【2023年】軽自動車のおすすめ|ジャンル別12車種を徹底解説

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新車販売台数で軽自動車は大きな割合を占めています。以前はセカンドカーとしての立ち位置が多かった軽自動車ですが、今ではメインカーとしてまたファミリーカーとしても活用される車です。

軽自動車は複数のジャンルで販売されているため、どのモデルがよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。この記事では軽自動車の選び方やジャンル別おすすめ車種の特徴を詳しくご紹介します。

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目次

軽自動車のジャンル別の選び方

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まずは軽自動車の選び方をご紹介しましょう。デザインの好みがある一方で、どのような車なのかを決めておくのはよい方法です。軽自動車の規格の中でもスーパーハイトワゴンやトールワゴンなど使い勝手が異なる車があるからです。

スーパーハイトワゴン

スーパーハイトワゴンとは明確な定義を定められていませんが、軽自動車でも1,700mm以上の全高がありスライドドアを搭載しているモデルはスーパーハイトワゴンに属しています。

室内空間が広々としており、大人が後席に座った場合でも足元空間が広々としているのが特徴です。またスライドドアを搭載しているので、乗り降りの際にスムーズになります。 

ファミリーカーとして使用したり年配の方を乗せたりする場合に使いやすい車です。

トールワゴン

トールワゴンはハイトワゴンとも呼ばれることもありますが、スーパーハイトワゴンほど高くない軽自動車のことを指しています。また後席もスライドドアでなくヒンジドアを採用していることが多いです。

スーパーハイトワゴンに採用されているスライドドアは利便性が高い一方で、車両重量が重くなりがちです。ヒンジドアなら軽量化につながりますし、大人が後席に座っても十分なスペースがあります。

走行安定性と利便性のバランスが優れているのがトールワゴンといえるでしょう。 

軽バン

軽自動車でもワンボックスタイプになっており荷室が広々としているのが軽バンです。軽のワンボックスタイプは乗用車が多いですが、商用車でもスタイリッシュなボディカラーを採用したモデルもあるため軽バンも人気を集めています。 

軽スーパーハイトワゴンはフロントエンジンですが、軽バンは運転席の下にエンジンがあるキャブオーバーなどのエンジンレイアウトを採用しています。

そのため、スーパーハイトワゴンと比較すると車内スペースを広々とれるのが特徴です。アクティブに使いたい方におすすめのタイプです。 

アクティブに使う

アクティブに使うのにおすすめの車は以下の3車種です。

  • 三菱のデリカミニ
  • ダイハツのタントファンクロス
  • スズキのハスラー

三菱 デリカミニ

デリカミニ

三菱らしい走破性の高さ

デリカミニは2023年の5月に発売が予定されているデリカD:5の軽自動車版ともいえる車種です。すでにティザーサイトが公開されており発売される車種の詳しい情報が確認できます。

エクステリアを見てみると大きな特徴となっているのは半円形状のLEDヘッドライトです。輸入車でも採用されているデザインに、親しみやすさと力強さの両方をイメージさせるデザインです。

デリカミニ

フロントのバンパーには「DELICA」のロゴが配置されていますし、ブラックのホイールアーチがアクティブ感を演出しています。

インテリアはブラックを基調としながらアイボリーも加えられたデザインで機能性が感じられるデザインになりました。撥水加工がされたシート素材や凹凸があるデザインにより通気性のよさを確保しています。

デリカミニ

三菱の車だけに走破性も高めているのが特徴でぬかるんだ道でタイヤを整理をしてくれる「グリップコントロール」や下り坂で車速をコントロールしてくれる「ヒルディセントコントロール」が標準搭載されています。

ダイハツ タントファンクロス

タント ファンクロス

画像引用元:ダイハツ

タントシリーズのアクティブ系モデル

ダイハツから発売されている軽スーパーハイトワゴンのアクティブバージョンともいえるのがタントファンクロスです。ダイハツには元々ウェイクがありましたが、2022年10月にタントの派生モデルとしてたんとファンクロスが登場しました。

タントの標準モデルは可愛らしいデザインが特徴ですが、アウトドア的なデザインが採用され押し出し感のあるタントカスタムとは別の印象を与えます。

タントファンクロス

タントとは異なりアウトドアにも使いやすいインテリアになっています。フルファブリックシートは撥水加工されていて、濡れた荷物を載せた時もすぐに拭き取れるでしょう。

タントファンクロス

画像引用元:ダイハツ

純正アクセサリーも豊富に用意されているので、アクティブに使うときにアレンジしやすくなっています。ピラーレス構造と使い勝手のよい収納スペースと合わせると、週末のアウトドアにぴったりの車といえるでしょう。 

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スズキ ハスラー

ハスラー

ちょうどよい走破性と利便性

スズキが発売しているハスラーはトールワゴンとSUVを組み合わせたジャンルの車です。スズキにはジムニーという走破性が優れたモデルが展開されていますが、本格的な悪路走破性は必要なくても高めの最低地上高と使い勝手のよさでジムニーと住み分けが行われています。 

ハスラー Jスタイル

画像引用元:スズキ

ハスラーはすべてのグレードでハイブリッドシステムが搭載されており、2022年には全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロールが採用されるなど安全装備も充実しています。

ハスラー

画像引用元:ハスラー|スズキ

アクティブに使える車だけにシートアレンジも豊富です。後部座席を倒してしまえば、撥水加工されたシート表皮や汚れが拭き取りやすい樹脂素材のリアシート背面とラゲッジフロアが便利です。汚れた荷物もガンガン詰め込んで使えるでしょう。

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街乗りを重視する

街乗りを重視する方におすすめしたい軽自動車は以下の3車種です。

  • ホンダ N-BOX
  • 日産 ルークス
  • ダイハツ タント

それぞれの車種のおすすめポイントをご紹介しましょう。

ホンダ N-BOX

N-BOX

安定した魅力を備える定番モデル

N-BOXは国内の軽自動車でも最も販売台数を伸ばしている車種で、発売当初から人気を集めていました。広い車内スペースを持っていることや快適装備が充実していることで人気の理由です。

N-BOXカスタム

電子制御パーキングブレーキも採用されておりスイッチを引くだけでパーキングブレーキが作動します。またオートブレーキホールド機能は、信号待ちで停車している時にブレーキペダルから足を離してもブレーキがホールドされる機能です。

N-BOXに搭載されるタイミングが注目されていましたが、2022年のマイナーチェンジで充実した装備になりました。 

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日産 ルークス

ルークス

質感の高い内装と安全装備が魅力

日産のルークスはスーパーハイトワゴンで他のモデルと同様に軽自動車の規格いっぱいのボディサイズです。ルークスの車内は大人が4人乗っても充分なスペースが確保されていますし、後席の室内高は139cmもあります。

ルークス 内装

画像引用元:日産

後席は320cmのスライド幅があるので足元の広さを自由に調整できます。シートは後席側からも荷室側からもレバーが操作できるようになっているのも便利です。

使い勝手がよくシートアレンジができるためファミリーカーとしても使いやすい車です。 

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ダイハツ タント

タント

使いやすさトップレベル

街乗りで使いやすい車の代表としてタントもあげられるでしょう。ピラーレス構造が有名なタントは広々とした助手席側の大開口が使いやすいでしょう。

子供が乗り降りする際にも閉めなければスムーズですし、長尺物を積載したい場合もピラーが内蔵されているので横から積載し易くなります。

ミラクルオープンドア

買い物のときに便利なウェルカムオープン機能は降車時に予約しておくと車に近づくと自動でオープンする機能です。

寒い季節でも快適に乗車できる運転席と助手席シートヒーターや格納式リヤドアサンシェードなどが装備されているので、街乗りにピッタリといえるでしょう。

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安全性を重視する

安全性を重視するなら以下の3車種がおすすめです。 

  • 日産のデイズ
  • ホンダのN-WGN
  • スズキのワゴンR

日産 デイズ

デイズ

画像引用元:日産

軽自動車初の最高ランク評価

日産のデイズの特徴は自動車アセスメント(2020年度)において、軽自動車初の最高ランク評価で安全性が高いことが特徴です。 

普通車でも実施される衝突実験を行い、軽規格だったとしても安全性が確保されていることが証明されました。デイズの魅力はプロパイロットがグレード別設定されるなど先進安全技術が充実していることでしょう。

デイズ ハイウェイスター 内装

画像引用元:デイズ|日産

プロパイロットは高速道路のロングドライブでドライバーの負担を軽減する機能で、渋滞時にストップ&ゴーの疲労を軽減するためにハンドル操作やブレーキ操作、アクセル操作を制御してくれるものです。また高速道路のカーブでも車線中央をキープできるように車がアシストしてくれます。 

トールワゴンで運転もしやすく狭い道を通ることが多いなら、インテリジェントアラウンドビューモニターの見下ろしている映像は便利でしょう。

ホンダ N-WGN

N-WGN

画像引用元:ホンダ

安定した走りが魅力のモデル

N-WGNは2019年度(令和元年度)自動車アセスメントの予防安全性能評価で「ASV+++」を獲得するなど安全性能が高い車となっています。

Honda SENSINGが搭載されているため衝突被害を軽減させたりしてくれます。街中ではオートブレーキホールド機能があるため停車中にペダルから足を離しても停車状態が続きます。

N-WGN

画像引用元:ホンダ

運転に必要な情報はマルチインフォメーションディスプレイに表示してくれるため、安全に運転できるでしょう。ホンダはN-BOXが人気を集めていますが、全高が抑えられているN-WGNは安定して走行できるのが魅力です。 

スズキ ワゴンR

ワゴンR

定番モデルの安定性

小型の車を作るのが得意なスズキの人気車種であるワゴンRは安全性能も高い車となっています。スズキセーフティサポートが搭載されています。デュアルカメラブレーキサポートのアダプティブクルーズコントロールなのでドライバーの疲労を軽減したり安全運転をサポートしてくれます。

デュアルカメラブレーキサポートは夜間の歩行者にも対応するようにもなったため、万が一の事故や被害を軽減してくれるでしょう。

ワゴンRカスタムZ

全方位モニター用カメラが搭載されている車なら、様々なアングルをモニターに表示してくれるため狭い道でも安全運転がしやすくなっています。普段の生活で車を使う時に安全運転をサポートしてくれるでしょう。

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燃費を重視する

燃費を重視するのであれば

  • ミライース
  • アルト
  • ラパン

がおすすめ車種となっています。

ダイハツ ミライース

ミライース

実燃費に注目のモデル

ミライースはハイブリッドなどのシステムが搭載された、新しいエコカーとして低燃費を誇っている車です。 

シンプルな車となっていて低価格な車両価格も魅力です。手に入りやすいだけでなく毎日のコストも抑えられる低燃費な車となっています。その理由は、効率が高められたエンジンや樹脂パーツなどを採用するなど軽量化されたボディです。 

燃料消費率はWLTCモードで25.0km/Lで、マイルドハイブリッドなどが搭載されていないことを考えると素晴らしい数値。スーパーハイトワゴンなどと比較すると車内スペースでは劣りますが、その分車体が軽くなっているため燃費がよくなります。 

ミライース

画像引用元:ダイハツ

ベーシックな車といっても安全運転をサポートできるスマートアシストと呼ばれるダイハツの予防安全機能が搭載されていたり、冬場にうれしいシートヒーターがあるので快適にそして安全に運転できるでしょう。 

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スズキ アルト

新型アルト

歴史がある低燃費モデル

アルトはスズキを代表するモデルとして40年以上発売されている車です。現行モデルにはマイルドハイブリッドが搭載され、発電効率に優れたISGというモーター機能付発電機で減速エネルギーで発電します。

発電した電力で加速時にモーターを駆動してエンジンをアシストしてくれます。マイルドハイブリッドが搭載されているグレードには、エネチャージという減速時のエネルギーで発電を行い電装品に電力を供給するシステムが搭載。

アルト

画像引用元:アルト |スズキ

マイルドハイブリッドなら軽自動車クラスでトップのWLTCモード27.7km/Lの低燃費ですし、エネチャージが搭載されているグレードは25.2km/Lの燃料消費率です。

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スズキ ラパン

ラパン

可愛さと低燃費を両立した車

スズキが発売しているラパンは、ウサギをモチーフとした可愛い車として登場しました。燃費性能が優れているだけでなく、女性が乗るのにぴったりのデザインが採用されたことで安定した人気を誇っているモデルです。

ラパンLC

搭載されているのはエネチャージで減速時の回転エネルギーを利用して発電します。WLTCモードで26.2km/Lの燃料消費率となっており、競合モデルと比較しても低燃費といえるでしょう。

メーター上部にはステータスインフォメーションランプが搭載されており、運転の状態がランプの色で判断できます。

軽自動車をお得に購入する方法

軽自動車のお得に購入する方法を見ていきます。未使用車や低金利ローンがおすすめです。

未使用車

登録済(届出済)未使用車は初度登録されており、一般の運行には供されていない車のことです。登録はされているので中古車という扱いにはなりますが、コンディションは限りなく新車に近いためお得に車を購入したい方におすすめです。

在庫がある車に限られているためボディカラーやグレードが限られますが、納車までの期間が短くなります。新車の納期が気になる方でも比較的短期間で納車できるのは魅力的でしょう。

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低金利ローン

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