軽自動車は車両本体価格が安いものがあり、維持費も安いことから販売台数も多いです。その中でeKワゴンはコスパが良い軽自動車としておすすめの車種です。
この記事ではeKワゴンのコスパの良さと維持費について、さらにカミタケチャンネルの動画を紹介します。




eKワゴンのコスパは優れている?

画像引用元:eKワゴン- 三菱自動車
低価格なのに充実した装備
三菱のeKワゴンは、新車価格が比較的リーズナブルに設定されており、特に上級グレードでも同クラスの競合車より抑えられています。
これは、高いコストパフォーマンスを重視するユーザーに向けた戦略の一環で、三菱自動車はコストを意識した価格設定を行っています。この価格を実現できる理由の一つは、部品の共通化や生産の効率化によってコストを抑えているからです。
また、eKワゴンの上級グレードは、安全性能や快適性にも優れているものの、他メーカーの同クラス車よりも手に取りやすい価格帯になっています。
そのため、eKワゴンは、初めて軽自動車を購入する方や、予算を意識して車選びをする方にとって魅力的な選択肢となっています。
燃費性能が良く維持費を抑えられる理由
日産と三菱は軽自動車の共同開発を行っており、「デイズ」「eKクロス」「eKワゴン」は兄弟車にあたります。
ただし、eKワゴンには「スマートシンプルハイブリッド」が搭載されていないため、燃費性能はデイズやeKクロスと比べてやや低くなっています。
eKワゴンにはターボ仕様の設定がなく、2WDモデルのWLTCモード燃料消費率は23.2km/L、4WDモデルのWLTCモード燃費は21.0km/Lとなっています。それでも街中を走行するのには十分な燃費性能と言えるでしょう。
軽自動車ならではの税金の安さも魅力
軽自動車は、普通車と比べて税金面で優遇されているのが大きな特徴です。普通車の自動車税は排気量によって決まりますが、軽自動車の場合、「軽自動車税(種別割)」として一律10,800円がかかります(2015年4月以降に初回登録された車両の場合)。
また、車検時に支払う自動車重量税についても、普通車は重量によって金額が変わるのに対し、軽自動車は車両の重さに関係なく、新車登録から13年未満なら2年で6,600円(自家用)と決まっています。重量に左右されない分、費用が分かりやすいのもポイントですね。
さらに、任意保険の保険料も普通車(小型車を含む)より安くなる傾向があり、維持費を抑えやすいのも軽自動車の魅力です。加えて、高速道路の通行料金も普通車より約2割ほど安く設定されているため、長距離移動の際にもコストを抑えられます。こうした経済的なメリットがあることから、軽自動車は日常の足として多くの人に選ばれているのですね。
eKワゴンの燃費と維持費をチェック

実燃費はどのくらい?ライバル車と比較
スズキ ワゴンR
スズキの「ワゴンR」は、軽ハイトワゴンのパイオニアともいえるモデルです。現行型は2017年に登場し、マイルドハイブリッドシステムを採用することで、燃費性能に優れているのが特徴です。
ハイトワゴンでマイルドハイブリッドを搭載しているモデルは少ないので、燃費の面で有利といえるでしょう。
ワゴンRのWLTCモード燃費は、以下のとおりです。
グレード | 駆動方式 | トランスミッション | カタログ燃費(km/L) |
FX | 2WD | 5MT | 24.8 |
2WD | CVT | 24.4 | |
4WD | 5MT | 23 | |
4WD | CVT | 23.2 | |
HYBRID FX-S | 2WD | CVT | 25.2 |
4WD | CVT | 24.2 |
ワゴンRはマイルドハイブリッドを採用していることもあり、どの駆動方式でもeKワゴンよりも燃費性能が優れています。特に、HYBRID FX-Sの2WD(CVT)は25.2km/Lと、軽自動車の中でも高い燃費性能を誇ります。5MTとCVTの違いによる燃費の差もありますが、CVTでも十分な燃費性能を確保しているのがポイントです。
燃費の良さを重視するなら、やはりハイブリッドモデルが選択肢に入りますね。ワゴンRは、日常の使い勝手を考えてもコストパフォーマンスの高い一台といえるでしょう。
ホンダ N-WGN
N-WGNの実燃費は、グレードや駆動方式によって異なります。以下が実際のデータです。
グレード | 駆動方式 | トランスミッション | カタログ燃費(km/L) |
G / L / L 特別仕様車 STYLE+ BITTER / カスタムL | 2WD | CVT | 23.2 |
4WD | CVT | 21.2 | |
カスタムL・ターボ | 2WD | CVT | 21.2 |
4WD | CVT | 21.0 |
WLTCモード燃費は、市街地モード(信号などの影響を受けやすい走行環境)、郊外モード(比較的ストップ&ゴーが少ない道)、高速道路モードの3つの走行パターンを、平均的な使用時間の割合で構成した計測方法です。これまで日本で一般的だったJC08モードよりも、より実際の走行環境に近い燃費データが得られるのが特徴ですね。
N-WGNにはハイブリッドなどは搭載されていませんが、カタログ燃費でも良い数値になっています。
長く乗るための維持費節約ポイント
任意保険は見直しがカギ
任意保険って、一度契約するとそのままにしてしまいがちです。しかし、定期的に見直すだけで保険料が大きく変わります。特に「年齢条件」は、見直し次第で節約できるポイントです。
たとえば、20代の頃に「全年齢補償」で契約したまま変更していないと、30代・40代になっても高い保険料を払い続けている可能性があります。しかし、現在の年齢に合わせて「30歳以上補償」などに変更すれば、それだけで保険料がグッと安くなることがあるのです。意外と見落としがちですが、ここを適切に設定するだけでムダな出費を防げます。
また、「使用目的」の設定も見直す価値があります。以前は毎日通勤で車を使っていたけれど、今は週末しか乗らなくなったという場合、「通勤・通学」から「日常・レジャー」に変更するだけで保険料が下がることもあります。
こうしたちょっとした調整をするだけで、余計な支払いを減らしつつ、しっかり補償もキープできます。保険は「もしものときの備え」ですが、必要以上に高い保険料を払い続けるのはもったいないですよね。ぜひ一度、ご自身の契約内容を確認してみてください。
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車検費用は業者の選び方で変わる!
車検の費用には、「法定費用」と「車検基本料」の2つがあります。法定費用は車種ごとに決められているため、どの業者で受けても変わりませんが、車検基本料は業者によって大きく異なります。
たとえば、車検専門店なら2万5,000円〜ですが、ディーラーに依頼すると4万円〜10万円かかることもあります。さらに、ガソリンスタンドでは1万円〜3万円と安く済む場合もありますが、整備内容が最小限になることが多いので、しっかり点検したい場合は注意が必要です。
また、車検費用は「法定費用+基本料」だけではなく、部品交換や整備の内容によっても変わります。たとえば、ブレーキパッドやタイヤの交換が必要になれば、その分費用がかかるため、同じ車でも業者によって「A社では8万円、B社では5万円」といった差が出ることがあります。
だからこそ、一つの業者だけで決めずに、複数の業者から見積もりを取るのが重要です。つい「いつも頼んでいるところだから」と流れで決めてしまいがちですが、それだと気づかないうちに損をしていることも。
大切な愛車を長く快適に乗るためにも、業者ごとの違いを理解し、納得のいく車検を受けたいですね。コストを抑えながらも、安全性はしっかり確保できるよう、事前に比較して最適な業者を選びましょう。
ターボ車との維持比較
ターボ車は、自然吸気エンジン(NA)を搭載した車と比べると、パワーがある反面、燃費性能が落ちやすい傾向があります。これは「より多くの燃料を燃焼させてパワーを引き出す」という仕組みのため、どうしてもトレードオフの関係になってしまうのですね。そのため、燃費の良さを重視される方にとってはデメリットといえるでしょう。
また、ターボ車はターボチャージャーを搭載しているので、NA車よりも車両価格が高くなります。一般的に、ターボ付きのグレードはターボなしのグレードと比べて12万円以上高くなることが多く、できるだけ予算を抑えて車を購入したい方にとっては負担が大きく感じられるかもしれません。
とはいえ、ターボ車は坂道や高速道路での加速性能に優れており、走りを重視する方には魅力的な選択肢です。価格や燃費を取るか、パワーを取るか、自分のカーライフに合った選び方をするのが大切ですね。
eKワゴンのライバル車とコスパを比較
ダイハツ ミライース

画像引用元:ミライース|ダイハツ
ダイハツのミライースは、低燃費とコンパクトなボディが魅力の軽自動車ですが、室内空間の広さで比較すると、eKワゴンの方がゆとりがあります。特に車体の高さがあるため、アルトと比べてもワゴンタイプらしい広さを感じられるのが特徴ですね。
後部座席に関しても、ミライースはベンチシートを採用しており、2人で1つのシートに座るイメージになります。シートの調整ができないため、1人で乗る分には快適ですが、家族や友人と乗る場合は少し窮屈に感じるかもしれません。その点、eKワゴンは後部座席の居住性が高く、複数人での移動でも快適さを保ちやすいのがメリットですね。
また、ミライースの車両重量は、実用装備が充実した「X・SAIII」グレードでもわずか670kgと非常に軽量です。そのため、運転時の感覚も軽快で、街乗りでも扱いやすくなっています。ノーマルエンジンながら登坂路でもパワー不足を感じにくく、燃費と走行性能のバランスが取れているのもポイントですね。
コンパクトで経済的なミライースか、室内空間に余裕のあるeKワゴンか、用途に合わせて選ぶのがよさそうです。
スズキ ワゴンR

現行のワゴンR(2019年4月時点)は、2017年2月にフルモデルチェンジを受けた6代目モデルです。デザインは、初代ワゴンRをオマージュしながら、シンプルで洗練されたスタイルへと進化しています。
デザイン面だけでなく、プラットフォームも大きく刷新されました。スズキの軽自動車用新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用したことで、先代の5代目ワゴンRよりもボディ剛性が向上しながら、約20kgの軽量化にも成功しています。その結果、燃費性能や走行安定性の向上にもつながっていますね。
さらに、最も廉価なグレードを除くすべてのグレードにマイルドハイブリッドシステムが搭載されているのも、大きな進化ポイントといえます。中でも、標準ボディのHYBRID FX セーフティパッケージ装着車は、価格と装備のバランスが良く、コストパフォーマンスの高さが光ります。
ワゴンRは、比較的手頃な価格のグレードが多く展開されているため、予算を抑えたい方にとって魅力的な選択肢になりそうですね。ただ、安全装備の充実度も重要なポイントですので、どのグレードが自分の用途に合っているのか、しっかり比較しながら検討すると良いでしょう。
ホンダ N-WGN

軽自動車といえばセダン型が主流でしたが、今では「経済性に特化したモデル」という位置づけになっています。一方で、現在の主流は実用性やトレンドを重視したハイト系モデルといえるでしょう。価格はセダン型と比べて高めですが、装備や内外装の充実ぶりを考えれば、納得できる内容になっていますね。
例えば、N-WGNにはホンダセンシング、デイズやeKワゴンにはプロパイロット(マイパイロット)といった先進の安全装備が搭載されており、上位モデル並みの高い安全性能を備えています。基本性能の向上に加え、軽自動車としてはかなり贅沢な仕様を選べるのも、このクラスの特徴です。
ただし、ハイト系モデルとはいえ、セダン型ほどではないものの経済性を重視するユーザーも多いため、必ずしも高性能なグレードが最適とは限りません。N-WGNのエントリーグレード「G」でも、日常使いに必要な装備はしっかり備わっていますが、ワンランク上の「L」や「カスタムL」では、充電用USBジャックや「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」などが追加され、さらに快適性が向上しています。
最新モデルが充実しているのは間違いありませんが、価格とのバランスを考えながら、自分にとってベストな1台を見極めることが大切ですね。
結論|eKワゴンはコスパを求める方におすすめ
eKワゴンは2グレード展開されていてグレードの選択肢は少ないですが、充実した装備になっているのが特徴です。コスパが良い軽自動車を探している方にぴったりのモデルです。
eKワゴンのコスパについては、カミタケチャンネル!でも紹介しています。
カミタケチャンネル!
今日は、コスパ最強の軽トールワゴンをご紹介していきます!
未使用車専門店として、YouTubeで動画を配信して4年になります。これまで数多くの車を紹介してきましたが、その中でも特に売れているのが 三菱 eKワゴン かもしれません。
「新車の軽自動車が欲しいけど、納期は早い方がいいし、装備も充実していて、なおかつコスパがいい車が欲しい!」という方にぴったりの一台です。
eKワゴンのおすすめポイント
eKワゴンの魅力は、 「実用的な軽トールワゴンを未使用車でお得に買える」 という点です。
スライドドア付きの軽自動車もありますが、そこまでの装備は不要という方や、軽セダンでは少し物足りないと感じる方におすすめの 中間サイズの軽自動車 です。
このカテゴリーの人気車種には、
- スズキ ハスラー
- ダイハツ ムーヴキャンバス
- スズキ ワゴンR
- ダイハツ ムーヴ
- ホンダ N-WGN
- 日産 デイズ(eKワゴンの兄弟車)
などがあります。
三菱の軽自動車のラインナップでは、デリカミニが発売されて独特の雰囲気が人気を集めています。兄的存在のデリカD:5の雰囲気が感じられるオフロードらしいスーパーハイトワゴンになっています。
その中でも、eKワゴンの Mグレード(ベースグレード) は、装備が充実しているのが特徴です。ライバル車種にもハイトワゴンがありますが、装備を比較してみると装備が良い部分がある反面、省略されているものもあります。
しかしコスパを求める方にぴったりのモデルともいえるのがeKワゴンのMグレード。

eKワゴンのデザインは、 「キュート&シック」 がコンセプト。全体的に丸みを帯びたデザインで、メッキパーツも付いており、質感の高さを感じます。
ただ、 LEDヘッドライトの設定がないのは少し残念なポイントです。夜間の走行が多い方は、社外品のLEDバルブに交換するのもおすすめですね。街乗りであれば十分と感じる方もおられるので実車を見てみたり、納車されてから検討することもできるでしょう。
また、ナンバープレートの位置が中央にあるのが特徴的。ラジエーターの開口部を広く確保し、冷却性能を高めるための設計の車が増えてきましたが、eKワゴンは中央にありますね。白ナンバーに変更すると、より普通車っぽい見た目になりますよ。
サイドに回ってタイヤサイズを見ていきます。eKワゴンのタイヤサイズは155/65R14。軽自動車で一般的なサイズなので、スタッドレスタイヤへの交換も安価で済みます。コスパを求める方には嬉しいサイズですね。
リアは丸みがあるデザインになっています。立体的でありながらオーソドックスなデザインとも言えるでしょう。

ボディーカラーは11色展開です。2トーンも選択可能です。未使用車として流通が多いのは、やはりホワイトパール/シルバー/ブラック。
実は歴史のあるeKワゴン。eKワゴンには、20年以上の歴史があります。かつては日産のOEM車「オッティ」として販売されていたこともありました。
初代はコンパクトなセダン寄りの作りでしたが、3代目から現在のトールワゴンスタイルに進化。2019年に登場した4代目モデルでは、先進安全機能の充実など、大幅にアップグレードされました。
グレード展開
eKワゴンには、以下の 2グレード があります。
- Mグレード(ベースグレード) → 装備が充実&コスパ◎
- Gグレード → さらに快適装備がプラス
未使用車の場合、新車より約20万円安く買えるのが相場です。「なるべくコスパのいいグレードを狙いたい」という方は、Mグレードが狙い目ですね。
内装と装備

このグレードMは、とてもお得な価格で購入できるのが特徴です。実際に多くの販売実績があり、特にコストパフォーマンスを重視する方にはおすすめのグレードです。では、内装を詳しく見ていきましょう。
内装はベージュを基調としており、側面には茶色のアクセントが入っています。軽自動車にしては珍しく、ドアトリムにはファブリック生地が採用されており、上質な印象を与えます。一般的に軽自動車はプラスチック素材が多く使われがちですが、この車は落ち着いたリビングのような雰囲気が特徴です。

装備面では、マニュアルエアコンが標準装備されており、自分で温度を調整できます。また、エンジンはボタン式ではなく、鍵を使って始動するタイプになっています。これらの仕様が気にならない方にとっては、非常にコストパフォーマンスの高いグレードといえるでしょう。

このグレードには、多くの便利な装備が備わっています。例えば、
- ステアリングスイッチ(音量調整・ナビ操作・電話応答)
- 6スピーカー
- リアビューモニター付きミラー
- 自動防眩ミラー(後続車のライトの眩しさを自動で軽減)
- 助手席バニティミラー(運転席側のみの車種が多い中での装備)
- USBポート(Aタイプ)
- ドリンクホルダーや小物フック
- 運転席側の収納スペース(貴重品の隠し場所にも最適)
- 電動格納式ミラー(ヒーター機能付き)
また、シートも分厚く、しっかりとした作りになっています。座り心地が良く、長時間の運転でも疲れにくい設計です。後部座席は前後スライド機能付きで、荷物を置くスペースとしても活用できます。


安全装備も充実しており、
- 衝突軽減ブレーキ(前方の車両や障害物を検知してブレーキを作動)
- 踏み間違い防止機能(アクセルとブレーキの誤操作を防止)
- 7つのエアバッグ(運転席・助手席・サイド・カーテンなど)
- グリップコントロール(滑りやすい路面での駆動制御)
燃費性能も優秀で、同クラスの車と比較しても遜色ありません。例えば、
- スズキ ワゴンR(24.4km/L)
- 日産 デイズ(23.3km/L)
- 三菱 eKワゴン(23.2km/L) といった燃費性能を誇ります。
eKワゴンは、ベーシックな軽自動車でありながら、装備が充実しているのが魅力です。スマートキーやオートエアコンが不要であれば、コストを抑えつつ高機能な車に乗ることができます。特に運転に不慣れな方や、安全性能を重視する方におすすめです。
当店では、このような未使用車を多数取り揃えております。ぜひ、お得な一台を見つけていただければと思います。皆様のご来店をお待ちしております!


よくある質問
- eKワゴンはコスパが良い?
-
eKワゴンはベーシックな軽自動車として、コスパを求める方におすすめの車種です。特にベースグレードのMでも充実した装備があるので、見た目をあまり気にせず装備が良い軽自動車が良い方にぴったりのモデルです。
- eKワゴンとライバル車種を比較すると?
-
eKワゴンは2グレード展開で他の車種と比較すると、たくさんのグレードはありませんが、ベースグレードから充実した装備となります。



