環境に優しい車が注目されているので、燃費が良いということを車選びの際の基準にする方が増えています。
燃費が悪い車は、ガソリン代や維持費がどうしても高くなりがちなので、「車を買うなら燃費が良い車にしたい」と考えている方も多いでしょう。
そこで、この記事では「燃費の良い車」をテーマに、どんな種類の車が燃費に優れているのか、選び方のポイント、おすすめの車種を詳しく解説します。


燃費の良い車のポイント

燃費が重要な理由
燃費が重要な理由はいくつかありますが、1つに長期的な維持費の軽減があるでしょう。メーカーによって異なる燃費が良くなるシステムが搭載されていますが、どれも維持費を軽減するために助けになります。
たとえば一般的なハイブリッドシステムはガソリンでエンジンを動かし、走行中のエネルギーを回生して電気を生み出してモーターを駆動させます。プラグインハイブリッドのように、外部から充電してEV走行ができるタイプのシステムもあります。
そのほかに、充電池で走行するEV車やクリーンディーゼルが搭載されたモデルも選択可能です。いずれのタイプも燃費の向上を目的としたシステムが搭載されており、環境に優しいことが特徴です。
燃費が良いことは維持費を軽減するだけでなく、環境に優しい車ということになります。環境に優しい車が注目されているので、燃費が良い車が注目されているのです。
ハイブリッド車とガソリン車のトータルコスト
ハイブリッド車の場合には、トータルコストが安くなります。車の維持に必要なコストには、税金の他にガソリン代があります。
税金は車の取得時に必要な環境性能割の他に、車検時の自動車重量税が挙げられるでしょう。環境性能割はプラグインハイブリッドで非課税、ガソリン車とハイブリッド車も燃費基準の達成率が高いと減税される項目です。重量税も燃費基準の達成が高くなると減税されたり、免税されるものがあります。
通常の利用中で、ガソリン代の軽減は大きくなります。
ガソリン車とハイブリッド車の例をみてみます。
【ガソリン車とハイブリッド車の燃費比較例】
- ガソリン車:10km/L
- ハイブリッド車:20km/L
- 年間走行距離:10,000km
- ガソリン代:1L160円
ガソリン車のガソリン代:16万円
ハイブリッド車のガソリン代:8万円
年間の走行距離によって異なりますが、毎年のガソリン代だけで8万円の違いがあれば大きな差といえるでしょう。
年間の走行距離が大きくなると予想されるなら、ハイブリッド車を選ぶメリットが大きくなります。
軽自動車と普通自動車の燃費の違い
一般的に軽自動車は、エンジンや車体が小さく重量も軽いので、燃費が良いことが多いです。ただし、坂道を走ったり、重い荷物を積んで運転したりすると燃費が落ちやすい傾向があります。
一方、普通車は軽自動車に比べると燃費が少し悪くなりがちです。乗車定員や走行性能が異なるため、必ずしも軽自動車の方が燃費が良いとは限りません。
普通車にはプリウスやアクアといったハイブリッド車が多く、燃費に優れた車種もたくさんあります。軽自動車はサイズが小さく、コスト面も考慮されているため、本格的なハイブリッドシステムを搭載するのが難しいのが実情です。
軽自動車にも軽量なボディにマイルドハイブリッドが搭載されたモデルもあるので、燃費を重視するなら車選びの際に検討してみましょう。
軽自動車と普通自動車のどちらを選んでも、エアコンの使用を控えたり、急発進や急加速を避けたりする運転の工夫も効果的です。
燃費がよい車のメリット
コストが安くなる
燃費が良い車を選択すれば、コストが安くなるのが大きなメリットです。既述したようにハイブリッド車や燃費が良いガソリン車であれば、税金面でのメリットがあるので、負担額が少なくなります。
長期的に見るとトータルコストを抑えられる方法といえるでしょう。また燃費が良くなるとガソリン代の負担も少なくなります。
さらにハイブリッド車の別のメリットとして、メンテナンス費用の軽減があるでしょう。日常的な点検や車検は必要となりますが、ブレーキ周りのメンテナンスの頻度が少なくなるので、部品交換の費用が抑えられる傾向があります。
環境に優しい
燃費が良い車は、CO2などの排出量が低くなるので、環境に与える影響が少なくなります。もちろんCO2の排出量は車の廃車までの期間で見る必要もあるので、ハイブリッドだからといって環境に優しいとは断言できません。
しかし走行距離が多いなど複数の要素を考慮すると、燃費が良い車の方が環境に優しい傾向があるといえるでしょう。
税金を抑えられる
既述したように、ハイブリッド車などは税金が抑えられるので、費用負担を抑えられます。購入時や車検のときだけでなく、毎年支払う自動車税では新規登録から一定期間を経過すると税率が重くなる重課制度があります。
しかしハイブリッド車の場合には、新車新規登録から13年を経過しても重課の対象外です。
さまざまな税金面でのメリットがあるのが燃費が良い車の特徴です。
メーカー別の低燃費なシステム

画像引用元:トヨタ
- トヨタ
- ホンダ
- 日産
- スズキ
- スバル
- 三菱
- マツダ
トヨタ
トヨタのハイブリッドシステムは「THS(トヨタ・ハイブリッド・システム)」という方式が基本です。THSは、1997年に登場した初代プリウスに初めて搭載されたもので、世界初の本格ハイブリッドカーとして話題になりました。このシステムの特徴は、動力を分けるための「プラネタリーギヤ」を使っていることです。このギヤによって、発電機・エンジン・駆動用モーターの3つがひとつの動力分割機構でつながり、効率的な走行が可能になります。
THSでは、走行中の状況に応じて、「エンジンだけでの走行」「モーターだけでの走行」「エンジンとモーターの両方を使った走行」「エンジンでの発電」「減速エネルギーでの発電」と、いろいろなモードを切り替えることができます。このように、さまざまな走行パターンを自動で選んでくれるため、効率よく走ることができるのです。
ホンダ
ホンダの「e:HEV」ハイブリッドシステムは、これまで培ってきたエンジン技術や電動化技術をすべて結集させ、多くの新技術を取り入れたシステムです。圧倒的な低燃費と、新しい走りの楽しさが実現されています。
「e:HEV」の特徴は、低速から中速まではモーターでスムーズに駆動し、高速巡航時にはエンジンだけで走ることができる点です。これにより、環境性能も高く、内燃エンジンのみでは味わえない、「e:HEV」ならではの走りが楽しめます。具体的には、低・中速域ではモーター駆動が得意なシリーズ方式に近い走行を行い、高速時はエンジンが直接タイヤを回すパラレル方式に切り替わります。ホンダは、このシリーズ方式とパラレル方式の良いところを組み合わせ、賢く切り替えることで、独自のハイブリッドシステムを作り上げました。
日産
通常のハイブリッドシステムでは、エンジンとモーターが一緒に動力を供給しています。エンジンが車を走らせるメインの役割を果たし、モーターはエンジンをサポートする役目。モーターだけで走る「EVモード」もありますが、基本はエンジンとモーターが併用されています。
一方で、日産の「e-POWER」は少し仕組みが異なります。エンジンは発電専用として使われ、発電した電力をバッテリーに蓄え、そこからモーターに電力を供給します。つまり、車を走らせるのはモーターだけなので、実質的にEV(電気自動車)に近い走りができます。
また、e-POWER車の特徴は、アクセルペダルひとつで加減速がコントロールできる点です。加速するときは普通にアクセルを踏み、減速はペダルを離すだけでブレーキのような減速力が得られるので、渋滞や信号待ちでの操作がラクになります。ペダルの踏み換えが少なくなるため、長時間の運転でも疲れにくいのがポイントです。
スズキ
スズキのハイブリッドシステムは、ハイブリッドとマイルドハイブリッドがあります。
ハイブリッドシステムでは、モーターがエンジンをアシストするだけでなく、約60km/h以下の速度であればモーターのみで走行する「EVモード」も使えるようになっています。低速時には静かでスムーズな走りが楽しめます。
燃費を考えると、EV走行が可能なハイブリッドの方がマイルドハイブリッドよりも低燃費です。燃費を最優先したい方には、ハイブリッドがおすすめですが、その分、車両価格が高めに設定されているので注意が必要です。なお、ハイブリッド車は2WDのみの設定です。
マイルドハイブリッドの方は、減速時に蓄えた電力を使って加速時にエンジンをサポートし、燃料消費を抑える工夫がされています。また、CVTとの組み合わせで変速が滑らかになり、スムーズで快適な運転が楽しめます。マイルドハイブリッドは、2WDと4WDの両方が用意されているため、使用する環境に合わせて選べるのも魅力です。
このマイルドハイブリッドは、ソリオだけでなく、ハスラーやスペーシアといった多くのスズキ軽自動車にも搭載されています。
スバル
e-BOXERは、スバルが開発した水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたハイブリッドシステムです。水平対向エンジンは、トルクコンバーターを介して無段階トランスミッションの「リニアトロニック」(縦置きCVT)と接続され、モーターなどの電動技術も並列に配置されています。
このように、エンジンからハイブリッドシステムまでを左右対称かつ一直線に配置するレイアウトが「シンメトリカルAWDレイアウト」です。このレイアウトによって低重心が実現され、四輪にバランスよく力が伝わるため、高い走行安定性と優れた運動性能が得られます。e-BOXERは、燃費性能だけでなく、スバルらしい走破性やハンドリング性能も兼ね備えたマイルドハイブリッドシステムです。
ちなみに、e-BOXERの名前の由来は、水平対向エンジンの「BOXER」と電動技術を組み合わせた点にあります。エンジンのピストンが往復する様子が、まるでパンチを打ち合うボクサーのように見えることから、この名前がつけられました。
スバルの車には、トヨタのストロングハイブリッドが搭載されたモデルの発売も予定されており、実際の車が発表されています。今後、さらに燃費が良くなったスバル車の発売が期待できるでしょう。
三菱
三菱の主なハイブリッドシステムは、プラグインハイブリッドです。このパワートレーンは、前後に2基のモーターと発電機、エンジンを組み合わせたシリーズ・パラレル方式のハイブリッド車(HEV)で、さらにプラグイン機能も備えています。走行モードには、「EV走行」「シリーズ走行」「パラレル走行」の3つがあり、それぞれの状況に応じて自動で切り替わります。
駆動用バッテリー(リチウムイオンバッテリー)に十分な電気が蓄えられているときは「EV走行モード」で電気自動車のように静かに走行します。バッテリー残量が少なくなったり、走行状況に応じて、エンジンを併用する「シリーズ走行モード」や「パラレル走行モード」に自動で切り替えてくれます。
軽自動車やコンパクトカーにマイルドハイブリッドシステムが搭載されたモデルもありますが、三菱のシステムとしてはプラグインハイブリッドとなるでしょう。
マツダ
マツダには、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッド、さらにはクリーンディーゼルがあります。マイルドハイブリッドとは、小型モーターと小容量バッテリーをエンジンに組み合わせて、車の動きをサポートする仕組みです。発進時や加速時などエンジンの効率が低下しやすいタイミングでモーターがアシストして、燃費を向上させています。
アシストに使われる電力は、減速時に回収された運動エネルギーを蓄えて作り出されたものです。ただし、マイルドハイブリッドはエンジンを停止してモーターだけで走行することはできず、あくまでエンジンのサポート役に徹しています。
マツダのPHEVは、日常の走行ではほとんどを電気でカバーするタイプです。モーター走行中もアクセルペダルの踏み具合に応じた音が聞こえてくるうえ、変速しているようなリズミカルな音のアップダウンも感じられる、不思議な走行体験を楽しめるシステムです。
【ランキング発表】2024年 燃費の良い車TOP10
e燃費に掲載されている燃費の良い車のランキングをご紹介します。車種の特徴や燃費が良い理由を見ていきましょう。
※燃料消費率はWLTCモード
1位:トヨタ アクア

燃料消費率:29.3~34.6km/L
トヨタ アクアは、ハイブリッドシステムにより優れた燃費性能を発揮します。特に低速域での電動走行を活用することで、市街地での燃費が良くなるのがポイントです。
コンパクトなボディと空力設計も相まって、高効率なエンジンとモーターの連携により、エネルギーを無駄にせず走行できるのが特徴。トヨタの熟成したハイブリッドによって、街乗りでも低燃費に走行できるのがアクアです。
2位:スズキ アルト

燃料消費率:27.7km/L
スズキ アルトは軽量化されたボディとコンパクトなエンジンで、燃料消費を抑えた走りを実現しています。スズキのエコカー技術「ENE-CHARGE」により、減速時のエネルギー回収を活用し、バッテリーに電力を供給することでエンジン負荷を軽減。アクセルを離した際にも燃費性能を向上させています。
マイルドハイブリッドが搭載されたグレードもあり、減速時のエネルギーで発電したり、加速時にアシストしてくれます。シンプルな構造の軽自動車としても、多くのユーザーからコストパフォーマンスと燃費の良さが評価されています。

3位:ダイハツ ロッキー

画像引用元:ロッキーダイハツ
燃料消費率:28.0km/L
ダイハツ ロッキーは、「e-SMART HYBRID」というハイブリッドシステムを搭載しており、エンジンで発電してモーターで駆動することにより燃料消費を抑えています。さらに、ダウンサイジングターボエンジンが採用され、力強い走行性能を保ちながらも効率的な燃費が実現。
街乗りでの燃費の良さが魅力です。「スマートペダル」でアクセルペダルで加減速を操作して気持ち良く走行できます。
4位:トヨタ カローラアクシオ

燃料消費率:27.8km/L
トヨタ カローラアクシオは、ハイブリッドシステムにより市街地での高燃費を発揮します。エンジンとモーターが効率よく連携することで、停止・発進の多い市街地走行においても無駄なエネルギー消費を抑えられるのが特徴です。
また、コンパクトなボディサイズと軽量設計により、日常の通勤や買い物など、短距離走行でも燃費の良さを感じられるモデルです。安全性能も高く、長く愛用できる設計が評価されています。法人で良く使用されている車です。
5位:トヨタ ライズ

燃料消費率:28.0km/L
トヨタ ライズは、コンパクトSUVながらも燃費効率が高い車種です。4WD車は軽量なボディと1.0Lのターボエンジンによるダウンサイジングが施され、燃料消費を抑えた設計となっています。
さらに、ダイハツのロッキーのOEM車両なのでハイブリッドは「e-SMART HYBRID」です。エンジンで発電して、モーターを駆動させるタイプのハイブリッドが搭載されています。

6位:トヨタ カローラスポーツ

燃料消費率:27.2~30.0km/L
カローラスポーツは、ハイブリッドシステムと空力性能を考慮したデザインにより、燃費効率が高められています。特に、ハイウェイでの定速走行での燃費性能が優れており、長距離ドライブにも適したモデルです。
トヨタのモーターとエンジンのバランスの良いパワートレインが、加速時にも効率的な走行を実現。スタイリッシュな外観も人気の理由であり、日常の使い勝手とドライブの楽しさが両立された一台です。
7位:ホンダ インサイト

画像引用元:ホンダ
燃料消費率:24.4~25.6km/L
ホンダ インサイトは、ホンダのe:HEVハイブリッドシステムを搭載し、低速から高速まで効率よくエネルギーを使い分けて燃費を向上させています。市街地走行ではモーター走行が中心となり、高速巡航ではエンジン走行に切り替えることで、長距離でも低燃費が実現されます。
また、エンジンとモーターの切り替えがスムーズで、エコとドライブの楽しさを両立している点も評価されています。
8位:ホンダ フィット

画像引用元:フィット|Honda公式サイト
燃料消費率:23.2~30.2km/L
ホンダ フィットはコンパクトカーながらも広い室内空間を持ち、燃費効率に優れたモデルです。ハイブリッドシステムにより市街地でも低燃費が実現されており、通勤や買い物などの日常の利用に適しています。
エンジンとモーターの切り替えがスムーズで、運転がしやすいのも特徴。多彩なシートアレンジが可能なため、荷物が多いときでも対応でき、低燃費と実用性を兼ね備えたモデルです。

9位:トヨタ カローラツーリング

燃料消費率:24.9~29.3km/L
トヨタ カローラツーリングは、ハイブリッドシステムを備えたワゴンタイプで、特に長距離走行や家族での旅行時に燃費効率が良いことが特徴です。積載量が多くても燃費性能が保たれるよう設計されており、燃料消費を抑えつつ快適な走行が可能です。
また、広い荷室も備えているため、使い勝手が良く、旅行やレジャーを楽しむ家族層にもぴったりな車種です。
10位:トヨタ ヤリスクロス

燃料消費率:25.0~30.8km/L
トヨタ ヤリスクロスは、コンパクトSUVとして人気で、ハイブリッドシステムを搭載し燃費性能に優れています。特に、街中でも効率的にエネルギーを利用できるよう設計されており、低速から高速まで幅広い走行状況で低燃費を発揮。
アクティブなデザインと運転のしやすさに加え、経済性も兼ね備え、アウトドア派にもおすすめの一台です。

燃費性能を最大限に活かすためのポイント
アイドリングストップ機能
車が停止しているときにエンジンを停止するアイドリングストップ機能で、ガソリンの消費を抑えられます。車が停止しているときや、減速して停止する前にエンジンを停止し、ブレーキを離したり、アクセルを踏むと再始動する機構です。
アイドリング状態を短くできるので、燃料の消費を抑えられる機構ですが、バッテリーに負担がかかる場合もあります。しかしハイブリッド車の場合であれば、モーターで駆動することもあり、アイドリングストップ機能と合わせて低燃費に走行できます。
タイヤのメンテナンスで燃費を向上
タイヤのチェックやメンテナンスをすることも燃費を向上させることにつながります。
たとえば、タイヤの空気圧は燃費に大きな影響を与えるので大切です。空気圧が低いとタイヤの設置面積が増えるので、路面との抵抗が大きくなります。そのため適正な空気圧になっているか定期的にチェックしておきましょう。
また、タイヤの摩耗状態を見ておき、均等に摩耗していないならタイヤ交換を検討しましょう。タイヤのバランスが崩れているとエンジンに負荷がかかるだけでなく、安全の問題もあります。タイヤ交換の際にはエコタイヤを検討すると、さらに低燃費に走行できるでしょう。
タイヤを定期的にチェックしておき、必要に応じてメンテナンスしておくなら低燃費に走行できます。
運転スタイルを考慮する
急発進や急停止は控えましょう。アクセルやブレーキを急に操作すると燃費が悪くなりやすいです。スムーズに運転することで、燃料消費も抑えられます。さらに、制限速度を守って適切な速度で走るのも大切です。
特に高速道路では、一定の速度を保って走行することで燃費が向上します。こうした運転の工夫で、ガソリン代を少しでも節約できます。
燃費の良い車を選ぶ際の注意点
車の購入価格と燃費性能のバランス
燃費が良い車を選択したいと思っていても、購入価格が高くなる場合もあります。ハイブリッドシステムが搭載されていると、どうしても車両価格が高くなり、税金の負担が少ないといってもトータルコストが高くなるのです。
その場合には、マイルドハイブリッドが搭載されたモデルを選択すると、燃費と価格のバランスが取れていることもあります。
また軽自動車など、ハイブリッドシステムが搭載されていなくても燃費が良いモデルも選択可能です。予算とのバランスも考えるのも大切です。
維持費の違い
維持費の違いも考慮しておきましょう。ハイブリッド車の場合には、購入時や購入後の費用負担を抑えられる項目があります。
税金や車検時の支払額を抑えられることもあるので、低燃費な車を選択するのも良いでしょう。ガソリン代も含めた維持費の違いを考慮して、車選びするとよいでしょう。
安全性能や快適装備
安全性能や快適装備もチェックしておきます。燃費が良い車にも安全性能が搭載されていますが、その性能や搭載グレードも確認しておきたいものです。
予算によってはハイブリッド車にして、その分購入するグレードを落とすという選び方もあるでしょう。しかし車を使っているときに快適なのは、ガソリン車の上位グレードということも考えられます。
使用環境によってどのような快適装備があると良いのか、車選びの際にチェックしておきましょう。
まとめ
燃費の良い車であれば、ガソリン代を軽減できるので毎月の負担額を抑えられるでしょう。日常的に車を使用する方であれば、燃費の良さを車選びの基準にすることもあります。普通車でも燃費が良い車種もたくさんあるので、ぜひ参考に車選びをしてみてください。
お得に燃費の良い車を購入する方法
お得に燃費の良い車を購入するのに、おすすめなのが低金利プランの利用です。新車を購入するのにローンを利用する方が一般的です。
ローンなら毎月の支払額を抑えて、無理なく希望する車に乗れます。車両価格が高くなりがちなハイブリッド車でもローンで一定額にしながら、支払い額を調整できるからです。
もちろんローンは一定額にできるとは言え、金利手数料の負担を考えておく必要があります。たった数%の金利手数料でも完済までのトータルコストでは大きな金額になることも。
その点、弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しているので、お得に購入できます。車種やグレードによって異なりますが、他社同等プランと比較して何十万円も差額が出ることもあるほどです。
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よくある質問
- 燃費が良い車を選ぶポイントは?
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ハイブリッドシステムやプラグインハイブリッドなどがありますが、搭載されているシステムによって燃費性能が異なります。ハイブリッドシステムもメーカーによって種類が異なっているので、特徴を比較してみるとよいでしょう。
- 燃費が良い車のおすすめは?
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トヨタのアクアやプリウスは燃費が良い車として知名度が高いです。熟成されたハイブリッドシステムで低燃費に走行できます。またホンダのフィットに搭載されているe:HEVも燃費が良く走行できるのでおすすめです。



