティッドナビですが、データ通信が途切れたときでもナビ機能が利用できます。
さらに安全装備では、プリクラッシュセーフティの検出対象範囲を、交差点での出会い頭時の車両や自動二輪車へ拡大しています。
気になる車両価格は?
2024年にマイナーチェンジされたヤリスクロスの各グレードの価格は以下の通りです。
価格表
モデル | 価格 |
Z“Adventure” ハイブリッド 1.5L 2WD | 2,925,000円 |
Z“Adventure” ハイブリッド 1.5L E-Four | 3,156,000円 |
Z“Adventure” ガソリン 1.5L CVT 2WD | 2,551,000円 |
Z“Adventure” ガソリン 1.5L CVT 4WD | 2,782,000円 |
Z ハイブリッド 1.5L 2WD | 2,809,000円 |
Z ハイブリッド 1.5L E-Four | 3,040,000円 |
Z ガソリン 1.5L CVT 2WD | 2,435,000円 |
Z ガソリン 1.5L CVT 4WD | 2,666,000円 |
G ハイブリッド 1.5L 2WD | 2,524,000円 |
G ハイブリッド 1.5L E-Four | 2,755,000円 |
G ガソリン 1.5L CVT 2WD | 2,150,000円 |
G ガソリン 1.5L CVT 4WD | 2,381,000円 |
X ハイブリッド 1.5L 2WD | 2,295,000円 |
X ハイブリッド 1.5L E-Four | 2,526,000円 |
X ガソリン 1.5L CVT 2WD | 1,907,000円 |
X ガソリン 1.5L CVT 4WD | 2,138,000円 |
GR SPORT ハイブリッド 1.5L 2WD | 2,954,000円 |
GR SPORT ガソリン 1.5L CVT 2WD | 2,571,000円 |
ヤリスクロスのマイナーチェンジについてよくある質問
- ヤリスクロスのマイナーチェンジでの変更点は?
-
ヤリスクロスの2024年1月のマイナーチェンジでは、アッパーグリルのデザインが変更されたり、フロントアームレストがコンソールボックス付のタイプに変更されています。またToyota Safety Senseの機能が最新化されています。
- ヤリスクロスの車両価格は?
-
マイナーチェンジ後のヤリスクロスの車両価格は、1,907,000円〜3,156,000円です。
マイナーチェンジされたヤリスクロスをお得に購入する
ヤリスクロスをお得に購入するには、低金利ローンや未使用車の購入がおすすめです。
低金利ローン
車を手に入れたいと思っている方にとって、低金利ローンを利用することはお得な選択肢です。低金利ローンは名前の通り、金利が低いため毎月の支払いが軽くなるローンのことです。
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未使用車
未使用車とは登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。
新車のように奇麗で安心して乗れる車をお得に乗りたいって思っている方には、未使用車がおすすめです。登録はされているので中古車という扱いですが、展示場内での移動なので、ほぼ新車といっても過言じゃありません。
もう一つのいいところは、納車が速いことです。新車をオーダーすると、納車日まで長くなることもありますが、未使用車ならその心配がありません。早く車を乗り換えたい方にもぴったりです。
しかし未使用車は在庫がある車に限るので、選べる色やグレードが限定されてしまうこともあります。カミタケモータースでは、300台以上の車を展示しているので、お気に入りの一台が見つかります。
ぜひ、最新の在庫情報をチェックしてみてください。