今回の主役は6年ぶりに刷新された日産 新型セレナです。フルモデルチェンジを経て、6代目となったセレナは「広さそのままに、先進技術をさらに搭載」した一台へと進化しました。
今回試乗したのはガソリンモデル最上位の「ハイウェイスターV」。8人乗り仕様で、新車価格は326万円。e-POWERでは7人乗りが設定され、上位グレードでは400万円を超えます。価格帯を踏まえると、この「ハイウェイスターV」がもっとも現実的に検討されやすいポジションといえますね。

【カミタケチャンネル!】新型セレナのレビュー!
外装デザイン ― スッキリ感と洗練

新型セレナのフロントグリルは存在感がありながらも、過剰さを抑えたデザインに。

この横からのライン、だいぶスッキリしましたよね
以前は“ボコッ”とした意匠が残っていましたが、今回はよりフラットで都会的な印象に仕上げられています。

ヴォクシーのような「オラオラ系」でもなく、ステップワゴンの「無印シンプル」でもない感じですね。あえて例えるなら、最新のファッショントレンドを自然に取り入れた一台といった雰囲気になっています。
内装の進化 ― 液晶ディスプレイと操作系

運転席に座るとまず目に入るのは、大型の液晶ディスプレイ。メーターとナビ画面が横一列につながり、視認性と未来感を両立しています。

完全にボタン式ですよ。
操作系はシフトまわりもデジタル化が進み、より直感的に扱える印象です。
さらに、収納スペースも徹底的に用意されています。ドリンクホルダーには滑り止めが備わり、下段にはティッシュがすっぽり収まるスペースまで確保されていました。

あ、ここティッシュ置き場にぴったりやん!
日常の使い勝手をリアルに想像させてくれますね。

日産新型セレナは、単なるフルモデルチェンジにとどまらず、ユーザーのライフスタイルに合わせた柔軟な選択肢を提示してきました。特にオプション装備やシートアレンジの工夫は、ファミリーユースや長距離ドライブを想定した設計思想が随所に感じられます。
ディスプレイやアラウンドビューモニター、さらにはワイヤレス充電といった装備は、セットオプションとして選択可能です。

これ全部セットにできるのは嬉しいですよね。逆に“ここは要らないな”という部分は外せるので、カスタマイズ性が高いです
ユーザーの利用シーンに応じて装備を最適化できる点は、購買動機を大きく後押しする要素といえるでしょう。

ステアリングにはお馴染みのスイッチが配置され、左側にはプロパイロット関連の操作系、右側にはアイドリングストップや電動スライドドアの操作が並びます。さらに、オートホールドや電子制御パーキングブレーキといった最新機能も完備。

慣れないうちは押し間違えそうですが、実際に走り出すと直感的に操作できますね
こうした小さな操作感の工夫が、日常の運転体験を大きく変えていきます。
インフォテインメントと快適装備

ナビゲーションは大画面タッチ操作に対応しており、「まるでiPadのよう」と表現されるほど直感的。GoogleサービスやAlexa連携など、車内をスマートデバイス化する流れは止まりません。
シート表皮にはゴミが入りにくいステッチが採用され、質感と清掃性を両立。さらに、足をかざすだけでリアゲートが開閉できるハンズフリー機能も搭載されています。

荷物を両手で抱えていても、足でサッと開けられるのは本当に便利です
車内に乗り込むと、2列目の中央シートだけ素材が異なる仕様に。ちょっとした高級感を演出する遊び心が感じられます。
さらに、2列目には収納付きのテーブルやドリンクホルダーが装備され、使わない時には折り畳んでスマートに収納可能。

穴がないテーブルは意外と便利ですね。飲み物を置かずに“お菓子置き場”として使えます
後席には3段階調整可能なシートヒーターが備わり、寒冷地や冬のドライブでも快適に過ごせる仕様となっています。
シートアレンジ ― 7人乗りモード

このモデルは8人乗り仕様ですが、中央のシートやボックスを前後に移動させることで、7人乗り風のアレンジも可能です。

これなら2列目のシートを寄せて通路を広くできる。まるでヴォクシーの良さを取り入れたみたいですね
こうした柔軟なレイアウトは、ユーザーが状況に応じて最適な使い方を選べる余地を広げています。
ミニバン市場における競争力は「広さ」と「使い勝手」に直結します。新型セレナはその点で、大きな進化を遂げていると言えるでしょう。特に後席の居住性や荷室のアレンジは、ファミリー層にとって非常に重要なポイントです。

まず印象的なのは窓の大きさ。前席からの視界も広く、窓の位置が低めに設定されているため、乗員全員に開放感を与えます。

窓、めっちゃ広いな!

これなら車酔いしにくそうですね
実際に座ってみるとその効果は一目瞭然です。ロールサンシェードも装備されており、日差しを遮りつつプライバシーを確保する工夫も光ります。
リアゲートを開けると、大容量の荷室が広がります。3列目シートは跳ね上げ式で、収納時には床下スペースも有効活用可能です。

ヴォクシーだと操作不要なんですよね。でもセレナも工夫されていて便利です
さらに驚かされるのは、3列目シートのスライド機能。

3列目がスライドできるのは初めて見ました。これは楽ですね
この調整によって、乗車人数や荷物量に応じた柔軟な使い分けが可能となります。2列目・3列目にはテーブルやUSBポート、ドリンクホルダーが豊富に配置されています。

ここ、ドリンクホルダー3つも付いてる!

しかもUSBまで。長距離移動でも快適に過ごせますね
シートをリクライニングさせると広大な空間が生まれ、マットを敷けば車中泊も視野に入ります。ただし、腰まわりに段差が生じやすいため、快適性を高めるにはクッションやマットの追加が望ましいでしょう。

3列目でも全然いける!

これは子どもだけじゃなく、大人でも余裕ありますね
座面の高さやスペースの余裕は十分で、電動スライドドアの操作性も相まって乗降性は高水準。ファミリーでの遠出やアウトドア用途にも強みを発揮します。
新型セレナは、大きな窓による開放感、荷室とシートアレンジの柔軟性、そして後席快適装備の充実により、ライバルと差別化された存在感を放っています。
「広さ」と「実用性」の両立は、ファミリーカー選びにおいて決定打となる要素。セレナはその期待に十分応える仕上がりでした。

マットを敷けば車中泊も可能。まさに“走るリビング”ですね
新型セレナは、単なるミニバンのフルモデルチェンジにとどまらず、快適性と先進装備の両立を徹底的に追求しています。後席の居住性、最新の運転支援技術、価格帯を含めたバランスは、ライバルと比較しても注目に値します。
後席快適装備 ― シートヒーターとエアコン

3列目までしっかりと快適装備が整っている点は、ファミリー層にとって大きな魅力です。

シートヒーター、背中まで温かさが来てる!

背中まであるのは嬉しいですね
後席専用のエアコンも備わり、長距離ドライブでも子どもから大人まで快適に過ごせる環境が整っています。
レバー類は多いものの、配置が整理されているため直感的に使える設計です。誤操作のリスクを減らす工夫が随所に感じられます。

別々に配置されてるから、間違えて“バーン!”みたいな操作はしにくいですね
こうした細かな配慮が、運転時の安心感につながっています。
第二世代e-POWERと走行性能

画像引用元:日産
新型セレナのもう一つの目玉は、第2世代e-POWERの採用です。これまで1.2Lだったエンジンが1.4Lへと刷新され、走行性能も強化されています。
さらに注目したいのは、プロパイロットが全車標準装備になったこと。上位グレードには「プロパイロット2.0」が搭載され、全車速域でのハンズオフ走行が可能になっています。

トヨタは40km/h以下限定ですが、日産は全車速対応なんですね

でも…ほんとに手を離したいのか、そこは自分で考えるべきですね
運転支援技術の進化は確かに魅力ですが、最終的にはユーザーの安全意識とバランスが問われるところです。

ヴォクシーのガソリンSZや、ステップワゴンのスパーダと同じくらいですね
この価格帯で、どのモデルを選ぶかはユーザーの優先順位次第。広さや快適性を求めるならセレナ、デザイン重視ならヴォクシー、走りの質感を求めるならステップワゴンと、それぞれに強みがあります。
今回特に印象的だったのは、3列目にもテーブルやUSBポートが備わっている点です。ファミリーカーとしての利便性を徹底追求した結果といえるでしょう。また、7人乗り・8人乗りの差を気にせず、シートアレンジで柔軟に対応できる点も強みです。
先代セレナの内装については、こちらの記事をチェック!

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