スバルのXVは、ステーションワゴンとSUVを融合させたアクティブで使いやすいモデルです。XVは「クロストレック」として世界市場での名前に統一され、2022年12月に発表され、2023年春に発売が予定されています。
新しくなったクロストレックを少しでも安く買いたいと思うものですが、値引き額の目安はどれくらいなのでしょうか。値引き時の交渉のポイントやお得に購入する方法について解説をしていきます。
クロストレックの値引き目安
クロストレックの値引きの目安はどれくらいなのかを見ていきましょう。
2023年3月現在、新型クロストレックは予約受注がスタートしている段階ではありますが、発売前となっていますので、値引き情報としては多くありません。値引きできた報告が掲載されていたので、ご紹介しましょう。
Limitedの場合ですが、値引きは12万円だった方がおられます。また車両値引きとオプションで約9万円の値引きだったという情報もありました。
販売前の車のために、それほど値引き額は期待できません。車両本体価格からの値引きについては、13万円を目安に交渉をしていきましょう。
- 車両本体価格からの目標値引き 10万円
- オプションを含む限界値引き 15万円
ディーラーオプションなどの付属品を多く装着するときには、オプションからの値引きについても交渉することが可能です。グレードや装着するオプションによっても異なりますが、15万円の値引きができればよいでしょう。
クロストレックの値引きを成功させる方法
続いてクロストレックの新車を購入する際に、値引きを成功させる方法を見ていきましょう。値引き交渉をする際には、値引きの相場や値引きの目標金額などを頭に置きつつ、交渉をしていくことができます。
- 競合車種と見積もり比較する
- 決算時期に交渉する
- ディーラー同士で見積もり比較する
競合車種と見積もり比較する
値引きを成功させるための方法の1つが、競合車種の見積もり金額と比較をすることです。担当者との商談の際に、競合車種と迷っていることを伝えることによって、より有利に値引き交渉を進められます。
クロストレックの金額だけで値引きの交渉をするよりも、競合車種の見積り金額を出して比較をしつつ値引きの交渉を進めるほうが、さらなる値引きを引き出すことができるからです。
クロストレックと類似しているSUV車はたくさんあるので、値引きの交渉を有利に進めるためにも、どれか1つでも見積もりを取っておくようにしましょう。
クロストレックの競合車としては、三菱のエクリプス クロスやトヨタのカローラクロス、スズキのエスクード、マツダCX-30などがあります。
クロストレックを競合車と比較するときには、クロストレックが本命であるということを最初の段階からは伝えないということがポイントとなります。
決算時期に交渉する
決算期は、中間決算(8月~9月末)と、年度末決算(1月中旬~3月末まで)の年に2回あります。決算時期はどのメーカーでも、メーカーをあげて販売台数を稼ごうという動きが出てきます。
それぞれのディーラーでも決算フェアなどが行われるので、この時期にクロストレックの購入をするなら、最大値引きで購入できるチャンスが高くなるでしょう。
さらに交渉次第では、6月や12月などの四半期決算の月であっても、クロストレックの割安な値引きを引き出すことができる可能性が高くなります。
ディーラー同士で見積もり比較する
ディーラー同士で見積もり金額を比較することが、値引きを成功させるもうひとつの方法となります。どこのディーラーも同じ会社だと思うこともありますが、実は運営元が別会社だということもよくあることなのです。
他のメーカーに比べるとスバルは、サブディーラーが少なくなっていますが、たとえば都道府県をまたぐと運営元が違っているということもありますので、ディーラー同士での見積もりを比較してみるというのもよいでしょう。
ディーラー同士で見積もりの金額を比較するという方法は、住んでいる地域や場所によって実践できるかどうかが変わってきます。近隣に何店舗かディーラーのお店があり回ることが可能であれば、有効な方法といえるでしょう。
競合車種との比較をしていき、終盤に他のディーラーの見積もり金額の比較をすることで、さらに値引きを引き出すこともできるでしょう。
クロストレックの魅力
クロストレックの魅力は、「XV」で培ってきた性能やコンセプト、デザインなどはしっかりと抑えつつ、さらに進化をさせることによってSUVとしての資質をさらに向上させていることです。
さらに新型クロストレックでは、本格的なSUV性能を備えつつ、都会的な洗練されているスタイリングに仕上がっているという点も魅力の1つといえるでしょう。さらに、従来の駆動方式では4WDのみの設定でしたが、新型クロストレックでは2WD(FF)が新たに設定されています。
またクロストレックは、スバルの最大の特徴といえる水平対向エンジンを搭載していて、SUVになってもハンドリングの腰高感がなく、セダンのような低重心感を持ったドライブができるようになっています。
またクロストレックのインテリアでは、センターコンソールが大画面液晶パネルとなっているので、エアコンやカーナビなどの操作がタブレット感覚で行うことができるというのも魅力の1つといえるでしょう。
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クロストレックのモデルチェンジ情報
新型クロストレックはスバルXVの4代目のモデルで、今回のフルモデルチェンジで名称も海外名称の「クロストレック」と変更され世界統一されました。
「クロストレック」は、クロスオーバーとトレッキングという言葉を併せた造語です。「クロストレック」という名称にはアーバンからアウトドアまで、クロスオーバーしていくという意味と、トレッキングをするようにアクティビティを楽しんでもらいたいという思いが込められています。
スバルXVは、インプレッサの派生モデルで、インプレッサの4代目モデルが発売される際にクロスオーバーSUVとして発売されました。
新型クロストレックのフロントグリルは、大型のヘキサゴングリルが搭載されていて躍動感のあるデザインになっています。パワートレインは、2.0L e-BOXERが採用されています。
プラットフォームはSPGを採用
クロスオーバーのプラットフォームには、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)が採用されています。サスペンションの剛性強化や構造用の接着剤が拡大されるなどの改良が図られています。
新しいプラットフォームでは安定した走りと共に、路面からの振動が抑えられる設計となっているので、快適な室内空間を楽しむことができるでしょう。
シンプルで機能的なインテリア
新型クロスオーバーのインストルメントパネルでは、マルチマテリアルの多層構造が採用されているので、シンプルで機能性が高いインテリアとなっています。また、11.6インチ画面のセンターインフォメーションディスプレイは、標準装備されています。
インテリアのデザインは、グレードごとに異なっていますが、ベーシックグレードはシルバーステッチのトリコット、上級グレードではシルバーステッチのファブリックが採用されています。
さらに新型クロスオーバーには、大学の医学部と共同開発されたシート構造が採用されているので、上質で快適な乗り心地を楽しむことができるでしょう。
先進安全装備の搭載
新型クロストレックのデジタルマルチビューモニターは、車両の周辺360度を映し出すことのできる3Dビューとトップビューが採用されています。それにより車両周囲の視認性が高められました。
さらにステレオカメラに加えて、広角単眼カメラが採用されている新世代アイサイトが搭載されているので、低速時に歩行者や自転車などを認識できるようになり、より安心で快適な運転のサポートができるようになりました。
今回のフルモデルチェンジで注目されている、その他の変更点は以下の通りです。
- スバル初のフルLEDハイ&ロービームランプ、LEDコーナリングランプ
- 2ピニオン電動パワーステアリング
- 電動ブレーキブースター
LEDコーナリングランプは夜間での視認性の向上、電動ブレーキブースターは、プリクラッシュブレーキが作動した緊急時のブレーキの応答性が向上しています。
クロストレックの支払額を抑える方法
クロストレックの支払総額を抑える方法の1つは、純正オプションではなくより安い社外品を選ぶことによって総支払額を下げるという方法です。
オプションを抑えて社外品にする
クロストレックの支払総額を抑えるために、装着するオプションを社外品にすることもおすすめとなります。
オプションには、「メーカーオプション」と「ディーラーオプション」の2種類があります。「メーカーオプション」は、新車を工場で製造するときに取りつけるもので、後から追加をすることができません。
対して「ディーラーオプション」は、ディーラーに到着してから取り付けるものになるので、購入後に追加することが可能です。「ディーラーオプション」の中には、カーショップなどで販売している価格の安い社外品で代用できるものもあります。
たとえばカーナビやスピーカー、ドライブレコーダー、アルミホイール、フロアーマットなどがあります。社外品であっても、純正品と同じように高性能な商品もたくさん販売されています。
純正品のほうがインテリアになじむというメリットもありますが、それほどこだわりがないというものについては、クロストレックの支払総額を抑えるために社外品を選ぶこともできるでしょう。
クロストレックのおすすめグレード
クロストレックのグレード展開は、標準グレードの「Touring」と、上級グレードの「Limited」の2種類となります。おすすめのグレードは「Limited」です。
上級グレードの「Limited」には、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイやデジタルマルチビューモニターなどが標準装備となっていて、圧倒的に装備が充実しているためです。
クロストレックのグレード別の本体価格の金額差を比較してみましょう。
クロストレック グレード別の本体価格
グレード名 | 車両本体価格 |
Touring 2WD | 2,662,000円 |
Touring 4WD | 2,882,000円 |
Limited 2WD | 3,069,000円 |
Limited 4WD | 3,289,000円 |
グレード間では、約40万円の価格差となりますが、「Limited」の快適装備や安全装備は、「Touring」とは異なります。
価格差を考えても、装備が充実している上位グレードがおすすめといえるでしょう。
クロストレックのリセールバリュー
クロストレックは、リセールバリューが比較的高い車となっています。現行モデルのスバルXVからリセールバリューを参考にして予想すると、クロストレックのリセールバリューは以下の通りです。
クロストレックのリセールバリューの予想
年数 | 残価率 |
3年落ち | 約80%~約75% |
5年落ち | 約70%~約65% |
リセールバリューを考えてクロストレックのカラーを選ぶのであれば、「クリスタルホワイトパール」と「クリスタルブラックシリカ」の2つのカラーがおすすめとなります。
どの車種であっても、ホワイト系とブラック系のカラーは査定相場が15~20万円ほど高くなる傾向にあるからです。
クロストレックは中古車と新車のどちらがよい?
クロストレックを購入する際、中古車と新車のどちらを選べばよいのでしょうか。結論からすると、新車は状態が安定しているので、長く安心して乗ることができるのでおすすめです。
2023年3月の段階では、発売されて間もない車種となるので中古車の選択肢はありません。
今後、中古車が購入できるようになったとしても、中古車では前のオーナーがどのような使い方をしていたのかなどがわからないので不安を感じる、という方もおられるでしょう。コンディションの良い中古車が見つかる可能性もありますが、長く安心して乗ることができるという点では、やはり新車がおすすめです。
また新車には「新車保証」がついていますので、不具合を気にすることなく数年間乗ることができるという点もおすすめのポイントとなります。
クロストレックと競合車種との比較
クロストレックと、競合車種との比較をしていきましょう。クロストレックのライバル車としては、三菱のエクリプス クロスやトヨタのカローラクロスをあげることができます。
三菱 エクリプス クロス
三菱のエクリプス クロスは、クロストレックにタイプが近く、オンオフを問わずに良質な走りを楽しむことができる万能タイプのSUV車です。
現行モデルのエクリプス クロスは、2020年にマイナーチェンジがされて、1.5Lターボ車のほかに電動4駆を採用しているPHEV(プラグインハイブリッド車)が追加設定されました。
エクリプス クロスとクロストレックの比較をするときには、PHEV(プラグインハイブリッド車)についても比較をするポイントとして挙げることもできるでしょう。
トヨタ カローラクロス
トヨタのカローラクロスは、車格的にも価格的にも新型クロストレックの競合車種といえるでしょう。2023年現在、カローラクロスはKINTOでの受注を再開していますが、それ以外では受注停止中となっています。
トヨタのカローラクロスは、1966年に誕生したカローラシリーズの中で初のSUVとなります。カローラクロスのサイズ感は、大きすぎず小さすぎないというバランスの良いサイズが魅力といえるでしょう。
また、カローラクロスのハイブリッド車はクラストップ級の走りとなっていますし、使い勝手の良い荷室と優れた実用性が魅力です。
カローラクロスとクロストレックを比較するときには、カローラクロスのハイブリッドにオプションを追加することで、クロストレックと同じ価格帯となるので、見積もりの際の交渉がしやすくなるでしょう。
クロストレックを安く購入する方法
クロストレックをお得に購入するには、低金利ローンの利用を検討することがおすすめです。
低金利ローン
費用負担を抑えながら車を購入したい方には、低金利ローンの利用がおすすめです。新車の購入価格は、グレードや追加するオプションによって高額になることもあります。
それで、ローンを利用して車を購入される方も多くいらっしゃいます。ローンを利用すれば、毎月の支払額を一定にできるので、無理なく希望の車に乗ることができます。しかし金利手数料の負担が発生するのが懸念点となります。
手数料の負担を抑えられるのが低金利ローンです。名前の通り、金利が低いので総支払額を抑えることができます。弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを取り扱っており、お得に購入することが可能となります。
同じグレードの車を購入するだけでも、他社同等プランと比較して何十万円も差額が発生することもあります。ぜひ、毎月の支払額がいくらになるかをチェックしてください。